平成10年2月定例会 第13回岩手県議会定例会会議録

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〇予算特別委員長(折居明広君) 去る10日に行われました予算特別委員会の正副委員長の互選の結果、委員長には私が、副委員長には佐々木大和君が選任されましたので、私から当委員会における審査の経過と結果につきまして、御報告を申し上げます。
 予算特別委員会は、5日の本会議において設置され、平成10年度の予算15件及びこれらに関連する議案19件につきまして審査の付託を受けたのでありますが、これら付託案件の審査に当たりましては、各部局ごとに主管部局長から議案の説明を聞き、質疑を行った後、19日の午後に各会派の代表の方々にお集まり願い、意見の取りまとめをいたしました。その結果を委員会に諮り、当委員会の結論とした次第であります。
 審査の経過につきましては、各位御承知のとおりでありますので省略させていただき、以下、各案件について、その結果を申し上げます。
 議案第4号につきましては、次の意見、すなわち、平成10年度における本県財政は、停滞している景気の動向や、国の財政構造改革の推進による歳出の縮減と改革の影響などから、これまでにない厳しい財政環境下に置かれるものと予想される。
 このような厳しい財政環境を踏まえ、財政運営に当たっては、経費の節減合理化、財源の効率的活用の徹底など、行財政システム改革指針に基づく改革の初年度として、指針に定める具体的な改革方策に積極的に取り組まれるとともに、第三次岩手県総合発展計画の後期実施計画に基づく諸施策について、より一層積極的に推進し、活力ある地域社会の形成と地域の特性を生かした県土の均衡ある発展にさらに努力せられたい。
 なお、行政運営に当たっては、関係法令等の定めにのっとり、公費の適正な執行と服務規律の確保に努められたい旨の意見を付し、多数をもって原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第14号、議案第15号、議案第18号から議案第23号まで、議案第32号、議案第34号から議案第38号まで、議案第40号、議案第43号、議案第45号及び議案第49号につきましては、多数をもって原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第5号から議案第13号まで、議案第16号、議案第17号、議案第24号、議案第33号、議案第50号及び議案第53号につきましては、原案を可とすることに決定いたしました。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(那須川健一君) これよりただいまの委員長報告に対する質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告はありませんので、質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論の通告がありますので、発言を許します。斉藤信君。
   〔1番斉藤信君登壇〕

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