〇45番（千葉伝君）　ただいま菊池議員から話があったことに対して、今、議長から話がありました。私は、総務委員会の委員であります。この請願について、前に出された請願者の内容、このことについては、しっかりと私どもの意見等、考え方を示したわけであります。しこうして委員会として請願を採択したと。私どもは反対したわけであります。
　その委員会でつくられた意見書、このことについて、私どもは、先ほどの議長からの話の内容について、承知していない部分は確かにありました。本会議でこの意見書に対して質疑をしっかりとやる、あるいは討論をしっかりとさせていただく、こういうことで、この意見書に対してはその委員会の中ではやらなかった、こういうことであります。
　これのルールとして、委員会で決めたものは委員長が提出者、こういうことで、それに対して質疑をする、その質疑の仕方で、委員長に権限がないような話になる。これは議会のルールとして問題があるのではないか、こういうふうに考えて、先ほど菊池勲議員は、改めて議運を開いて、こういう場面のルールをしっかりと決めるべきではないか、こういうふうな意味として、私も総務の委員をやった立場からもお願いをする。議運を開いて決めていただきたい、こういうふうにお願いするところであります。
〇議長（渡辺幸貫君）　さっき申し上げたとおり、委員長報告を申し上げ、そして議決をし、そして意見書の段階になって質疑が小野寺議員からございました。最初の段階で既に議決をしておりますし、あと次の段階の質疑でありますので、やはり先ほど申し上げたとおり、地方自治法のルールにのっとって進めるべきと。
　ただ、その理解についてはまだ不十分であったという御意見はありましたけれども、私どもとしては、やはり地方自治法のルールどおり進めざるを得ないというふうに判断するところであります。
　　　〔｢議事進行｣と呼ぶ者あり〕
〇47番（菊池勲君）　ルールどおりいかないから、ルールを戻すために議運で協議してほしいとお願いしているわけですよ。あなた、ルールどおりいっていますか、これ。いっていないからこういう議論をしているわけですよ。途中から協議した結果、ルールにくっつけて、ルールでいったという議論にはなっていないよ。休憩する前の議論はまだ延長しているわけですよ。どこがどう変わったんですかね。あなたの発言だと、委員長は委員会の自分の意思だ、この六つの項目に対して答弁になっていないではないですか。だから、委員会に差し戻して議論してほしいと頼んでいるわけだ。それなら文句は言わない。ルールに沿ってくださいよ。それをあなた方、ルールを知らなかったからこの議論をしていて質疑をさせたわけだから。
〇議長（渡辺幸貫君）　当職から申し上げます。
　先ほどの小野寺有一議員からの発言は、工藤委員長に対する個人的な見解と私は受けとめました。したがいまして、先ほどのルールは、こういうことで委員会としての提案でございますので、そういう立場を踏まえて御答弁なさるように再度申し上げ、そして、それに対する答弁を申し上げた次第であります。（「よし」、「進行」と呼ぶ者あり）
　それでは、進行したいと思います。
　改めて、これをもって質疑を終結いたします。
　ただいま議題となっております発議案第12号テロ対策特別……
　　　〔「議事進行」と呼ぶ者あり〕
〇45番（千葉伝君）　先ほどの話に戻りますが、今回のこの意見書の中身として、私どもの主張したい部分については、質疑の中でも書いてありますけれども、軽々に、この岩手県議会としての意見書の中身として、私どもはかなり問題がある、こういう理解をしております。
　そういった中で強行的な形でこれを国に意見書として上げる、このことについて県議会とするのは、私どもは岩手県民の代表だと。したがって、岩手県の県民の意見として上げる、こういう話であれば、この問題は、岩手県議会あるいは国の中でこれはしっかりと質疑される中身でありますので、そこの中身の検討がここでなされないままの意見書として上がっていく、こういうことになる部分については、私は承知できないところであります。
　したがって、これから討論に入るということであれば、意味がないと。私どもの質疑にしっかりとした答弁が出てこない、こういうことでありますので、次の討論以下、私どもはこの審議には参加できない、このように思うところでありますので、御了承願います。
〇議長（渡辺幸貫君）　ちょっとお待ちください。お座りください。私からも申し上げます。
　ただいま千葉伝議員からお話のありました件でございますけれども、総務委員会でその審議を付託されて、そしてその結果を報告し、そして、それに対する個人的な質疑と思われる質問でございました。したがいまして、ルールどおりやっていただきたいということを申し上げたのでありまして、あくまでも、議論の場を提供しなかったということについては、議会のルールとしてはこの方法でよかったと私は判断をいたします。
　したがいまして、議事を進行したいと思います。
　　　〔｢議事進行｣と呼ぶ者あり〕