| 令和7年2月定例会 第9回岩手県議会定例会会議録 |
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〇42番(高橋はじめ君) 希望いわて所属、参政党の高橋はじめであります。
ただいま報告のありました総務委員長報告、請願陳情受理番号第51号並びに環境福祉委員長報告、請願陳情受理番号第50号において、不採択とする委員長報告に反対討論を行います。 請願第51号インボイス制度及び電子帳簿等保存制度の廃止等に関する意見書を国に対し提出を求める請願でありますが、令和5年10月より、複数税率に対応した仕入れ税控除の方式として、インボイス制度―適格請求書等保存方式が導入され、2度目の税務申告が行われています。 制度導入から1年数カ月が経過し、小規模事業者などから、減収や税負担増によって経営が悪化したとの切実な声が上がっており、加えて、インボイスに係る経理事務が過大な負担になっているとの訴えも噴出している現状にあります。 インボイス制度導入による事業者への影響は、1、中小企業への負担増として、事務負担の増加で年間100時間以上の業務増加、システム導入コスト、会計ソフトや外部委託費用10万円から50万円、2、経済的な影響として、小規模事業者の淘汰リスクが廃業率10%増加という危機、価格転嫁の困難、3、複数税率による複雑さとして、8%と10%の計算ミスと事務効率低下等が上げられ、中小企業が不況にあえいでおります。 そのような中、昨年12月に埼玉県議会において、インボイス制度の廃止を求める意見書を自由民主党会派が中心となり提出し、可決され、政府に提出されました。全国初の廃止を求める意見書であります。まさに、現場の声を反映した埼玉県議会自由民主党会派の弱者に寄り添う勇気ある決断であったと大きな評価が出ています。 さて、我が岩手県はどうでしょうか。勇気ある英断を下した埼玉県議会自由民主党を超える大英断を岩手の自由民主党会派に私は求めたい。統一教会問題や裏金問題、参議院議員辞職問題と相次ぐイメージ悪化を挽回できる最大のチャンスではないでしょうか。そして、これまで支援してこられた自営業者、中小、零細事業者を先頭に立って支援していく立場こそ、連携を強固にする恩返しの道と思うところであります。 発議案で再提案いたしますので、意見書提出に向けた御再考を御期待いたします。 請願第50号選択的夫婦別姓制度導入に反対し、現行の夫婦同姓制度を堅持する意見書提出を求める請願ですが、その願意は、選択的夫婦別姓制度の導入により、日本の家族制度や社会、家族関係に深刻な影響を及ぼす可能性があるとし、特に別姓となった夫婦の子は、生まれた時点で夫婦どちらかの姓を選ぶことになり、夫婦分断の契機になりかねないとともに、将来的に兄弟、姉妹間の分断の可能性が生じることが否定できません。 また、別姓になった夫婦の間で生まれた子供が、どちらかと異なる姓を持つ場合、家庭内で混乱を生じるほか、姓の異なる両親の間に位置する子供への心理的な負担やアイデンティティーの問題が懸念されるなどから、1、選択的夫婦別姓制度は、家族のきずなや社会の安定を損なうおそれがあるため導入に反対すること、2、現行の夫婦同姓を堅持することの2点を、国に対し意見書の提出を求めるものであります。 今年の元旦の産経新聞に掲載された小中学生2、000人アンケート調査によると、ほぼ半数が、家庭で名字が変わるのは反対と考えており、自分が結婚した際の別姓もしたくないとの回答が6割に上ったとのことであります。 夫婦別姓により夫婦関係が希薄化し、いつでも婚姻の解消がしやすくなる懸念と、そのような夫婦関係のもとでは、親子関係も弱く、そのきずなは切断されやすくなるほか、別姓の子供の養育に責任を持たなくなる可能性は大いに懸念されるところであり、両親の責任は、同姓であるからこそ子供たちに平等な養育ができるもので、選択的といえども、家庭崩壊となる夫婦別姓制度は導入すべきでないと声を大きくして申し上げます。 以上の理由から、本請願を不採択とした委員長報告に反対するものであります。いま一度、子供たちの未来と我が日本の将来を見据えてお考えいただき、議員各位の御同意をいただきたいと切に訴え、反対討論といたします。 〇議長(工藤大輔君) 次に、高田一郎君。 〔25番高田一郎君登壇〕 |
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