平成23年2月定例会 第20回岩手県議会定例会 会議録

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〇予算特別委員長(五日市王君) 去る3月2日に行われました予算特別委員会の正副委員長の互選の結果、委員長には私が、副委員長には工藤勝子さんが選任されましたので、私から、当委員会における審査の経過と結果につきまして御報告申し上げます。
 予算特別委員会は、3月1日の本会議において設置され、同日、平成23年度の予算議案15件及びこれらに関連する議案18件、計33件につきまして審査の付託を受けたのでありますが、これら付託案件の審査に当たりましては、総括質疑に知事の出席を求めて質疑を行うとともに、各部局ごとに主管部局長から議案の説明を聞き、質疑を行った後、本日の午後に、各会派の代表の方々にお集まり願い、意見の取りまとめをいたしました。
 その結果を委員会に諮り、当委員会の結論といたした次第であります。
 審査の経過につきましては、各位御承知のとおりでありますので省略させていただき、以下、各案件について、その結果を申し上げます。
 議案第2号につきましては、次の意見、すなわち、3月11日に発生した、国内最大規模となるマグニチュード9.0の東北地方太平洋沖地震がもたらした未曾有の大災害の発生により、多数のとうとい人命と財産が失われるというまことに悲痛な災害に見舞われた。
 さらには、住宅を初めとする各種の建築物や、電気、ガス、水道などの生活関連施設、道路、鉄道などの交通網の物的損害も想像を絶するところである。
 このため一刻も早い被災者が真に求める救済策や時々刻々と変わる状況に対し適時適切な支援措置を講ずるとともに、県民生活の復旧、そして災害復興に向けた所要の予算措置を含め県民の生活の安定と県土の復興に向け、国、地元市町村との緊密な連携を図りながら、全精力を尽くして取り組まれたい旨の意見を付し、多数をもって原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第14号、議案第16号、議案第22号及び議案第42号につきましては、多数をもって原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第3号から議案第13号まで、議案第15号、議案第17号から議案第21号まで、議案第27号、議案第29号、議案第30号、議案第32号から議案第35号まで、議案第38号から議案第40号まで、及び議案第54号につきましては、原案を可とすることに決定いたしました。
 以上をもって報告を終わります。
〇議長(佐々木一榮君) これより、ただいまの委員長報告に対する質疑に入るのでありますが、通告がありませんので、質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論の通告がありますので発言を許します。斉藤信君。
   〔38番斉藤信君登壇〕

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