| 令和7年9月定例会 第12回岩手県議会定例会会議録 |
| 前へ | 次へ |
|
〇20番(佐々木宣和君) 自由民主党の佐々木宣和です。
請願陳情受理番号第66号物価を下げるために消費税の減税を求める請願に対し、自由民主党会派を代表して、委員長報告に賛成の立場から討論いたします。 まず、消費税の位置づけですが、消費税は、国、地方を通じた安定的な財源であり、令和6年度の国の決算では、税収約25兆円、一般会計税収75.2兆円のうち、およそ3分の1、33%を占める基幹税であります。税率10%の内訳は、国税7.8%、地方消費税2.2%であり、地方消費税は、確実に地方自治体に配分される仕組みです。 岩手県でも、消費税は財政を支える重要な柱であり、地方交付税に577億円、地方消費税に652億円、計1、229億円が県財政にかかわっています。仮に税率を1%引き下げれば、この財源の相当部分が失われ、福祉、教育、防災など県民生活を支える施策に深刻な影響を及ぼすことになります。 次に、物価高への対応であります。 私たちも、物価上昇によって県民の生活が厳しさを増していることを強く意識しています。しかし、消費税の減税のみで物価高を抑えることはできません。物価上昇の要因は、エネルギー価格や原材料費、円安など多岐にわたり、単一の税制措置では対応し切れません。そのため、政府与党はこれまで、賃上げ促進税制や中小企業支援、電気、ガス、燃料費の補助金、定額減税や低所得世帯への給付金といった多面的な施策を講じてきました。これらは、必要な層に重点的に支援が届く仕組みであり、一律減税よりも現実的かつ効果的な生活支援と考えます。 次に、逆進性と今後の税体系についてでありますが、確かに、消費税には低所得者ほど負担感が大きいという逆進性という課題があります。その対策として既に軽減税率制度が導入され、飲食料品など生活必需品は8%に据え置かれています。 さらに、国では給付つき税額控除など所得に応じた新たな支援策の検討も進んでおり、より的確で持続的な負担軽減策を整備していくことが現実的な方向です。 次に、地方の視点と責任であります。 消費税は、景気変動に左右されにくい安定的な税収を確保できる仕組みであり、社会保障と地方自治体の持続性を支える柱です。短期的な減税は、一見わかりやすいものの、長期的には国、地方の財源を減らし、将来世代への負担をふやす結果となります。地方の現場をあずかる私たちとしては、安定した税収のもとで、教育、医療、防災、福祉を確実に提供し続ける責任があります。 最後に結論を申し上げます。今必要なのは、減税か否かという単純な2択ではなく、国民生活を守るための総合的で持続可能な政策態様であります。あらゆる手段を駆使し、的確に、そして着実に県民生活を支えていくことが政治の責任であります。 以上の理由から、本請願に対して委員長報告に賛成いたします。議員各位の御賛同をお願い申し上げ、国、県、市町村が一体となって総合的な物価対策を進めていくことを強く求め、賛成討論といたします。終わります。(拍手) 〇議長(城内愛彦君) 以上で通告による討論は終わりました。 これをもって討論を終結いたします。 これより、請願陳情中、受理番号第66号物価を下げるために消費税の減税を求める請願を採決いたします。 本請願は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 〇議長(城内愛彦君) 起立多数であります。よって、請願陳情中、受理番号第66号は、委員長の報告のとおり決定いたしました。 次に、請願陳情中、受理番号第67号及び受理番号第74号を一括して採決いたします。 各請願は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 〇議長(城内愛彦君) 起立多数であります。よって、請願陳情中、受理番号第67号及び受理番号第74号は、委員長の報告のとおり決定いたしました。 次に、請願陳情中、受理番号第72号物価上昇に見合う老齢基礎年金等の引き上げを求める請願を採決いたします。 本請願は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 〇議長(城内愛彦君) 起立多数であります。よって、請願陳情中、受理番号第72号は、委員長の報告のとおり決定いたしました。 次に、請願陳情中、受理番号第65号メガソーラー設置に関する規制強化を求める請願を採決いたします。 本請願は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 〇議長(城内愛彦君) 起立多数であります。よって、請願陳情中、受理番号第65号は、委員長の報告のとおり決定いたしました。 次に、請願陳情中、受理番号第70号石炭火力発電の廃止時期を明らかにして再生可能エネルギーを増やすことを求める請願を採決いたします。 本請願は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 〇議長(城内愛彦君) 起立多数であります。よって、請願陳情中、受理番号第70号は、委員長の報告のとおり決定いたしました。 次に、議案第1号から議案第24号まで、及びただいま議決いたしました請願陳情を除く請願陳情を一括して採決いたします。 各案件は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 〇議長(城内愛彦君) 起立全員であります。よって、議案第1号から議案第24号まで、及びただいま議決いたしました請願陳情を除く請願陳情は、委員長の報告のとおり決定いたしました。 日程第26 委員会の閉会中の継続審査の件 〇議長(城内愛彦君) 次に、日程第26、委員会の閉会中の継続審査の件を議題といたします。 〔参照〕 各委員会の閉会中の継続審査事件 1 継続審査 文 教 委 員 会 請願陳情受理番号第69号 給食無償化に際し、質・量の 確保を担保するための国による 十分な予算措置を求める意見書 の提出を求める請願 環境福祉委員会 請願陳情受理番号第73号 OTC類似薬の保険適用除外 の中止を求める請願 〇議長(城内愛彦君) お諮りいたします。委員会の閉会中の継続審査の件につきましては、文教委員長及び環境福祉委員長から、お手元に配付いたしてあるとおり申し出がありますが、委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(城内愛彦君) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。 日程第27 議案第27号教育委員会の委員の任命に関し同意を求めることについて及び日程第28 議案第28号土地利用審査会の委員の任命に関し同意を求めることについて 〇議長(城内愛彦君) 次に、日程第27、議案第27号及び日程第28、議案第28号を一括議題といたします。 提出者の説明を求めます。八重樫副知事。 〔副知事八重樫幸治君登壇〕 〇副知事(八重樫幸治君) ただいま議題とされました人事案件について御説明いたします。 議案第27号は、教育委員会の委員であります泉悟氏の任期が10月10日で満了となりますので、同氏を再任するため、議会の同意を求めようとするものであります。 教育委員会の委員は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により、人格が高潔で、教育、学術及び文化に関し識見を有するもののうちから任命することとされており、泉悟氏は、長年にわたる教育関係の経験で培った教育に関する深い造詣と幅広い識見を有する委員として、精力的に委員会活動に取り組んでいただいており、学校教育や社会教育、家庭教育の推進など、重要かつ喫緊の課題への対応が求められております本県の教育を推進する上で必要な方と存じております。 議案第28号は、土地利用審査会の委員の任期が10月31日で満了となりますので、服部幸司氏、望月敦允氏、松政正俊氏、高橋真悟氏、八木橋美紀氏の5名を再任するとともに、松山梨香子氏、立柳恵美子氏の2名を新たに任命するため、議会の同意を求めようとするものであります。 土地利用審査会の委員は、国土利用計画法第39条第4項の規定により、土地利用、地価その他の土地に関する事項について優れた経験と知識を有し、公共の福祉に関し公正な判断をすることができる者のうちから任命することとされております。 ただいま御説明いたしました7名の方々の専門分野につきましては、お手元に配付した資料に添付しております略歴書の左上に記載させていただいておりますが、7名の方々は、不動産鑑定や法律実務、自然環境保全など、それぞれの専門分野に精通されており、適正な職務の遂行が期待できる方々と存じております。 よろしく御審議の上、原案に御同意くださいますようお願いいたします。 〇議長(城内愛彦君) お諮りいたします。ただいま議題となっております各案件は、人事案件でありますので、会議規則第34条第3項の規定及び先例により、議事の順序を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(城内愛彦君) 御異議なしと認めます。よって、これより議案第27号教育委員会の委員の任命に関し同意を求めることについてを採決いたします。 ただいま議題となっております議案第27号は、これに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 〇議長(城内愛彦君) 起立全員であります。よって、議案第27号は、これに同意することに決定いたしました。 次に、議案第28号土地利用審査会の委員の任命に関し同意を求めることについてを採決いたします。 ただいま議題となっております議案第28号は、これに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 〇議長(城内愛彦君) 起立全員であります。よって、議案第28号は、これに同意することに決定いたしました。 日程第29 人口減少に関する調査、若者女性に関する調査の件から日程第32 観光政策に関する調査、交通政策に関する調査の件まで 〇議長(城内愛彦君) 次に、日程第29、人口減少に関する調査、若者女性に関する調査の件から日程第32、観光政策に関する調査、交通政策に関する調査の件までを一括議題といたします。 各調査事件に関し委員長の報告を求めます。小西人口減少・若者女性支援調査特別委員長。 〔人口減少・若者女性支援調査特別委員長小西和子君登壇〕 |
| 前へ | 次へ |