令和4年12月定例会 第23回岩手県議会定例会会議録

前へ 次へ

〇総務委員長(菅野ひろのり君) 去る12月5日の本会議におきまして、当総務委員会に付託されました議案16件につきまして、12月6日、委員会を開き、並びに本日の本会議におきまして付託されました議案1件につきまして、本日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第1号令和4年度岩手県一般会計補正予算(第6号)でありますが、これは、令和4年8月大雨被害に対応したIGRいわて銀河鉄道の災害復旧事業費補助及び令和4年福島県沖地震に対応した中小企業等のグループ補助に必要となる経費として、総額3億1、837万3、000円の増額補正等をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第2号情報公開条例の一部を改正する条例でありますが、これは、開示請求及び開示の実施について手数料を徴収することとし、並びに開示決定等に係る審査請求を岩手県情報公開・個人情報保護等審査会に諮問しなければならないこととする等所要の改正をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第3号個人情報の保護等に関する条例でありますが、これは、個人情報の保護に関する法律の実施に関し必要な事項を定めるとともに、死者に関する情報の保護が重要であることに鑑み、死者に関する情報の取り扱い等に関し必要な事項を定めようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、本県独自の制度等の内容と県民等に対する影響について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第4号岩手県情報公開・個人情報保護等審査会条例でありますが、これは、実施機関等の諮問に応じ、その権限に属させられた事項を調査審議するため、岩手県情報公開・個人情報保護等審査会を設置しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第5号岩手県の事務を市町村が処理することとする事務処理の特例に関する条例の一部を改正する条例でありますが、これは、旅券法の一部改正に伴い、所要の整備をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、条例の一部改正に伴う市町村の経費負担の見込み等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第6号特別職の職員の給与並びに旅費及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例及び議案第10号会計年度任用職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例の2件についてでありますが、これらは、諸般の情勢に鑑み、特別職の職員、会計年度任用職員それぞれの期末手当の支給割合を改定しようとするものであり、議案第7号一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例及び議案第8号一般職の任期付研究員の採用等に関する条例の一部を改正する条例の2件についてでありますが、これらは、岩手県人事委員会の令和4年10月21日付の給与改定に関する勧告に鑑み、特定任期付職員、任期付研究員それぞれの給与月額及び期末手当の支給割合を改定しようとするものであり、議案第9号一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例及び議案第15号市町村立学校職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例の2件についてでありますが、これらは、岩手県人事委員会の令和4年10月21日付の給与改定に関する勧告等に鑑み、一般職の職員、市町村立学校職員、それぞれの給与月額、通勤手当の支給限度額及び勤勉手当の支給割合を改定しようとするものであり、いずれも原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第11号職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例でありますが、これは、職員とみなして退職手当を支給する者の要件を改めるとともに、あわせて所要の整備をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、要件の緩和に関する条例への記載の要否について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第12号岩手県手数料条例の一部を改正する条例のうち、ほかの委員会の付託分以外でありますが、これは、旅券法の一部改正に伴い受領されずに失効した一般旅券の発行費用を徴収する場合の手数料の額を定め、及び一般旅券査証欄増補手数料を廃止しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第17号財産の取得に関し議決を求めることについてでありますが、これは、株式会社SUBARUから、警察用航空機―中型ヘリコプターの整備等の用に供するため、中型ヘリコプター用装備資機材を取得しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、取得の必要性と随意契約となった理由、装備資機材のこれまでの購入実績と保守契約の状況等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第18号損害賠償請求事件に係る和解及びこれに伴う損害賠償の額を定めることに関し議決を求めることについてでありますが、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、再発防止に向けた取り組みの状況について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第43号当せん金付証票の発売に関し議決を求めることについてでありますが、これは、公共事業等の財源に充てるため、全国自治宝くじ及び関東・中部・東北自治宝くじを発売しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、当せん金付証票の発売による県の収入の見込みについて、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第45号令和4年度岩手県一般会計補正予算(第7号)でありますが、これは、国の物価高克服・経済再生実現のための総合経済対策等を踏まえて、生活者や事業者への原油価格、物価高騰対策のための幅広い支援、子供子育て世帯に対する支援等に必要となる経費や、新型コロナウイルス感染症対策として、医療機関のPCR検査や高齢者施設等の職員に対する抗原検査キットによる集中的検査など、追加的に対応が必要となる経費として、総額94億4、370万円の増額補正をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の活用状況と今後の見通し、経済対策の全県波及に向けた市町村への支援等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、閉会中の継続調査についてでありますが、盛岡バスセンターの地域交通等の機能について、引き続き意見交換等を行うこととし、別途、議長に対し、申し出をいたしておりますので、御了承願います。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(五日市王君) 次に、千葉文教委員長。
   〔文教委員長千葉絢子君登壇〕
〇文教委員長(千葉絢子君) 去る12月5日の本会議におきまして、当文教委員会に付託されました議案14件及びさきに付託を受けました請願陳情2件につきまして、12月6日、委員会を開き、並びに本日の本会議におきまして付託されました議案1件につきまして、本日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第1号令和4年度岩手県一般会計補正予算(第6号)でありますが、これは、指定管理者による県民会館管理運営業務ほか9事業について、債務負担行為期間及び限度額を定めようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第14号平泉世界遺産ガイダンスセンター条例の一部を改正する条例についてでありますが、これは、平泉世界遺産ガイダンスセンターの入館について許可を要することとし、及び入館に係る利用料金を指定管理者の収入として収受させるとともに、あわせて所要の改正をしようとするものであり、採決の結果、多数をもって原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、利用料金を徴収する理由と料金設定の考え方、指定管理者制度を導入する必要性等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第19号損害賠償請求事件に係る和解及びこれに伴う損害賠償の額を定めることに関し議決を求めることについてでありますが、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、損害賠償の対象経費等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第20号岩手県営屋内温水プールの指定管理者を指定することに関し議決を求めることについて、議案第30号岩手県営運動公園の指定管理者を指定することに関し議決を求めることについて、議案第34号岩手県立御所湖広域公園の指定管理者を指定することに関し議決を求めることについて、及び議案第36号岩手県民会館の指定管理者を指定することに関し議決を求めることについてから、議案第42号岩手県営武道館の指定管理者を指定することに関し議決を求めることについてまでの10件についてでありますが、いずれも原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、正規、非正規職員の体制や待遇の改善に対する考え方、施設の老朽化対策等の今後の見通し、指定管理者制度のあり方等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第44号公立大学法人岩手県立大学に係る中期目標を定めることに関し議決を求めることについてでありますが、これは、公立大学法人岩手県立大学が達成すべき業務運営に関する目標を定めようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、中期目標の考え方と主な特徴等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第45号令和4年度岩手県一般会計補正予算(第7号)でありますが、これは、私立幼稚園、市町村立幼稚園、小中学校等の送迎用バスへの安全装置の設置及び子供の安心・安全対策に係る装置等の導入に要する経費を補正しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、安全装置の整備台数と設置完了時期、装置が整備されるまでの安全対策と今後の見守り体制の確保等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、請願陳情についてでありますが、受理番号第84号私学助成の充実強化等に関する請願ほか2件につきましては、お手元に配付されております請願陳情審査報告書のとおり決定いたしました。
 次に、閉会中の継続調査についてでありますが、専修学校高等課程における教育活動等について、引き続き意見交換等を行うこととし、別途、議長に対し、申し出をいたしておりますので、御了承願います。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(五日市王君) 次に、佐々木環境福祉委員長。
   〔環境福祉委員長佐々木朋和君登壇〕
〇環境福祉委員長(佐々木朋和君) 去る12月5日の本会議におきまして、当環境福祉委員会に付託されました議案2件及びさきに付託を受けました請願陳情5件につきまして、12月6日、委員会を開き、並びに本日の本会議におきまして付託されました議案1件につきまして、本日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第1号令和4年度岩手県一般会計補正予算(第6号)でありますが、これは、指定管理者によるいわてリハビリテーションセンター管理運営業務について、債務負担行為の期間及び限度額を定めようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第21号いわてリハビリテーションセンターの指定管理者を指定することに関し議決を求めることについてでありますが、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、以上2件の審査の過程におきましては、指定管理料及び指定管理期間の設定の考え方、指定管理者の収支改善に向けた取り組み、入院患者の受け入れ状況等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第45号令和4年度岩手県一般会計補正予算(第7号)でありますが、これは、国の物価高克服・経済再生実現のための総合経済対策等を踏まえて、生活者や事業者への原油価格、物価高騰対策のための幅広い支援、子供子育て世帯に対する支援等に必要となる経費や新型コロナウイルス感染症対策として、医療機関のPCR検査や高齢者施設等の職員に対する抗原検査キットによる集中的検査など、追加的に対応が必要となる経費を補正しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、各支援事業の開始時期や実施主体となる市町村の検討状況、子供の送迎バスの安全装置の設置経費や対象施設数等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、請願陳情についてでありますが、受理番号第87号介護保険制度の改善を求める請願ほか4件につきましては、お手元に配付されております請願陳情審査報告書のとおり決定いたしました。
 次に、閉会中の継続調査についてでありますが、県立中央病院の救急医療体制について、引き続き意見交換等を行うこととし、別途、議長に対し、申し出をいたしておりますので、御了承願います。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(五日市王君) 次に、佐藤商工建設委員長。
   〔商工建設委員長佐藤ケイ子君登壇〕
〇商工建設委員長(佐藤ケイ子君) 去る12月5日の本会議におきまして、当商工建設委員会に付託されました議案10件につきまして、12月6日、委員会を開き、並びに本日の本会議におきまして付託されました議案1件につきまして、本日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第1号令和4年度岩手県一般会計補正予算(第6号)でありますが、これは、令和4年福島県沖地震に対応した中小企業等のグループ補助に必要となる経費等を補正しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、地震による被害の状況と補助金の交付時期等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第12号岩手県手数料条例の一部を改正する条例のうち別表第7の改正関係でありますが、これは、低炭素建築物新築等計画認定申請手数料等の額の区分を改めるとともに、あわせて所要の整備をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第13号オートキャンプ場条例の一部を改正する条例でありますが、これは、オートキャンプ場の使用許可の対象施設の範囲を改め、及びその利用料金の上限額を改めようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第16号大船渡港永浜地区海岸防潮堤(第2工区)工事の変更請負契約の締結に関し議決を求めることについてでありますが、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第22号岩手県立岩洞湖家族旅行村の指定管理者を指定することに関し議決を求めることについて、議案第23号岩手県立陸前高田オートキャンプ場の指定管理者を指定することに関し議決を求めることについて、議案第31号内丸緑地の指定管理者を指定することに関し議決を求めることについてから議案第33号岩手県立御所湖広域公園の指定管理者を指定することに関し議決を求めることについてまで、及び議案第35号リアスハーバー宮古の指定管理者を指定することに関し議決を求めることについての6件についてでありますが、いずれも原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、指定管理者の選定基準の考え方、岩洞湖家族旅行村における利用状況と利用促進策、内丸緑地における管理のあり方、リアスハーバー宮古における事業内容と収支の状況等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第45号令和4年度岩手県一般会計補正予算(第7号)でありますが、これは、国の物価高克服・経済再生実現のための総合経済対策等を踏まえ、生活者や事業者への原油価格、物価高騰対策のための幅広い支援に追加的に対応が必要となる経費を補正しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、いわて県民応援プレミアムポイント還元事業費及びいわて旅応援プロジェクト推進費について、各事業の委託料の内訳と利用店舗数の推移、QRコード決済利用店舗数における地域格差の解消に向けた取り組み等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、閉会中の継続調査についてでありますが、食産業事業者における働き方改革の取組について、引き続き意見交換等を行うこととし、別途、議長に対し、申し出をいたしておりますので、御了承願います。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(五日市王君) 次に、川村農林水産委員長。
   〔農林水産委員長川村伸浩君登壇〕
〇農林水産委員長(川村伸浩君) 去る12月5日の本会議におきまして、当農林水産委員会に付託されました議案7件につきまして、12月6日、委員会を開き、並びに本日の本会議におきまして付託されました議案1件につきまして、本日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第1号令和4年度岩手県一般会計補正予算(第6号)でありますが、これは、指定管理者による県民の森管理運営業務のほか5事業について、債務負担行為の期間及び限度額を定めようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第24号岩手県県民の森の指定管理者を指定することに関し議決を求めることについてから、議案第29号岩手県立種市漁港海岸休養施設の指定管理者を指定することに関し議決を求めることについてまでの6件についてでありますが、いずれも原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、以上7件の審査の過程におきましては、農林水産部所管6施設の指定管理料の妥当性、岩手県立水産科学館の来館者数減少の要因と今後の利用促進策等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第45号令和4年度岩手県一般会計補正予算(第7号)でありますが、これは、国の物価高克服・経済再生実現のための総合経済対策等を踏まえ、直面する物価高騰等による本県農林水産業への影響を緩和するための対応など、追加的に必要となる経費を補正しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、肥料価格緊急対策費補助の事業内容と農業者への適切な支援、水産業資材価格の状況と燃料価格の高騰への対応等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、閉会中の継続調査についてでありますが、いわて水産アカデミーの取組について、引き続き意見交換等を行うこととし、別途、議長に対し、申し出をいたしておりますので、御了承願います。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(五日市王君) 次に、軽石議会運営委員長。
   〔議会運営委員長軽石義則君登壇〕
〇議会運営委員長(軽石義則君) さきに当議会運営委員会に付託されました請願陳情1件につきまして、本日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その結果につきまして御報告いたします。
 受理番号第92号旧統一協会と県議会議員との関わりについての調査・公表を求める請願につきましては、お手元に配付されております請願陳情審査報告書のとおり決定いたしました。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(五日市王君) これより、ただいまの委員長報告に対する質疑に入るのでありますが、通告がありませんので、質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。高田一郎君。
   〔13番高田一郎君登壇〕

前へ 次へ