令和6年6月定例会 第5回岩手県議会定例会会議録 |
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〇総務委員長(千葉秀幸君) 去る7月1日の本会議におきまして、当総務委員会に付託されました議案7件及びさきに付託を受けました請願陳情1件につきまして、7月2日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
議案第1号令和6年度岩手県一般会計補正予算(第1号)の専決処分に関し承認を求めることについてでありますが、これは、県内で家畜伝染病豚熱が発生したため、防疫措置に要する経費について、特に緊急を要する予算措置が必要となったことから、総額5億5、000万円の増額補正の専決処分をしたものであり、原案を承認することに決定いたしました。 なお、審査の過程におきましては、豚熱対応の検証結果と職員体制、自衛隊派遣要請の判断基準等について、質疑が交わされたところであります。 次に、議案第2号令和6年度岩手県一般会計補正予算(第2号)でありますが、これは、早急に対応が必要な本年2月発生の大雪や強風、波浪被害の復旧に要する経費や、被災地に寄り添った継続的な支援を行うため、能登半島地震に係る職員派遣等に要する経費のほか、経営者保証に依存しない融資慣行の確立を加速させるため、国の新たな制度と連動した融資制度の創設に要する経費として、総額20億3、649万円の増額補正をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。 なお、審査の過程におきましては、能登半島地震に係る職員の手当の状況と今後の見通し、介護職員の派遣による影響等について、質疑が交わされたところであります。 次に、議案第4号岩手県県税条例の一部を改正する条例の専決処分に関し承認を求めることについてでありますが、これは、地方税法等の一部改正に伴い、県税条例の関係部分を一部改正し、本年4月1日から施行する必要が生じたことから、専決処分したものであり、原案を承認することに決定いたしました。 次に、議案第7号過疎地域等における県税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例でありますが、これは、県税の課税免除の適用対象となる製造業等の用に供する設備の取得等の期限を延長しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。 なお、審査の過程におきましては、県内における過疎地域の状況等について、質疑が交わされたところであります。 次に、議案第8号特定復興産業集積区域における県税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例でありますが、これは、県税の課税免除の適用対象となる施設または設備の新設または増設の期限及び指定事業者に係る指定の期限を延長するとともに、あわせて所要の整備をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。 次に、議案第9号地方活力向上地域における県税の課税免除等に関する条例の一部を改正する条例でありますが、これは、県税の課税免除及び不均一課税の適用対象となる特別償却設備の新設または増設に係る地方活力向上地域等特定業務施設整備計画の認定の期限を延長しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。 なお、審査の過程におきましては、課税免除の対象、県内の地方活力向上地域の状況と目的等について、質疑が交わされたところであります。 次に、議案第11号住民基本台帳法施行条例の一部を改正する条例でありますが、これは、住民基本台帳法の一部改正に伴い、附票本人確認情報の管理に関する事項を定める等、所要の改正をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。 次に、請願陳情についてでありますが、受理番号第26号社会保障制度の整備、子育て施策、ふるさと振興の推進等のための地方財政の充実・強化を求める請願につきましては、お手元に配付されております請願陳情審査報告書のとおり決定いたしました。 次に、閉会中の継続調査についてでありますが、中心市街地の賑わい創出の取組について及びスタートアップ企業育成による地域振興の取組について、引き続き意見交換等を行うこととし、別途、議長に対し、申し出をいたしておりますので、御了承願います。 なお、さきに継続調査と議決されておりました岩手県消防学校の運営状況等については、現地調査を行った後、調査を終了いたしておりますことを申し添えます。 以上をもって報告を終わります。(拍手) 〇議長(工藤大輔君) 次に、上原文教委員長。 〔文教委員長上原康樹君登壇〕 〇文教委員長(上原康樹君) さきに当文教委員会に付託されました請願陳情1件につきまして、7月2日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その結果につきまして御報告いたします。 受理番号第28号ゆたかな学びの実現・教職員定数改善・義務教育費国庫負担制度負担率の引き上げを求める請願につきましては、お手元に配付されております請願陳情審査報告書のとおり決定いたしました。 次に、閉会中の継続調査についてでありますが、令和7年度県立学校の編制等について及び図書館の運営状況等について、引き続き意見交換等を行うこととし、別途、議長に対し、申し出をいたしておりますので、御了承願います。 なお、さきに継続調査と議決されておりました東北発博物館・文化財等防災力向上プロジェクトについては、現地調査を行った後、調査を終了いたしておりますことを申し添えます。 以上をもって報告を終わります。(拍手) 〇議長(工藤大輔君) 次に、佐々木環境福祉委員長。 〔環境福祉委員長佐々木宣和君登壇〕 〇環境福祉委員長(佐々木宣和君) 去る7月1日の本会議におきまして、当環境福祉委員会に付託されました議案3件及びさきに付託を受けました請願陳情6件につきまして、4月16日及び7月2日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。 議案第3号令和6年度岩手県立病院等事業会計補正予算(第1号)でありますが、これは、宮古病院附帯設備改修建築工事について、債務負担行為の期間及び限度額を定めようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。 次に、議案第5号母子福祉資金貸付金及び父子福祉資金貸付金の償還の免除に関する条例を廃止する条例でありますが、これは、母子福祉資金貸付金及び父子福祉資金貸付金の償還の免除に関する条例を廃止しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。 次に、議案第10号岩手県手数料条例の一部を改正する条例でありますが、これは、大麻取締法の一部改正に伴い、所要の整備をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。 次に、請願陳情についてでありますが、受理番号第19号女性専用トイレの存続を求める請願ほか5件につきましては、お手元に配付されております請願陳情審査報告書のとおり決定いたしました。 なお、継続審査と決定いたしました請願陳情1件につきましては、別途、議長に対し、閉会中の継続審査の申し出をいたしておりますので、御了承願います。 次に、閉会中の継続調査についてでありますが、病児保育を含む院内保育所の運営について及び環境学習交流センターの取組について、引き続き意見交換等を行うこととし、別途、議長に対し、申し出をいたしておりますので、御了承願います。 なお、さきに継続調査と議決されておりましたPET―CTを活用した認知症検査については、現地調査を行った後、調査を終了いたしておりますことを申し添えます。 以上をもって報告を終わります。(拍手) 〇議長(工藤大輔君) 次に、臼澤商工建設委員長。 〔商工建設委員長臼澤勉君登壇〕 〇商工建設委員長(臼澤勉君) 去る7月1日の本会議におきまして、当商工建設委員会に付託されました議案5件につきまして、7月2日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。 議案第2号令和6年度岩手県一般会計補正予算(第2号)でありますが、これは、早急に対応が必要な本年2月発生の大雪や強風、波浪被害の復旧に要する経費のほか、経営者保証に依存しない融資慣行の確立を加速させるため、国の新たな制度と連動した融資制度の創設に要する経費を補正しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。 なお、審査の過程におきましては、新たな融資制度創設の経緯及び具体の申し込み方法、矢巾町有地への建設残土搬入に係る経緯等について、質疑が交わされたところであります。 次に、議案第6号緊急雇用創出事業臨時特例基金条例の一部を改正する条例でありますが、これは、緊急雇用創出事業臨時特例基金条例の有効期限を令和11年3月31日まで延期しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。 次に、議案第12号小本川筋ほか岩泉地区河川激甚災害対策特別緊急(護岸工)工事の変更請負契約の締結に関し議決を求めることについてでありますが、原案を可とすることに決定いたしました。 なお、審査の過程におきましては、工期延長の要因、工事実施に伴う治水効果等について、質疑が交わされたところであります。 次に、議案第13号閉伊川筋藤原地区水門災害復旧工事の変更請負契約の締結に関し議決を求めることについてでありますが、原案を可とすることに決定いたしました。 次に、議案第14号損害賠償請求事件に係る和解及びこれに伴う損害賠償の額を定めることに関し議決を求めることについてでありますが、原案を可とすることに決定いたしました。 次に、閉会中の継続調査についてでありますが、ものづくり力強化及び人材育成の取組について及び水力発電事業について、引き続き意見交換等を行うこととし、別途、議長に対し、申し出をいたしておりますので、御了承願います。 なお、さきに継続調査と議決されておりました道の駅もりおか渋民の整備状況については、現地調査を行った後、調査を終了いたしておりますことを申し添えます。 以上をもって報告を終わります。(拍手) 〇議長(工藤大輔君) 次に、千葉農林水産委員長。 〔農林水産委員長千葉盛君登壇〕 〇農林水産委員長(千葉盛君) 去る7月1日の本会議におきまして、当農林水産委員会に付託されました議案2件につきまして、7月2日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。 議案第1号令和6年度岩手県一般会計補正予算(第1号)の専決処分に関し承認を求めることについてでありますが、これは、県内で家畜伝染病豚熱が発生したため、防疫措置に要する経費について、特に緊急を要する予算措置が必要となったことから、総額5億5、000万円の増額補正の専決処分をしたものであり、原案を承認することに決定いたしました。 なお、審査の過程におきましては、県内における豚熱ワクチンの接種状況、豚熱発生農場に対する支援策、立ち入り確認の取り組み状況等について、質疑が交わされたところであります。 次に、議案第2号令和6年度岩手県一般会計補正予算(第2号)でありますが、これは、本年2月発生の大雪や強風、波浪被害の復旧に要する経費を補正しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。 次に、閉会中の継続調査についてでありますが、県内サーモン養殖の現状と取組について及び岩手大学農学部の改組及び教育・研究の方針等について、引き続き意見交換等を行うこととし、別途、議長に対し、申し出をいたしておりますので、御了承願います。 なお、さきに継続調査と議決されておりました滝沢森林公園の管理運営状況については、現地調査を行った後、調査を終了いたしておりますことを申し添えます。 以上をもって報告を終わります。(拍手) 〇議長(工藤大輔君) これより、ただいまの委員長報告に対する質疑に入るのでありますが、通告がありませんので、質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許します。斉藤信君。 〔37番斉藤信君登壇〕 |
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