令和5年6月定例会 第26回岩手県議会定例会会議録

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〇総務委員長(菅野ひろのり君) 去る7月4日の本会議におきまして、当総務委員会に付託されました議案9件及びさきに付託を受けました請願陳情3件につきまして、7月5日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第1号令和5年度岩手県一般会計補正予算(第2号)でありますが、これは、原油価格、物価高騰への対策として、中小企業者等の事業継続や賃上げの環境整備に向けた設備投資等への支援、保護者等への価格転嫁が困難な教育旅行を受け入れる宿泊施設への支援に必要となる経費として、総額13億7、264万1、000円の増額補正をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第2号岩手県の事務を市町村が処理することとする事務処理の特例に関する条例の一部を改正する条例でありますが、これは、高等学校等就学支援金の支給に関する法律施行規則の一部改正に伴い、新たに教育委員会の権限に属することとされた特例受給権者に係る収入の状況の届け出期限の決定に係る事務を盛岡市が処理することとするとともに、あわせて所要の整備をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第4号岩手県県税条例の一部を改正する条例でありますが、これは、地方税法の一部改正に伴い、所要の整備をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第5号地域経済牽引事業の促進区域における県税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例でありますが、これは、県税の課税免除の適用対象となる地域経済牽引事業のための施設の設置の期限を延長しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第6号特定復興産業集積区域における県税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例でありますが、これは、東日本大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律の一部改正に伴い、所要の整備をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、課税免除の対象事業者への対応状況等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第8号岩手県公安委員会の管理に属する事務手数料条例の一部を改正する条例でありますが、これは、道路交通法の一部改正に伴い、特定小型原動機付自転車運転者講習について、手数料を徴収するとともに、あわせて所要の整備をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第9号高齢者、障害者等の移動等円滑化のために必要な信号機等に関する基準を定める条例の一部を改正する条例でありますが、これは、道路交通法等の一部改正に伴い、所要の整備をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、歩車分離方式信号の設置基準と今後の設置見込み等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第15号あっせんの申立てに関し議決を求めることについてでありますが、これは、東日本大震災津波に伴う原子力発電所事故による損害賠償請求に係るあっせんの申し立てをしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第18号損害賠償請求事件に係る和解及びこれに伴う損害賠償の額を定めることに関し議決を求めることについてでありますが、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、警察職員宿舎の築年数と整備状況等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、請願陳情についてでありますが、受理番号第105号社会保障制度の整備、子育て施策、ふるさと振興の推進等のための地方財政の充実・強化を求める請願ほか1件につきましては、お手元に配付されております請願陳情審査報告書のとおり決定いたしました。
 なお、さきに継続調査と議決されておりました県警察の広報と音楽隊については、現地調査を行った後、調査を終了いたしておりますことを申し添えます。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(五日市王君) 次に、佐々木文教委員長。
   〔文教委員長佐々木宣和君登壇〕
〇文教委員長(佐々木宣和君) 去る7月4日の本会議におきまして、当文教委員会に付託されました議案5件及びさきに付託を受けました請願陳情1件につきまして、7月5日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第11号岩手県立不来方高等学校校舎大規模改造(建築)工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについてから議案第13号岩手県立不来方高等学校校舎大規模改造(機械設備)工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについてまでの3件についてでありますが、いずれも原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、以上3件の審査の過程におきましては、当該工事による生徒等への影響、仮設校舎での学習環境、大規模改造による校舎の性能の改善見込み等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第14号岩手県立学校共同実習船建造の請負契約の締結に関し議決を求めることについてでありますが、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、現実習船との性能の違い、実習船の使用実績と今後の見込み等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第17号損害賠償請求事件に係る和解及びこれに伴う損害賠償の額を定めることに関し議決を求めることについてでありますが、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、請願陳情についてでありますが、受理番号第103号ゆたかな学びの実現・教職員定数改善・義務教育費国庫負担制度負担率の引き上げを求める請願につきましては、お手元に配付されております請願陳情審査報告書のとおり決定いたしました。
 なお、さきに継続調査と議決されておりました県立高校における探究的な学びの取組等については、現地調査を行った後、調査を終了いたしておりますことを申し添えます。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(五日市王君) 次に、佐々木環境福祉委員長。
   〔環境福祉委員長佐々木朋和君登壇〕
〇環境福祉委員長(佐々木朋和君) 去る7月4日の本会議におきまして、当環境福祉委員会に付託されました議案2件及びさきに付託を受けました請願陳情5件につきまして、7月5日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第7号岩手県手数料条例の一部を改正する条例のうち、他の委員会の付託分以外でありますが、これは、児童福祉法施行令の一部改正に伴い、所要の整備をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第19号いわて男女共同参画プランの変更に関し議決を求めることについてでありますが、これは、いわて男女共同参画プラン策定後の男女共同参画を取り巻く情勢の変化に対応するため、いわて男女共同参画プランを変更しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、性の多様性に関する県の課題認識と今後の取り組み、いわて男女共同参画プランの目標値設定の考え方等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、請願陳情についてでありますが、受理番号第104号特定商取引法の平成28年改正における5年後見直し規定に基づく抜本的改正を求める請願ほか4件につきましては、お手元に配付されております請願陳情審査報告書のとおり決定いたしました。
 なお、さきに継続調査と議決されておりました結婚支援事業の取組については、現地調査を行った後、調査を終了いたしておりますことを申し添えます。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(五日市王君) 次に、佐藤商工建設委員長。
   〔商工建設委員長佐藤ケイ子君登壇〕
〇商工建設委員長(佐藤ケイ子君) 去る7月4日の本会議におきまして、当商工建設委員会に付託されました議案4件及びさきに付託を受けました請願陳情1件につきまして、7月5日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第1号令和5年度岩手県一般会計補正予算(第2号)でありますが、これは、原油価格、物価高騰への対策として、中小企業者等の事業継続や賃上げの環境整備に向けた設備投資等への支援、保護者等への価格転嫁が困難な教育旅行を受け入れる宿泊施設への支援に必要となる経費を補正しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、中小企業等事業継続緊急支援金等の支給要件、宿泊施設への支援の具体的な内容等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第3号緊急雇用創出事業臨時特例基金条例の一部を改正する条例でありますが、これは、緊急雇用創出事業臨時特例基金条例の有効期限を令和10年3月31日まで延期しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、事業復興型雇用確保事業のこれまでの実績等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第7号岩手県手数料条例の一部を改正する条例中、当商工建設委員会に付託された別表第7の改正関係についてでありますが、これは、租税特別措置法施行令の一部改正に伴い、特定の民間再開発事業認定申請手数料を廃止しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第10号一般国道397号小谷木橋旧橋撤去(下部工)(第3工区)工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについてでありますが、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、請願陳情についてでありますが、受理番号第111号認定職業訓練振興のための施策の推進について請願につきましては、お手元に配付されております請願陳情審査報告書のとおり決定いたしました。
 なお、さきに継続調査と議決されておりました都市計画道路の整備状況については、現地調査を行った後、調査を終了いたしておりますことを申し添えます。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(五日市王君) 次に、川村農林水産委員長。
   〔農林水産委員長川村伸浩君登壇〕
〇農林水産委員長(川村伸浩君) 去る7月4日の本会議におきまして、当農林水産委員会に付託されました議案1件につきまして、7月5日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第16号損害賠償請求事件に係る和解及びこれに伴う損害賠償の額を定めることに関し議決を求めることについてでありますが、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、施設管理に関する考え方、再発防止に向けた取り組みについて、質疑が交わされたところであります。
 なお、さきに継続調査と議決されておりました県産木材の流通状況については、現地調査を行った後、調査を終了いたしておりますことを申し添えます。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(五日市王君) これより、ただいまの委員長報告に対する質疑に入るのでありますが、通告がありませんので、質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。高田一郎君。
   〔13番高田一郎君登壇〕

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