平成19年9月定例会 第3回岩手県議会定例会会議録

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〇47番(菊池勲君) 質問に対する答弁ですから、こんなことで、こんな大事なものを国に送れるはずはないと思うんだよ。これは議長の判断、こんな質疑の仕方では、岩手県議会を軽視するのも甚だしい話なんだ。やっぱり項目として四つか五つちゃんと質問しているんだから、それは委員会で協議したのではないんだ、これ。賛成者が集まってつくった発議案でありますから、委員会全員の協議ではないんだ、これは。だから、ちゃんと答弁するべきですよ。させるべきですよ、議長。
〇議長(渡辺幸貫君) 暫時休憩いたします。
   午後1時20分 休憩
出席議員(48名)
1 番 木 村 幸 弘 君
2 番 久 保 孝 喜 君
3 番 小 西 和 子 君
4 番 工 藤 勝 博 君
5 番 岩 渕   誠 君
6 番 郷右近   浩 君
7 番 高 橋   元 君
8 番 喜 多 正 敏 君
9 番 高 橋 昌 造 君
10 番 菅 原 一 敏 君
11 番 小野寺 有 一 君
12 番 熊 谷   泉 君
13 番 高 橋 博 之 君
14 番 亀卦川 富 夫 君
15 番 中 平   均 君
16 番 五日市   王 君
17 番 関 根 敏 伸 君
18 番 野 田 武 則 君
19 番 三 浦 陽 子 君
20 番 小田島 峰 雄 君
21 番 高 橋 比奈子 君
22 番 高 橋 雪 文 君
23 番 嵯 峨 壱 朗 君
24 番 及 川 あつし 君
25 番 飯 澤   匡 君
26 番 田 村   誠 君
27 番 大 宮 惇 幸 君
28 番 千 葉 康一郎 君
29 番 新居田 弘 文 君
30 番 工 藤 大 輔 君
31 番 佐々木 順 一 君
32 番 佐々木   博 君
33 番 工 藤 勝 子 君
34 番 平 沼   健 君
35 番 樋 下 正 信 君
36 番 柳 村 岩 見 君
37 番 阿 部 富 雄 君
38 番 斉 藤   信 君
39 番 吉 田 洋 治 君
40 番 及 川 幸 子 君
41 番 佐々木 一 榮 君
42 番 伊 藤 勢 至 君
43 番 渡 辺 幸 貫 君
44 番 小野寺 研 一 君
45 番 千 葉   伝 君
46 番 佐々木 大 和 君
47 番 菊 池   勲 君
48 番 小野寺   好 君
欠席議員(なし)
説明のため出席した者
休憩前に同じ
職務のため議場に出席した事務局職員
休憩前に同じ
午後2時51分 再開
〇議長(渡辺幸貫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
   議事進行に関する報告について
〇議長(渡辺幸貫君) 先ほどの菊池勲議員の議事進行につきまして、当職から説明をいたします。
 発議案の提出は、従前は、提出者を委員長とし、所定の賛成者とともに連署して行うこととされていましたが、平成18年6月の地方自治法改正により、委員会としても議案を提出することができることとされたことに伴い、会議規則を改正し、委員会として議案を提出しようとするときは、委員長名をもって行うこととされたものであります。
 したがって、委員会提出の発議案について質疑があった場合、委員長は、提案理由や審議の経過は回答できますが、個人的な見解を述べることはできないこととされておりますので、このことを踏まえて、改めて答弁を求めたいと思います。
   日程第2 発議案第12号テロ対策特別措置法の事実上の延長に反対し並びにイラク特別措置法の廃止により自衛隊の撤退を求める意見書(続)
〇総務委員長(工藤大輔君) 委員長として、委員会の審議の経過において、お答えできる部分についてお答えいたします。
 一つ目の、賛否の世論が拮抗する中で、県議会として反対の意思表示を行うことについてでありますが、委員会では、審議の中で、報道機関の実施する世論調査において賛否が拮抗しており、議論を二分する中で意見書を議会として提出することへの疑義も意見としてありましたし、一方では、これまでのテロ特措法に基づく海上阻止活動の成果を検証すべきであり、アフガニスタンの国民の利益にはつながっていない等の意見もあったところであり、採決の結果、請願を採択し、意見書を発議することと決したものであります。
 2番につきましては、我が国の特性を生かした外交努力を第一義とした復興支援の推進につきましては、委員の意見として意見書に表現してはとの意見があったものであり、そうした意見を踏まえた上で作成した意見書案に対する質疑はなかったところであります。
 3番目、国権の最高機関たる国会の軽視という質問については、委員会の中で指摘は特段なかったところであります。
 4番目、9月19日に国連安保理で採択された決議における謝意表明と成果との関係につきましては、委員会の中では特段意見がなかったところであります。
 5番目、海上給油の転用の疑いに関する質問についてですが、審議の中では、そうしたイラク戦争への転用の疑惑もあるところで、日本の国益にも反しているのではないか等の意見交換がなされたところでありますが、その実態については、新法の審議の中で、同法の充実により担保すべきとの指摘は委員会の中ではなかったところであります。
 6番目、平和と復興への貢献を強めることを求めるとしながら、イラクの人道復興支援から撤退せよという論理矛盾があるのではないかという指摘についても、請願の採択における委員会審査においては意見がなかったものであります。
 以上が請願の取り扱いに係る際に出された意見であり、こうした議論を踏まえて示した意見書案につきましては質疑等はなかったところであります。
   〔「議事進行」と呼ぶ者あり〕
〇47番(菊池勲君) かなり時間を費やした結果こういう形になったということは、質疑を許す段階では、法の改正等を含めて、議長以下、事務局もそれは知っていなかったわけですよね。それで質問者を立てて質問させたと。それで答弁者から答弁が出なかったからこういう空転の時間をつくって議論していただいたわけですけれども、私は、この例からすれば、岩手県議会では例のない話なわけだ。議長も知らなかった、事務局長も知らなかった。だけれども、今までどおりルールとして流して議論をさせてきたわけだから、やっぱりもう一度、例がないんだけれども、もう一度議会運営委員会を開いて、そして、どういう扱いにするのか協議をさせて、でき得れば担当委員会にもう一回差し戻しながら、こんな発言を議論して、再度提案する方法にさせてほしい、お願いします。
〇議長(渡辺幸貫君) ただいま申し上げた当職からの説明でございますが、地方自治法の改正に伴って説明をしておりますので、御了承いただきたいと思います。
   〔「議事進行」と呼ぶ者あり〕

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