令和元年12月定例会 第3回岩手県議会定例会会議録

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〇総務委員長(岩渕誠君) 去る12月5日の本会議におきまして、当総務委員会に付託されました議案7件及びさきに付託を受けました請願陳情1件につきまして、12月6日、委員会を開き、並びに本日の本会議におきまして付託されました議案1件につきまして、本日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第1号令和元年度岩手県一般会計補正予算(第4号)第1条第1項、同条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳入各款、歳出第1款議会費、第2款総務費第1項総務管理費、第2項企画費、第3項徴税費、第4項地域振興費のうち政策地域部関係、第5項選挙費、第6項防災費、第7項統計調査費、第9項人事委員会費、第3款民生費第5項災害救助費、第9款警察費、第3条第3表債務負担行為補正中、追加中5についてでありますが、これは、沿岸被災市町村が実施する福祉灯油事業に対する補助に要する経費のほか、人事委員会勧告に基づく給与改定に要する経費など、早急に措置が必要な経費として総額6億5、338万2、000円を増額補正しようとするものであります。
 第1条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳入の主なものは、第12款繰入金1、081万3、000円、第13款繰越金6億4、186万4、000円、第14款諸収入69万6、000円のそれぞれの増等であります。
 歳出の主なものは、第1款議会費は、事務局費管理運営費148万9、000円の増であり、第2款総務費のうち秘書広報室、総務部、政策地域部、復興局、ILC推進局、出納局及び人事委員会関係は、人事管理制度事務費2億6、534万7、000円、地域振興総務費のうち政策地域部管理運営費522万1、000円のぞれぞれの増等であり、第3款民生費のうち復興局関係は、救助費管理運営費3万円の増であり、第9款警察費においては、警察行政運営費3、017万9、000円、交通安全施設整備費10万円のそれぞれの増等であります。
 第3条第3表債務負担行為補正のうち、追加中5放置車両確認事務委託については、その期間及び限度額を定めようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第4号岩手県部局等設置条例の一部を改正する条例でありますが、これは、秘書広報室及び政策地域部を再編し、政策企画部及びふるさと振興部を設置しようとするものであり、採決の結果、可否同数でありましたので、当職において原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、今回の部局再編の狙いや期待される効果、これまでの部局体制の成果や問題点の検証及び見直しを行うこととなった理由、政策形成過程における地域ニーズ、統計調査等の収集方法及び県北・沿岸振興本部や広域振興局が果たす機能等について質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第5号一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例及び議案第6号一般職の任期付研究員の採用等に関する条例の一部を改正する条例でありますが、これらは、岩手県人事委員会の令和元年10月7日付けの給与改定に関する勧告に鑑み、特定任期付職員及び任期付研究員の給料月額を改定しようとするものであり、議案第7号一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例でありますが、これは、岩手県人事委員会の令和元年10月7日付けの給与改定に関する勧告に鑑み、一般職の職員の給料月額及び通勤手当の支給限度額を改定し、並びに行政職給料表の職務の級の分類の基準となるべき職務の内容を改めるとともに、あわせて所要の整備をしようとするものであり、議案第15号市町村立学校職員の給与等に関する条例等の一部を改正する条例でありますが、これは、岩手県人事委員会の令和元年10月7日付けの給与改定に関する勧告に鑑み、市町村立学校職員の給料月額及び通勤手当の支給限度額を改定するとともに、あわせて所要の整備をしようとするものであり、いずれも原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第27号当せん金付証票の発売に関し議決を求めることについてでありますが、これは、公共事業等の財源に充てるため、全国自治宝くじ及び関東・中部・東北自治宝くじを発売しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第28号令和元年度岩手県一般会計補正予算(第5号)第1条第1項、同条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳入各款、歳出第2款総務費についてでありますが、これは、令和元年台風第19号災害に係る国の被災者の生活と生業の再建に向けた対策パッケージに呼応し、被災した三陸鉄道の支援に要する経費、地域のなりわいや落ち込んだ観光需要を早期に再生させるため必要な経費として、総額8億873万2、000円を増額補正しようとするものであります。
 第1条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳入の主なものは、第5款地方交付税2億2、800万円、第9款国庫支出金5億2、573万2、000円、第13款繰越金3、050万円のそれぞれの増等であります。
 歳出については、第2款総務費、三陸鉄道運営支援事業費4、300万円の増であり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、請願陳情についてでありますが、受理番号第3号内閣総理大臣主催「桜を見る会」疑惑の徹底究明を求める請願につきましては、お手元に配付されております請願陳情審査報告書のとおり決定いたしました。
 次に、閉会中の継続調査についてでありますが、特殊詐欺被害の現状と対策について、引き続き意見交換等を行うこととし、別途、議長に対し、申し出をいたしておりますので、御了承願います。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(関根敏伸君) 次に、柳村文教委員長。
   〔文教委員長柳村一君登壇〕
〇文教委員長(柳村一君) 去る12月5日の本会議におきまして、当文教委員会に付託されました議案4件及びさきに付託を受けました請願陳情2件につきまして、12月6日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第1号令和元年度岩手県一般会計補正予算(第4号)第1条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳出第2款総務費第8項文化スポーツ費、第10款教育費、第3条第3表債務負担行為補正のうち、追加中1についてでありますが、これは、人事委員会勧告に基づく給与改定に要する経費など、早急に措置が必要な経費を補正しようとするものであります。
 第2款総務費のうち文化スポーツ部関係は58万8、000円の増額補正でありますが、これは、文化スポーツ総務費管理運営費の増であります。
 第10款教育費は1億176万1、000円の増額補正でありますが、その主なものは、小学校費教職員費3、733万6、000円、中学校費教職員費2、142万5、000円のそれぞれの増等であります。
 第3条第3表債務負担行為補正のうち、追加中1指定管理者による公会堂管理運営業務については、その期間及び限度額を定めようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、給与改定の対象者の職員に占める割合及び1人当たりの引き上げ額、臨時、非常勤職員等に係る給与改定の状況等について質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第9号県立学校授業料等条例の一部を改正する条例でありますが、これは、令和元年台風第19号により甚大な被害を受けたと認められる者に係る入学選考料、入学料、通信制受講料及び寄宿舎料の免除について定めようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、入学選考料等の免除の対象者数、所要額の見込み及び財源、来年以降の免除実施の考え方について質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第22号損害賠償請求事件に係る和解及びこれに伴う損害賠償の額を定めることに関し議決を求めることについてでありますが、これは、損害賠償請求事件に係る和解をし、及びこれに伴う損害賠償の額を定めようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第23号岩手県公会堂の指定管理者を指定することに関し議決を求めることについてでありますが、これは、岩手県公会堂の指定管理者を指定しようとするものであり、採決の結果、多数をもって原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、施設の管理運営計画及び収支計画の具体的な内容、正規、非正規職員の配置計画及び給与水準、岩手県公会堂のこれまでの改修実績及び今後の大規模改修の見込み、指定管理候補者のこれまでの指定実績、指定管理者制度の人件費に対する県の考え方等について質疑が交わされたところであります。
 次に、請願陳情についてでありますが、受理番号第4号私学助成の充実強化等に関する請願外1件につきましては、お手元に配付されております請願陳情審査報告書のとおり決定いたしました。
 次に、閉会中の継続調査についてでありますが、ラグビーワールドカップ2019釜石開催について、引き続き意見交換等を行うこととし、別途、議長に対し、申し出をいたしておりますので、御了承願います。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(関根敏伸君) 次に、神崎環境福祉委員長。
   〔環境福祉委員長神崎浩之君登壇〕
〇環境福祉委員長(神崎浩之君) 去る12月5日の本会議におきまして、当環境福祉委員会に付託されました議案7件及びさきに付託を受けました請願陳情2件につきまして、12月6日、委員会を開き、並びに本日の本会議におきまして付託されました議案1件につきまして、本日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第1号令和元年度岩手県一般会計補正予算(第4号)第1条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳出第3款民生費のうち環境生活部及び保健福祉部関係、第4款衛生費、第3条第3表債務負担行為補正のうち、追加中2から4までについてでありますが、これは、沿岸被災市町村が実施する福祉灯油事業に対する補助に要する経費のほか、人事委員会勧告に基づく給与改定に要する経費など、早急に措置が必要な経費を補正しようとするものであります。
 第3款民生費のうち環境生活部及び保健福祉部関係は5、876万2、000円の増額補正でありますが、その主なものは、社会福祉総務費管理運営費172万7、000円、被災地福祉灯油等特別助成事業費補助5、525万2、000円のそれぞれの増等であります。
 第4款衛生費は426万円の増額補正でありますが、その主なものは、環境衛生総務費管理運営費190万6、000円、保健所費管理運営費147万4、000円のそれぞれの増等であります。
 第3条第3表債務負担行為補正のうち、追加中2指定管理者による福祉の里センター管理運営業務ほか2事業は、その期間及び限度額を定めようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第3号令和元年度岩手県国民健康保険特別会計補正予算(第2号)は7万2、000円の増額補正でありますが、これは、人事委員会勧告に基づく給与改定に要する経費を補正しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、以上2件の審査の過程におきましては、沿岸被災市町村における福祉灯油事業の実施見通し等について質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第8号看護師養成所授業料等条例の一部を改正する条例でありますが、これは、令和元年台風第19号により甚大な被害を受けたと認められる者に係る入学選考料、入学料及び寄宿舎料の免除について定め、並びに大学等における修学の支援に関する法律の規定による授業料等減免対象者の認定の申請をした者の授業料及び入学料の納付方法を定める等、所要の改正をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、入学料等が免除、減免となる対象者数の見込みについて質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第10号心身障害者扶養共済制度条例の一部を改正する条例でありますが、これは、年金管理者となることができない者の範囲を改めるとともに、あわせて所要の整備をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、県内の心身障害者扶養共済制度への加入状況について質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第24号岩手県立福祉の里センターの指定管理者を指定することに関し議決を求めることについてから議案第26号いわて子どもの森の指定管理者を指定することに関し議決を求めることについてまでの3件についてでありますが、これらは、岩手県立福祉の里センター、ふれあいランド岩手及びいわて子どもの森の指定管理者をそれぞれ指定しようとするものであり、いずれも原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、以上3件の審査の過程におきましては、指定管理者における正規職員と非正規職員の割合及び賃金など職員の待遇の状況、いわて子どもの森への交通アクセスの状況と利便性向上のための取り組み、いわて子どもの森の屋外遊具設備の修繕状況等について質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第29号令和元年度岩手県国民健康保険特別会計補正予算(第3号)は2、014万5、000円の増額補正でありますが、これは、令和元年台風第19号により被災した国民健康保険の被保険者に対し、市町村が医療費の一部負担金の免除を行う場合に、その経費に対し、特別交付金を交付するために必要な経費を補正しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、一部負担金の免除を実施する市町村及び免除対象者となる被保険者の状況について質疑が交わされたところであります。
 次に、請願陳情についてでありますが、受理番号第2号国民医療を守ることを求める請願外1件につきましては、お手元に配付されております請願陳情審査報告書のとおり決定いたしました。
 次に、閉会中の継続調査についてでありますが、医師の働き方改革について、引き続き意見交換等を行うこととし、別途、議長に対し、申し出をいたしておりますので、御了承願います。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(関根敏伸君) 次に、ハクセル商工建設委員長。
   〔商工建設委員長ハクセル美穂子君登壇〕
〇商工建設委員長(ハクセル美穂子君) 去る12月5日の本会議におきまして、当商工建設委員会に付託されました議案8件につきまして、12月6日、委員会を開き、及び本日の本会議におきまして付託されました議案1件につきまして、本日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第1号令和元年度岩手県一般会計補正予算(第4号)第1条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳出第2款総務費第4項地域振興費のうち商工労働観光部関係、第5款労働費、第7款商工費、第8款土木費、第11款災害復旧費第4項土木施設災害復旧費及び第2条第2表繰越明許費についてでありますが、これは、人事委員会勧告に基づく給与改定に要する経費など、早急に措置が必要な経費を補正しようとするものであります。
 第2款総務費のうち商工労働観光部関係は7万1、000円の増額補正でありますが、これは、地域振興総務費のうち商工労働観光部管理運営費の増であります。
 第5款労働費は55万1、000円の増額補正でありますが、その主なものは、労政総務費管理運営費17万8、000円、職業訓練校費管理運営費25万円のそれぞれの増等であります。
 第7款商工費は201万2、000円の増額補正でありますが、これは、商工業総務費管理運営費167万円、観光総務費管理運営費34万2、000円のそれぞれの増であります。
 第8款土木費は1億1、326万1、000円の増額補正でありますが、その主なものは、道路橋りょう総務費管理運営費5、150万2、000円、河川総務費管理運営費3、745万9、000円のそれぞれの増等であります。
 第11款災害復旧費第4項土木施設災害復旧費は58万6、000円の増額補正でありますが、これは、河川等災害復旧費管理運営費の増であります。
 第2条第2表繰越明許費11億2、007万2、000円は、道路環境改善事業ほか6事業について、それぞれ翌年度に繰り越して使用しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第11号職業能力開発校条例の一部を改正する条例でありますが、これは、令和元年台風第19号により甚大な被害を受けたと認められる者に係る入校検定料、入校料及び寄宿舎料の免除について定めようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第12号産業技術短期大学校条例の一部を改正する条例でありますが、これは、令和元年台風第19号により甚大な被害を受けたと認められる者に係る入学検定料、入学料及び寄宿舎料の免除について定めようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、以上2件の審査の過程におきましては、これまでの災害時における入校検定料等の免除者数、免除の対象となる被害の程度等について質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第14号建築士法施行条例の一部を改正する条例でありますが、これは、二級建築士及び木造建築士の登録手数料等の額を増額しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、実務経験の審査の方法、受験者数の実績等について質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第17号一般国道340号(仮称)今泉大橋(下部工)(第2工区)工事の変更請負契約の締結に関し議決を求めることについて、議案第18号大船渡港跡浜地区海岸防潮堤ほか工事の変更請負契約の締結に関し議決を求めることについて、議案第20号盛川筋塩場地区河川災害復旧ほか工事の変更請負契約の締結に関し議決を求めることについて及び議案第21号大船渡港清水地区海岸災害復旧工事の変更請負契約の締結に関し議決を求めることについての4件でありますが、これらは、一般国道340号(仮称)今泉大橋(下部工)(第2工区)工事、大船渡港跡浜地区海岸防潮堤ほか工事、盛川筋潮場地区河川災害復旧ほか工事及び大船渡港清水地区海岸災害復旧工事の変更請負契約をそれぞれ締結しようとするものであり、いずれも原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、以上4件の審査の過程におきましては、設計変更の理由、設計変更に至った経緯等について質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第28号令和元年度岩手県一般会計補正予算(第5号)第1条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳出第7款商工費は7億6、573万2、000円の増額補正でありますが、これは、令和元年台風第19号災害に係る国の被災者の生活と生業の再建に向けた対策パッケージに呼応し、地域のなりわいや落ち込んだ観光需要を早期に再生させるため必要な経費を補正しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、地域企業再建支援事業費補助の対象市町村、いわてふっこう割事業費の事業対象期間等について質疑が交わされたところであります。
 次に、閉会中の継続調査についてでありますが、一般県道大ケ生徳田線徳田橋の整備状況について、引き続き意見交換等を行うこととし、別途、議長に対し、申し出をいたしておりますので、御了承願います。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(関根敏伸君) 次に、吉田農林水産委員長。
   〔農林水産委員長吉田敬子君登壇〕
〇農林水産委員長(吉田敬子君) 去る12月5日の本会議におきまして、当農林水産委員会に付託されました議案5件につきまして、12月6日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第1号令和元年度岩手県一般会計補正予算(第4号)第1条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳出第6款農林水産業費、第11款災害復旧費第2項農林水産施設災害復旧費についてでありますが、これは、人事委員会勧告に基づく給与改定に要する経費など、早急に措置が必要な経費を補正しようとするものであります。
 第6款農林水産業費は4、805万5、000円の増額補正でありますが、その主なものは、農業総務費管理運営費1、579万8、000円、土地改良費管理費1、059万5、000円のそれぞれの増等であります。
 第11款災害復旧費のうち農林水産部関係は1、440万3、000円の増額補正でありますが、その主なものは、農地及び農業用施設災害復旧費管理費290万1、000円、漁港災害復旧費管理費1、033万9、000円のそれぞれの増等であり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第2号令和元年度岩手県県有林事業特別会計補正予算(第3号)は19万5、000円の増額補正でありますが、これは、人事委員会勧告に基づく給与改定に要する経費を補正しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第13号農業大学校条例の一部を改正する条例でありますが、これは、令和元年台風第19号により甚大な被害を受けたと認められる者に係る入学検定料及び入学料の免除について定め、並びに大学等における修学の支援に関する法律の規定による授業料等減免対象者の認定の申請をした者の授業料及び入学料の納付方法を定める等、所要の改正をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、入学検定料等を免除する場合の判断基準及び対象者について質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第16号島の越漁港海岸水門高潮対策工事の変更請負契約の締結に関し議決を求めることについて及び議案第19号山田漁港海岸防潮堤災害復旧工事の変更請負契約の締結に関し議決を求めることについてでありますが、これらは、島の越漁港海岸水門高潮対策工事及び山田漁港海岸防潮堤災害復旧工事の変更請負契約をそれぞれ締結しようとするものであり、いずれも原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、以上2件の審査の過程におきましては、防潮堤の追加工事の決定に至った議論の経過等について質疑が交わされたところであります。
 次に、閉会中の継続調査についてでありますが、主要魚種の漁獲状況について、引き続き意見交換等を行うこととし、別途、議長に対し、申し出をいたしておりますので、御了承願います。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(関根敏伸君) これより、ただいまの委員長報告に対する質疑に入るのでありますが、通告がありませんので、質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。岩崎友一君。
   〔45番岩崎友一君登壇〕

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