令和2年2月定例会 第4回岩手県議会定例会会議録

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〇総務委員長(岩渕誠君) 去る2月28日の本会議におきまして、当総務委員会に付託されました議案11件のうち、さきに決定いたしました4件を除く7件及びさきに付託を受けました請願陳情1件につきまして、3月18日、委員会を開き、並びに本日の本会議におきまして付託されました議案2件につきまして、本日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第21号岩手県の事務を市町村が処理することとする事務処理の特例に関する条例の一部を改正する条例でありますが、これは、市町村の区域内に新たに生じた土地の届け出の受理等に係る事務を新たに釜石市が処理することとする等所要の改正をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第22号地方独立行政法人法施行条例の一部を改正する条例でありますが、これは、地方独立行政法人の役員等の損害賠償責任の一部免除に係る最低限度額を定めようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第23号県議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例でありますが、これは、給料を支給される職員に係る休業補償等の額の算定の基礎となる補償基礎額を定めようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第24号一般職の職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例でありますが、これは、社会福祉業務手当及び爆発物取締業務手当の支給範囲を拡大し、並びに社会福祉業務手当と社会福祉施設等勤務手当との併給を禁止するとともに、あわせて所要の整備をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第25号知事等の損害賠償責任の一部免責に関する条例でありますが、これは、地方自治法の規定に基づき、知事等の損害賠償責任の一部の免責に関し必要な事項を定めようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、損害賠償責任の一部免責に係る適用基準及び適用事例の有無等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第48号包括外部監査契約の締結に関し議決を求めることについてでありますが、これは、包括外部監査契約を締結しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、内部監査と外部監査の所掌範囲及び実施に係る調整方法、契約予定者選定に係る判断基準等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第87号職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例でありますが、これは、会計年度任用職員の服務の宣誓の特例を設けようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、服務宣誓に係る特例の対象等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第88号令和元年度岩手県一般会計補正予算(第7号)第1条第1項、同条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳入各款についてでありますが、これは、国の新型コロナウイルス感染症に関する緊急対応策・第2弾に対応し、感染拡大の防止や学校一斉休業による影響に対応するための経費など、緊急に必要となる経費として総額3億7、079万2、000円の増額補正をしようとするものであります。
 第1条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳入は、第9款国庫支出金2億6、925万8、000円、第12款繰越金1億153万4、000円のそれぞれの増であり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第89号令和2年度岩手県一般会計補正予算(第1号)第1条第1項、同条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳入各款についてでありますが、これは、新型コロナウイルスの感染拡大防止のための医療提供体制の整備や、事業活動縮小に伴う中小企業の資金繰りのための貸付金の創設など、緊急に対応が必要となる経費として総額110億3、650万2、000円の増額補正をしようとするものであります。
 第1条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳入は、第9款国庫支出金3、984万3、000円、第12款繰越金9、665万9、000円、第14款諸収入109億円のそれぞれの増であり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、新型コロナウイルス感染拡大対策に係るさらなる予算措置や、追加で対策が行われる場合の財源確保の見込み、地域活動、イベント活動などの指針の設定に向けた検討の有無等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、請願陳情についてでありますが、受理番号第9号性暴力の実態に即した刑法の見直し実現に向けた請願につきましては、お手元に配付されております請願陳情審査報告書のとおり決定いたしました。
 次に、閉会中の継続調査についてでありますが、消防防災ヘリコプターの運航基準について、引き続き意見交換等を行うこととし、別途、議長に対し、申し出をいたしておりますので、御了承願います。
 なお、さきに継続調査と議決されておりました特殊詐欺被害の現状と対策については、現地調査を行った後、調査を終了いたしておりますことを申し添えます。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(関根敏伸君) 次に、柳村文教委員長。
   〔文教委員長柳村一君登壇〕
〇文教委員長(柳村一君) 去る2月28日の本会議におきまして、当文教委員会に付託されました議案3件のうち、さきに決定いたしました2件を除く1件につきまして、3月18日、委員会を開き、及び本日の本会議におきまして、当文教委員会に付託されました議案1件につきまして、本日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第50号第3期岩手県文化芸術振興指針の策定に関し議決を求めることについてでありますが、これは、文化芸術振興施策の総合的かつ効果的な推進を図るため、文化芸術振興指針を定めようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、小規模な民俗芸能団体の担い手確保に係る具体的な支援策、教育委員会と連携した芸術、文化活動に係る指導者の確保、育成、指針におけるわかりやすい目標値の設定及び表記の工夫、伝統芸能団体における資金調達及び情報発信に対する支援策等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第88号令和元年度岩手県一般会計補正予算(第7号)第1条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳出第10款教育費についてでありますが、これは、国の新型コロナウイルス感染症に関する緊急対応策第2弾に対応し、感染拡大の防止や学校一斉休業による影響に対応するための経費など緊急に必要となる経費を補正しようとするものであります。
 第10款教育費は214万5、000円の増額補正でありますが、これは、特別支援学校費管理運営費73万2、000円、学校、家庭、地域の連携協力推進事業費補助141万3、000円のそれぞれの増であり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、学校、家庭、地域の連携協力推進事業費補助の対象経費、新型コロナウイルス感染症による臨時休校措置に係る県教育委員会の対応、学校再開後の児童、生徒の心のケア、特別支援学校に対する支援等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、閉会中の継続調査についてでありますが、スポーツクライミング施設の整備状況等について、引き続き意見交換等を行うこととし、別途、議長に対し、申し出をいたしておりますので、御了承願います。
 なお、さきに継続調査と議決されておりましたラグビーワールドカップ2019釜石開催については、県当局から説明を受け、質疑、意見交換を行った後、調査を終了いたしておりますことを申し添えます。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(関根敏伸君) 次に、神崎環境福祉委員長。
   〔環境福祉委員長神崎浩之君登壇〕
〇環境福祉委員長(神崎浩之君) 去る2月28日の本会議におきまして、当環境福祉委員会に付託されました議案14件のうち、さきに決定いたしました5件を除く9件及びさきに付託を受けました請願陳情5件につきまして、3月18日、委員会を開き、並びに本日の本会議におきまして付託されました議案3件につきまして、本日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第32号旅館業法施行条例の一部を改正する条例でありますが、これは、営業者の講ずべき衛生措置の基準を緩和しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第33号公衆浴場法施行条例の一部を改正する条例でありますが、これは、浴場業を営む者が講じなければならない衛生に必要な措置の基準を緩和するとともに、あわせて所要の整備をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、衛生措置基準の緩和に対応した安全確保策について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第34号浄化槽法施行条例の一部を改正する条例でありますが、これは、浄化槽法の一部改正に伴い、浄化槽の使用の停止の届け出を廃止し、及び浄化槽保守点検業者の営業所に置く浄化槽管理士に対する浄化槽の保守点検に関する研修について定めるとともに、あわせて所要の整備をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、浄化槽管理士の資格取得の要件、パブリックコメントの結果の反映状況等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第35号社会福祉施設等の事業者等の要件及び設備等に関する基準を定める条例の一部を改正する条例でありますが、これは、東日本大震災復興特別区域法による訪問リハビリテーション事業所及び介護予防訪問リハビリテーション事業所に係る特例措置の期間を延長し、並びに生活困窮者等の自立を促進するための生活困窮者自立支援法等の一部を改正する法律により社会福祉法の一部が改正されたことに伴い、社会福祉住居施設の設備の規模及び構造並びに運営に関する基準を定めようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第36号食品衛生法施行条例の一部を改正する条例でありますが、これは、食品衛生法の一部改正に伴い、公衆衛生上講ずべき措置の基準を廃止するとともに、あわせて所要の整備をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、公衆衛生上の必要な措置について経過措置が設けられた理由について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第37号動物の愛護及び管理に関する条例の一部を改正する条例でありますが、これは、動物の愛護及び管理に関する法律の一部改正に伴い、所要の改正をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、飼い主の遵守事項の県民への周知方法、動物愛護監視員の配置状況等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第46号権利の放棄に関し議決を求めることについてでありますが、これは、過年度個人未収金に係る債権の回収が不可能または困難であるため、当該権利を放棄しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、過年度個人未収金の管理と請求方法等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第47号岩手県立療育センターの指定管理者を指定することに関し議決を求めることについてでありますが、これは、岩手県立療育センターの指定管理者を指定しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、今後の医師、看護師等の配置計画、職員の処遇改善の取り組み、短期入所の利用率が低い要因と今後の対応策等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第49号ひとにやさしいまちづくり推進指針(2020〜2024)の策定に関し議決を求めることについてでありますが、これは、ひとにやさしいまちづくりに関する施策を総合的かつ計画的に実施するため、施策の基本的な方向その他必要な事項に関する推進指針を定めようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、バリアフリー化に対応した特定公共的施設数の指標設定の考え方、ヘルプマークの周知方法と今後の普及に向けた強化策等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第88号令和元年度岩手県一般会計補正予算(第7号)第1条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳出第3款民生費、第4款衛生費及び第2条繰越明許費についてでありますが、これは、国の新型コロナウイルス感染症に関する緊急対応策第2弾に対応し、感染拡大の防止や学校一斉休業による影響に対応するための経費など緊急に必要となる経費を補正しようとするものであります。
 第3款民生費は3億6、645万2、000円の増額補正でありますが、その主なものは、生活福祉資金貸付事業推進費補助1億9、800万円、介護施設等衛生用品緊急調達事業費9、928万円のそれぞれの増等であります。第4款衛生費は219万5、000円の増額補正でありますが、これは、感染症予防費の増であります。
 第2条第2表繰越明許費補正、第3款民生費4、344万1、000円は、放課後等デイサービス支援事業費補助について、翌年度に繰り越して使用しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、医療的ケア児等が必要とする消毒薬の確保状況と必要なニーズの把握方法、保健所に開設された帰国者・接触者相談センターの人員体制等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第89号令和2年度岩手県一般会計補正予算(第1号)第1条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳出第4款衛生費についてでありますが、これは、新型コロナウイルスの感染拡大防止のための医療提供体制の整備など緊急に対応が必要となる経費を補正しようとするものであります。第4款衛生費は1億578万2、000円の増額補正でありますが、その主なものは、感染症予防費4、093万8、000円、新型インフルエンザ患者入院医療機関等設備整備費補助4、694万5、000円のそれぞれの増等であり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、新たに整備するPCR検査関連機器の具体的内容、簡易陰圧装置や人工呼吸器の導入見通し等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第90号令和2年度岩手県立病院等事業会計補正予算(第1号)でありますが、これは、新型コロナウイルス感染症患者の医療提供体制整備に伴い、収益的収入及び支出については、収入の予定額を606万7、000円、支出の予定額を606万7、000円それぞれ増額し、資本的収入及び支出については、収入の予定額を1、404万6、000円、支出の予定額を1、404万6、000円それぞれ増額するなど、所要の補正を行おうとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、診療材料費及び医療消耗備品費によって整備する設備等の具体的内容について、質疑が交わされたところであります。
 次に、請願陳情についてでありますが、受理番号第7号岩手県全域における「ダブルケア」支援を求めるための請願ほか4件につきましては、お手元に配付されております請願陳情審査報告書のとおり決定いたしました。
 次に、閉会中の継続調査についてでありますが、ひきこもり対策について、引き続き意見交換等を行うこととし、別途、議長に対し、申し出をいたしておりますので、御了承願います。
 なお、さきに継続調査と議決されておりました医師の働き方改革については、現地調査を行った後、調査を終了いたしておりますことを申し添えます。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(関根敏伸君) 次に、ハクセル商工建設委員長。
   〔商工建設委員長ハクセル美穂子君登壇〕
〇商工建設委員長(ハクセル美穂子君) 去る2月28日の本会議におきまして、当商工建設委員会に付託されました議案20件のうち、さきに決定いたしました18件を除く議案2件につきまして、3月18日、委員会を開き、及び本日の本会議におきまして付託されました議案1件につきまして、本日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第38号個別労働関係紛争の解決の促進に関する条例の一部を改正する条例についてでありますが、これは、労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律等の一部改正に伴い、あっせんに付さないことができる個別労働関係紛争に派遣労働者と派遣元事業主等との間の紛争等を加えるとともに、あわせて所要の改正をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、個別労働紛争への対応状況、条例改正に係る関係機関との調整状況等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第40号県道の構造の技術的基準等を定める条例の一部を改正する条例についてでありますが、これは、自転車通行帯に関する基準を定め、及び自転車道を設ける基準を改めるとともに、あわせて所要の整備をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、自転車道の整備対象となる道路、自転車道の整備事業費等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第89号令和2年度岩手県一般会計補正予算(第1号)第1条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳出第7款商工費及び第2条債務負担行為補正についてでありますが、これは、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のための事業活動縮小に伴う中小企業の資金繰りのための貸付金の創設など、緊急に対応が必要となる経費を補正しようとするものであります。
 第7款商工費は109億3、072万円の増額補正でありますが、これは、新型コロナウイルス感染症対策資金貸付金109億円、新型コロナウイルス感染症対策資金保証料補給補助3、072万円のそれぞれの増であります。
 第2条第2表債務負担行為補正、追加、岩手県信用保証協会が行う新型コロナウイルス感染症対策資金についての信用保証契約の履行に伴う損失補償ほか1事業については、その期間及び限度額を定めようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、金融機関からの融資の要件、貸付期間及び貸付利率等について質疑が交わされたところであります。
 次に、請願陳情についてでありますが、受理番号第13号令和2年度岩手地方最低賃金改正についての請願ほか1件につきましては、お手元に配付されております請願陳情審査報告書のとおり決定いたしました。
 次に、閉会中の継続審査についてでありますが、岩手県における建設工事従事者の安全及び健康の確保に関する計画について、引き続き意見交換等を行うこととし、別途、議長に対し申し出をいたしておりますので、御了承願います。
 なお、さきに継続調査と議決されておりました一般県道大ケ生徳田線徳田橋の整備状況については、現地調査を行った後、調査を終了いたしておりますことを申し添えます。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(関根敏伸君) 次に、吉田農林水産委員長。
   〔農林水産委員長吉田敬子君登壇〕
〇農林水産委員長(吉田敬子君) 去る2月28日の本会議におきまして、当農林水産委員会に付託されました議案12件のうち、さきに決定いたしました11件を除く1件につきまして、3月18日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第45号漁業法等の一部を改正する等の法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例についてでありますが、これは、漁業法等の一部を改正する等の法律の施行に伴い、関係条例について整備をしようとするものであり、採決の結果、多数をもって原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、漁獲割当管理原簿の情報公開の取り扱い、これまでの海区漁業調整委員会委員の公選制における課題及び漁業者からの要望の有無等について質疑が交わされたところであります。
 次に、閉会中の継続調査についてでありますが、りんごを核とした家族農業による多角経営の取り組みについて引き続き意見交換等を行うこととし、別途、議長に対し申し出をいたしておりますので、御了承願います。
 なお、さきに継続調査と議決されておりました主要魚種の漁獲状況についてにつきましては、県当局から説明を受け、質疑、意見交換を行った後、調査を終了いたしておりますことを申し添えます。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(関根敏伸君) これより、ただいまの委員長報告に対する質疑に入るのでありますが、通告がありませんので、質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。高田一郎君。
   〔13番高田一郎君登壇〕

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