平成25年12月定例会 第13回岩手県議会定例会 会議録 |
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〇農林水産委員長(工藤勝博君) 去る12月4日の本会議におきまして、当農林水産委員会に付託されました議案第25号につきまして、12月5日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
議案第25号岩手県県民の森の指定管理者を指定することに関し議決を求めることについてでありますが、これは、岩手県県民の森の指定管理者を指定しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。 なお、審査の過程におきましては、木材工芸センターの活用状況、利用者の増加が図られた理由等について質疑が交わされたところであります。 以上をもって報告を終わります。 〇副議長(大宮惇幸君) これより、ただいまの委員長報告に対する質疑に入るのでありますが、通告がありませんので、質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入るのでありますが、通告がありませんので、討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより、議案第25号岩手県県民の森の指定管理者を指定することに関し議決を求めることについてを採決いたします。 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 〇副議長(大宮惇幸君) 起立全員であります。よって、議案第25号岩手県県民の森の指定管理者を指定することに関し議決を求めることについては、委員長の報告のとおり決定いたしました。 〔副議長退席、議長着席〕 日程第41 委員会の閉会中の継続審査及び継続調査の件 〇議長(千葉伝君) 次に、日程第41、委員会の閉会中の継続審査及び継続調査の件を議題といたします。 〔参照〕 各委員会の閉会中の継続審査及び継続調査事件 1 継続審査 総務委員会 請願陳情受理番号第79号 尖閣諸島の実効支配の推進及び領海警備法の制定を求める請願 請願陳情受理番号第92号 新聞に消費税軽減税率適用を求める請願 環境福祉委員会 請願陳情受理番号第95号 介護サービスの水準維持を求める国への意見書提出を求める請願 2 継続調査 総務委員会 ・広聴広報事業について ・希望郷いわて国体・希望郷いわて大会の準備状況について 環境福祉委員会 ・勤務医から見た県立病院の課題及び展望について 商工文教委員会 ・県立美術館の運営状況等について ・商工業のなりわいの再生について 農林水産委員会 ・米政策及び経営所得安定対策の見直しについて 県土整備委員会 ・復興道路等の概要と進捗状況について ・県管理道路における除雪について 〇議長(千葉伝君) お諮りいたします。委員会の閉会中の継続審査及び継続調査の件につきましては、各委員長から、お手元に配付いたしてあるとおり、それぞれ申し出がありますが、委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査及び継続調査に付することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(千葉伝君) 御異議なしと認めます。よって、本件は、委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査及び継続調査に付することに決定いたしました。 日程第42 議案第38号収容委員会の委員及び予備委員の任命に関し同意を求めることについて 〇議長(千葉伝君) 次に、日程第42、議案第38号収用委員会の委員及び予備委員の任命に関し同意を求めることについてを議題といたします。 提出者の説明を求めます。千葉副知事。 〔副知事千葉茂樹君登壇〕 〇副知事(千葉茂樹君) ただいま議題とされました人事案件について御説明いたします。 議案第38号は、収用委員会の委員であります伊藤今子氏、吉田瑞彦氏のお二人の任期が12月24日で満了となりますので、両氏を再任するとともに、同委員会の予備委員であります斎藤千加子氏の任期が12月24日で満了となりますので、新たに山田佳奈氏を予備委員に任命するため、議会の同意を求めようとするものであります。 収用委員会の委員及び予備委員は、土地収用法第52条第3項の規定により、法律、経済または行政に関してすぐれた経験と知識を有し、公共の福祉に関し公正な判断をすることができる者から任命することとされており、伊藤今子氏は、経済分野の委員として、これまでの在任において、税務や会計に係る専門知識に基づき的確な裁決を導くなど、税理士としてすぐれた経験、知識を有する方と存じております。 吉田瑞彦氏は、法律分野の委員として、これまでの在任において、法律の専門知識に基づき的確な裁決を導くなど、弁護士としてすぐれた経験、知識を有する方と存じております。 山田佳奈氏は、行政分野の予備委員として、岩手県立大学総合政策学部准教授としての専門知識に加え、岩手県総合計画審議会などの各種審議会等の委員を務めるなど、広範な分野にわたる識見を有する方と存じております。 よろしく御審議の上、原案に御同意くださるようお願いいたします。 〇議長(千葉伝君) お諮りいたします。ただいま議題となっております議案は、人事案件でありますので、会議規則第34条第3項の規定及び先例により、議事の順序を省略し、直ちに採決したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(千葉伝君) 御異議なしと認めます。よって、これより、議案第38号収用委員会の委員及び予備委員の任命に関し同意を求めることについてを採決いたします。 ただいま議題となっております議案第38号収用委員会の委員及び予備委員の任命に関し同意を求めることについては、これに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 〇議長(千葉伝君) 起立全員であります。よって、議案第38号収用委員会の委員及び予備委員の任命に関し同意を求めることについては、これに同意することに決定いたしました。 日程第43 発議案第1号政府が米の需給と価格に責任を持つ米政策の確立を求める意見書 〇議長(千葉伝君) 次に、日程第43、発議案第1号政府が米の需給と価格に責任を持つ米政策の確立を求める意見書を議題といたします。 提出者の説明を求めます。工藤農林水産委員長。 〔農林水産委員長工藤勝博君登壇〕 〇農林水産委員長(工藤勝博君) 発議案第1号につきまして、農林水産委員会提案でありますので、委員長であります私から提案理由の説明を行います。 発議案第1号政府が米の需給と価格に責任を持つ米政策の確立を求める意見書でありますが、今期定例会において、請願陳情受理番号第98号政府が米の需給と価格に責任を持つ米政策の確立を求める請願が農林水産委員会に付託され、採択と決定したことに伴い、意見書を提案するものであります。 その趣旨を御説明いたしますと、政府は、今般、経営所得安定対策や生産調整などの農政の根幹を転換する新たな農政の全体像を正式決定いたしましたが、これによれば、米の直接支払交付金について、平成26年産米から単価を削減した上、平成30年度から廃止すること、また、米価変動補填交付金について、平成26年産から廃止すること、さらには、5年後をめどに、行政による生産数量目標の配分に頼らない生産が行える状況にしていくこととしております。 これらの政策は、米価のさらなる低迷をもたらし、特に大規模農家や集落営農組織などに甚大な影響が生ずることが予想され、本県農業を初め、集落営農を柱とする農村社会に取り返しのつかない事態を招きかねないものであります。 国際的に食料不足が深刻化している中、食料の増産は緊急の課題であり、また、温暖化による大規模災害の多発に対しては、農業の持つ多面的機能に光を当てた農業振興策の確立が求められているところです。 以上のことから、本意見書案において、食料自給率を向上させることを最優先に、政府が米を初めとする主要作物の需給と価格に責任を持つ米政策を確立することなど、2項目の実現を国に要望しようとするものであります。 議員各位の御理解と御賛同を賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。 〇議長(千葉伝君) これより質疑に入るのでありますが、通告がありませんので、質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております発議案第1号政府が米の需給と価格に責任を持つ米政策の確立を求める意見書は、委員会提案でありますので、会議規則第34条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたします。 これより討論に入るのでありますが、通告がありませんので、討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより、発議案第1号政府が米の需給と価格に責任を持つ米政策の確立を求める意見書を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 〇議長(千葉伝君) 起立多数であります。よって、発議案第1号政府が米の需給と価格に責任を持つ米政策の確立を求める意見書は、原案のとおり可決されました。 日程第44 発議案第13号特定秘密の保護に関する法律の拙速な成立に抗議し法律の抜本的な見直しを求める意見書 〇議長(千葉伝君) 次に、日程第44、発議案第13号特定秘密の保護に関する法律の拙速な成立に抗議し、法律の抜本的な見直しを求める意見書を議題といたします。 提出者の説明を求めます。高橋元君。 〔21番高橋元君登壇〕 |
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