令和5年9月定例会 第2回岩手県議会定例会会議録

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〇総務委員長(千葉秀幸君) 去る10月17日の本会議におきまして、当総務委員会に付託されました議案4件につきまして、10月18日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第1号令和5年度岩手県一般会計補正予算(第3号)でありますが、これは、大雨、凍霜被害等の復旧経費や水田の畑地化に対する財政支援など、早急に対応が必要となる予算や新型コロナウイルス感染症対策のための予算、円安を生かした県産品輸出拡大やインバウンド誘客拡大のための予算のほか、生活者、事業者支援等の原油価格、物価高騰対策における地域公共交通の運行支援や指定管理施設の光熱費の負担軽減策などに要する経費等として、総額96億8、636万3、000円の増額補正をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、委託統計調査費の減額理由と統計調査員の確保策、ふるさと岩手応援寄付金募集費の補正内容とふるさと納税の増収に向けた今後の取り組み、いわて花巻空港における国際定期便の現状と今後の見通し等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第11号行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律施行条例の一部を改正する条例でありますが、これは、個人番号を利用することができる事務に生活困窮する外国人に対する生活保護法の規定に準じて行う保護の決定等に関する事務を加えようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、条例改正に伴う対象者数と事務処理に係る市町村との連携について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第20号損害賠償請求事件に係る和解及びこれに伴う損害賠償の額を定めることに関し議決を求めることについてでありますが、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、損害に至った経緯等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第21号損害賠償請求事件に係る和解及びこれに伴う損害賠償の額を定めることに関し議決を求めることについてでありますが、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、今後の再発防止に向けた取り組み等について、質疑が交わされたところであります。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(工藤大輔君) 次に、上原文教委員長。
   〔文教委員長上原康樹君登壇〕
〇文教委員長(上原康樹君) 去る10月17日の本会議におきまして、当文教委員会に付託されました議案3件及びさきに付託を受けました請願陳情2件につきまして、10月18日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第1号令和5年度岩手県一般会計補正予算(第3号)でありますが、これは、生活者、事業者支援等の原油価格、物価高騰対策として、指定管理施設の光熱費の負担軽減策などに要する経費等を補正しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、所管施設における光熱費の増加見込みと積算方法、県立高校の合築による整備の内容と事業費の増額理由等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第14号岩手県立学校設置条例の一部を改正する条例でありますが、これは、岩手県立福岡工業高等学校及び岩手県立一戸高等学校を廃止して、岩手県立北桜高等学校を設置し、並びに県立高等学校の学科の設置をしようとするものであり、採決の結果、多数をもって原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、福岡工業高校と一戸高校の統合決定による両校の入学者数への影響、大槌高校に設置される学科の位置づけ等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第19号損害賠償請求事件に係る和解及びこれに伴う損害賠償の額を定めることに関し議決を求めることについてでありますが、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、請願陳情についてでありますが、受理番号第1号不登校児童生徒に対して多様な学習機会の確保のための経済的支援制度の確立を国へ求める意見書提出の請願ほか1件につきましては、お手元に配付されております請願陳情審査報告書のとおり決定いたしました。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(工藤大輔君) 次に、佐々木環境福祉委員長。
   〔環境福祉委員長佐々木宣和君登壇〕
〇環境福祉委員長(佐々木宣和君) 去る10月17日の本会議におきまして、当環境福祉委員会に付託されました議案5件及びさきに付託を受けました請願陳情7件につきまして、10月18日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第1号令和5年度岩手県一般会計補正予算(第3号)でありますが、これは、新型コロナウイルス感染症対策のための予算や、生活者、事業者支援等の原油価格、物価高騰対策として、指定管理施設の光熱費の負担軽減策などに要する経費等を補正しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、地域密着型サービス等の施設整備の内容と入所待機者解消に向けた今後の取り組み、緊急時介護人材確保、職場環境復旧等支援事業費補助の内容と介護施設の運営に係る県の考え方、こども家庭センターの設置に伴う課題と今後の運営方針等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第2号令和5年度岩手県母子父子寡婦福祉資金特別会計補正予算(第1号)及び議案第7号令和5年度岩手県国民健康保険特別会計補正予算(第1号)でありますが、これらは、それぞれ事業計画の変更等に基づいて、所要の補正をしようとするものであり、いずれも原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第12号旅館業法施行条例の一部を改正する条例でありますが、これは、旅館業法の一部改正に伴い、事業譲渡による旅館業の営業者の地位の承継の承認申請に対する審査について手数料を徴収するとともに、あわせて所要の整備をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、県内における旅館業の事業譲渡の状況について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第13号食品衛生法施行条例の一部を改正する条例でありますが、これは、許可営業者等の死亡等の届け出の対象の範囲を改めようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、請願陳情についてでありますが、受理番号第3号児童、生徒及び保護者に向けたマスク着用の影響についての情報の周知徹底を求める請願ほか6件につきましては、お手元に配付されております請願陳情審査報告書のとおり決定いたしました。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(工藤大輔君) 次に、臼澤商工建設委員長。
   〔商工建設委員長臼澤勉君登壇〕
〇商工建設委員長(臼澤勉君) 去る10月17日の本会議におきまして、当商工建設委員会に付託されました議案7件につきまして、10月18日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第1号令和5年度岩手県一般会計補正予算(第3号)でありますが、これは、大雨被害等の復旧経費に対する財政支援など、早急に対応が必要となる予算や、円安を生かした県産品輸出拡大やインバウンド誘客拡大のための予算のほか、生活者、事業者支援等の原油価格、物価高騰対策として、指定管理施設の光熱費の負担軽減策などに要する経費等を補正しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、大雨被害の状況と復旧の見込み、海外輸出力強化事業費の具体的な内容、いわて暮らし応援事業費補助の補正内容等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第6号令和5年度岩手県中小企業振興資金特別会計補正予算(第1号)でありますが、これは、事業計画の変更等に基づいて所要の補正をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第10号土木関係の建設事業に要する経費の一部を負担させることに関する議決の変更に関し議決を求めることについてでありますが、これは、土木関係の建設事業に要する経費の額の変更に伴い、受益町の負担金の額を変更しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第15号本銅口の沢筋田畑地区砂防堰堤工事の更請負契約の締結に関し議決を求めることについてでありますが、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第16号訴えの提起に関し議決を求めることについてでありますが、これは、県営住宅の明け渡し及び滞納家賃等支払い請求事件の訴えの提起をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第17号和解の申立てに関し議決を求めることについてでありますが、これは、県営住宅の滞納家賃等の請求に係る起訴前の和解の申し立てをしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第18号損害賠償請求事件に係る和解及びこれに伴う損害賠償の額を定めることに関し議決を求めることについてでありますが、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、事案の発生原因及び再発防止策等について、質疑が交わされたところであります。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(工藤大輔君) 次に、千葉農林水産委員長。
   〔農林水産委員長千葉盛君登壇〕
〇農林水産委員長(千葉盛君) 去る10月17日の本会議におきまして、当農林水産委員会に付託されました議案6件につきまして、10月18日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第1号令和5年度岩手県一般会計補正予算(第3号)でありますが、これは、大雨、凍霜被害等の復旧経費や水田の畑地化に対する財政支援など、早急に対応が必要となる予算等を補正しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、畑地化促進事業費補助に係る採択状況、水田の畑地化に向けた今後の取り組み、凍霜害の発生状況と今後の対策等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第3号令和5年度岩手県県有林事業特別会計補正予算(第1号)から議案第5号令和5年度岩手県沿岸漁業改善資金特別会計補正予算(第1号)までの3件についてでありますが、これらは、それぞれ事業計画の変更等に基づいて所要の補正をしようとするものであり、いずれも原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第8号農業関係の建設事業に要する経費の一部を負担させることに関する議決の変更に関し議決を求めることについてでありますが、これは、農業関係の建設事業に要する経費の額の変更に伴い、受益市町の負担金の額を変更しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第9号水産関係の建設事業に要する経費の一部を負担させることに関し議決を求めることについてでありますが、これは、水産関係の建設事業に要する経費の一部を受益市町に負担させようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(工藤大輔君) 次に、城内議会運営委員長。
   〔議会運営委員長城内愛彦君登壇〕
〇議会運営委員長(城内愛彦君) さきに当議会運営委員会に付託されました請願陳情1件につきまして、10月17日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その結果について御報告いたします。
 受理番号第10号岩手県議会に提出された請願・陳情等の議会ホームページでの公開を求める請願につきましては、お手元に配付されております請願陳情審査報告書のとおり決定いたしました。
 以上をもって報告といたします。(拍手)
〇議長(工藤大輔君) これより、ただいまの委員長報告に対する質疑に入るのでありますが、通告がありませんので、質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。斉藤信君。
   〔37番斉藤信君登壇〕

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