平成7年2月定例会 第17回岩手県議会定例会会議録

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〇知事(工藤巌君) お許しをいただき、一言ごあいさつを申し上げます。
 今期定例会は、今任期における最後の定例会であり、私にとりましては、知事としてここに登壇することはこれが最後になるものでございます。顧みますれば、平成3年4月、知事に就任いたしましてから早くも4年の歳月が流れ、来る4月29日をもって任期が満了いたします。きょうの1日、今のひとときに最善を尽くすことを信条として、かねてより誠実に人生の歩みを続けてまいったつもりでありますが、知事選挙の直後から図らずも病を得て、体力的に十分な活動ができなくなりましたことは私自身にとりまして甚だ不本意であり、皆様にも御迷惑をおかけいたしまして、まことに申しわけなく存じております。しかしながら、議員各位を初め、県民の皆様の御協力と県職員の努力により、事務事業の遂行やイベントなど、県政は停滞することなく職責を全うし得ましたことは、顧みて感慨もひとしおのものがございます。この間、皆様からお寄せいただきましたお励まし、御厚情、御支援は終生忘れ得ないものであり、心から深く感謝申し上げる次第でございます。 今後とも、私はいかなる場にありましても、ふるさと岩手の発展のために、県民の1人として微力を尽くしたいと存じておりますので、倍旧の御指導を賜りますようお願い申し上げます。
 最後になりましたが、今期をもって県議会を引退される各位には、今日までの御労苦に対し心から敬意と感謝を申し上げますとともに、ますます御健康で、絶えず新たな人生を創造し続けられるようお祈り申し上げます。そして、このたびの地方統一選挙に重ねて立ち向かわれる各位には、必ずや勝利の栄冠をかち得られて、県政の課題解決と住民の幸せのために一層の御尽力を賜りますよう、心からお祈り申し上げます。
 ここに、議員各位並びに県民の皆様から賜りました御支援、御協力に重ねて感謝を申し上げ、未来に向かって大きな期待が寄せられているふるさと岩手のますますの発展を衷心よりお祈り申し上げまして、お別れのごあいさつといたします。(拍手)
   議長のあいさつ・閉 会

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