平成8年2月定例会 第5回岩手県議会定例会 会議録

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第5回岩手県議会定例会会議録(第8号)
平成8年3月26日(火曜日)
議事日程 第8号
 平成8年3月26日(火曜日)午後1時開議
第1 議案第22号 行政手続条例
第2 議案第24号 岩手県防災会議条例の一部を改正する条例
第3 議案第25号 岩手県災害対策本部条例の一部を改正する条例
第4 議案第26号 一般職の職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例
第5 議案第34号 屋外広告物条例の一部を改正する条例
第6 議案第35号 県営住宅条例の一部を改正する条例
第7 議案第36号 青少年の家条例の一部を改正する条例
第8 議案第37号 生涯学習推進センター条例
第9 議案第38号 行政手続条例の施行に伴う関係条例の整備に関する条例
第10 議案第39号 公平委員会の事務の受託の協議に関し議決を求めることについて
第11 請願陳情
第12 委員会の閉会中の継続審査及び継続調査の件
第13 議案第1号 平成8年度岩手県一般会計予算
第14 議案第2号 平成8年度岩手県母子寡婦福祉資金特別会計予算
第15 議案第3号 平成8年度岩手県農業改良資金特別会計予算
第16 議案第4号 平成8年度岩手県県有林事業特別会計予算
第17 議案第5号 平成8年度岩手県林業改善資金特別会計予算
第18 議案第6号 平成8年度岩手県沿岸漁業改善資金特別会計予算
第19 議案第7号 平成8年度岩手県中小企業振興資金特別会計予算
第20 議案第8号 平成8年度岩手県土地先行取得事業特別会計予算
第21 議案第9号 平成8年度岩手県証紙収入整理特別会計予算
第22 議案第10号 平成8年度岩手県流域下水道事業特別会計予算
第23 議案第11号 平成8年度岩手県港湾整備事業特別会計予算
第24 議案第12号 平成8年度岩手県県民ゴルフ場事業特別会計予算
第25 議案第13号 平成8年度岩手県立病院等事業会計予算
第26 議案第14号 平成8年度岩手県電気事業会計予算
第27 議案第15号 平成8年度岩手県工業用水道事業会計予算
第28 議案第16号 防災行政情報通信ネットワークの建設事業に要する経費の一部を負担させることに関し議決を求めることについて
第29 議案第17号 農業関係の建設事業に要する経費の一部を負担させることに関し議決を求めることについて
第30 議案第18号 林業関係の建設事業に要する経費の一部を負担させることに関し議決を求めることについて
第31 議案第19号 水産関係の建設事業に要する経費の一部を負担させることに関し議決を求めることについて
第32 議案第20号 土木関係の建設事業に要する経費の一部を負担させることに関し議決を求めることについて
第33 議案第21号 流域下水道事業に要する経費の一部を負担させることに関し議決を求めることについて
第34 議案第23号 岩手県職員定数条例の一部を改正する条例
第35 議案第27号 自治振興基金条例の一部を改正する条例
第36 議案第28号 家畜商講習手数料条例の一部を改正する条例
第37 議案第29号 屋内温水プール条例の一部を改正する条例
第38 議案第30号 福祉の里センター条例の一部を改正する条例
第39 議案第31号 産業文化センター条例の一部を改正する条例
第40 議案第32号 岩手県木材業者及び製材業者登録条例の一部を改正する条例
第41 議案第33号 林業技術センター条例の一部を改正する条例
第42 議案第40号 当せん金付証票の発売に関し議決を求めることについて
第43 議案第41号 日本かつお・まぐろ漁業信用基金協会の会員になることに関し議決を求めることについて
第44 発議案第4号 放課後児童対策事業の法制化とその充実について
第45 発議案第5号 食品の安全と健康を守ることについて
第46 発議案第6号 安全で安心な地域社会の創造に関する決議
 日程第1から日程第11まで 委員長報告、質疑、討論、採決
 日程第13から日程第43まで 委員長報告、質疑、討論、採決
本日の会議に付した事件
1 日程第1 議案第22号から日程第11 請願陳情まで(委員長報告、討論、採決)
1 日程第12 委員会の閉会中の継続審査及び継続調査の件
1 日程第13 議案第1号から日程第43 議案第41号まで(委員長報告、討論、採決)
1 日程第44 発議案4号から日程第46 発議案第6号まで(採決)
出席議員(50名)
1番  斉藤 信  君
2番  黄川田   徹  君
3番  佐々木 一 榮  君
4番  小野寺   好  君
5番  佐々木   博  君
6番  中屋敷   十  君
7番  大久保   豊  君
8番  浅 井 東兵衛  君
9番  佐々木 大 和  君
10番  藤 原 泰次郎  君
11番  千葉 伝  君
12番  伊沢昌弘  君
13番  須藤敏昭  君
14番  折居明広  君
15番  田村正彦  君
16番  伊藤勢至  君
17番  佐藤一男  君
18番  高橋賢輔  君
19番  瀬川 滋  君
20番  渡辺幸貫  君
21番  谷藤裕明  君
22番  水上信宏  君
23番  船 越 賢太郎  君
24番  久保田 晴 弘  君
25番  千葉 浩  君
26番  長谷川 忠 久  君
27番  三 河 喜美男  君
28番  村上恵三  君
29番  村田柴太  君
30番  藤原良信  君
31番  吉田洋治  君
32番  飯澤忠雄  君
33番  工藤 篤  君
34番  菅原温士  君
35番  菊池 勲  君
36番  小原宣良  君
37番  樋下正光  君
38番  及川幸郎  君
39番  那須川 健 一  君
40番  伊藤 孝  君
41番  藤倉正巳  君
42番  山内隆文  君
43番  佐藤正春  君
45番  佐々木 俊 夫  君
46番  山 崎 門一郎  君
47番  菊池雄光  君
48番  佐藤啓二  君
49番  堀 口 治五右衛門君
50番  吉田 秀  君
51番  藤原哲夫  君
欠席議員(なし)
説明のため出席した者
知事       増田寛也  君
副知事      千葉浩一  君
副知事      吉永國光  君
出納長      高橋洋介  君
総務部長     上田紘士  君
企画調整部長   小野寺 英 二  君
生活福祉部長   細屋正勝  君
環境保健部長   緒方 剛  君
商工労働部長   古館敏男  君
農政部長     佐藤昭美  君
林業水産部長   田尾秀夫  君
土木部長     帷子幸彦  君
医療局長     中村盛一  君
企業局長     千葉 克  君
総務部次長    大隈英喜  君
財政課長     佐藤 勝  君
教育長      橋田純一  君
警察本部長    石川 正  君
職務のため議場に出席した事務局職員
事務局長     渡邊 勉
議事課長     小国平二
議事課長補佐   西田幸男
主任議事管理主査 駿河 勉
議事管理主査   吉田 徹
議事管理主査   小原敏文
議事管理主査   木村 稔
午後1時4分 開 議
〇議長(堀口治五右衛門君) これより本日の会議を開きます。
   諸般の報告
〇議長(堀口治五右衛門君) 日程に入るに先立ち、諸般の報告をいたします。
 発議案3件が提出になっておりますので、お手元に配布いたしてありますから、御了承願います。
発議案第4号
平成8年3月22日
 岩手県議会議長 堀口 治五右衛門 殿
提出者議員 谷 藤 裕 明
賛成者議員 水 上 信 宏
外8人
   放課後児童対策事業の法制化とその充実について
 岩手県議会会議規則第14条の規定により、標記の意見書案を別紙のとおり提出します。
〔参照〕
平成8年3月26日
 内閣総理大臣
 大蔵大臣    殿
 厚生大臣
     盛岡市内丸10番1号
岩手県議会議長 堀口 治五右衛門
   放課後児童対策事業の法制化とその充実について
 児童の健全育成、仕事と子育ての両立支援を推進するため、放課後児童対策事業を法制化し、その充実を図られたい。
 理由
 少子社会における子育ての社会的支援など健やかな子供を生み育てることができる環境の整備は喫緊の課題となっている。
 このため、国は、平成6年12月、エンゼルプランを策定し、その中でも特に緊急に実施する必要があるものについては、緊急保育対策等5か年事業として、平成11年度までの具体的目標を定めた。
 本県においても、これらを踏まえ、「岩手県子育てにやさしい環境づくり対策指針」を定め、放課後児童対策事業についてもその拡充に努めているところである。
 よって、国においては、児童の健全育成、仕事と子育ての両立支援を図る上で重要な施策である放課後児童対策事業を法的に位置付けし、施設、指導員処遇の充実を図られるよう強く要望する。
 上記のとおり地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。
発議案第5号
平成8年3月22日
 岩手県議会議長 堀口 治五右衛門 殿
提出者議員 折 居 明 広
賛成者議員 伊 藤 勢 至
外7人
   食品の安全と健康を守ることについて
 岩手県議会会議規則第14条の規定により、標記の意見書案を別紙のとおり提出します。
〔参照〕
平成8年3月26日
 内閣総理大臣
 厚生大臣    殿
     盛岡市内丸10番1号
岩手県議会議長 堀口 治五右衛門
   食品の安全と健康を守ることについて
 食品の安全と健康を守る政策を推進されたい。
 理由
 我が国の食料自給率は、カロリーベースで37%まで下がり、欧米の先進国に比べ格段に低い水準となっており、平成6年12月のWTO協定の締結により、今後更に農産物を始めとする輸入食品の増加が予想されるところである。
 また、WTO協定においては、農産物の残留農薬基準などが、原則として国際基準に準拠することと規定されていることから、我が国の従来の基準が緩和されるのではないかと、国民は大きな不安を抱いているところである。
 食の安全と健康の確保は、国民の大きな願いである。
 よって、国においては、こうした状況を強く認識され、国民の健康と生命を守るため、我が国の食の安全性確保対策の一層の強化を図られるよう次の事項について強く要望する。
1 輸入食品の検査体制の一層の充実、強化を図ること。
2 食品添加物の指定に当たっては、安全性を重視することはもちろんのこと、日本人の 食生活等を十分に考慮するなど、摂取総量を減らす立場を堅持すること。
  また、承認指定されている食品添加物についても、再評価を適正に行うこと。
3 残留農薬基準については、指定された農薬以外は使用できない方式(ポジティブリス ト方式)の導入を検討すること。
4 食品の日付表示については、製造年月日表示を存続するとともに、消費期限表示との 併行を指導すること。
 上記のとおり地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。
発議案第6号
平成8年3月6日
 岩手県議会議長 堀口 治五右衛門 殿
提出者議員 村 田 柴 太
賛成者議員 小 原 宣 良
外9人
   安全で安心な地域社会の創造に関する決議
 岩手県議会会議規則第14条の規定により、標記の決議案を別紙のとおり提出します。
〔参照〕
   安全で安心な地域社会の創造に関する決議
 犯罪、事故、災害のない安全で安心な地域社会をつくることは、142万県民すべての願いである。しかしながら、平成7年の本県の刑法犯認知件数は1万4、800件で、この10年間に5割増加するという著しい変容が見られる。
 10年前の昭和61年には、日本一の安全を誇り得た本県が今日では全国20位の位置に転落しており、県民の犯罪、事故等に対する不安感も増大している。
 かかる事態は、豊かな自然の中に活力と希望にあふれ、心のふれあうふるさと岩手を創造しようとする県民の平穏な生活基盤を根底から揺るがすもので、誠に憂慮に堪えないものである。
 この情勢に的確に対処し、犯罪、事故及び災害を防止し、再び日本一安全で安心な真の豊かさを誇れる岩手とすることが重要かつ緊急な課題である。
 よって、本県議会は、必要な体制のより一層の整備充実や、関係機関、団体との連携を更に強めるとともに、すべての県民の総力を結集し、地域安全運動、少年非行防止活動、暴力団排除活動、交通安全運動などのあらゆる対策を総合的に推進するよう求めるものである。
 上記のとおり決議する。
平成8年3月26日
岩手県議会
〇議長(堀口治五右衛門君) 次に、監査委員から監査結果の報告1件を受理いたしましたが、県公報登載をもって御了承願います。
   〔報告の登載省略〕
〇議長(堀口治五右衛門君) 次に、予算特別委員長から、委員長に那須川健一君、副委員長に水上信宏君がそれぞれ選任された旨、報告がありました。
 次に、各委員長から、それぞれ委員会報告書の提出、並びに継続審査及び継続調査の申し出がありますが、後刻詳細に報告を求めますので、朗読を省略いたします。
   日程第1 議案第22号行政手続条例から日程第11 請願陳情まで
〇議長(堀口治五右衛門君) これより本日の議事日程に入ります。
 日程第1、議案第22号から日程第11、請願陳情までを一括議題といたします。
 各案件に関し委員長の報告を求めます。村上総務委員長。
   〔総務委員長村上恵三君登壇〕(拍手)

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