令和6年12月定例会 第7回岩手県議会定例会会議録 |
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〇総務委員長(千葉秀幸君) 去る12月4日の本会議におきまして、当総務委員会に付託されました議案13件及びさきに付託を受けました請願陳情1件につきまして、12月5日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
議案第1号令和6年度岩手県一般会計補正予算(第7号)でありますが、これは、生活困窮世帯に対する灯油購入費等の経済的負担軽減に要する経費等として、総額6億6、639万1、000円の増額補正等をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。 次に、議案第3号岩手県手数料条例の一部を改正する条例のうち、ほかの委員会の付託分以外でありますが、これは、一般旅券発給手数料の額の区分を改めるとともに、あわせて所要の整備をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。 次に、議案第4号岩手県公安委員会の管理に属する事務手数料条例の一部を改正する条例でありますが、これは、道路交通法の一部改正に伴い、特定免許情報の個人番号カードへの記録等について手数料を徴収することとし、技能試験免除者の大型、中型または準中型免許試験手数料等の額を改定する等所要の改正をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。 なお、審査の過程におきましては、予算措置の状況と具体的な運用方法等について、質疑が交わされたところであります。 次に、議案第7号刑法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例でありますが、これは、刑法等の一部を改正する法律の施行に伴い、関係条例について整備をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。 次に、議案第8号防災行政情報通信ネットワーク次世代化工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについてでありますが、これは、防災行政情報通信ネットワーク次世代化工事の請負契約を締結しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。 なお、審査の過程におきましては、入札の状況等について、質疑が交わされたところであります。 次に、議案第17号当せん金付証票の発売に関し議決を求めることについてでありますが、これは、公共事業等の財源に充てるため、全国自治宝くじ及び関東・中部・東北自治宝くじを発売しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。 次に、議案第19号令和6年度岩手県一般会計補正予算(第8号)でありますが、これは、人事委員会勧告に基づく給与改定に要する経費等として、総額51億2、213万3、000円を増額補正しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。 次に、議案第24号特別職の職員の給与並びに旅費及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例でありますが、これは、諸般の情勢に鑑み、特別職の職員の給与等を改定するとともに、あわせて所要の整備をしようとするものであり、議案第25号一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例及び議案第26号一般職の任期付研究員の採用等に関する条例の一部を改正する条例でありますが、これらは、岩手県人事委員会の令和6年10月18日付の給与改定に関する勧告に鑑み、特定任期付職員及び任期付研究員の給料月額等を改定し、特定任期付職員等に対し勤勉手当を支給することとし、特定任期付職員業績手当を廃止するとともに、あわせて所要の整備をしようとするものであり、議案第27号一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例でありますが、これは、岩手県人事委員会の令和6年10月18日付の給与改定に関する勧告等に鑑み、一般職の職員の給料月額等を改定し、給料表の号給構成等を改めるとともに、所要の改正をしようとするものであり、議案第28号会計年度任用職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例でありますが、これは、諸般の情勢に鑑み、会計年度任用職員の勤勉手当の支給割合を改定するとともに、刑法の一部改正に伴い所要の整備をしようとするものであり、議案第29号市町村立学校職員の給与等に関する条例等の一部を改正する条例でありますが、これは、岩手県人事委員会の令和6年10月18日付の給与改定に関する勧告等に鑑み、市町村立学校職員の給料月額等を改定し、給料等の号給構成等を改めるとともに、所要の改正をしようとするものであり、いずれも原案を可とすることに決定いたしました。 なお、審査の過程におきましては、諸手当の具体的な内容等について、質疑が交わされたところであります。 次に、請願陳情についてでありますが、受理番号第42号家族従業者の人権保障と女性の自立促進の支障となっている所得税法第56条廃止を求める請願につきましては、お手元に配付されております請願陳情審査報告書のとおり決定いたしました。 次に、閉会中の継続調査についてでありますが、ILCの実現に向けた産学官の連携の取組について、引き続き意見交換等を行うこととし、別途、議長に対し、申し出をいたしておりますので、御了承願います。 以上をもって報告を終わります。(拍手) 〇議長(工藤大輔君) 次に、上原文教委員長。 〔文教委員長上原康樹君登壇〕 〇文教委員長(上原康樹君) 去る12月4日の本会議におきまして、当文教委員会に付託されました議案5件及びさきに付託を受けました請願陳情4件につきまして、12月5日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。 議案第1号令和6年度岩手県一般会計補正予算(第7号)でありますが、これは、指定管理者による公会堂管理運営業務ほか1事業について、債務負担行為の期間及び限度額を定めようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。 次に、議案第12号岩手県公会堂の指定管理者を指定することに関し議決を求めることについて及び議案第13号岩手県立平泉世界遺産ガイダンスセンターの指定管理者を指定することに関し議決を求めることについてでありますが、これらは、それぞれ公の施設の指定管理者を指定しようとするものであり、それぞれ原案を可とすることに決定いたしました。 なお、以上2件の審査の過程におきましては、管理運営業務仕様書の内容、職員の配置体制と施設の運営状況、正規、非正規職員の待遇の考え方等について、質疑が交わされたところであります。 次に、議案第18号公立大学法人岩手県立大学定款の一部の変更に関し議決を求めることについてでありますが、これは、公立大学法人岩手県立大学定款の一部を変更しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。 次に、議案第19号令和6年度岩手県一般会計補正予算(第8号)でありますが、これは、人事委員会勧告に基づく給与改定に要する経費等を補正しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。 次に、請願陳情についてでありますが、受理番号第35号盛岡一高バレーボール部に関わる調査検証委員会設置についての請願ほか3件につきましては、お手元に配付されております請願陳情審査報告書のとおり決定いたしました。 なお、継続審査と決定いたしました請願陳情1件につきましては、別途、議長に対し、閉会中の継続審査の申し出をいたしておりますので、御了承願います。 次に、閉会中の継続調査についてでありますが、震災・防災の学び合いスペースI−ルームの取組等について、引き続き意見交換等を行うこととし、別途、議長に対し、申し出をいたしておりますので、御了承願います。 以上をもって報告を終わります。(拍手) 〇議長(工藤大輔君) 次に、佐々木環境福祉委員長。 〔環境福祉委員長佐々木宣和君登壇〕 〇環境福祉委員長(佐々木宣和君) 去る12月4日の本会議におきまして、当環境福祉委員会に付託されました議案11件及びさきに付託を受けました請願陳情3件につきまして、12月5日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。 議案第1号令和6年度岩手県一般会計補正予算(第7号)でありますが、これは、生活困窮世帯に対する灯油購入費等の経済的負担軽減に必要となる経費等を補正しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。 なお、審査の過程におきましては、介護ロボット等導入支援事業費補助の活用状況等について、質疑が交わされたところであります 次に、議案第3号岩手県手数料条例の一部を改正する条例のうち、別表第4の改正関係でありますが、これは、大麻草を栽培する者に係る免許の申請に対する審査の手数料の額を増額するとともに、あわせて所要の整備をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。 次に、議案第5号国民健康保険法施行条例の一部を改正する条例でありますが、これは、国民健康保険法施行令の一部改正に伴い、所要の整備をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。 次に、議案第6号県立病院等事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例でありますが、これは、岩手県立中央病院附属紫波地域診療センターを廃止しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。 なお、審査の過程におきましては、地域住民に対する説明責任、県内の医療環境に対する県民理解の促進等について、質疑が交わされたところであります。 次に、議案第14号岩手県立福祉の里センターの指定管理者を指定することに関し議決を求めることについて及び議案第15号ふれあいランド岩手の指定管理者を指定することに関し議決を求めることについての2件でありますが、これらは、それぞれ公の施設の指定管理者を指定しようとするものであり、それぞれ原案を可とすることに決定いたしました。 なお、以上2件の審査の過程におきましては、債務負担行為の限度額の減額理由、指定管理期間の短縮理由、施設の老朽化対策等について、質疑が交わされたところであります。 次に、議案第16号動物愛護管理センターの整備及び管理運営に係る事務を連携して処理するに当たっての基本的な方針及び役割分担を定める協約の締結の協議に関し議決を求めることについてでありますが、これは、動物愛護管理センターの整備及び管理運営に係る事務を連携して処理するに当たっての基本的な方針及び役割分担を定める協約を盛岡市と締結することについて、同市と協議しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。 なお、審査の過程におきましては、収容動物の鳴き声による騒音対策、想定する整備費及び運営経費、獣医師確保に向けた今後の取り組み等について、質疑が交わされたところであります。 次に、議案第19号令和6年度岩手県一般会計補正予算(第8号)、議案第20号令和6年度岩手県母子父子寡婦福祉資金特別会計補正予算(第2号)及び議案第23号令和6年度岩手県国民健康保険特別会計補正予算(第2号)でありますが、これらは、人事委員会勧告に基づく給与改定に要する経費等を補正しようとするものであり、それぞれ原案を可とすることに決定いたしました。 次に、請願陳情についてでありますが、受理番号第46号ゲノム編集食品の表示義務化を求める意見書提出の請願ほか2件につきましては、お手元に配付されております請願陳情審査報告書のとおり決定いたしました。 なお、継続審査と決定いたしました請願陳情1件につきましては、別途、議長に対し、閉会中の継続審査の申し出をいたしておりますので、御了承願います。 次に、閉会中の継続調査についてでありますが、環境保健研究センターの取組について、引き続き意見交換等を行うこととし、別途、議長に対し、申し出をいたしておりますので、御了承願います。 以上をもって報告を終わります。(拍手) 〇議長(工藤大輔君) 次に、臼澤商工建設委員長。 〔商工建設委員長臼澤勉君登壇〕 〇商工建設委員長(臼澤勉君) 去る12月4日の本会議におきまして、当商工建設委員会に付託されました議案3件につきまして、12月5日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。 議案第2号令和6年度岩手県流域下水道事業会計補正予算(第1号)でありますが、これは、流域下水道管理に係る管理業務委託について、債務負担行為の限度額を変更しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。 次に、議案第19号令和6年度岩手県一般会計補正予算(第8号)でありますが、これは、人事委員会勧告に基づく給与改定に要する経費等を補正しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。 次に、議案第22号令和6年度岩手県中小企業振興資金特別会計補正予算(第2号)でありますが、これは、人事委員会勧告に基づく給与改定に要する経費等を補正しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。 次に、閉会中の継続調査についてでありますが、医療機器等関連産業の展望について、引き続き意見交換等を行うこととし、別途、議長に対し、申し出をいたしておりますので、御了承願います。 以上をもって報告を終わります。(拍手) 〇議長(工藤大輔君) 次に、千葉農林水産委員長。 〔農林水産委員長千葉盛君登壇〕 〇農林水産委員長(千葉盛君) 去る12月4日の本会議におきまして、当農林水産委員会に付託されました議案5件につきまして、12月5日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。 議案第9号大船渡漁港水産流通基盤整備(−7m岸壁ほか)第2工区工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについてでありますが、原案を可とすることに決定いたしました。 次に、議案第10号財産の処分に関し議決を求めることについてでありますが、これは、滝沢市に滝沢市立滝沢第二中学校の学校用地に供する土地の売り払いをしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。 次に、議案第11号損害賠償請求事件に係る和解及びこれに伴う損害賠償の額を定めることに関し議決を求めることについてでありますが、原案を可とすることに決定いたしました。 次に、議案第19号令和6年度岩手県一般会計補正予算(第8号)についてでありますが、これは、人事委員会勧告に基づく給与改定に要する経費等を補正しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。 次に、議案第21号令和6年度岩手県県有林事業特別会計補正予算(第2号)についてでありますが、これは、人事委員会勧告に基づく給与改定に要する経費等を補正しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。 次に、閉会中の継続調査についてでありますが、畜産研究の状況について、引き続き意見交換等を行うこととし、別途、議長に対し、申し出をいたしておりますので、御了承願います。 以上をもって報告を終わります。(拍手) 〇議長(工藤大輔君) これより、ただいまの委員長報告に対する質疑に入るのでありますが、通告がありませんので、質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許します。高田一郎君。 〔25番高田一郎君登壇〕 |
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