平成14年12月定例会 第16回岩手県議会定例会会議録

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〇42番(佐藤正春君) ただいまは大変な勉強家でございます柳村議員の質問でございまして、本当に敬服にたえないわけでございます。その中で、特に15年度予算にかかわる関連でございますが、知事答弁の中で公共事業予算に触れておりませんので、この点についてお尋ねしたいと思っております。
 中央公論10月号「地方はこうして生き残る」の中で、著者は、増田知事を、最高の聖域である国家公務員組織に切り込む準備を始めたと、大した著者が褒めてヨイショをかけておりますが、ぜひその初心を忘れないで頑張ってもらいたい。私も来年とれたら知事の初心をずっと見守っていきたい、こう思っている次第でございます。
 次に、文藝春秋12月号に「知事決起宣言『国の威圧には屈しない』座談会」の内容が載っております。見出しの割には――内容は10ページほどでございますが――まことにお粗末なものでございます。私は、6月議会でも申し上げてまいりました。学者、評論家は言いっ放し、責任は余りありません、政治家は結果を出して何ぼですよと知事に申し上げてきたわけでございます。これらの出席者の中でも、浅野・宮城県、北川・三重県の知事は結果を出しております、御存じのとおり。オラホの知事さんは、これという結果がまだ出ていません。これからですか。
 この中で北川知事は、我々は学者でもなければ評論家でもありません、選挙で選ばれた行政の長なのですから、実際に政策を出し、実行していくことがすべてだと思っております、その際、国との対等な協力関係が築ければベストですが、時には対決しなければならない局面も出てくるかもしれません、こう述べておりますね、あの本の中で。まさにそのとおりでございます。その意気込みでございます。私も時々知事とそれで対決をしているのでございます。
 オラホの知事さんは、ちょっと違っております。自由党に推されたり自民党に推されたり、国に行って大臣に頭を下げたり突っ張ってみたり、なかなか一貫性がない。せっかく花形知事チームの一員となり、また、住民参加と情報公開が大事と言っておられるのでございますから、なぜあなたは花巻空港拡張整備事業や西口ビル整備事業については県民に十分な情報を公開せず、政策評価もしないで慌てて着工するのでしょうか。
 次に、公共事業については、こう述べているんです。国土の均衡ある発展という理念一辺倒でいいのか、地方は地方なりの、貨幣に換算できない豊かさがあるはずです、こう述べている。あなたはそう文藝春秋の中で述べておりますね。これを本県に置きかえた場合、県土の均衡ある発展一辺倒という理念ではいけないのですか。私はそのつもりでやってきました。あるいは、本県においてはこの理念は間違っていたのですか。この点についてお尋ねいたします。
 また、その文中であなたは、集票マシンになっているのではないか、公共事業にまつわる不透明さが国民の政治不信の根にあるのではないかとみずから疑念を述べておられます。あなた自身は、公共事業に携わる建設業者の支援を受けて当選されたんじゃないでしょうか。この点についても確認しておきます。
 予算に関し、補助金の配分は、省庁の箇所づけという中央集権システムそのもので、都道府県を縛り、地方の自立を阻害する最大要因になってきた、また、納税者の立場に立てば、そのコストが余りに高いのではないかとか、一度事業がスタートしたら絶対とまらないといったようなさまざまな疑念があるはずです、こうも述べておられます。知事は、そうした公共事業のあり方をどう変えていったらいいかをこの研究会で真剣に討議したいとも言っております。来年度の予算にこのような知事の考えを取り入れる考えがおありですか。花巻空港拡張整備、西口ビルの整備、簗川ダムの整備についてあなたの見解を改めてお伺いしておきます。
 また、治水事業は、コンクリートで固めて海まで一気に流すというやり方でなく、瀬やよどみがあるのが本来の河川で、それを大事にするような河川事業があってもよいのではないかという考え方や、人口も減り、かつ、場合によっては危険な地域から人間が撤退するという考え方は、具体的には本県にとって得になるんですか。重ねて知事の見解をお伺いしておきます。
 道路については、目的地に早く着くことだけではなくて、昔ながらの曲がりくねった道の方が、風景も楽しめ、人との触れ合いも生まれ、商店街の活性化にもつながるかもしれませんと。大変結構ではありませんか。そうすれば、現在進めている道路の改良工事についてむだな金をかける必要もございません。現在、道路改良や新設事業については来年度予算で見直すことも考えておられるのですか。
 これは県土整備部長に伺いますが、知事からこのような指示があったのですか。
 最後に、公共事業を自然に戻すための壊す公共事業を提案したい、こう言っておられます。いつからこれをやるんですか。来年からですか、お尋ねをしておきます。
〇知事(増田寛也君) 佐藤正春議員の御質問にお答え申し上げます。
 幾つかございましたので順次申し上げますが、まず、県政運営の成果を出して何ぼだということで、成果が上がっていないのではないかということでございましたけれども、この評価というのは、最終的には県民の皆さんに判断していただくということであろうと思います。今それぞれ、特に県民の皆さんがどういうふうに満足を感じておられるか以前とは別のやり方で把握して、そして、できる限り成果を重視する県政運営に努めているということでございます。
 それから、具体的な事業として、花巻空港と盛岡駅西口の事業について、情報公開との関係についてお話がございましたが、まず、花巻空港拡張については当然公聴会などは開催しておりますし、新しいターミナルビルの整備基本構想をつくるときにいわゆるパブリックコメントを実施しておりまして、広く県民の皆さんの意見をお聞きしております。私も見ました。もちろん事業に反対しておられる方も意見を寄せておられましたが、賛成の方にも随分意見を寄せていただきました。そうした意見を広く聞いて事業に反映させてきたところでございます。
 それから、政策評価についてですけれども、これは、現在の公共事業評価要綱に基づいて、継続評価を実施して事業を進めているところでございます。もちろん一方で、現在の公共事業の評価がいいかどうかという問題は、別途、検討しているところでございます。
 それから、盛岡駅の西口の、いわゆる複合施設と呼んでいるものについてですが、これは、これまで基本構想や基本計画の策定時など幾つかの節目ごとにいずれもこれを公表して、また、別途、アンケート調査をしたり、関係団体――これは、身障者の方々に使いやすくとか、いろいろな団体がございましたが――からできるだけ我々としては幅広く意見をお聞きして、意見交換会なども開いて、その上で事業に反映させてきたところでございます。
 また、本年度、政策評価の中で費用便益比を試算いたしました。これは、その手法が十分に確立しておりませんので試みとしてやったものでございますが、これは、事業の必要性を補完する役割を果たしている、こういうことで本年度着工ということにしたものでございます。
 それから、公共事業についてですけれども、国の場合には、国土の均衡ある発展という名のもとで今までかなり行われてきましたが、私自身は、国土の均衡ある発展という理念そのものは理念として正しいものであろうと思っております。理念として国土の均衡ある発展という名のもとに全国一律の基準によって事業を数多く進めてきたというところ、そこは具体的な進め方としてよく検証していく必要があるのではないか。進め方として全国一律の基準に合わせてやってきたことが、結果として地方の個性を失わせて同じような形になったり、あるいは財政的な無理を重ねた上でむしろ地域を衰退させてきたという面があったかどうか、そこのところをよく検証して公共事業というものを進めていこうということが、最近ローカル・スタンダードなどいろいろな地方基準で具体的に事業を進めていこうということにつながってきている、私はこういうふうに思っておりまして、今日は、むしろ全国一律の基準によって進めるべきものと、それから、地域に合った、地域に根差したものとをうまく使って、そして真に必要な事業を厳選していく、そういうことが必要ではないか。
 これは、県土の均衡ある発展という場合にも非常に重要な理念だと思っておりますが、具体的な事業を進めるときには、そこまできめ細かく地域の個性というもの、岩手のような広い県土の中で地域の個性というのはいろいろございますから、それをそがないように、むしろそういったものを引き出すようなやり方を考えていかなければならないと思っております。
 それから、建設業者からあなたは支援を受けていたのではないかというお話でございますが、私は、有権者個人のレベルで私に対して御判断をいただいた、こういう意識でおります。
 それから、花巻空港と盛岡駅西口の複合施設と簗川ダムにつきまして私の見解ということでございました。
 まず、順次申し上げますと、花巻空港については議会で再三答弁を求められておりますが、今後の本格的なグローバル化の進展、それから地域間交流の活発化に対して、人、もの、情報の交流拠点としてこれを整備していくということで今まで申し上げております。そして、経済初め、各分野の発展の可能性を高めるんだと。2、500メートルにすることによって全体的な県勢の総合的な発展を図るんだと、そのために必要な規格として2、500メートルにするんだと考えております。
 盛岡駅の西口の複合施設については、この中には幾つかの施設が入りますが、例えば現在の老朽化、狭隘化が顕著な県立図書館の機能も入れますし、そのほか点字図書館の機能を入れるとか――まだほかにもございますが――、そうしたものとあわせて、NPO活動や男女共同参画の推進など、こうした最近起こってきた新しい社会的ニーズに対応する支援の施設などもその中に入れていきます。そのほかにも免許センターが入ったりとかいろいろございますが、そうしたことで、総体としては極めて公益性が高いものとして着手しなければならない、こういう認識でおります。
 簗川ダムについては、これはいろいろ議論がございますけれども、流域で大変都市化が進んでいるということで治水対策が求められてきておりますので、洪水調節ということが大きな目的にございますし、それから、飲み水、農業用水の安定的な供給を目的として、盛岡市などとも相談の上、整備をしているものでございます。今申し上げましたものについてさまざまな整備手法があるんですが、それを比較検討した上で、ダムと下流域の河川改修、その組み合わせが最適である、こういう結論を出して進めているものでございます。
 先ほど御指摘があった地方分権研究会ですが、地域の実情に応じた公共事業あるいはプロセスマネジメントなど公共事業をめぐるさまざまなテーマについてその中で検討しているわけですが、今申し上げました具体の三つの事業を進めるに当たっても、やはりそこでの検討の成果、環境への配慮やコスト縮減、それから地域住民を初め、必要に応じて公共事業評価委員会や各分野の専門家などさまざまな方面の意見を聞いて、そして社会情勢の変化というものが一方ではございますが、そうしたものを全部含めて対応していく、そういうことで考えております。
 それから、今後の治水事業についての考え方を尋ねられておりますけれども、私は、やはり今後は、地域でいろいろな流域の状況がございますが、やはり河川というのは、河川空間というのは大変開かれたものでありますので、一方では暴れると大変怖いわけですが、一方で人間に対する安らぎを与えるという非常に大きな効果がございますので、そういう効果に着目して人と自然との調和を図っていく、そういった河川事業、公共事業があってもよいのではないかと考えております。ですから、公共事業のさまざまなやり方、また、従来の見直しも含めた問題提起としてそういうことを申し上げているわけでございます。
 それから、危険な地域から人間が撤退するという考え方もあるのではないかとそこでまた申し上げていますが、これも、今後、2006年あるいは調査によっては2005年からとも言われていますが、我が国全体が、そして岩手県もそうですが、大幅な人口減の時代を迎えていくと言われております。これは少子化の影響ということになるわけですが、大幅な人口減の時代を展望していく。そういう中で50年、100年先を展望すれば、その地域の実情を十分考慮しながら、一方で、地域住民の合意形成がなされるのであれば、一つの選択肢として、やはり危険な地域から人間が撤退するということも視野に入れながら長期展望として考えていかなければいけないのではないか、こういうふうに思って、そのことも問題提起をしております。
 これまでの公共事業につきましては、非常に都市化が進んで、沿川に稠密に住宅が立地している。治水を考えますと、やはり早急に治水安全度を高めなければいけない、そういうことで治水を目的にしたいろいろな事業を進めてきたわけでありますが、住民との協働という視点を持ち、事業成果の早期発現やコスト意識の徹底あるいは環境負荷を低減するということに十分意を用いて、こういう非常に予算が限られた時代ですので、事業の選択と集中を図って、より効果的に公共事業が実施できるように進めていきたいと考えております。
 自然に戻すための公共事業、これは、今までが選ぶ公共事業ですとかやめる公共事業、それから、物理的にはもう一度壊す公共事業、あるいは機能的には自然に戻すということですけれども、そういう自然に戻すための公共事業については、これまでも自然再生に配慮して岩手県として公共事業に取り組んできたと考えておりますが、さらに人と自然との調和を図っていくことを前提に、新しいそういう観点をより強調して、そして現在、新たに対象となる箇所について検討しているところでございます。来年度からそうした観点からも取り組んでいきたいと思っております。
 私の方からの答弁は以上でございまして、その他のお尋ねにつきましては県土整備部長から答弁させますので、御了承願います。
〇県土整備部長(猪股純君) 道路事業についてでございますが、道路には、交通機能でありますとか、空間としての防災機能、生活環境としての機能などさまざまな機能がございまして、それぞれの道路が担う役割は非常に多様でございまして、道路は、その道路の担うそれぞれの役割に応じて計画され、中には、コミュニティー道路や観光を主目的とした道路など、時間距離の短縮とは別の観点で整備が進められる道路もございます。また、昔ながらの歴史的、文化的な風情を残した道路が保全される場合もあります。しかしながら、これまでのように、地域の生活や産業の基盤となる円滑な交通の確保を目的とした道路整備事業、これは大変重要であるというふうに認識しておりまして、県といたしましては、地域の実情に十分配慮しながら事業の重点化やコスト縮減にも努めまして、効果的な道路整備を引き続き推進してまいりたいというふうに考えております。
〇42番(佐藤正春君) 知事、成果は県民が認めるのではなくて、県民の代表である議員、議会ですよ。お間違いにならないでくださいね。
 それから、あなたは集票マシン、建設業界の集票マシンじゃなくて有権者の支援であると、こう、今御答弁ですが、実際は建設業界が一体となって、集票マシンとしてあなたのことを当選させたわけですよ。それはかつてマスコミで指摘をされております。小沢一郎党首のおひざ元、土建王国と、このレッテルがあなた一番気になっているんじゃないですか。ですから、これを払拭するために建設業者との接触等を避けておられるんじゃないかと、私はそう思っております。現にあなたを応援してきました有力な建設業者、高弥建設を初め水沢、前沢等々の有力業者は、公共事業の受注が減り倒産しておりますよ。御存知でしょう。責任をお感じになりませんか。また、本県で公共事業にまつわる不透明なことがありましたら、この際県民にはっきりお示しを願いたい。
 さらには、知事が、公共工事、建設業者、集票マシンと心にひっかかる点があり、そのことが公共工事への予算の減額または来年度も前年度比15%減となっているとすれば、全くこれは筋違いの予算編成の考え方であると言わざるを得ません。本県の公共事業は、他県よりおくれている社会資本の整備が目的であり、今後も強化をしていくのが当然であると私は思っておりますが、知事の見解はどうでしょうか。
 それから、猪股県土整備部長、知事は自然を取り戻すための公共事業をおやりになると、こういうことですが、何か来年度から計画がございますか、ありましたらお示し願いたい。
〇知事(増田寛也君) またお答えを申し上げますが、今、公共事業についてのいろいろな御所見の御披瀝があったわけでございますけれども、公共事業というのはそもそも良質な社会資本を整備すると、今、議員最後にお話になったんですが、良質な社会資本を整備すると、これが公共事業の目的であって、そこを本筋としてとらえておかなければいけないのに、実はそこの部分の意義が非常に薄れてきて、別の面である種誤解をされている部分もあるし、そのとらえ方が国民の間に非常に希薄になってきている、ここを大変恐れております。これは、一つは景気対策の道具としてこの公共事業は非常に使ってきたという、これは国の責任もあると思います。これは量を非常にふやしたということで、良質な社会資本の整備という意味が薄れてきた部分もあると思いますが、これは公共団体も一緒になってやってきているわけですし、我々もそういったことは気をつけなければいけませんし、それからもう一つは、これは大変残念なことでありますが、最近も公判が開かれているようですけれども、公共事業について利益誘導ということが問題にされて逮捕された国政の人間もいるようでございますけれども、そういうこと、私は本県でこういうことがないというふうに申し上げますけれども、しかし、本県でこれからも決してそうあってほしくありませんし、やっぱり岩手県ではそういう公共事業そのもの、そういうことではなく、本当に地域に大事な公共事業として行っていくと、そこを岩手県としてしっかり行っていきたいと、こういう気持ちが大変あるわけでございます。公共事業についてのいろいろな御意見の中には私はかなり誤解もあると思いますが、自治体も相当自戒をして、そしてこれから本当に本質に近づくような公共事業をやっていかなければならないということで、常にこれを見直していかなければいけないというふうに思っていますので、そういう趣旨でこの対談の中でも述べたものでございます。
 今、そういうことでお尋ねがありましたけれども、本県の公共工事についても、もちろんやるべきものはやるということで実施をしていきますし、議会の皆様方にも御理解をいただいて進めていきたいというふうに思っていますし、その際にいろいろな客観的な指標なども用いて、それで本当に真に必要なものということは、県民の皆さんによく説明できるようなものとして実施をしていきたいと、このように考えています。
〇県土整備部長(猪股純君) 自然を取り戻すための公共事業について来年度取り組むかというような話でございますが、これにつきましては、自然の環境に十分配慮して、自然再生等も配慮したいろんな河川事業等についてもこれまでも取り組んできたところでありますが、先ほど知事も申し上げましたが、人と自然との調和というのを基本に持って、それを前提といたしまして新しい視点ということで、新しく対象となる箇所があるかどうかということで今検討をしているところでございまして、来年度から取り組めるようなことでいろいろ検討しているところでございます。
〔佐藤正春議員「議長、1点答弁漏れあり」と呼ぶ〕
〇42番(佐藤正春君) 知事、1点だけ。あなた文芸春秋となるとね、全国に……。
〇議長(谷藤裕明君) 佐藤正春君に申し上げます。質問につきましては2回までとなっておりますので。
〇42番(佐藤正春君)(続) 答弁漏れありだよ。議事で打ち合わせしなさい。
 私はちゃんと言っているんだよ。いいですか。本県で公共事業にまつわる不透明なことがあったら、この際県民にはっきりお示しくださいと、こう言っているんですよ。不透明なことがあったんですか、ないんですか。答弁がないじゃない。これ大事なことですよ。公共事業が疑われているというときに、はっきり言ってくださいよ。ないならない、あるならあると言ってください。利益誘導の話が出たじゃないですか、今。はっきりしてください。業界の問題ですよ、これは。
〇議長(谷藤裕明君) 答弁漏れの部分について。
〇知事(増田寛也君) 今の2回目の答弁の中で、私、申し上げておりますが、本県ではそういうことはございませんがというふうに申し上げております。
〇議長(谷藤裕明君) 次に、佐々木一榮君。
   〔33番佐々木一榮君登壇〕(拍手)

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