平成9年2月定例会 第9回岩手県議会定例会会議録

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〇34番(菅原温士君) ただいま議長から御報告のありましたとおり、飯澤忠雄先生は、去る1月9日午前7時1分、敗血症により、よわい65年の生涯を閉じられました。まことに痛惜の念にたえません。私はここに、先輩、同僚議員の御同意をいただき、議員一同を代表し、哀悼の言葉を申し上げます。
 先生は、昭和6年1月、大東町の町議会議長を3期にわたってお務めになられました飯澤武雄先生の嫡男として生を受けられ、摺沢町立国民学校から、昭和18年、県南きっての名門校・旧制の県立一関中学校に進まれ、学制改革により、現在の岩手県立一関第一高等学校の第1回生として昭和23年に卒業され、同年、茨城大学工学部に入学、昭和29年、同校を卒業と同時に帰郷され、御父君を助けて家業の飯澤製材所薪炭店に勤務されておられましたが、昭和36年11月、大東貨物自動車株式会社を設立され、代表取締役としてみずからもトラックを運転し、遠くは九州にまで荷物を搬送され、文字どおり国内を東奔西走され、社業に専念されておられたとのことであります。
 一方、御父君は、6期にわたって務めてこられた町議会議員を、昭和47年2月、勇退なされたのでありますが、これまで御父君を推薦してきた地元の方々から、御子息の忠雄さんをぜひ後継者として町議会へ送ろうとする声に押されて、急遽立候補なされ、同年2月、見事に初陣を飾られたのであります。そして3期12年を務められ、昭和55年には副議長に就任されたのであります。
 昭和62年4月、統一地方選挙においては、地元大東町民の間から、県議会への先生の出馬を求める声がほうはいとして沸き起こり、東磐井選挙区から立候補され、前回の雪辱を見事に果たし最高点で激戦を制し、県議会議員として、地域住民の期待と輿望を一身に担われて県政壇場へと歩を進められたのであります。
 なお、このときは、今は御勇退なされました岩渕信郎先生と飯澤先生、私の3人が、いずれも町議会議員を経験した東磐井選挙区選出の議員として、同期で初当選の栄に浴し、政党政派は違っても、郷党出身議員として郷土の発展と住民福祉の向上のためにお互いに協力し合うことを誓い合い、県政の伸展に寄与してまいった仲であります。
 議員に当選された先生は、県民クラブに籍を置き、活発な議員活動を展開されたのでありますが、福祉文教、農林水産、農林基本問題調査特別委員会の各委員、また、議会運営委員会副委員長、国際交流対策特別委員会副委員長を歴任されました。
 特に、平成元年の9月定例会においては、決算特別委員会の副委員長に就任されましたが、このときの委員長は佐藤正春議員であり、ともに旧関中の同期生であり、くしくも、気心の知れ合った県議会史上初の同級生同士による正副委員長ということで、当時の岩手日報の県議会リポートに、同級生コンビで進行円滑にとの記事が掲載されて話題を呼んだところであります。
 また、県の審議会関係では、岩手県エネルギー問題懇話会及び農政審議会の委員として、それぞれの分野において活躍されたところであります。
 次いで、平成3年4月に行われました統一地方選挙では、お年寄りが健康で安心と生きがいを持って余生を過ごせる福祉社会の実現等を掲げて立候補し、選挙民の方々の熱烈な御支持をいただき、私ども3人はそろって無投票当選という、東磐井選挙区では初めての経験をさせていただいたのであります。
 当選後の先生は、保健商工、総務、土木の各委員、議会運営委員会、決算特別委員会及び人材育成推進対策特別委員会の各副委員長、農林漁業振興対策特別委員を歴任されました。
 また、県の審議会では岩手県基金管理審議会委員として、県の基金についてのいわばお目付役としてその任に当たられたのであります。
 また、所属する県民クラブにあっては、山崎門一郎代表のもと、所属会派議員の信望厚く、幹事長の重責を担われ、会派の活動の先頭に立って議会活動を活発に展開されたのであります。
 さらに、平成5年には、議員の任期後半における議会選出の監査委員として、県の予算執行全般について眼光紙背に徹する態度をもって、厳正に指摘すべきところは指摘し、指導すべきところは指導し、その的確な指示は、関係者をして感嘆せしめたと伺っております。
 多忙な2期目も目まぐるしいほど早く過ぎ去り、またその間、所属会派を県民クラブから新生党に異動し、平成7年4月、地元の期待さらに高く、その情熱にこたえ、高齢化社会に対応した医療・保健・福祉の充実を図り、豊かな長寿社会づくり、青少年の育成のための施策、活力ある地域づくりの構築等を公約として、いよいよ3期目に向けて万全の態勢で選挙戦に臨まれたのであります。
 東磐井選挙区はこの統一地方選挙から、これまでの定数3人から1人減の2人となり、激戦が展開されたわけであります。選挙期間中は、選挙カーですれ違うことがあっても、先生は、健康面での不安はいささかも感じさせず、精力的に選挙戦を展開され、見事3選を難なく果たされたのであります。
 その後も議員活動に打ち込み、また、責任感旺盛な監査委員として寸暇を惜しんで多忙な日程をこなしながら活躍されておられたのでありますが、任期間もなく終わろうとする平成7年4月末、地元に近い一関市における監査業務の途次、体調の不良を漏らされたとのことであります。そして、ほどなく岩手医科大学附属病院に入院され、長い闘病生活が始まったとのことであります。
 私ども議員一同は、先生の一日も早い全快を念じておったのでありますが、その後幸いにも回復され、平成7年11月には退院され、12月の定例会には久々に出席をなされ、同僚議員とねんごろにあいさつを交わしておられ、私どもも元気な御様子を拝見できたのを大変うれしく思っておったのでありますが、しかし、治療中のためか、あるいは薬の影響が出たのではないかと思われるところがありましたが、それは病魔と闘っているすさまじいまでの強い精神力とその気迫のあかしのようなお姿とお見受けしたわけでありまして、これならば病気の方が逃げて行くのではないか、大丈夫克服でき、また再びお元気で一緒に県政伸展のために活動できる日が遠からず来るものと信じておったわけであります。
 その後、平成8年1月の委員会、2月定例会及び6月定例会も出席をなされ、また、委員会の県内調査にもお元気で参加されたところであります。
 先生の御病気は難病と聞いておりましたので、さすが、ラグビーで鍛えた先生のことだから常人とは違うものかと感心し、本快に向かっているものと安堵しておりましたところが、平成8年7月17日、検査のため再入院されたとのことであります。8月の閉会中の委員会に欠席されたのでうかがったところ、微熱が下がらないので大事をとって休んでいるとのことでありました。
 その後も微熱が下がらず、楽しみにしていた年末の故山への帰郷もせぬまま、一進一退の病状が続いていたところ、年が明けて本年1月7日、一転して容体暗転し危篤状態に陥られたところでありますが、さすがというべきか、先生は、医師も驚くほどの強固な精神力を発揮され、危機を脱し、一時は小康状態を保たれたとのことでありますが、医師団や入院以来、寝食を忘れての看護もいとわず看病しておられた奥様を初め、御親族の方々の切なる願いもむなしく、1月9日午前7時1分、病勢にわかに改まり、ついに再び立つことあたわず、不帰の客となられたのであります。
 私は、先生の急逝の報に接し、諸行無常、生者必滅とは申せ、生命のはかなさに身も心もめいる思いを禁じ得ませんでした。
 先生はいまだ65歳、政治家としていよいよ本領を発揮すべき年をもって、道半ばで生涯を閉じられた先生の胸中を思うとき、痛恨やる方ないものがあったと存じます。
 先生の高い識見と該博な知識に培われた正鵠を射る発言は、聞く者をして耳をそばだたせしめたものであります。一方では、厚い信頼のもと、会派間の調整役として有形無形の役割を果たされるとともに、若手議員の指導者でもありました。その先生を失ってしまったことは、甚だ残念と言わざるを得ません。
 私が感銘を受けたのは、先生は、もう一度本会議場において一般質問に立ちたいと、病床で奥様にお話をなされていたとのことであります。まさに議会人としての面目躍如たるものがあります。
 思えば、先生とは、同期の議員として、これまで地域の発展を共通の課題として、主として次のような事柄について、ともにその実現方について尽力してまいったところであります。
 その1は、先生の公約であった郡内の道路網の整備促進に努力し、なかんずく、幻の国道と言われた343号の改良促進を図り、本年中の供用開始決定を見たところであり、新交通ネットワーク道路整備事業の県道一関大東線東山町地内の新狭山トンネルのかけかえ、国道284号北上大橋の改良工事の着工であります。
 その2は、東磐井郡内の医療と福祉の向上対策としての県立千厩病院の新築落成等でありますが、いずれも飯澤先生の適切なる指導的立場で事が進んだものであります。
 先生とは、政治を離れてもまた、ともに運送業に携わる者として、物流問題を初めとする業界の諸問題についても語り合い、お互いに岩手県トラック協会の顧問として、業界の発展向上に努めてきた仲でもありました。まさに運送業界に関する第一人者であり、造Xが深い先生を失ったことは、業界にとりましても、本県にとりましても、大きな痛手であり損失であります。
 ここまで述べてまいった先生の印象は、まじめ一辺倒な方と思われがちでありますが、先生はまた、まれに見る多趣味の方でもありました。特にラクビーを愛好するスポーツマンでもあり、平成3年9月には、本県で開催されたねんりんピックには、岩手県代表のラガーマンとして当時の横田綾二議員とともに出場なされ、その活躍ぶりはつとに知られているところであります。
 また、工学部出身だけあってメカニックはめっぽう強く、特にも車のことについては他の追随を許さず、運送会社を興したのも趣味が高じたからだとおっしゃっておられました。また、カメラについても玄人はだしの域に及んでいたとのことであります。さらにマージャンの腕前は名人級と言われており、県民クラブに所属していたころは、議員同士で議会の散会後、テーブルを囲んで楽しんでいたとのことであります。
 このように先生の趣味は多岐にわたり、しかも何事につけても御自分で納得がいくまで、その中身を徹底して探求するという凝りようでもありました。
 また、大変な愛犬家でもありまして、御自宅にはラブという4歳になる犬を飼っておられたとのことですが、この愛犬は先生が逝去された20日前に、同じ病気で死亡したそうであります。本当に不思議なことだと奥様がお話をしておられました。愛犬も何かを予感して先立ったのでありましょうか。
 今まで私は、飯澤先生の辺幅を飾らないお人柄等について申し上げてまいりましたが、いわゆる懐が深く、外柔内剛の極めて穏やかなお人柄でありましたが、常に県政への至情と、何事も徹底せざればやまざるの気迫を内に込めて県政に尽くされた方でありました。
 志半ばにして旅立たれた先生の無念の御遺志については、私どもがこれが実現のため、必ずや引き継ぐことをお誓い申し上げるものであります。
 ついこの間まで先生が着席しておられました議席には、あの温容な風貌のままの遺影が生花に包まれて安置されております。私は、本当にもったいない人を亡くしたものだと思い、改めて痛感をいたしておるところであります。ましてや、最愛の夫であり、父であった先生を失われた圭子夫人を初め、御家族の方々の悲嘆さはいかばかりかと存じ上げ、お慰めの言葉もありません。
 本日、御遺族の方々においでをいただいておりますが、今後とも先生の御遺志を体し、その遺業を継いでまいられるであろうことを信じて疑いません。
 去る1月15日、郷里・大東町の町民体育館でとり行われました先生の御葬儀には、町民を初め、正副議長、同僚議員、知事、県幹部職員、国会議員、市町村長等、各界あまねく参列し、式場内は先生のお人柄と御功績に対する追慕と哀惜の念に満ち、改めて先生の御遺徳のほどがしのばれたものであります。
 また、政府は、先般、正六位勲五等双光旭日章をもって、これまでの先生の功に報いたところであります。
 逝きてなお我々に多くのことを示唆してくれる飯澤忠雄先生の生前の御功績をたたえ、その人となりをしのび、再び本議場でお会いすることのできぬ寂しさを禁じ得ぬままに、ここに哀悼の言葉を連ね、満堂の皆さんとともに心からなる御冥福をお祈りしてお別れを告げたいと存じます。
   
   黙 祷
〇議長(堀口治五右衛門君) この際、故飯澤忠雄君の御冥福を祈るため、黙祷をささげたいと思います。
 一同御起立願います。
   〔全員起立〕
〇議長(堀口治五右衛門君) 黙祷。
   〔黙 祷〕
〇議長(堀口治五右衛門君) 黙祷を終わります。
 御着席を願います。
   
   諸般の報告
〇議長(堀口治五右衛門君) 日程に入るに先立ち、諸般の報告をいたします。
 知事から議案等の提出がありましたので、それぞれお手元に配布いたしてありますから、御了承願います。
   
〔参照〕
財第274号
平成9年2月19日
 岩手県議会議長 堀口 治五右衛門 殿
岩手県知事 増 田 寛 也
   議案等の送付について
 平成9年2月20日招集の岩手県議会定例会に提出する下記の議案及び報告を別添のとおり送付します。

議案第1号 平成8年度岩手県一般会計補正予算(第4号)
議案第2号 平成8年度岩手県流域下水道事業特別会計補正予算(第2号)
議案第3号 農業関係の建設事業に要する経費の一部を負担させることに関する議決の変更に関し議決を求めることについて
議案第4号 農業関係の建設事業に要する経費の一部を負担させることに関し議決を求めることについて
議案第5号 土木関係の建設事業に要する経費の一部を負担させることに関する議決の変更に関し議決を求めることについて
議案第6号 平成9年度岩手県一般会計予算
議案第7号 平成9年度岩手県母子寡婦福祉資金特別会計予算
議案第8号 平成9年度岩手県農業改良資金特別会計予算
議案第9号 平成9年度岩手県県有林事業特別会計予算
議案第10号 平成9年度岩手県林業改善資金特別会計予算
議案第11号 平成9年度岩手県沿岸漁業改善資金特別会計予算
議案第12号 平成9年度岩手県中小企業振興資金特別会計予算
議案第13号 平成9年度岩手県土地先行取得事業特別会計予算
議案第14号 平成9年度岩手県証紙収入整理特別会計予算
議案第15号 平成9年度岩手県流域下水道事業特別会計予算
議案第16号 平成9年度岩手県港湾整備事業特別会計予算
議案第17号 平成9年度岩手県県民ゴルフ場事業特別会計予算
議案第18号 平成9年度岩手県立病院等事業会計予算
議案第19号 平成9年度岩手県電気事業会計予算
議案第20号 平成9年度岩手県工業用水道事業会計予算
議案第21号 農業関係の建設事業に要する経費の一部を負担させることに関し議決を求めることについて
議案第22号 林業関係の建設事業に要する経費の一部を負担させることに関し議決を求めることについて
議案第23号 水産関係の建設事業に要する経費の一部を負担させることに関し議決を求めることについて
議案第24号 土木関係の建設事業に要する経費の一部を負担させることに関し議決を求めることについて
議案第25号 流域下水道事業に要する経費の一部を負担させることに関し議決を求めることについて
議案第26号 病害虫防除所条例の一部を改正する条例
議案第27号 岩手県職員定数条例の一部を改正する条例
議案第28号 保健所運営協議会条例の一部を改正する条例
議案第29号 一般職の職員の給料の調整額に関する条例の一部を改正する条例
議案第30号 一般職の職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例
議案第31号 岩手県退隠料等条例等の一部を改正する条例
議案第32号 行政財産使用料条例の一部を改正する条例
議案第33号 岩手県公会堂条例の一部を改正する条例
議案第34号 自治振興基金条例の一部を改正する条例
議案第35号 県立短期大学授業料等条例の一部を改正する条例
議案第36号 岩手県立盛岡短期大学付属こまくさ幼稚園保育料等条例の一部を改正する条例
議案第37号 都南の園及び岩手県立中山の園使用料等条例の一部を改正する条例
議案第38号 保健婦養成所等授業料等条例の一部を改正する条例
議案第39号 家畜保健衛生所使用料等条例の一部を改正する条例
議案第40号 道路占用料徴収条例の一部を改正する条例
議案第41号 県立高等学校授業料等条例の一部を改正する条例
議案第42号 岩手県衛生研究所検査等手数料条例の一部を改正する条例
議案第43号 繭検定等手数料条例の一部を改正する条例
議案第44号 岩手県牛馬寄託手数料条例の一部を改正する条例
議案第45号 理学療法士及び作業療法士修学資金貸付条例の一部を改正する条例
議案第46号 国際交流プラザ条例の一部を改正する条例
議案第47号 屋内温水プール条例の一部を改正する条例
議案第48号 福祉の里センター条例の一部を改正する条例
議案第49号 福祉交流施設条例の一部を改正する条例
議案第50号 精神薄弱者援護施設設置条例の一部を改正する条例
議案第51号 リハビリテーションセンター条例の一部を改正する条例
議案第52号 精神保健福祉センター条例の一部を改正する条例
議案第53号 産業文化センター条例の一部を改正する条例
議案第54号 工業技術センター等条例の一部を改正する条例
議案第55号 勤労身体障害者体育館条例の一部を改正する条例
議案第56号 農業博物館条例の一部を改正する条例
議案第57号 卸売市場条例の一部を改正する条例
議案第58号 蚕種売買業者等取締条例の一部を改正する条例
議案第59号 岩手県種山牧野条例の一部を改正する条例
議案第60号 岩手県木材業者及び製材業者登録条例の一部を改正する条例
議案第61号 県民の森条例の一部を改正する条例
議案第62号 緑化センター条例の一部を改正する条例
議案第63号 林業技術センター条例の一部を改正する条例
議案第64号 水産科学館条例の一部を改正する条例
議案第65号 岩手県漁港管理条例の一部を改正する条例
議案第66号 県立都市公園条例の一部を改正する条例
議案第67号 岩手県港湾施設管理条例の一部を改正する条例
議案第68号 花巻空港管理条例の一部を改正する条例
議案第69号 県営住宅等条例
議案第70号 県立駐車場条例の一部を改正する条例
議案第71号 岩手県立病院等利用料条例の一部を改正する条例
議案第72号 医療局職員奨学資金貸付条例の一部を改正する条例
議案第73号 電気事業及び工業用水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例
議案第74号 県営工業用水道料金徴収条例の一部を改正する条例
議案第75号 青少年の家条例の一部を改正する条例
議案第76号 県民会館条例の一部を改正する条例
議案第77号 博物館条例の一部を改正する条例
議案第78号 県立体育館条例の一部を改正する条例
議案第79号 県立野球場条例の一部を改正する条例
議案第80号 県立スケート場条例の一部を改正する条例
議案第81号 野外活動センター条例の一部を改正する条例
議案第82号 スキージャンプ場条例の一部を改正する条例
議案第83号 武道館条例の一部を改正する条例
議案第84号 自動車運転免許試験場使用条例の一部を改正する条例
議案第85号 岩手県部設置条例の一部を改正する等の条例の施行に伴う関係条例の整理に関する条例
議案第86号 当せん金付証票の発売に関し議決を求めることについて
報告第1号 道路の管理に関する事故に係る損害賠償事件に関する専決処分の報告について
   
  〔議案及び報告の登載省略〕
   
〇議長(堀口治五右衛門君) 次に、監査委員から、監査結果の報告1件、現金出納検査結果の報告2件を受理いたしましたが、検査結果の報告については県公報登載をもって御了承願うこととし、現金出納検査結果の報告については、お手元に配布いたしてありますので、御了承願います。
   
   〔報告の登載省略〕
   
〇議長(堀口治五右衛門君) 次に、知事から提出されました議案中、議案第29号から議案第31号までは、地方公務員法第5条第2項の規定により、人事委員会の意見を聞くことになっておりますので、あらかじめ議長からその手続をいたしておきましたから、御了承願います。
 次に、藤原泰次郎君から委員会の所属変更の申し出があります。
 次に、田村正彦君から議会運営委員の辞任願が提出されております。
   
   日程第1 議席の変更
〇議長(堀口治五右衛門君) これより本日の議事日程に入ります。
 日程第1、議席の変更を行います。
 今回、清和会の結成及び議員の所属会派の異動に伴い、会議規則第4条第3項の規定に基づき、議席の一部をただいま御着席のとおり、それぞれ変更いたします。
   
   日程第2 会議録署名議員の指名
〇議長(堀口治五右衛門君) 次に、日程第2、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第113条の規定により、高橋賢輔君、藤原哲夫君、久保田晴弘君、佐々木大和君を指名いたします。
   
   日程第3 会期決定の件
〇議長(堀口治五右衛門君) 次に、日程第3、会期決定の件を議題といたします。
 お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から3月25日までの34日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(堀口治五右衛門君) 御異議なしと認めます。よって、会期は34日間と決定いたしました。
   
   休 会
〇議長(堀口治五右衛門君) 次に、お諮りいたします。2月21日、2月24日から2月26日までの4日間は、議案調査のため、及び3月6日、3月10日から3月14日まで、3月17日から3月19日まで、3月21日、3月24日の11日間は、委員会審査のため、休会といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(堀口治五右衛門君) 御異議なしと認めます。よって、2月21日、2月24日から2月26日までの4日間、及び3月6日、3月10日から3月14日まで、3月17日から3月19日まで、3月21日、3月24日の11日間は、休会とすることに決定いたしました。
   
   日程第4 常任委員の所属変更の件
〇議長(堀口治五右衛門君) 次に、日程第4、常任委員の所属変更の件を議題といたします。
 土木委員の藤原泰次郎君から、保健商工委員に委員会の所属を変更されたいとの申し出があります。
 お諮りいたします。藤原泰次郎君からの申し出のとおり、委員会の所属を変更することに御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(堀口治五右衛門君) 御異議なしと認めます。よって、委員会の所属を変更することに決定いたしました。
   
   日程第5 議会運営委員辞任の件
〇議長(堀口治五右衛門君) 次に、日程第5、議会運営委員辞任の件を議題といたします。
 田村正彦君から、議会運営委員の辞任願が提出されております。
 お諮りいたします。田村正彦君の議会運営委員の辞任を許可することに御異議ありませんか。
   〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(堀口治五右衛門君) 御異議なしと認めます。よって、田村正彦君の議会運営委員の辞任を許可することに決定いたしました。
   
   日程第6 議会運営委員指名の件
〇議長(堀口治五右衛門君) 次に、日程第6、議会運営委員指名の件を議題といたします。
 お諮りいたします。委員会条例第5条第1項の規定により、議会運営委員に須藤敏昭君を指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
   〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(堀口治五右衛門君) 御異議なしと認めます。よって、須藤敏昭君を議会運営委員に指名することに決定いたしました。
   
   日程第7 知事の演述
〇議長(堀口治五右衛門君) 次に、日程第7、知事の演述であります。増田知事。
   〔知事増田寛也君登壇〕

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