平成29年9月定例会 第10回岩手県議会定例会会議録

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〇議長(佐々木順一君) 次に、日程第2、議案第1号から日程第38、請願陳情までを一括議題といたします。
各案件に関し、委員長の報告を求めます。軽石総務委員長。
〔総務委員長軽石義則君登壇〕
〇総務委員長(軽石義則君) 去る10月4日の本会議におきまして、当総務委員会に付託されました議案3件及びさきに付託を受けました請願陳情1件につきまして、10月5日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
議案第1号平成29年度岩手県一般会計補正予算(第2号)第1条第1項、同条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳入各款、歳出第2款総務費第1項総務管理費、第2項企画費、第4項地域振興費、第6項防災費、第7項統計調査費、第3款民生費第5項災害救助費、第9款警察費、第2条第2表債務負担行為補正のうち、1追加中9及び第3条地方債の補正についてでありますが、これは、平成28年台風第10号災害により被害を受けた道路、河川等の復旧に向けた経費や、ふるさと振興の推進に要する経費などのほか、港湾、河川等の復旧、内陸部への災害公営住宅の整備や釜石市林野火災に対応する経費など、復旧、復興を進めるための予算を計上し、総額240億1、417万2、000円を補正しようとするものであります。
第1条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳入の主なものは、第9款国庫支出金10億5、558万2、000円、第12款繰入金23億649万円、第13款繰越金186億1、975万1、000円のそれぞれの増等及び第5款地方交付税2、951万3、000円、第14款諸収入1億2、577万4、000円のそれぞれの減であります。
歳出の主なものは、第2款総務費のうち、総務部、政策地域部、復興局及び出納局関係は174億4、866万9、000円の補正でありますが、その主なものは、財政調整基金積立金109億1、622万円、東日本大震災復興交付金基金積立金60億4、173万4、000円のそれぞれの増等であり、第3款民生費第5項災害救助費においては、救助費5、499万3、000円の増であり、第9款警察費においては、警察署庁舎整備事業費2、309万2、000円、交通安全施設整備費4、448万2、000円のそれぞれの増等及び交通警察費216万2、000円の減であります。
第2条第2表債務負担行為補正のうち、1追加中9警察署庁舎整備事業については、その期間及び限度額を定めようとするものであります。
第3条地方債の補正は、県民会館施設整備ほか2件について起債を追加し、土地改良事業ほか8件について起債の限度額を変更しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
なお、審査の過程におきましては、三陸防災復興博(仮称)の今後の企画検討の過程及び名称決定の見通し等について、質疑が交わされたところであります。
次に、議案第26号釜石警察署等庁舎新築(建築)工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについてでありますが、これは、釜石警察署等庁舎新築(建築)工事の請負契約を締結しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
次に、議案第34号損害賠償請求事件に係る和解及びこれに伴う損害賠償の額を定めることに関し議決を求めることについてでありますが、これは、損害賠償請求事件に係る和解をし、及びこれに伴う損害賠償の額を定めようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
次に、請願陳情についてでありますが、受理番号第52号日本政府がすみやかに核兵器禁止条約に署名し、国会が批准することを求める請願につきましては、お手元に配付されております請願陳情審査報告書のとおり決定いたしました。
なお、さきに継続調査と議決されておりました三陸防災復興博(仮称)について及びILCの最近の情勢については、県当局から説明を受け、質疑、意見交換を行った後、調査を終了いたしておりますことを申し添えます。
以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(佐々木順一君) 次に、福井環境福祉委員長。
〔環境福祉委員長福井せいじ君登壇〕
〇環境福祉委員長(福井せいじ君) 去る10月4日の本会議におきまして、当環境福祉委員会に付託されました議案3件及びさきに付託を受けました請願陳情2件につきまして、10月5日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
議案第1号平成29年度岩手県一般会計補正予算(第2号)第1条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳出第3款民生費のうち環境生活部及び保健福祉部関係並びに第4款衛生費についてでありますが、これは、ふるさと振興の推進に要する経費などのほか、復旧、復興を進めるために必要な経費などを補正しようとするものであります。
第3款民生費のうち環境生活部及び保健福祉部関係は1億9、653万4、000円の補正でありますが、その主なものは、社会福祉総務費管理運営費1億8、656万6、000円、国民健康保険指導監査費223万5、000円のそれぞれの増等であります。
第4款衛生費は22億2、549万7、000円の補正でありますが、その主なものは、高度救命救急医療等提供拠点整備費補助13億5、369万8、000円、災害医療体制等整備費補助2億4、704万円のそれぞれの増等であり、原案を可とすることに決定いたしました。
次に、議案第2号平成29年度岩手県母子父子寡婦福祉資金特別会計補正予算(第1号)は2億951万3、000円の補正でありますが、これは、事業計画の変更等に基づいて所要の補正をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
なお、以上2件の審査の過程におきましては、新型インフルエンザ対策のための薬剤等の国の新たな備蓄目標、産科診療所開設等支援事業費補助の対象となる産科診療所の状況及び補助することによる効果等について、質疑が交わされたところであります。
次に、議案第8号平成29年度岩手県立病院等事業会計補正予算(第1号)でありますが、これは、旧北上病院建物解体工事の変更に伴い、収益的収入及び支出については、収入の予定額を5億1、837万円減額し、支出の予定額を2億2、447万6、000円増額し、資本的収入については、予定額を2億963万円減額するなど所要の補正を行おうとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
なお、審査の過程におきましては、追加工事が必要となった経緯、高額となる外壁石綿含有仕上塗材の除去に対する国庫補助の有無等について、質疑が交わされたところであります。
次に、請願陳情についてであります。受理番号第53号岩手県の医療費助成制度について更なる拡充を求める請願ほか1件につきましては、お手元に配付されております請願陳情審査報告書のとおり決定いたしました。
なお、さきに継続審査と議決されておりました若者及び女性の活躍支援の現状と課題については、県当局から説明を受け、質疑、意見交換を行った後、調査を終了いたしており、また、同じく、さきに継続調査と議決されておりました災害派遣福祉チームについては、現地調査を行った後、調査を終了いたしておりますことを申し添えます。
以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(佐々木順一君) 次に、城内商工文教委員長。
〔商工文教委員長城内よしひこ君登壇〕
〇商工文教委員長(城内よしひこ君) 去る10月4日の本会議におきまして、当商工文教委員会に付託されました議案6件につきまして、10月5日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
議案第1号平成29年度岩手県一般会計補正予算(第2号)第1条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳出第2款総務費第8項文化スポーツ費、第5款労働費、第7款商工費、第10款教育費及び第2条第2表債務負担行為補正のうち、2変更中1についてでありますが、これは、ふるさと振興の推進に要する経費などを補正しようとするものであります。
第2款総務費第8項文化スポーツ費は1億3、900万1、000円の補正でありますが、その主なものは、県民会館施設整備費1、145万4、000円、体育施設設備整備費1億743万円のそれぞれの増等であります。
第5款労働費は2億7、421万8、000円の補正でありますが、これは、いわてしごと人材創生事業費2、000万円、緊急雇用創出事業臨時特例基金積立金2億5、421万8、000円のそれぞれの増であります。
第7款商工費は4、747万1、000円の補正でありますが、その主なものは、雲南省交流・連携推進事業費1、555万7、000円、岩手県空港利用促進協議会負担金1、679万1、000円のそれぞれの増等及び中小企業振興資金特別会計繰出金429万6、000円の減であります。
第10款教育費は8、422万1、000円の補正でありますが、その主なものは、校舎大規模改造事業費7、790万8、000円、オリンピック・パラリンピック教育推進事業費532万1、000円のそれぞれの増等であります。
第2条第2表債務負担行為補正のうち、2変更中1県民会館施設整備費は、その限度額を変更しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
なお、審査の過程におきましては、新たに整備されるスポーツクライミングスピード競技施設の特徴、県民会館改修工事で予算の補正が必要となった理由、新たに開設する雲南事務所の設置目的と人員体制、県立高校の耐震診断の結果と今後の耐震補強工事の実施計画等について、質疑が交わされたところであります。
次に、議案第6号平成29年度岩手県中小企業振興資金特別会計補正予算(第1号)は1、492万9、000円の減額補正でありますが、これは、事業計画の変更等に基づき所要の補正をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
次に、議案第13号岩手県手数料条例の一部を改正する条例のうち別表第5の改正関係でありますが、これは、旅行業法の一部改正に伴い、新たに創設された旅行サービス手配業の登録について手数料を徴収しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
なお、審査の過程におきましては、旅行業法の一部が改正された経緯、県内の旅行業者の登録状況について、質疑が交わされたところであります。
次に、議案第15号岩手県立学校設置条例の一部を改正する条例でありますが、これは、県立高等学校の課程及び学科の設置をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
なお、審査の過程におきましては、杜陵高校通信制課程宮古分室を宮古高校通信制課程として再編するメリット等について、質疑が交わされたところであります。
次に、議案第16号農村地域工業等導入促進法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例でありますが、これは、農村地域工業等導入促進法の一部を改正する法律の施行に伴い、関係条例について整備しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
なお、審査の過程におきましては、県内におけるこれまでの事業実績、条例改正において経過措置が設けられた理由等について、質疑が交わされたところであります。
次に、議案第40号岩手県立久慈高等学校校舎改築ほか(建築)工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについてでありますが、これは、岩手県立久慈高等学校校舎改築ほか(建築)工事の請負契約を締結しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
なお、審査の過程におきましては、新築される校舎での県産木材の活用状況、入札における失格基準価格の設定条件等について、質疑が交わされたところであります。
なお、さきに継続調査と議決されておりました平成30年度県立学校の編制については、県当局から説明を受け、質疑、意見交換を行った後、調査を終了いたしており、また、同じく、さきに継続調査と議決されておりました実践技術者の育成については、現地調査を行った後、調査を終了いたしておりますことを申し添えます。
以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(佐々木順一君) 次に、名須川農林水産委員長。
〔農林水産委員長名須川晋君登壇〕
〇農林水産委員長(名須川晋君) 去る10月4日の本会議におきまして、当農林水産委員会に付託されました議案12件及びさきに付託を受けました請願陳情1件につきまして、10月5日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
議案第1号平成29年度岩手県一般会計補正予算(第2号)第1条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳出第6款農林水産業費、第11款災害復旧費第3項農林水産施設災害復旧費、第2条第2表債務負担行為補正のうち、1追加中1及び2変更中2から4までについてでありますが、これは、ふるさと振興の推進に要する経費のほか、釜石市林野火災に対応する経費など、復旧、復興を進めるために必要な経費などを補正しようとするものであります。
第6款農林水産業費は8億456万1、000円の補正でありますが、その主なものは、経営体育成基盤整備事業費4億9、785万1、000円、森林整備加速化・林業再生基金積立金5億1、932万5、000円のそれぞれの増等及び農業基盤整備促進事業費補助2億6、538万1、000円、漁港環境整備事業費2億1、348万4、000円のそれぞれの減等であります。
第11款災害復旧費のうち農林水産部関係は487万4、000円の減額補正でありますが、その主なものは、海岸保全施設災害復旧事業費8、871万1、000円、漁港関係災害関連事業費補助1、217万9、000円のそれぞれの増等及び漁港災害復旧事業費1億375万2、000円、漁港災害復旧費管理費313万2、000円のそれぞれの減であります。
第2条第2表債務負担行為補正のうち、1追加中1地域用水環境整備事業については、その期間及び限度額を定め、2変更中2経営体育成基盤整備事業及び3中山間地域総合整備事業は、その限度額を、4農用地災害復旧関連区画整理事業は、その期間及び限度額を変更しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
次に、議案第3号平成29年度岩手県県有林事業特別会計補正予算(第1号)は4、571万2、000円の補正、議案第4号平成29年度岩手県林業・木材産業資金特別会計補正予算(第1号)は3、979万1、000円の補正、議案第5号平成29年度岩手県沿岸漁業改善資金特別会計補正予算(第1号)は1、238万6、000円の補正でありますが、これらは、いずれも事業計画の変更等に基づいて所要の補正をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
次に、議案第9号農業関係の建設事業に要する経費の一部を負担させることに関する議決の変更に関し議決を求めることについて及び議案第10号農業関係の建設事業に要する経費の一部を負担させることに関し議決を求めることについてでありますが、これらは、農業関係の建設事業に要する経費の額の変更等に伴い、受益市町の負担金の額を変更しようとするもの及び経費の一部を受益町に負担させようとするものであり、いずれも原案を可とすることに決定いたしました。
次に、議案第11号水産関係の建設事業に要する経費の一部を負担させることに関する議決の変更に関し議決を求めることについてでありますが、これは、水産関係の建設事業に要する経費の額の変更に伴い、受益村の負担金の額を変更しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
なお、以上7件の審査の過程におきましては、スマート園芸研究研修拠点整備事業の具体的な事業内容と今後の展開、森林総合多面的事業の活動状況等について、質疑が交わされたところであります。
次に、議案第17号土地改良法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例でありますが、これは、土地改良法等の一部を改正する法律の施行に伴い、関係条例について整備をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
次に、議案第18号大船渡漁港海岸水門高潮対策工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについて、議案第19号綾里漁港海岸防潮堤高潮対策工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについて、議案第27号大船渡漁港海岸防潮堤災害復旧ほか工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについて及び議案第28号広田漁港海岸機械設備災害復旧工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについての4件についてでありますが、これらは、大船渡漁港海岸水門高潮対策工事、綾里漁港海岸防潮堤高潮対策工事、大船渡漁港海岸防潮堤災害復旧ほか工事及び広田漁港海岸機械設備災害復旧工事の請負契約をそれぞれ締結しようとするものであり、いずれも原案を可とすることに決定いたしました。
なお、審査の過程におきましては、大船渡漁港海岸水門高潮対策工事における水門システムの保守、点検の方法及び随意契約となった理由等について、質疑が交わされたところであります。
次に、請願陳情についてでありますが、受理番号第55号農業者戸別所得補償制度の復活を求める請願につきましては、お手元に配付されております請願陳情審査報告書のとおり決定いたしました。
なお、さきに継続調査と議決されておりました鳥獣被害対策について及びナラ枯れ被害の現状と対策については、県当局から説明を受け、質疑、意見交換を行った後、調査を終了いたしており、また、同じく、さきに継続調査と議決されておりましたいわて林業アカデミーについては、現地調査を行った後、調査を終了いたしておりますことを申し添えます。
以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(佐々木順一君) 次に、佐々木県土整備委員長。
〔県土整備委員長佐々木茂光君登壇〕
〇県土整備委員長(佐々木茂光君) 去る10月4日の本会議におきまして、当県土整備委員会に付託されました議案17件につきまして、10月5日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
議案第1号平成29年度岩手県一般会計補正予算(第2号)第1条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳出第8款土木費、第11款災害復旧費第5項土木施設災害復旧費、第2条第2表債務負担行為補正のうち、1追加中2から8まで及び2変更中5から16までについてでありますが、これは、平成28年台風第10号災害により被害を受けた道路、河川等の復旧に向けた経費や、港湾、河川等の復旧、内陸部への災害公営住宅の整備に要する経費など、復旧、復興を進めるために必要な経費などを補正しようとするものであります。
第8款土木費は18億7、606万3、000円の補正でありますが、これは、地域連携道路整備事業費16億6、813万7、000円、砂防事業費7億5、524万6、000円のぞれぞれの増等及び道路環境改善事業費4億4、737万3、000円、港湾高潮対策事業費6億円のぞれぞれの減等であります。
第11款災害復旧費のうち県土整備部関係は7億9、399万5、000円の補正でありますが、これは、河川等災害復旧事業費8億3、557万6、000円、河川等災害復旧費公共事務費1、266万5、000円のそれぞれの増及び港湾災害復旧事業費5、346万4、000円、港湾災害復旧費公共事務費78万2、000円のぞれぞれの減であります。
第2条第2表債務負担行為補正のうち、1追加中2基幹河川改修事業ほか6事業については、その期間及び限度額を定め、2変更中5道路環境改善事業ほか11事業は、その限度額を変更しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
なお、審査の過程におきましては、空港整備費の補正内容、台風第10号災害に係る河川の災害復旧工事の発注及び受注の状況、工事の技術者不足への対策、閉伊川の魚道復旧の見通し等について、質疑が交わされたところであります。
次に、議案第7号平成29年度岩手県港湾整備事業特別会計補正予算(第1号)は3億3、093万3、000円の補正でありますが、これは、事業計画変更等に基づいて所要の補正をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
次に、議案第12号土木関係の建設事業に要する経費の一部を負担させることに関する議決の変更に関し議決を求めることについてでありますが、これは、土木関係の建設事業に要する経費の額の変更に伴い、受益市の負担金の額を変更しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
次に、議案第13号岩手県手数料条例の一部を改正する条例のうち、他の委員会付託分以外についてでありますが、これは、住宅確保要配慮者円滑入居賃貸住宅事業の登録等について手数料を徴収しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
なお、審査の過程におきましては、住宅確保要配慮者円滑入居賃貸住宅事業の効果について、質疑が交わされたところであります。
次に、議案第14号県立都市公園条例の一部を改正する条例についてでありますが、これは、都市公園法施行令の一部改正に伴い、県立都市公園の運動施設の敷地面積の基準を定めるとともに、あわせて所要の整備をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
なお、審査の過程におきましては、県立都市公園の該当箇所、県内で運動施設や敷地面積が基準を超える箇所の状況について、質疑が交わされたところであります。
次に、議案第20号大船渡港跡浜地区陸閘設備工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについて及び議案第21号高田地区海岸砂浜再生(本格施工)工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについての2件についてでありますが、これらは、大船渡港跡浜地区陸閘設備工事及び高田地区海岸砂浜再生(本格施工)工事の請負契約をそれぞれ締結しようとするものであり、いずれも原案を可とすることに決定いたしました。
なお、審査の過程におきましては、遠隔操作による陸閘の自動閉鎖システムの発注状況及び県内の水門陸閘の工事完了時期、高田地区海岸砂浜再生工事の試験施工の結果及び専門委員会等での効果の検証等について、質疑が交わされたところであります。
次に、議案第22号宮古港鍬ヶ崎地区海岸防潮堤工事の変更請負契約の締結に関し議決を求めることについてから、議案第24号宮古港藤の川地区海岸防潮堤工事の変更請負契約の締結に関し議決を求めることについてまでの3件についてでありますが、これらは、宮古港鍬ヶ崎地区、宮古港藤原地区及び宮古港藤の川地区の海岸防潮堤工事の変更請負契約をそれぞれ締結しようとするものであり、いずれも原案を可とすることに決定いたしました。
なお、審査の過程におきましては、藤原地区におけるヒ素及びフッ素による汚染の状況と処理の方法、藤の川地区における防潮堤完成後の海水浴場への通行の可否について、質疑が交わされたところであります。
次に、議案第25号宮古港日立浜地区海岸防潮堤ほか工事の変更請負契約の締結に関し議決を求めることについて及び議案第29号大槌川筋大槌地区ほか水門災害復旧工事の変更請負契約の締結に関し議決を求めることについての2件についてでありますが、これらは、宮古港日立浜地区海岸防潮堤ほか工事及び大槌川筋大槌地区ほか水門災害復旧工事の変更請負契約をそれぞれ締結しようとするものであり、いずれも原案を可とすることに決定いたしました。
なお、審査の過程におきましては、漁業者が船を防潮堤の裏に運ぶための通路の有無、インフレスライド条項を適用した理由について、質疑が交わされたところであります。
次に、議案第30号一般県道安家玉川線茂井地区道路災害復旧工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについてでありますが、これは、一般県道安家玉川線茂井地区道路災害復旧工事の請負契約を締結しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
次に、議案第31号一般国道455号西野地区道路災害復旧工事の変更請負契約の締結に関し議決を求めることについてでありますが、これは、一般国道455号西野地区道路災害復旧工事の変更請負契約を締結しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
次に、議案第32号訴えの提起に関し議決を求めることについてでありますが、これは、県営住宅の明け渡し及び滞納家賃等支払請求事件の訴えの提起をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
なお、審査の過程におきましては、連帯保証人への履行請求の状況、県営住宅入居者の滞納状況の傾向等について、質疑が交わされたところであります。
次に、議案第33号和解の申立てに関し議決を求めることについてでありますが、これは、県営住宅の滞納家賃等の請求に係る起訴前の和解の申し立てをしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
次に、議案第39号簗川ダム取水放流設備(選択取水設備工)工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについてでありますが、これは、簗川ダム取水放流設備(選択取水設備工)工事の請負契約を締結しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
なお、さきに継続調査と議決されておりました港湾行政をめぐる最近の情勢について及び内陸災害公営住宅の整備については、県当局から説明を受け、質疑、意見交換を行った後、調査を終了いたしておりますことを申し添えます。
以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(佐々木順一君) これより、ただいまの委員長報告に対する質疑に入るのでありますが、通告がありませんので、質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
これより討論に入るのでありますが、通告がありませんので、討論なしと認め、討論を終結いたします。
これより、請願陳情中、受理番号第55号農業者戸別所得補償制度の復活を求める請願を採決いたします。
本請願は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
〇議長(佐々木順一君) 起立多数であります。よって、請願陳情中、受理番号第55号農業者戸別所得補償制度の復活を求める請願は、委員長の報告のとおり決定いたしました。
次に、請願陳情中、受理番号第52号日本政府がすみやかに核兵器禁止条約に署名し、国会が批准することを求める請願を採決いたします。
本請願は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
〇議長(佐々木順一君) 起立多数であります。よって、請願陳情中、受理番号第52号日本政府がすみやかに核兵器禁止条約に署名し、国会が批准することを求める請願は、委員長の報告のとおり決定いたしました。
次に、議案第32号及び議案第39号を一括して採決いたします。
各案件は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
〇議長(佐々木順一君) 起立多数であります。よって、議案第32号及び議案第39号は、委員長の報告のとおり決定いたしました。
次に、議案第1号から議案第31号まで、議案第33号、議案第34号、議案第40号及びただいま議決いたしました請願陳情を除く請願陳情を一括して採決いたします。
各案件は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
〇議長(佐々木順一君) 起立全員であります。よって、議案第1号から議案第31号まで、議案第33号、議案第34号、議案第40号及びただいま議決いたしました請願陳情を除く請願陳情は、委員長の報告のとおり決定いたしました。
日程第39 議案第41号教育委員会の委員の任命に関し同意を求めることについて
〇議長(佐々木順一君) 次に、日程第39、議案第41号教育委員会の委員の任命に関し同意を求めることについてを議題といたします。
提出者の説明を求めます。千葉副知事。
〔副知事千葉茂樹君登壇〕
〇副知事(千葉茂樹君) ただいま議題とされました人事案件について御説明いたします。
議案第41号は、教育委員会の委員であります小平忠孝氏の任期が10月10日で満了となりますので、同氏を再任するため、また、藤井克己氏が去る9月14日に逝去されたことに伴い、その後任として、新妻二男氏を新たに任命するため、議会の同意を求めようとするものであります。
教育委員会の委員は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により、人格が高潔で、教育、学術及び文化に関し識見を有する者のうちから任命することとされており、小平忠孝氏は、社会教育を初め、学校現場や市町村教育行政など教育全般にかかわる識見を有する委員として精力的に委員会活動に取り組んでいただいており、学びの場の復興、学校教育や生涯学習の推進など、重要かつ喫緊の課題への対応が求められる本県の教育を推進する上で必要な方と存じております。
新妻二男氏は、岩手大学教育学部長を務めるなど、教育に関する深い造詣と幅広い識見を有しており、本県の教育を推進するための委員会活動が期待できる方と存じております。
よろしく御審議の上、原案に御同意くださいますようお願いいたします。
〇議長(佐々木順一君) お諮りいたします。ただいま議題となっております案件は、人事案件でありますので、会議規則第34条第3項の規定及び先例により、議事の順序を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(佐々木順一君) 御異議なしと認めます。よって、これより、議案第41号教育委員会の委員の任命に関し同意を求めることについてを採決いたします。
ただいま議題となっております議案第41号教育委員会の委員の任命に関し同意を求めることについては、これに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
〇議長(佐々木順一君) 起立全員であります。よって、議案第41号教育委員会の委員の任命に関し同意を求めることについては、これに同意すること決定いたしました。
日程第40 人口減少と少子化対策等に関する調査、持続可能な地域づくりに関する調査の件から日程第43 スポーツ行政推進対策に関する調査、教育制度改革等に関する調査、地域における教育振興に関する調査の件まで

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