平成31年2月定例会 第16回岩手県議会定例会会議録

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〇総務委員長(軽石義則君) 去る2月26日の本会議におきまして、当総務委員会に付託されました議案16件のうち、さきに決定いたしました6件を除く10件及びさきに付託を受けました請願陳情2件につきまして、3月19日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
議案第23号岩手県県営建設工事入札契約適正化委員会条例の一部を改正する条例でありますが、これは、岩手県県営建設工事入札契約適正化委員会の庶務を総務部から出納局に移管しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
次に、議案第24号岩手県の事務を市町村が処理することとする事務処理の特例に関する条例の一部を改正する条例でありますが、これは、自立支援医療費の支給認定等に係る事務を新たに市町村が処理することとする等、所要の改正をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
次に、議案第25号特別職の職員の給与並びに旅費及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例でありますが、これは、諸般の情勢に鑑み、教育長が職務のため旅行したときの旅費の額を改めようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
次に、議案第26号会計年度任用職員の給与等に関する条例でありますが、これは、地方公務員法等の規定により、会計年度任用職員の給与等に関し必要な事項を定めようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
なお、審査の過程におきましては、会計年度任用職員となる職員数の見込み、制度導入により必要と見込まれる予算額と国からの財源措置等について、質疑が交わされたところであります。
次に、議案第27号職員の大学院派遣研修費用の償還に関する条例及び職員の自己啓発等休業に関する条例の一部を改正する条例でありますが、これは、学校教育法の一部改正に伴い、所要の整備をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
次に、議案第31号岩手県産業廃棄物税条例の一部を改正する条例でありますが、これは、この条例の施行後5年をめどとして、岩手県産業廃棄物税条例の施行状況について検討を加えることとしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
なお、審査の過程におきましては、産業廃棄物税を導入している27道府県の税率の状況、税収を活用した取り組みの具体的内容等について、質疑が交わされたところであります。
次に、議案第40号東日本大震災津波伝承館条例でありますが、これは、東日本大震災津波の教訓を伝承するとともに、東日本大震災津波の発災から復興に至るまでの状況を国内外に発信するため、東日本大震災津波伝承館を設置しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
なお、審査の過程におきましては、伝承館の年間管理費の見込みとその財源、設置後の入館者数の見込みを示せない理由、陸前高田市との協議の経過等について、質疑が交わされたところであります。
次に、議案第72号市町村立学校職員の給与等に関する条例及び職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例でありますが、これは、国の例に準じて、正規の勤務時間以外の時間における勤務について定めようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
なお、審査の過程におきましては、客観的な勤務時間の把握方法と超過勤務縮減に向けた取り組み等について、質疑が交わされたところであります。
次に、議案第73号地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例でありますが、これは、地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴い、関係条例について整備をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
次に、議案第76号包括外部監査契約の締結に関し議決を求めることについてでありますが、これは、包括外部監査契約を締結しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
なお、審査の過程におきましては、包括外部監査人候補者の公募における県内在住者からの応募状況、これまでの契約金額の上限額の推移等について、質疑が交わされたところであります。
次に、請願陳情についてでありますが、受理番号第83号2019年10月からの消費税10%中止を求める請願ほか1件につきましては、お手元に配付されております請願陳情審査報告書のとおり決定いたしました。
次に、閉会中の継続調査についてでありますが、盛岡地方気象台の防災対策における役割について、引き続き意見交換等を行うこととし、別途、議長に対し、申し出をいたしておりますので、御了承願います。
なお、さきに継続調査と議決されておりましたILCの最近の情勢については、県当局から説明を受け、質疑、意見交換を行った後、調査を終了いたしておりますことを申し添えます。
以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(佐々木順一君) 次に、福井環境福祉委員長。
〔環境福祉委員長福井せいじ君登壇〕
〇環境福祉委員長(福井せいじ君) 去る2月26日の本会議におきまして、当環境福祉委員会に付託されました議案10件のうち、さきに決定いたしました5件を除く5件、及びさきに付託を受けました請願陳情5件につきまして、3月19日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
議案第29号国民健康保険広域化等支援基金条例を廃止する条例でありますが、これは、国民健康保険広域化等支援基金条例を廃止しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
次に、議案第42号水道法施行条例の一部を改正する条例でありますが、これは、専用水道の水道技術管理者の資格に専門職大学の前期課程を修了した者であることを加えようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
なお、審査の過程におきましては、条例改正に伴い、県内で対象となる人数等について、質疑が交わされたところであります。
次に、議案第46号民生委員の定数に関する条例の一部を改正する条例でありますが、これは、北上市等の民生委員の定数を改正しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
次に、議案第74号権利の放棄に関し議決を求めることについてでありますが、これは、過年度個人未収金に係る債権の回収が不可能または困難であるため、当該権利を放棄しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
なお、審査の過程におきましては、過年度個人未収金の現状と増減の傾向及び今後の見通しとその対策等について、質疑が交わされたところであります。
次に、議案第75号岩手県立療育センターの指定管理者を指定することに関し議決を求めることについてでありますが、これは、岩手県立療育センターの指定管理者を指定しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
なお、審査の過程におきましては、1年としている指定管理期間と随意契約としている理由及び今後の契約方法の見込み、定員に満たない利用状況となっている背景及び今後の医療スタッフ確保の見通し等について、質疑が交わされたところであります。
次に、請願陳情についてでありますが、受理番号第85号被災者生活再建支援制度の抜本的拡充を求める請願ほか4件につきましては、お手元に配付されております請願陳情審査報告書のとおり決定いたしました。
なお、継続審査と決定いたしました請願陳情1件につきましては、別途、議長に対し、閉会中の継続審査の申し出をいたしておりますので、御了承願います。
次に、閉会中の継続調査についてでありますが、児童虐待防止に係る取組について、引き続き意見交換等を行うこととし、別途、議長に対し、申し出をいたしておりますので、御了承願います。
なお、さきに継続調査と議決されておりました岩手県立療育センターの取組については、現地調査を行った後、調査を終了いたしておりますことを申し添えます。
以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(佐々木順一君) 次に、城内商工文教委員長。
〔商工文教委員長城内よしひこ君登壇〕
〇商工文教委員長(城内よしひこ君) 去る2月26日の本会議におきまして、当商工文教委員会に付託されました議案7件のうち、さきに決定いたしました3件を除く4件につきまして、3月19日及び3月20日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
議案第22号岩手県いじめ再調査委員会条例の一部を改正する条例でありますが、これは、岩手県いじめ再調査委員会の庶務を総務部から政策地域部に移管しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
次に、議案第64号岩手県教育振興基本対策審議会条例の一部を改正する条例でありますが、これは、岩手県教育振興基本対策審議会の委員に任命する者の範囲を改めようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
次に、議案第78号みちのく岩手観光立県第3期基本計画の策定に関し議決を求めることについてでありますが、これは、観光振興の施策を総合的かつ計画的に推進するため、観光振興に関する計画を定めようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
なお、審査の過程におきましては、第2期基本計画の取り組み成果の分析及び第2期基本計画からの変更点、指標とする観光消費額を上げるための施策、復興特需が減少した沿岸地域の観光振興策等について、質疑が交わされたところであります。
次に、議案第79号岩手県中小企業振興第2期基本計画の策定に関し議決を求めることについてでありますが、これは、中小企業の振興に関する施策を総合的かつ計画的に推進するため、中小企業振興に関する基本的な計画を定めようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
なお、審査の過程におきましては、指標とする従業者1人当たりの付加価値額の考え方、官公需契約の中小企業の受注拡大策、被災地の事業者に対する支援策等について、質疑が交わされたところであります。
次に、請願陳情についてでありますが、受理番号第90号平成31年度岩手地域最低賃金改正等についての請願ほか1件につきましては、お手元に配付されております請願陳情審査報告書のとおり決定いたしました。
次に、閉会中の継続調査についてでありますが、ファブテラスいわてによるメイカームーブメントの推進について、引き続き意見交換等を行うこととし、別途、議長に対し、申し出をいたしておりますので、御了承願います。
なお、さきに継続調査と議決されておりましたラグビーワールドカップ2019釜石開催については、県当局から説明を受け、質疑、意見交換を行った後、調査を終了いたしておりますことを申し添えます。
以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(佐々木順一君) 次に、名須川農林水産委員長。
〔農林水産委員長名須川晋君登壇〕
〇農林水産委員長(名須川晋君) 去る2月26日の本会議におきまして、当農林水産委員会に付託されました議案10件のうち、さきに決定いたしました9件を除く1件、発議案1件及びさきに付託を受けました請願陳情1件につきまして、3月19日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
議案第21号農業改良普及センター条例の一部を改正する条例についてでありますが、これは、中央農業改良普及センターの名称及び管轄区域を改めようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
なお、審査の過程におきましては、農業普及指導のあり方、組織の見直しに係る関係団体や農業経営者等からの意見等について、質疑が交わされたところであります。
次に、発議案第1号岩手県県産木材等利用促進条例についてでありますが、これは、県産木材等の利用の促進に関し、基本理念及びこれに基づく施策の基本となる事項を定め、並びに県の責務等を明らかにするとともに、県民参加のもと、県産木材等の利用の促進に関する施策を総合的かつ計画的に推進し、もって森林の有する多面的機能の持続的な発揮並びに林業及び木材産業の健全な発展による本県の経済の活性化並びに県民の豊かな暮らしの実現に寄与しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
なお、審査の過程におきましては、部局間連携による公共施設における県産木材等の活用、県産木材等の利用に関する普及啓発の推進等について、質疑が交わされたところであります。
次に、請願陳情についてでありますが、受理番号第92号主要農作物の種子生産に係る県条例の制定を求める請願につきましては、お手元に配付されております請願陳情審査報告書のとおり決定いたしました。
次に、閉会中の継続調査についてでありますが、施設園芸作物の周年栽培について、引き続き意見交換等を行うこととし、別途、議長に対し、申し出をいたしておりますので、御了承願います。
なお、さきに継続調査と議決されておりました滝沢森林公園の管理運営状況についてにつきましては、現地調査を行った後、調査を終了いたしておりますことを申し添えます。
以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(佐々木順一君) 次に、佐々木県土整備委員長。
〔県土整備委員長佐々木茂光君登壇〕
〇県土整備委員長(佐々木茂光君) 去る2月26日の本会議におきまして、当県土整備委員会に付託されました議案19件のうち、さきに決定しました16件を除く議案3件につきまして、3月19日、委員会を開き、及び本日の本会議におきまして付託されました議案1件につきまして、本日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
議案第56号屋外広告物条例の一部を改正する条例でありますが、これは、屋外広告物法の規定に基づく条例の制定及び改廃に関する事務を陸前高田市が処理することとしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
次に、議案第58号県営住宅等条例の一部を改正する条例及び議案第59号県営住宅等条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例の2件についてでありますが、これらは、県営黒沢尻アパート等を設置、並びに県営本町アパートの名称及び所在地を変更しようとするものであり、いずれも原案を可とすることに決定いたしました。
なお、審査の過程におきましては、災害公営住宅整備の進捗状況について、質疑が交わされたところであります。
次に、議案第115号財産の取得に関し議決を求めることについてでありますが、これは、独立行政法人都市再生機構から、災害公営住宅の用に供する建物を取得しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
なお、審査の過程におきましては、当該議案が追加提案されることとなった経緯、買い取り型で整備することにより短縮が見込まれる工期、併設される被災者支援センターの運営方法等について、質疑が交わされたところであります。
次に、閉会中の継続調査についてでありますが、いわて建設業振興中期プランについて及び電力システム改革に伴う新たな売電方法について、引き続き意見交換等を行うこととし、別途、議長に対し、申し出をいたしておりますので、御了承願います。
なお、さきに継続調査と議決されておりました土砂災害対策の取組については、県当局から説明を受け、質疑、意見交換を行った後、調査を終了いたしておりますことを申し添えます。
以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(佐々木順一君) これより、ただいまの委員長報告に対する質疑に入るのでありますが、通告がありませんので、質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
討論の通告がありますので、発言を許します。高橋但馬君。
〔28番高橋但馬君登壇〕

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