令和3年9月定例会 第17回岩手県議会定例会会議録

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〇総務委員長(菅野ひろのり君) 去る10月7日の本会議におきまして、当総務委員会に付託されました議案7件及びさきに付託を受けました請願陳情3件につきまして、8月3日、9月1日及び10月8日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第1号令和3年度岩手県一般会計補正予算(第7号)でありますが、これは、新型コロナウイルス感染症対策として、感染拡大防止を図りつつ、社会生活、経済活動を支えるため、入院施設等の確保など医療提供体制の拡充、広域的なワクチン接種体制の強化、地域公共交通の維持に向けた支援など追加的に必要とする予算を計上するほか、豚熱予防的ワクチン接種に要する経費及び前年度決算の確定に伴う所要の経費として、総額287億8、588万4、000円の増額補正をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、臨時財政対策債に対する本県の認識及び元金償還のための基金の状況について、質疑が交わされたところであります。
 議案第13号個人情報保護条例の一部を改正する条例でありますが、これは、デジタル庁設置法及びデジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴い、所要の整備をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 議案第14号職員の育児休業等に関する条例及び職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例でありますが、これは、子の養育等をする職員について、当該職員の申告を考慮して、週休日の特例を設け、及び勤務時間の割り振りをすることができることとする等所要の改正をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 議案第15号自治振興基金条例の一部を改正する条例でありますが、これは、過疎地域の定義を改めようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、改正後の定義において過疎地域に該当する市町村数について、質疑が交わされたところであります。
 議案第21号高齢者、障がい者等の移動等円滑化のために必要な信号機等に関する基準を定める条例の一部を改正する条例でありますが、これは、視覚障がい者の移動等円滑化のために必要な信号機に関する基準を改めようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、信号機の整備予定及び整備に要する費用について、質疑が交わされたところであります。
 議案第26号損害賠償請求事件に係る和解及びこれに伴う損害賠償の額を定めることに関し議決を求めることについて並びに、議案第27号損害賠償請求事件に係る和解及びこれに伴う損害賠償の額を定めることに関し議決を求めることについての2件でありますが、いずれも原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、請願陳情についてでありますが、受理番号第39号えん罪被害者を一刻も早く救済するために再審制度の速やかな改正を求める請願ほか2件につきましては、お手元に配付されております請願陳情審査報告書のとおり決定いたしました。
 なお、継続審査と決定いたしました1件につきましては、別途、議長に対し、閉会中の継続審査の申し出をいたしておりますので、御了承願います。
 また、さきに継続調査と議決されておりました県内事業者のデジタルトランスフォーメーションの取り組みについて及び地域起こし協力隊の取り組みについては、県当局から説明を受け、質疑、意見交換を行った後、調査を終了いたしておりますことを申し添えます。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(五日市王君) 次に、千葉文教委員長。
   〔文教委員長千葉絢子君登壇〕
〇文教委員長(千葉絢子君) 去る10月7日の本会議におきまして、当文教委員会に付託されました議案3件につきまして、10月8日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第1号令和3年度岩手県一般会計補正予算(第7号)でありますが、これは、新型コロナウイルス感染症対策として、感染拡大防止を図りつつ、社会生活、経済活動を支えるため、追加的に必要となる経費のほか、所要の補正をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、ホストタウン等新型コロナウイルス感染症対策交付金の活用状況と事業の評価、公立学校における新型コロナウイルス感染症への対応状況等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第20号岩手県立学校設置条例の一部を改正する条例でありますが、これは、県立高等学校の学科の廃止をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、学科廃止による学校運営への影響等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第23号財産の取得に関し議決を求めることについてでありますが、これは、株式会社NTTドコモから、県立高等学校における学習の用に供するため、ノートパソコン及び充電保管庫を取得しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、県立高等学校におけるICT機器の整備状況と有効活用に向けた今後の取り組み等について、質疑が交わされたところであります。
 なお、さきに継続調査と議決されておりました、令和4年度県立高等学校の編制等について及び北海道・北東北縄文遺跡群の世界遺産登録については、県当局から説明を受け、質疑、意見交換を行った後、調査を終了いたしておりますことを申し添えます。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(五日市王君) 次に、佐々木環境福祉委員長。
   〔環境福祉委員長佐々木朋和君登壇〕
〇環境福祉委員長(佐々木朋和君) 去る10月7日の本会議におきまして、当環境福祉委員会に付託されました議案5件及びさきに付託を受けました請願陳情3件につきまして、10月8日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第1号令和3年度岩手県一般会計補正予算(第7号)でありますが、これは、新型コロナウイルス感染症対策として、感染拡大防止を図りつつ、社会生活、経済活動を支えるため、入院施設等の確保など医療提供体制の拡充、広域的なワクチン接種体制の強化など、追加的に必要となる経費のほか、所要の補正をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、防災拠点等再生可能エネルギー設備導入事業の実績及び岩手県地球温暖化対策実行計画における位置づけ、新型コロナウイルス感染症の重症患者の受け入れを行う仮設病棟の整備内容等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第2号令和3年度岩手県母子父子寡婦福祉資金特別会計補正予算(第1号)及び議案第7号令和3年度岩手県国民健康保険特別会計補正予算(第1号)でありますが、これらは、それぞれ事業計画の変更等に基づいて、所要の補正をしようとするものであり、いずれも原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第16号医師修学資金貸付条例の一部を改正する条例でありますが、これは、医師修学資金の返還等の免除を受けるための要件に知事が指定する病院において臨床研修を修了することを加え、当該病院において通算して1年以上臨床研修を受けた場合に医師修学資金の返還等の一部の免除を受けられることとする等、所要の改正をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、医師修学資金の利用状況について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第19号医療局医師奨学資金貸付条例の一部を改正する条例でありますが、これは、医療局医師奨学資金の返還等の免除に係る従事期間に臨床研修病院において臨床研修を受けた期間を加え、当該従事期間を延長する等、所要の改正をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、請願陳情についてでありますが、受理番号第52号沿岸地域における県立病院の医師確保による機能の充実を求める請願ほか2件につきましては、お手元に配付されております請願陳情審査報告書のとおり決定いたしました。
 なお、さきに継続調査と議決されておりました、いわて飲食店安心認証制度については、現地調査を行った後、調査を終了いたしており、また、同じく、さきに継続調査と議決されておりました新型コロナウイルスワクチン接種の状況については、県当局から説明を受け、質疑、意見交換を行った後、調査を終了いたしておりますことを申し添えます。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(五日市王君) 次に、佐藤商工建設委員長。
   〔商工建設委員長佐藤ケイ子君登壇〕
〇商工建設委員長(佐藤ケイ子君) 去る10月7日の本会議におきまして、当商工建設委員会に付託されました議案8件につきまして、10月8日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第1号令和3年度岩手県一般会計補正予算(第7号)でありますが、これは、新型コロナウイルス感染症対策として、感染拡大防止を図りつつ、社会生活、経済活動を支えるため、追加的に必要となる経費のほか、所要の補正をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、就職氷河期世代の実態把握や市町村との情報共有の方法、地域就職氷河期世代支援加速化交付金による支援の対象となる年齢と、対象者への周知の方法等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第6号令和3年度岩手県中小企業振興資金特別会計補正予算(第1号)でありますが、これは、事業計画の変更等に基づいて所要の補正をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第12号土木関係の建設事業に係る経費の一部を負担させることに関する議決の変更に関し議決を求めることについてでありますが、これは、土木関係の建設事業に要する経費に対する負担金の割合の変更に伴い、受益市の負担金の額を変更しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第17号岩手県信用保証協会に対する損失補償に係る回収納付金を受け取る権利の放棄に関する条例の一部を改正する条例についてでありますが、これは、産業競争力強化法の一部改正に伴い、所要の整備をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第18号岩手県港湾施設管理条例の一部を改正する条例でありますが、これは、港則法の一部改正に伴い、所要の整備をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第22号織笠川筋織笠川水門土木工事の変更請負契約の締結に関し議決を求めることについてでありますが、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第24号訴えの提起に関し議決を求めることについてでありますが、これは、県営住宅の明渡し及び滞納家賃等支払請求事件の訴えの提起をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、県内における県営災害公営住宅の滞納家賃の状況等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第25号和解の申立てに関し議決を求めることについてでありますが、これは、県営住宅の滞納家賃等の請求に係る起訴前の和解の申し立てをしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、さきに継続調査と議決されておりました南部鉄器のコロナ禍による影響とアフターコロナを見据えた展望について及び岩崎川床上浸水対策特別緊急事業については、現地調査を行った後、調査を終了いたしており、また、同じくさきに継続調査と議決されておりました県営建設工事の設計額の積算については、県当局から説明を受け、質疑、意見交換を行った後、調査を終了いたしておりますことを申し添えます。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(五日市王君) 次に、川村農林水産委員長。
   〔農林水産委員長川村伸浩君登壇〕
〇農林水産委員長(川村伸浩君) 去る10月7日の本会議におきまして、当農林水産委員会に付託されました議案8件及びさきに付託を受けました請願陳情1件につきまして、10月8日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第1号令和3年度岩手県一般会計補正予算(第7号)でありますが、これは、新型コロナウイルス感染症対策として、感染拡大防止を図りつつ、社会生活、経済活動を支えるため、追加的に必要となる経費のほか、豚熱予防的ワクチン接種に要する経費及び所要の補正をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、経営体育成基盤整備事業費に係る減額補正の内容と整備計画に対する現在の進捗率、農業用ダムの老朽化や災害対策に係る考え方、果樹の凍霜害に対する具体の支援策、ウッドショックによる県産木材の需要の状況と今後の利用促進策等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第3号令和3年度岩手県県有林事業特別会計補正予算(第1号)、議案第4号令和3年度岩手県林業・木材産業資金特別会計補正予算(第1号)及び議案第5号令和3年度岩手県沿岸漁業改善資金特別会計補正予算(第1号)でありますが、これらは、それぞれ事業計画の変更等に基づいて所要の補正をしようとするものであり、いずれも原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第8号農業関係の建設事業に要する経費の一部を負担させることに関する議決の変更に関し議決を求めることについてでありますが、これは、農業関係の建設事業に要する経費の額の変更に伴い、受益市町の負担金の額を変更しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第9号農業関係の建設事業に要する経費の一部を負担させることに関し議決を求めることについてでありますが、これは、農業関係の建設事業に要する経費の一部を受益町に負担させようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第10号水産関係の建設事業に要する経費の一部を負担させることに関する議決の変更に関し議決を求めることについてでありますが、これは、水産関係の建設事業に要する経費の額の変更に伴い、受益市の負担金の額を変更しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第11号水産関係の建設事業に要する経費の一部を負担させることに関し議決を求めることについてでありますが、これは、水産関係の建設事業に要する経費の一部を受益市に負担させようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、請願陳情についてでありますが、受理番号第55号コロナ禍による米価下落に対し緊急対策を求める請願につきましては、お手元に配付されております請願陳情審査報告書のとおり決定いたしました。
 なお、さきに継続調査と議決されておりました鳥獣被害防止対策について及び国の試験研究機関と連携した新技術等の普及については、現地調査を行った後、調査を終了いたしておりますことを申し添えます。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(五日市王君) これより、ただいまの委員長報告に対する質疑に入るのでありますが、通告がありませんので、質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
 これより、討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。千葉秀幸君。
   〔5番千葉秀幸君登壇〕

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