令和2年12月定例会 第11回岩手県議会定例会会議録

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〇総務委員長(岩渕誠君) 去る12月3日の本会議におきまして、当総務委員会に付託されました議案9件につきまして、12月4日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第1号令和2年度岩手県一般会計補正予算(第6号)でありますが、これは、新型コロナウイルス感染症対策として、事業者の資金繰りを支援する制度融資枠の拡大に要する経費や季節性インフルエンザとの同時検査の公費負担分等に必要な予算を計上するほか、豚熱の予防的ワクチン接種に備えるための予算や、被災地福祉灯油補助を行う市町村に対し補助するために必要となる経費として、総額16億7、136万1、000円の増額補正をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第2号岩手県部局等設置条例の一部を改正する条例でありますが、これは、総務部及び復興局を再編し、復興防災部を設置しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、復興防災部や広域振興局の具体的な人員体制及び今後の見通し、復興防災部の所掌事務の範囲及び他部局とのかかわり等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第3号いわての森林づくり県民税条例の一部を改正する条例でありますが、これは、いわての森林づくり県民税を課することとする期間を延長し、及び地方税法の一部改正に伴い所要の改正をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、いわての森林づくり県民税を活用した事業の実施状況及び今後の実施計画、森林環境譲与税を活用した事業との関係性等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第5号地方自治法に基づく延滞金の徴収等に関する条例の一部を改正する条例でありますが、これは、延滞金の割合の特例について所要の改正をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第14号損害賠償請求事件に係る和解及びこれに伴う損害賠償の額を定めることに関し議決を求めることについてでありますが、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、事案の発生原因及び今後の再発防止策、賠償額の算定基準等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第15号岩手県立総合防災センターの指定管理者を指定することに関し議決を求めることについてでありますが、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、指定管理者選定委員会委員の選定の考え方、施設管理における改善意見等の反映方法等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第16号平庭高原体験学習館の指定管理者を指定することに関し議決を求めることについて及び議案第17号平庭高原自然交流館の指定管理者を指定することに関し議決を求めることについての2件についてでありますが、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第24号当せん金付証票の発売に関し議決を求めることについてでありますが、これは、公共事業等の財源に充てるため、全国自治宝くじ及び関東・中部・東北自治宝くじを発売しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、閉会中の継続調査についてでありますが、さきに継続調査と議決されておりました(仮称)3月11日に関する条例については、意見交換等を行い、(仮称)東日本大震災津波を語り継ぐ日条例として素案を取りまとめたところであります。
 つきましては、引き続き、(仮称)東日本大震災津波を語り継ぐ日条例について、意見交換等を行うこととし、別途、議長に対し、閉会中の継続調査の申し出をいたしておりますので、御了承願います。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(関根敏伸君) 次に、柳村文教委員長。
   〔文教委員長柳村一君登壇〕
〇文教委員長(柳村一君) 去る12月3日の本会議におきまして、当文教委員会に付託されました議案6件及びさきに付託を受けました請願陳情2件につきまして、12月4日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第1号令和2年度岩手県一般会計補正予算(第6号)でありますが、これは、新型コロナウイルス感染症対策に必要となる経費を補正しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、修学旅行の取りやめ、延期や目的地の変更などの状況、私立学校におけるエアコンの設置状況及び本年度内の設置見込み等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第13号損害賠償請求事件に係る和解及びこれに伴う損害賠償の額を定めることに関し議決を求めることについてでありますが、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、当事者間の過失割合について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第20号岩手県勤労身体障がい者体育館の指定管理者を指定することに関し議決を求めることについてでありますが、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、職員の賃金水準、施設の利用状況等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第21号岩手県立県南青少年の家の指定管理者を指定することに関し議決を求めることについてから議案第23号岩手県立県北青少年の家の指定管理者を指定することに関し議決を求めることについてまでの3件についてでありますが、いずれも採決の結果、多数をもって原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、管理運営費の増加理由、管理部門と教育部門とで異なった管理方法を行う理由、地域特性を生かした施設の活用等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、請願陳情についてでありますが、受理番号第28号私学助成の充実強化等に関する請願ほか1件につきましては、お手元に配付されております請願陳情審査報告書のとおり決定いたしました。
 次に、閉会中の継続調査についてでありますが、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた本県の取組について、引き続き意見交換等を行うこととし、別途、議長に対し、申し出をいたしておりますので、御了承願います。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(関根敏伸君) 次に、神崎環境福祉委員長。
   〔環境福祉委員長神崎浩之君登壇〕
〇環境福祉委員長(神崎浩之君) 去る12月3日の本会議におきまして、当環境福祉委員会に付託されました議案3件及びさきに付託を受けました請願陳情2件につきまして、12月4日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第1号令和2年度岩手県一般会計補正予算(第6号)でありますが、これは、新型コロナウイルス感染症対策として、季節性インフルエンザとの同時検査の公費負担分等に必要な予算を計上するほか、被災地福祉灯油補助を行う市町村に対し補助するために必要となる経費を補正しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、季節性インフルエンザと新型コロナウイルス感染症の同時検査の実施方法、診療、検査医療機関の指定状況等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第6号看護職員修学資金貸付条例の一部を改正する条例でありますが、これは、看護職員修学資金の償還に係る遅延利息の計算に用いる利率の特例について所要の改正をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第18号岩手県立療育センターの指定管理者を指定することに関し議決を求めることについてでありますが、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、運営推進計画における運営体制強化に係る内容等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、請願陳情についてでありますが、受理番号第30号岩手県の医療費助成制度について更なる拡充を求める請願ほか1件につきましては、お手元に配付されております請願陳情審査報告書のとおり決定いたしました。
 次に、閉会中の継続調査についてでありますが、女性医師から見た県立病院の課題について、引き続き意見交換等を行うこととし、別途、議長に対し、申し出をいたしておりますので、御了承願います。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(関根敏伸君) 次に、ハクセル商工建設委員長。
   〔商工建設委員長ハクセル美穂子君登壇〕
〇商工建設委員長(ハクセル美穂子君) 去る12月3日の本会議におきまして、当商工建設委員会に付託されました議案8件及びさきに付託を受けました請願陳情1件につきまして、12月4日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第1号令和2年度岩手県一般会計補正予算(第6号)でありますが、これは、新型コロナウイルス感染症対策として、事業者の資金繰りを支援する制度融資枠の拡大に要する経費を補正しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第7号屋外広告物条例の一部を改正する条例でありますが、これは、屋外広告物を表示する者等の管理義務を定める等所要の改正をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、有資格者による点検が必要となる広告物の数等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第8号電気事業及び工業用水道事業の設置等に関する条例及び県営工業用水道料金徴収条例の一部を改正する条例でありますが、これは、第一北上中部工業用水道の1日最大給水量を増加し、並びに第一北上中部工業用水道及び第二北上中部工業用水道を統合し、北上中部工業用水道としようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、安定した経営の継続を図るための具体的な取り組み等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第9号一般国道397号小谷木橋旧橋撤去(上部工)工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについてでありますが、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、工事の進捗状況について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第10号関口川筋関口川水門土木工事の変更請負契約の締結に関し議決を求めることについてでありますが、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、事前の地質調査の課題、隣接する他部局所管工事との調整状況等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第11号一般県道安家玉川線茂井地区道路災害復旧工事の変更請負契約の締結に関し議決を求めることについてでありますが、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第19号岩手産業文化センターの指定管理者を指定することに関し議決を求めることについてでありますが、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第25号地方独立行政法人岩手県工業技術センターに係る中期目標を定めることに関し議決を求めることについてでありますが、これは、地方独立行政法人岩手県工業技術センターが達成すべき業務運営に関する目標を定めようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、請願陳情についてでありますが、受理番号第32号県内アパレル企業の育成と安定生産を求める請願につきましては、お手元に配付されております請願陳情審査報告書のとおり決定いたしました。
 次に、閉会中の継続調査についてでありますが、新型コロナウイルス感染症に係る雇用への影響等について、引き続き意見交換等を行うこととし、別途、議長に対し、申し出をいたしておりますので、御了承願います。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(関根敏伸君) 次に、吉田農林水産委員長。
   〔農林水産委員長吉田敬子君登壇〕
〇農林水産委員長(吉田敬子君) 去る12月3日の本会議におきまして、当農林水産委員会に付託されました議案3件及びさきに付託を受けました請願陳情2件につきまして、12月4日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第1号令和2年度岩手県一般会計補正予算(第6号)でありますが、これは、豚熱の予防的ワクチン接種に備えるために必要となる経費を補正しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、豚熱の他地域での発生状況と本県における予防対策の状況、本県で豚熱が発生した場合における対応と体制の整備、本県がワクチン接種地域となった場合の影響等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第4号岩手県手数料条例の一部を改正する条例でありますが、これは、家畜改良増殖法施行規則の一部改正に伴い、家畜人工授精所開設許可証の書きかえ交付及び再交付について手数料を徴収しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第12号損害賠償請求事件に係る和解及びこれに伴う損害賠償の額を定めることに関し議決を求めることについてでありますが、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、過去における当該損害賠償の原因となった事案と同様の事例の有無等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、請願陳情についてでありますが、受理番号第33号家畜診療に関する獣医師偏在の解消及び獣医療過疎地域における獣医療提供体制の整備に関する請願ほか1件につきましては、お手元に配付されております請願陳情審査報告書のとおり決定いたしました。
 次に、閉会中の継続調査についてでありますが、野生鳥獣による農作物被害の状況と被害防止対策について、引き続き意見交換等を行うこととし、別途、議長に対し、申し出をいたしておりますので、御了承願います。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(関根敏伸君) これより、ただいまの委員長報告に対する質疑に入るのでありますが、通告がありませんので、質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。斉藤信君。
   〔37番斉藤信君登壇〕

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