平成21年2月定例会 第10回岩手県議会定例会 会議録 |
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〇47番(菊池勲君) 知事、2巡目の国体のことで、御質問等を含めて私の気持ちも知事にお伝えしながら、考えてほしいというお願いがあります。
実は北上市長の伊藤彬さんからゆうべ電話がありまして、きょう、樋下正信君の一般質問、国体2巡目の話で、私が関連で応援の質問をしたいという話をしておりましたから、御本人からゆうべ電話があって、10分ほどお話をさせていただきました。 北上市も、表には名前は上がっておりませんけれども、先ほどの知事の答弁にもそんなニュアンスの言葉が出ておったということは私どももずっと承知しておった。私も一北上市民でありますから、きょうの発言は菊池勲個人の発言と聞いていただきたいというふうにお願い申し上げたいと思います。北上選挙区にはあと3人の優秀な政治家がおりますが、この方たちと相談は一言もしておりませんので、それをひとつわきまえてお聞き願えればありがたいというふうに思います。 私は、平成3年の当選であります。1期目のときに例の高校インターハイの開催地が岩手県に決まりまして、そして盛岡市と北上市が最終的には綱引きの戦いをさせていただきました。当時は北上選挙区は県議会議員は3名でありましたから、私は新人の菊池勲でありましたし、先輩である、これはお亡くなりになりました片方盛先生、そして御勇退された小原宣良先生と3人の戦いで、盛岡市と滝沢村、雫石、矢巾、それから花巻もあったんだ。7カ所か8カ所から主会場地を私のまちにくださいと知事に要望書が出ておりました。私どももその一つでありました。 そして綱引きが始まって、盛岡広域圏の各市町村は、それを取り下げて盛岡一本に絞られました。ですから、きょうも午前9時からお話があったのを私も傍聴させてもらったんだけれども、頭数にすれば県議会の議員は十四、五名だと記憶しておりますけれども、私どもはたったの3名。そして、お隣の花巻市は依然として最後まで取り下げることはしなかったために、隣との共同歩調がとれなかった。そんな思いをして、平成11年に、もちろん知事部局を含めた、県議会の皆さんから最大の御支援をもらいながら北上会場で大成功で終わらせていただいたのが記憶に新しくて、私の心にはずっと残る感激の気持ちであります。 ですから、この2巡目の国体、平成28年の国体は盛岡主会場で私は応援をしたいと。先ほど申し上げたように菊池勲個人として、そして、そのときの恩を私は今返さなければ私の人生では返すチャンスはありませんので、ここであなたにお願いをしたいということです。 あなたの答弁は必ずしも間違ってはいないと思う。今の心境からすれば、それが一番のベターな答弁ではないかと私は思っている。だけれども、平成28年、現況の財政は厳しいけれども、平成28年は─私は47人の県議会議員のうち一番年老いている、私の時代ではないかもしれない。あなたの時代はまだまだ続くわけだから、この機会に、未来に残す夢をつくるのがこのチャンスではないかと、達増知事本人としても。私はこれをあなたの胸の中に期待をしたいときょうは関連質問に立たせてもらったわけであります。 どうかそんな意味も含めて、現況の答弁、私はあなたの気持ちからすれば最大の答弁だと思って、これは本当は賞賛をしたい。だけれども、夢というものに対しては私よりあなたがいっぱいあるはずだから、これに期待をしながら、ここで知事の答弁を多少聞きたいと思うんだけれども、ここで回答、すべてのものが処理できるものではないと思うので、盛岡広域圏の方々も一生懸命努力して盛んな行動を展開しているように聞いております。 ですから、知事の気持ちも、それも含めた今後の対応としての気持ちをひとつ、我々135万県民の夢を抱くような言葉がいただければ私は大変ありがたいと。悔いのない人生をやって私もこの世を去れることは確実だと思ってきょうあなたにお願いに来ました。御所見があったらお伺いしたいと思います。 以上であります。 〇知事(達増拓也君) 過去の議会関係者の皆さんのさまざまな御努力、また御尽力のお話について述べられたと思います。 県といたしましては、現在、判断する立場にある関係者の間において、現在の置かれたさまざまな判断要素をもとに検討し、もちろん将来も見据えながらこの国体の開・閉会式会場や競技会場について判断すべきものと考えております。 〇副議長(佐々木大和君) この際、暫時休憩いたします。 午後3時44分 休 憩 出席議員(47名) 1 番 木 村 幸 弘 君 2 番 久 保 孝 喜 君 3 番 小 西 和 子 君 4 番 工 藤 勝 博 君 5 番 岩 渕 誠 君 6 番 郷右近 浩 君 7 番 高 橋 元 君 8 番 喜 多 正 敏 君 9 番 高 橋 昌 造 君 10 番 菅 原 一 敏 君 11 番 小野寺 有 一 君 12 番 熊 谷 泉 君 14 番 高 橋 博 之 君 15 番 亀卦川 富 夫 君 16 番 中 平 均 君 17 番 五日市 王 君 18 番 関 根 敏 伸 君 19 番 三 浦 陽 子 君 20 番 小田島 峰 雄 君 21 番 高 橋 比奈子 君 22 番 高 橋 雪 文 君 23 番 嵯 峨 壱 朗 君 24 番 及 川 あつし 君 25 番 飯 澤 匡 君 26 番 田 村 誠 君 27 番 大 宮 惇 幸 君 28 番 千 葉 康一郎 君 29 番 新居田 弘 文 君 30 番 工 藤 大 輔 君 31 番 佐々木 順 一 君 32 番 佐々木 博 君 33 番 工 藤 勝 子 君 34 番 平 沼 健 君 35 番 樋 下 正 信 君 36 番 柳 村 岩 見 君 37 番 阿 部 富 雄 君 38 番 斉 藤 信 君 39 番 吉 田 洋 治 君 40 番 及 川 幸 子 君 41 番 佐々木 一 榮 君 42 番 伊 藤 勢 至 君 43 番 渡 辺 幸 貫 君 44 番 小野寺 研 一 君 45 番 千 葉 伝 君 46 番 佐々木 大 和 君 47 番 菊 池 勲 君 48 番 小野寺 好 君 欠席議員(なし) 説明のため出席した者 休憩前に同じ 職務のため議場に出席した事務局職員 休憩前に同じ 午後4時3分 再開 〇議長(渡辺幸貫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第1、一般質問を継続いたします。小田島峰雄君。 〔20番小田島峰雄君登壇〕(拍手) |
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