平成7年12月定例会 第4回岩手県議会定例会 会議録

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〇総務委員長(村上恵三君) 去る12月1日の本会議におきまして、当総務委員会に付託されました議案7件及びさきに付託を受けました請願陳情1件につきまして、11日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第1号平成7年度岩手県一般会計補正予算(第4号)中、第1条第1項、同条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳入各款、歳出第1款議会費、第2款総務費、第9款警察費及び第3条地方債の補正についてでありますが、これは、一般職の職員及び市町村立学校職員の給与改定等に要する経費のほか、国の第2次補正予算に係る経済対策関連の公共事業の追加分等、今回、計上を要するものについて、総額161億4、729万8、000円を補正しようとするものであります。
 第1条歳入歳出予算補正のうち、歳入の主なものは、地方交付税16億7、368万7、000円、国庫支出金72億5、876万6、000円、県債61億3、400万円の増等であります。
 歳出の主なものは、第2款総務費において、東北新幹線建設事業費補助3億4、925万円、地震調査研究費7、500万円、第9款警察費においては、一般装備費3、718万3、000円の増等であります。
 第3条地方債の補正は、東北新幹線建設対策事業費ほか10事業の起債の限度額を変更しようとするものであります。
 審査の過程におきましては、経済対策関連予算の年度内執行の見込み、人事委員会勧告に基づく給与改定の早期実施等について質疑が行われたのでありますが、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第7号特別職の職員の給与並びに旅費及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例でありますが、これは、諸般の情勢にかんがみ、特別職の職員の給与の額を改定しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第8号一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例でありますが、これは、国の例に準じて、一般職の職員の給料月額並びに初任給調整手当、扶養手当及び宿日直手当の額を改定し、並びに単身赴任手当を支給される職員に係る住居手当の特例措置を設ける等、所要の改正をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第9号一般職の職員の給料の調整額に関する条例の一部を改正する条例でありますが、これは、国の例に準じて、一般職の職員の給料の調整額の額を改定しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第13号市町村立学校職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例でありますが、これは、国の例に準じて、市町村立学校職員の給料月額並びに扶養手当及び宿日直手当の額を改定し、並びに単身赴任手当を支給される職員に係る住居手当の特例措置を設ける等、所要の改正をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第14号市町村立学校職員の給料の調整額に関する条例の一部を改正する条例でありますが、これは、国の例に準じて、市町村立学校職員の給料の調整額の額を改定しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第18号財産の取得に関し議決を求めることについてでありますが、これは、三井物産エアロスペース株式会社から、航空消防防災活動の用に供するため、ヘリコプターを取得しようとするものであります。
 審査の過程におきましては、ヘリコプターの運用開始時期及び現場指揮体制等について質疑が交わされたのでありますが、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、請願陳情についてでありますが、受理番号第18号消費税について請願につきましては、お手元に配布されております請願陳情審査報告書のとおり継続審査と決定し、別途、議長に対し、閉会中の継続審査の申し出をいたしておりますので、御了承願います。
 次に、閉会中の継続調査についてでありますが、地方分権については、引き続き意見交換等を行うこととし、別途、議長に対し、閉会中の継続調査の申し出をいたしておりますので、御了承願います。
 なお、さきに継続調査と議決されておりました地域振興施策につきましては、県当局から説明を受け、現地調査を行った後、調査を終了いたしておりますので、申し添えておきます。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(堀口治五右衛門君) 次に、谷藤福祉文教委員長。
   〔福祉文教委員長谷藤裕明君登壇〕(拍手)
〇福祉文教委員長(谷藤裕明君) 去る12月1日の本会議におきまして、当福祉文教委員会に付託されました議案2件及びさきに付託を受けました請願陳情4件につきまして、11日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第1号平成7年度岩手県一般会計補正予算(第4号)中、第1条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳出第3款民生費及び第10款教育費についてでありますが、今回の補正は、一般職の職員及び市町村立学校職員の給与改定等に要する経費のほか、国の第2次補正予算に係る経済対策関連の公共事業の追加分等、今回、計上を要するものについて補正しようとするものであります。
 まず、第3款民生費についてでありますが、その主なものは、たばしね学園管理委託料3、506万1、000円、児童福祉施設整備費2、349万5、000円の増であります。
 次に、第10款教育費の主なものは、小学校費のうち、教職員費8億781万5、000円、高等学校費のうち、教職員費3億8、415万3、000円の増であります。
 審査の過程におきましては、保育所の整備、運営等について質疑が交わされたのでありますが、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第12号岩手県立学校設置条例の一部を改正する条例についてでありますが、これは、県立高等学校の学科の設置及び廃止をしようとするものであります。
 審査の過程におきましては、学科再編のあり方等について質疑が交わされたのでありますが、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、請願陳情についてでありますが、受理番号第11号私立高等学校等に対する助成について請願外3件につきましては、お手元に配布されております請願陳情審査報告書のとおり決定いたしました。
 また、継続審査と決定いたしました2件につきましては、別途、議長に対し、閉会中の継続審査の申し出をいたしておりますので、御了承願います。
 なお、さきに継続調査と議決されておりました県立盛岡工業高等学校につきましては、県当局から説明を受け、現地視察を行った後、調査を終了いたしておりますことを申し添えます。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(堀口治五右衛門君) 次に、折居保健商工委員長。
   〔保健商工委員長折居明広君登壇〕(拍手)
〇保健商工委員長(折居明広君) 去る1日の本会議におきまして、当保健商工委員会に付託されました議案1件及びさきに付託を受けました請願陳情3件につきまして、11日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告申し上げます。
 議案第1号平成7年度岩手県一般会計補正予算(第4号)中、第1条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳出第4款衛生費、第5款労働費及び第7款商工費でありますが、これは、いずれも職員の給与改定等に要する経費について補正しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、請願陳情でありますが、受理番号第14号食品の安全と健康を守る政策を求めることについて請願外2件につきましては、お手元に配布されております請願陳情審査報告書のとおり継続審査と決定し、別途、議長に対し、閉会中の継続審査の申し出をいたしておりますので、御了承願います。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(堀口治五右衛門君) 次に、三河農林水産委員長。
   〔農林水産委員長三河喜美男君登壇〕(拍手)
〇農林水産委員長(三河喜美男君) 去る1日の本会議におきまして、当農林水産委員会に付託されました議案7件及びさきに付託を受けました請願陳情1件につきまして、11日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告をいたします。
 議案第1号平成7年度岩手県一般会計補正予算(第4号)中、第1条第2項第1表歳入歳出補正予算のうち、歳出第6款農林水産業費、第11款災害復旧費中、第1項農林水産施設災害復旧費、第2条第2表債務負担行為補正のうち、1追加中、1から14まで、2変更中、1から10までについてでありますが、これは、一般職の職員の給与改定等に要する経費のほか、国の第2次補正予算に係る経済対策関連の公共事業の追加分等、今回、計上を要するものについて補正しようとするものであります。
 まず、第6款農林水産業費は総額95億975万円の補正であり、その主なものは、かんがい排水事業費10億4、944万2、000円、畑地帯総合土地改良事業費3億740万円、農道整備事業費6億9、267万4、000円、圃場整備事業費9億8、483万9、000円、中山間地域農村活性化総合整備事業費9億3、249万8、000円、水環境整備事業費4億5、919万2、000円、集落環境整備事業費3億1、800万円、農業集落排水事業費14億6、289万6、000円、下水道事業債償還基金費補助3億2、010万円、ため池等整備事業費4億2、321万9、000円、造林事業費3億9、886万3、000円のそれぞれの増であります。
 第11款災害復旧費第1項農林水産施設災害復旧費は1、226万4、000円の補正でありますが、これは、一般職の職員の給与改定等に要する経費について補正しようとするものであります。
 次に、第2条第2表債務負担行為補正のうち、1追加中、1、農村総合整備モデル事業から14、地すべり防止事業までについては、期間及び限度額を定めようとするものであり、2変更中、1、畑地帯総合土地改良事業から10、農地総合開発整備事業までは、限度額をそれぞれ変更しようとするものであります。
 審査の過程におきましては、農業集落排水事業の実施状況及び補正予算に係る公共事業の執行による県内経済に与える影響等について質疑が交わされたのでありますが、原案を可とすることに決定をいたしました。
 議案第4号農業関係の建設事業に要する経費の一部を負担させることに関する議決の変更に関し議決を求めることについて及び議案第5号農業関係の建設事業に要する経費の一部を負担させることに関し議決を求めることについてでありますが、これらは、いずれも農業関係の建設事業に要する経費の一部をそれぞれの受益市町村に負担させ、また、受益市町村の負担金の額を変更しようとするものであり、原案を可とすることに決定をいたしました。
 議案第10号農業短期大学校条例の一部を改正する条例についてでありますが、これは、岩手県立農業短期大学校の名称を改め、研究科を設置する等、所要の改正をしようとするものであり、原案を可とすることに決定をいたしました。
 議案第11号岩手県漁港管理条例の一部を改正する条例についてでありますが、これは、漁港の漁業生産活動以外の利用について定めようとするものであり、原案を可とすることに決定をいたしました。
 議案第15号かんがい排水事業藤崎地区揚水ポンプ製作工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについてでありますが、これは、かんがい排水事業藤崎地区揚水ポンプ製作工事の請負契約を締結しようとするものであり、原案を可とすることに決定をいたしました。
 議案第16号防災ダム事業衣川4号ダム工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについてでありますが、これは、防災ダム事業衣川4号ダム工事の請負契約を締結しようとするものであり、原案を可とすることに決定をいたしました。
 次に、請願陳情についてでありますが、受理番号第15号日本農業を守り食糧自給率を高める政策を求めることについて請願については、お手元に配布されております請願陳情審査報告書のとおり決定をいたしました。
 次に、閉会中の継続調査についてでありますが、本県の花卉生産につきまして、引き続き意見交換等を行うこととし、別途、議長に対し、申し出をいたしておりますので、御了承願います。
 なお、さきに継続調査と議決されておりました魚類栽培の推進については、県当局から説明を受け、質疑、意見交換を行った後、調査を終了いたしておりますことを申し添えます。
 以上をもちまして報告を終わります。(拍手)
〇議長(堀口治五右衛門君) 次に、瀬川土木委員長。
   〔土木委員長瀬川滋君登壇〕(拍手)
〇土木委員長(瀬川滋君) 去る1日の本会議におきまして、当土木委員会に付託されました議案5件及びさきに付託を受けました請願陳情1件につきまして、11日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第1号平成7年度岩手県一般会計補正予算(第4号)中、第1条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳出第8款土木費、第2条第2表債務負担行為補正中、1追加のうち、15から18まで、2変更のうち、11から18までについてでありますが、これは、一般職の職員の給与改定等に要する経費のほか、国の第2次補正予算に係る経済対策関連の公共事業の追加分等、今回、計上を要するものについて補正しようとするものであります。
 第8款土木費は総額46億5、257万4、000円の補正でありますが、その主なものは、地方特定道路整備事業費10億4、400万円、中小河川改修事業費8億500万円、直轄港湾事業費負担金18億9、930万5、000円のそれぞれの増、交通安全施設整備事業費4億6、200万円、舗装道補修事業費6億7、500万円のそれぞれの減等であります。
 第2条第2表債務負担行為補正中、1追加のうち、15、海岸局部改良事業から18、県営住宅ライフアップ事業までについては、それぞれ期間及び限度額を定めようとするものであり、2変更のうち、11、道路改良事業から18、鷹生ダム建設事業までは、それぞれ限度額を変更しようとするものであります。
 審査の過程におきましては、地方特定道路整備事業の実施状況や交通安全施設整備事業等の減額補正の内容等について質疑が交わされたのでありますが、原案を可とすることに決定いたしました。
 議案第2号平成7年度岩手県流域下水道事業特別会計補正予算(第1号)及び議案第3号平成7年度岩手県県民ゴルフ場事業特別会計補正予算(第1号)についてでありますが、これらは、職員の給与改定等に要する経費について補正しようとするものであり、いずれも原案を可とすることに決定いたしました。
 議案第6号土木関係の建設事業に要する経費の一部を負担させることに関する議決の変更に関し議決を求めることについてでありますが、これは、土木関係の建設事業に要する経費の額の変更に伴い、受益市の負担金の額を変更しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 議案第17号一般国道107号白石トンネル築造工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについてでありますが、これは、一般国道107号白石トンネル築造工事の請負契約を締結しようとするものであります。
 審査の過程におきましては、談合情報の有無について質疑が交わされたのでありますが、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、請願陳情についてでありますが、受理番号第13号盛岡市仙北三丁目道路幅拡幅について請願につきましては、お手元に配布されております請願陳情審査報告書のとおり、採択と決定いたしました。
 次に、閉会中の継続調査についてでありますが、冬季の道路交通の確保につきまして、引き続き意見交換を行うこととし、別途、議長に対し、閉会中の継続調査の申し出をいたしておりますので、御了承願います。
 なお、さきに継続調査と議決されておりました流域下水道事業につきましては、県当局から説明を受け、現地調査を行った後、調査を終了いたしておりますことを申し添えます。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(堀口治五右衛門君) これよりただいまの委員長報告に対する質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告がありませんので、質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論の通告がありますので、発言を許します。斉藤信君。
   〔1番斉藤信君登壇〕(拍手)

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