平成14年2月定例会 第13回岩手県議会定例会会議録

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〇総務委員長(千葉伝君) 去る3月6日の本会議及び本日の本会議におきまして、当総務委員会に付託されました議案14件のうち、さきに決定いたしました3件を除く11件につきまして、22日及び本日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第33号岩手県の事務を市町村が処理することとする事務処理の特例に関する条例の一部を改正する条例でありますが、これは、県道の改築に係る事務等を大船渡市及び大東町が行うこととすることに伴い、所要の改正をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第34号学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する条例の一部を改正する条例でありますが、これは、公立学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する法律の一部改正に伴い、市町村立の義務教育諸学校の学校医等の公務災害補償について条例の適用対象から除く等所要の改正をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第35号職員の再任用に関する条例の一部を改正する条例でありますが、これは、地方公務員等共済組合法の一部改正に伴い、所要の整理をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第36号一般職の職員の給料の調整額に関する条例の一部を改正する条例でありますが、これは、保健婦助産婦看護婦法及び学校教育法の一部改正に伴い、所要の整理をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 議案第37号一般職の職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例でありますが、これは、公害防止業務手当及び高所作業手当の支給範囲を拡大するとともに、あわせて所要の整備をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第38号市町村立学校職員の給与等に関する条例及び職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例でありますが、これは、国の例に準じて、育児または介護を行う職員の時間外勤務の制限を設け、及び介護休暇の期間を延長する等所要の改正をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第39号職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例でありますが、これは、地方公務員の育児休業等に関する法律の一部改正に伴い、同法の規定により任期を定めて採用された職員は育児休業をすることができないこととする等所要の改正をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第61号義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置に関する条例の一部を改正する条例でありますが、これは、学校教育法の一部改正に伴い、所要の整理をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 議案第63号公平委員会の事務の受託の協議に関し議決を求めることについてでありますが、これは、規約を定めて公平委員会の事務を水沢市から受託しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第64号包括外部監査契約の締結に関し議決を求めることについてでありますが、これは、包括外部監査契約を締結しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第90号特別職の職員の給与並びに旅費及び費用弁償に関する条例等の一部を改正する条例でありますが、これは、諸般の情勢にかんがみ、平成14年4月から平成15年3月までの間、知事、副知事及び出納長に支給されるべき給料並びに管理または監督の地位にある職員に支給されるべき給料の特別調整額及び管理職手当を減額しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、減額に係る管理または監督の地位にある職員の理解と協力について質疑が交わされたところであります。
 次に、閉会中の継続調査についてでありますが、平成14年度政策評価の実施(案)について、引き続き意見交換等を行うこととし、別途、議長に対し、申し出をいたしておりますので、御了承願います。
 なお、さきに継続調査と議決されておりました入札につきましては、県当局から説明を受け、質疑、意見交換を行った後、調査を終了いたしておりますことを申し添えます。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)

〇議長(谷藤裕明君) 次に、佐々木環境福祉委員長。
   〔環境福祉委員長佐々木一榮君登壇〕

〇環境福祉委員長(佐々木一榮君) 去る3月6日の本会議におきまして、当環境福祉委員会に付託されました議案11件のうち、さきに決定いたしました4件を除く7件及びさきに付託を受けました請願陳情7件につきまして、22日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第27号食肉衛生検査所設置条例の一部を改正する条例でありますが、これは、紫波食肉衛生検査所と水沢食肉衛生検査所を統合し、岩手県食肉衛生検査所を設置しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、統合後における組織体制等について質疑が交わされたところであります。
 議案第29号岩手県環境審議会条例の一部を改正する条例でありますが、これは、岩手県環境審議会に自然環境の保全に関する重要事項を調査審議させる等所要の改正をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、専門委員の任命方法等について質疑が交わされたところであります。
 議案第30号岩手県医療扶助審議会条例を廃止する条例でありますが、これは、岩手県医療扶助審議会条例を廃止しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 議案第31号岩手県精神保健福祉審議会条例の一部を改正する条例でありますが、これは、精神保健及び精神障害者福祉に関する法律の一部改正に伴い、通院医療費公費負担等審査部会を廃止しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 議案第52号岩手県希少野生動植物の保護に関する条例でありますが、これは、岩手県環境の保全及び創造に関する基本条例の基本理念にのっとり、県の区域内に生息し、または生育する希少な野生動植物の保護に関し必要な事項を定めることにより、生物の多様性の確保のための対策の推進を図り、もって現在及び将来の県民の健康で文化的な生活の確保に資するようにしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、条例制定に係る経緯、制定後における県民への普及、啓発等について質疑が交わされたところであります。
 議案第53号知的障害児施設条例及び知的障害者援護施設設置条例の一部を改正する条例でありますが、これは、岩手県立やさわ学園を廃止し、及び岩手県立やさわの園を設置するとともに、あわせてその管理を社会福祉法人岩手県社会福祉事業団に委託しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 議案第62号保健婦助産婦看護婦法の一部改正に伴う関係条例の整備に関する条例でありますが、これは、保健婦助産婦看護婦法の一部改正に伴い、所要の整備をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、請願陳情についてでありますが、受理番号第62号岩手県立花巻厚生病院と岩手県立北上病院の存続と充実・強化を求める請願外6件につきましては、お手元に配付されております請願陳情審査報告書のとおり決定いたしました。
 次に、閉会中の継続調査についてでありますが、県立病院の運営に係る現状と今後の課題について、引き続き意見交換等を行うこととし、別途、議長に対し、申し出をいたしておりますので、御了承願います。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)

〇議長(谷藤裕明君) 上澤商工文教委員長。
   〔商工文教委員長上澤義主君登壇〕(拍手)

〇商工文教委員長(上澤義主君) 去る3月6日の本会議におきまして、当商工文教委員会に付託されました議案5件のうち2件及びさきに付託を受けました請願陳情3件につきまして、22日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして、御報告いたします。
 議案第56号女性就業センター設置条例を廃止する条例でありますが、これは、女性就業センター設置条例を廃止しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、平成14年度以降の女性就業援助事業について質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第59号岩手県立大学等条例の一部を改正する条例でありますが、これは、岩手県立大学大学院に看護学研究科看護学専攻修士課程及び社会福祉学研究科社会福祉学専攻修士課程を設置するとともに、岩手県立大学大学院総合政策研究科に総合政策専攻博士課程を設置しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、請願陳情についてでありますが、受理番号第64号増田知事の私学振興公約の早期実現等を要望する請願外2件につきましては、お手元に配付されております請願陳情審査報告書のとおり決定いたしました。
 なお、継続審査と決定いたしました2件につきましては、別途、議長に対し、閉会中の継続審査の申し出をいたしておりますので、御了承願います。
 また、さきに継続調査と議決されておりました岩手県立美術館の運営状況につきましては、当局から説明を受け、現地調査を行った後、調査を終了いたしておりますことを申し添えます。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)

〇議長(谷藤裕明君) 次に、伊藤農林水産委員長。
   〔農林水産委員長伊藤勢至君登壇〕

〇農林水産委員長(伊藤勢至君) 去る3月6日の本会議におきまして、当農林水産委員会に付託されました議案14件のうち、さきに決定いたしました13件を除く1件及びさきに付託を受けました請願陳情につきまして、22日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第57号岩手県木材業者及び製材業者登録条例を廃止する条例でありますが、これは、岩手県木材業者及び製材業者登録条例を廃止しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、請願陳情についてでありますが、受理番号第70号捕鯨の早期再開を求める請願につきましては、お手元に配付されております請願陳情審査報告書のとおり採択と決定いたしました。
 次に、閉会中の継続審査についてでありますが、家畜衛生検査について引き続き意見交換等を行うこととし、別途、議長に対し、申し出をいたしておりますので、御了承願います。
 なお、さきに継続調査と議決されておりました農林水産業におけるITの活用につきましては、県当局から説明を受け、質疑、意見交換を行った後、調査を終了いたしておりますことを申し添えます。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)

〇議長(谷藤裕明君) 次に、中屋敷県土整備委員長。
   〔県土整備委員長中屋敷十君登壇〕

〇県土整備委員長(中屋敷十君) 去る3月6日の本会議におきまして、当県土整備委員会に付託されました議案13件のうち、さきに決定いたしました12件を除く1件につきまして、22日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第32号岩手県事業認定審議会条例でありますが、これは、土地収用法第34条の7第2項の規定により、岩手県事業認定審議会を設置しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、閉会中の継続調査についてでありますが、盛岡南新都市開発整備事業について引き続き意見交換等を行うこととし、別途、議長に対し、申し出をいたしておりますので、御了承願います。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)

〇議長(谷藤裕明君) これより、ただいまの委員長報告に対する質疑に入るのでありますが、通告がありませんので、質疑を終結いたします。
 これより、討論に入ります。討論の通告がありますので、発言を許します。斉藤信君。
   〔23番斉藤信君登壇〕


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