平成14年2月定例会 第13回岩手県議会定例会会議録

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〇総務委員長(千葉伝君) 去る3月6日の本会議におきまして、当総務委員会に付託されました議案13件のうち、3件につきまして、7日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第1号平成13年度岩手県一般会計補正予算(第7号)中、第1条第1項、同条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳入各款、歳出第2款総務費及び第9款警察費並びに第3条地方債の補正についてでありますが、これは、国の改革先行プログラム及び緊急対応プログラムに係る補正予算に対応する公共事業等に要する経費について、総額210億9、675万7、000円を補正しようとするものであります。
 第1条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳入の主なものは、第5款地方交付税12億6、315万3、000円、第7款分担金及び負担金1億7、394万9、000円、第9款国庫支出金10億8、360万5、000円、第14款県債185億7、605万円のそれぞれの増であります。
 歳出の主なものは、第2款総務費において、電気通信格差是正事業費補助2億3、555万円の増、第9款警察費においては、交通安全施設整備費3億6、176万6、000円の増であります。
 第3条地方債の補正は、電気通信格差是正事業ほか7事業の起債を追加し、土地改良事業ほか15事業の起債の限度額を変更しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第65号平成13年度岩手県一般会計補正予算(第8号)第1条第1項、同条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳入各款、歳出第1款議会費、第2款総務費、第9款警察費、第12款公債費及び第13款諸支出金、第2条第2表繰越明許費のうち、第2款総務費及び第9款警察費、第3条第3表債務負担行為補正のうち、2変更中、5並びに第4条地方債の補正でありますが、これは、国庫支出金の決定及び事業費の確定に伴う整理、国の緊急対応プログラムに係る補正予算に対応する公共事業等で、新たに決定のあったもの及び事業執行上、今回計上を要するものなどについて、総額208億2、289万3、000円を減額補正しようとするものであります。
 第1条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳入の主なものは、第5款地方交付税98億5、269万6、000円、第12款繰越金16億4、014万円のそれぞれの増、及び第9款国庫支出金90億3、097万8、000円、第11款繰入金52億5、553万3、000円、第13款諸収入76億5、021万円のそれぞれの減等であります。
 歳出の主なものは、第2款総務費において、財政調整基金積立金8億388万4、000円、東北新幹線建設事業費負担金2億6、509万6、000円、バス運行対策費補助3億5、279万1、000円のそれぞれの増及び市町村総合補助金3億1、721万4、000円、情報通信技術講習推進事業費2億1、230万2、000円の減等であり、第9款警察費においては、交番、駐在所建設事業費8、773万9、000円の減等であります。
 第12款公債費においては、県債償還利子8億4、689万5、000円の減等であり、第13款諸支出金においては、県立病院等事業会計負担金6億6、296万円、地方消費税交付金4億9、587万8、000円の減等であります。
 第2条第2表繰越明許費のうち、第2款総務費50億6、540万1、000円は、盛岡駅西口複合施設整備事業ほか4事業に係る予算を翌年度に繰り越して使用するものであり、第9款警察費3億6、176万6、000円は、交通安全施設整備に係る予算を翌年度に繰り越して使用するものであります。
 第3条第3表債務負担行為補正のうち、2変更中、5地区合同庁舎建設事業は、限度額を変更しようとするものであります。
 第4条地方債の補正は、生物工学研究所施設整備の起債を追加し、盛岡駅西口複合施設整備事業ほか12事業の起債の限度額を変更しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、減額補正の評価、県税収入の落ち込みの原因及び地方交付税の増額補正の理由について質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第73号平成13年度岩手県収入証紙整理特別会計補正予算(第1号)についてでありますが、これは、証紙収入の減等に伴い、一般会計繰出金2、313万7、000円を減額しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)

〇議長(谷藤裕明君) 次に、佐々木環境福祉委員長。
   〔環境福祉委員長佐々木一榮君登壇〕

〇環境福祉委員長(佐々木一榮君) 去る3月6日の本会議におきまして、当環境福祉委員会に付託されました議案11件のうち、4件につきまして、7日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第1号平成13年度岩手県一般会計補正予算(第7号)中、第1条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳出第3款民生費及び第4款衛生費についてでありますが、これは、国の改革先行プログラム及び緊急対応プログラムに係る補正予算に対応する公共事業等に要する経費について補正しようとするものであります。
 第3款民生費は19億877万3、000円の補正であり、その主なものは、生活福祉資金貸付費補助10億円、老人福祉施設整備費4億2、317万8、000円、児童福祉施設整備費4億6、911万8、000円のそれぞれの増等であります。
 第4款衛生費は5、039万3、000円の補正であり、その主なものは、合併処理浄化槽整備費補助4、460万5、000円の増等であり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、生活福祉資金貸付費補助について、貸付要件の緩和措置等について質疑が交わされたところであります。
 議案第65号平成13年度岩手県一般会計補正予算(第8号)中、第1条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳出第3款民生費及び第4款衛生費についてでありますが、これは、国庫支出金の決定及び事業費の確定に伴う整理並びに事業執行上、今回計上を要するものなどについて補正しようとするものであります。
 第3款民生費は8億9、527万9、000円の補正であり、その主なものは、介護給付費等負担金3億276万2、000円、児童保護措置費5億4、492万9、000円、生活保護扶助費2億3、663万2、000円のそれぞれの増等であります。
 第4款衛生費は2億839万6、000円の補正であり、その主なものは、老人保健対策費5億9、445万6、000円、老人保健施設等整備費補助1億750万円のそれぞれの増、合併処理浄化槽整備費補助4、561万7、000円、化学物質環境対策費3、505万1、000円のそれぞれの減等であります。
 第2条第2表繰越明許費のうち、第3款民生費12億5、430万1、000円は、生活福祉資金貸付事業推進費補助ほか3事業について、第4款衛生費4億314万7、000円は、老人保健施設等整備費補助ほか6事業について、それぞれ翌年度に繰り越して使用しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、環境ホルモンの実態調査の状況、ハンセン病対策に係る事業実施内容と今後の取り組み等について質疑が交わされたところであります。
 議案第66号平成13年度岩手県母子寡婦福祉資金特別会計補正予算(第1号)についてでありますが、これは、事業計画の変更に基づき、母子寡婦福祉資金貸付費を7、215万7、000円増額しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 議案第77号平成13年度岩手県立病院等事業会計補正予算(第1号)についてでありますが、これは、業務の予定量の変更に伴い、収益的収入及び支出については、収入の予定額44億7、438万8、000円、支出の予定額43億6、226万1、000円のそれぞれの減、資本的収入及び支出については、収入の予定額1億4、705万4、000円の増、支出の予定額8、761万5、000円の減等、所要の補正を行おうとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、患者数及び収益の減少理由等について質疑が交わされたところであります。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)

〇議長(谷藤裕明君) 次に、上澤商工文教委員長。
   〔商工文教委員長上澤義主君登壇〕

〇商工文教委員長(上澤義主君) 去る3月6日の本会議におきまして、当商工文教委員会に付託されました議案5件のうち、3件につきまして、7日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第65号平成13年度岩手県一般会計補正予算(第8号)中、第1条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳出第5款労働費、第7款商工費及び第10款教育費及び第11款災害復旧費のうち、第3項教育施設災害復旧費並びに第2条第2表繰越明許費のうち、第7款商工費及び第10款教育費についてでありますが、これは、国庫支出金の決定及び事業費の確定に伴う整理並びに事業執行上、今回計上を要するものなどについて補正しようとするものであります。
 第5款労働費は1億6、751万1、000円の減額補正であり、その主なものは、認定職業訓練費6、321万円、職業能力開発推進事業費5、107万4、000円のそれぞれの減等であります。
 第7款商工費は58億8、066万2、000円の減額補正であり、その主なものは、岩手県信用保証協会出捐金1億1、150万9、000円の増、商工観光振興資金貸付金13億7、944万円、中小企業経営安定資金貸付金27億639万1、000円のそれぞれの減等であります。
 第10款教育費は5億5、122万9、000円の増額補正であり、その主なものは、教職員人事費のうち、児童手当及び退職手当2億5、200万7、000円、いわて教育情報ネットワーク整備事業費5億8、116万5、000円のそれぞれの増、柳之御所遺跡土地公有化事業費7、800万円、岩手県私学教育振興会貸付金1億3、250万円のそれぞれの減等であります。
 第11款災害復旧費第3項教育施設災害復旧費3、000万円の減額は、学校施設災害がなかったことによる減額であります。
 第2条第2表繰越明許費のうち、第7款商工費637万5、000円は、八幡平山頂展望休憩等施設整備事業について、第10款教育費8億4、394万4、000円は、いわて教育情報ネットワーク整備事業ほか4事業について、それぞれ翌年度に繰り越して使用しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、青少年の家管理運営費の補正予算額について質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第71号平成13年度岩手県中小企業振興資金特別会計補正予算(第2号)についてでありますが、これは、事業計画の変更に基づき、歳入歳出をそれぞれ1、371万3、000円増額しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第86号岩手県立花北商業高等学校産業教育施設増築(建築)工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについてでありますが、これは、岩手県立花北商業高等学校産業教育施設増築(建築)工事の請負契約を締結しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)

〇議長(谷藤裕明君) 次に、伊藤農林水産委員長。
   〔農林水産委員長伊藤勢至君登壇〕

〇農林水産委員長(伊藤勢至君) 去る3月6日の本会議におきまして、当農林水産委員会に付託されました議案14件のうち、13件につきまして、7日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第1号平成13年度岩手県一般会計補正予算(第7号)中、第1条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳出第6款農林水産業費、第2条第2表債務負担行為補正のうち、1追加中、1から9及び2変更中、1から6についてでありますが、これは、国の改革先行プログラム及び緊急対応プログラムに係る補正予算に対応する公共事業等に要する経費について補正しようとするものであります。
 第6款農林水産業費は42億8、962万4、000円の補正でありますが、その主なものは、農道整備事業費7億4、403万円、林道開設事業費6億7、300万円、沿岸漁業漁村振興構造改善事業費2億7、494万9、000円のそれぞれの増等であります。
 第2条第2表債務負担行為補正のうち、1追加中、1農村総合整備事業ほか8事業については、その期間及び限度額を定め、2変更中、1かんがい排水事業ほか5事業については、その限度額を変更しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、経営体緊急支援事業費及び補正予算の年度内執行見込み等について質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第2号平成13年度岩手県県有林事業特別会計補正予算(第3号)は8億4、911万2、000円の増でありますが、これは、国の緊急対応プログラムに係る補正予算に対応する公共事業等に要する経費について補正しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第3号農業関係の建設事業に要する経費の一部を負担させることに関する議決の変更に関し議決を求めることについてでありますが、これは、農業関係の建設事業に要する経費の額の変更等に伴い、受益村の負担金の額を変更しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 議案第4号水産関係の建設事業に要する経費の一部を負担させることに関する議決の変更に関し議決を求めることについてでありますが、これは、水産関係の建設事業に要する経費の額の変更等に伴い、受益市町の負担金の額を変更しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 議案第65号平成13年度岩手県一般会計補正予算(第8号)中、第1条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳出第6款農林水産業費、第11款災害復旧費のうち、第1項農林水産施設災害復旧費、第2条第2表繰越明許費のうち、第6款農林水産業費、第11款災害復旧費のうち、第1項農林水産施設災害復旧費、第3条第3表債務負担行為補正のうち、1追加中、1についてでありますが、これは、国庫支出金の決定及び事業費の確定に伴う整理並びに事業執行上、今回計上を要するものなどについて補正しようとするものであります。
 第6款農林水産業費は28億6、458万4、000円の減額補正でありますが、その主なものは、畜産基盤再編総合整備事業等資金貸付金2億9、100万円、治山事業費1億5、060万円、水産加工設備貸与譲渡資金貸付金6、006万1、000円のそれぞれの減等であります。
 第2条第2表繰越明許費のうち、第6款農林水産業費191億396万6、000円は、経営構造対策事業ほか57事業について、第11款災害復旧費第1項農林水産施設災害復旧費6億2、538万1、000円は、団体営農地等災害復旧事業費補助ほか1事業について、それぞれ翌年度に繰り越して使用しようとするものであります。
 第3条第3表債務負担行為補正のうち、1追加中、1県営畜産経営環境整備事業については、その期間及び限度額を定めようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、牛肉の販売対策及び一学校一農園運動推進事業について質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第67号平成13年度岩手県農業改良資金特別会計補正予算(第2号)は916万8、000円の減額補正、議案第68号平成13年度岩手県県有林事業特別会計補正予算(第4号)は1億2、882万4、000円の減額補正、議案第69号平成13年度岩手県林業改善資金特別会計補正予算(第2号)は6、790万3、000円の減額補正、議案第70号平成13年度岩手県沿岸漁業改善資金特別会計補正予算(第2号)は9、194万円の減額補正でありますが、これらは、いずれも事業計画の変更に基づいて所要額を補正しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第80号農業関係の建設事業に要する経費の一部を負担させることに関する議決の変更に関し議決を求めることについて及び議案第81号農業関係の建設事業に要する経費の一部を負担させることに関し議決を求めることについてでありますが、これらは、農業関係の建設事業に要する経費の額の変更等に伴い、受益市町村の負担金の額を変更し、または経費の一部を受益市町村に負担させようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第82号林業関係の建設事業に要する経費の一部を負担させることに関し議決を求めることについてでありますが、これは、林業関係の建設事業に要する経費の一部を受益市町に負担させようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第85号広域農道整備事業軽米九戸地区橋りょう新設工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについてでありますが、これは、広域農道整備事業軽米九戸地区橋梁新設工事の請負契約を締結しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)

〇議長(谷藤裕明君) 次に、中屋敷県土整備委員長。
   〔県土整備委員長中屋敷十君登壇〕

〇県土整備委員長(中屋敷十君) 第12回県議会において継続審査となっております議案2件及び去る3月6日の本会議におきまして、当県土整備委員会に付託されました議案13件のうち、12件につきまして、1月16日及び3月7日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 継続審査となっております議案第12号主要地方道久慈岩泉線安家1号トンネル築造工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについて及び議案第14号簗川ダム建設簗川3号トンネル築造工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについてでありますが、これらは、主要地方道久慈岩泉線安家1号トンネル築造工事の請負契約を締結し、及び簗川ダム建設簗川3号トンネル築造工事の請負契約を締結しようとするものであります。
 両議案につきましては、東京都多摩地区の土木工事をめぐる大型談合疑惑で、公正取引委員会が、それぞれ両議案に係る契約相手方の特定共同企業体の構成員である県外企業に対し課徴金納付命令を出す方針を固めたとの情報があり、その推移を見きわめる必要があることから、昨年12月10日の委員会では結論を出すに至らなかったものでありますが、1月16日、県当局から、公正取引委員会が課徴金納付命令を出したものの、当該企業は双方ともこれを不服として審判手続開始請求を行った旨説明を受け、契約解除事由及び指名停止措置基準等について質疑を交わした後、いずれも原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第1号平成13年度岩手県一般会計補正予算(第7号)中、第1条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳出第8款土木費、第2条第2表債務負担行為補正のうち、1追加中、10から19まで、並びに2変更中、7及び8についてでありますが、これは、国の改革先行プログラム及び緊急対応プログラムに係る補正予算に対応する公共事業に要する経費について補正しようとするものであります。
 第8款土木費は142億5、065万1、000円の補正でありますが、その主なものは、道路改築事業費24億8、000万円、直轄道路事業費負担金29億9、816万円、直轄河川事業費負担金21億7、060万2、000円、鷹生ダム建設事業費21億6、000万円のそれぞれの増等であります。
 第2条第2表債務負担行為補正のうち、1追加中、道路災害防除事業ほか9事業は、その期間及び限度額を定め、2変更中、道路改築事業ほか1事業は、その限度額を変更しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第5号土木関係の建設事業に要する経費の一部を負担させることに関する議決の変更に関し議決を求めることについてでありますが、これは、土木関係の建設事業に要する経費の額の変更に伴い、受益市村の負担金の額を変更しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第65号平成13年度岩手県一般会計補正予算(第8号)中、第1条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳出第8款土木費、第11款災害復旧費のうち、第2項土木施設災害復旧費、第2条第2表繰越明許費中、第8款土木費、第11款災害復旧費のうち、第2項土木施設災害復旧費、第3条第3表債務負担行為補正のうち、1追加中、2から11まで、並びに2変更中、1から4までについてでありますが、これは、国庫支出金の決定及び事業費の確定に伴う整理、国の緊急対応プログラムに係る補正予算に対応する公共事業で、新たに決定のあったもの及び事業執行上、今回計上を要するものなどについて補正しようとするものであります。
 第8款土木費は10億267万4、000円の減額補正でありますが、その主なものは、除雪費14億3、811万4、000円の増、河川災害復旧等関連緊急事業費7億9、781万円、河川災害復旧助成事業費5億5、477万8、000円、河川等災害関連事業費5億8、765万1、000円のそれぞれの減等であります。
 第11款災害復旧費第2項土木施設災害復旧費は87億6、703万2、000円の減額補正でありますが、その主なものは、河川等災害復旧事業費80億8、327万7、000円の減等であります。
 第2条第2表繰越明許費のうち、第8款土木費429億970万円は、空港整備ほか71事業について、第11款災害復旧費第2項土木施設災害復旧費89億2、201万円は、河川等災害復旧事業について、それぞれ翌年度へ繰り越して使用しようとするものであります。
 第3条第3表債務負担行為補正のうち、1追加中、空港整備ほか9事業については、その期間及び限度額を定め、2変更中、道路災害防除事業ほか3事業については、その限度額を変更しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第72号平成13年度岩手県土地先行取得事業特別会計補正予算(第1号)は8億958万7、000円の減額、議案第74号平成13年度岩手県流域下水道事業特別会計補正予算(第3号)は5億6、813万円の増額、議案第75号平成13年度岩手県港湾整備事業特別会計補正予算(第2号)は268万8、000円の減額、議案第76号平成13年度岩手県県民ゴルフ場事業特別会計補正予算(第2号)は134万8、000円の増額でありますが、これらは、いずれも事業計画の変更に基づいて所要額を補正しようとするものであり、いずれも原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、県民ゴルフ場事業の収入見積もり等について質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第78号平成13年度岩手県電気事業会計補正予算(第1号)についてでありますが、これは、業務の予定量を補正し、収益的収入及び支出の予定額について、収入700万円、支出5、132万3、000円をそれぞれ減額、資本的収入及び支出の予定額については、収入は2、456万1、000円を増額、支出は8、517万円を減額しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、岩洞発電所及び稲庭高原風力発電所の年間販売目標電力量の減少理由について質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第79号平成13年度岩手県工業用水道事業会計補正予算(第1号)についてでありますが、これは、業務の予定量を補正し、収益的収入及び支出の予定額について、収入は732万2、000円を増額、支出は3、142万9、000円を減額、資本的収入及び支出の予定額については、収入4億1、522万4、000円、支出2億9、245万3、000円をそれぞれ減額しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第83号土木関係の建設事業に要する経費の一部を負担させることに関する議決の変更に関し議決を求めることについてでありますが、これは、土木関係の建設事業に要する経費の額の変更等に伴い、受益市町村の負担金の額を変更しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第84号流域下水道事業に要する経費の一部を負担させることに関する議決の変更に関し議決を求めることについてでありますが、これは、流域下水道事業に要する経費の額の変更に伴い、受益町の負担金の額を変更しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第87号馬淵川水系に係る一級河川の指定を変更することについての意見に関し議決を求めることについてでありますが、これは、馬淵川水系に係る一級河川の指定を変更することについて国土交通大臣に意見を述べようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)

〇議長(谷藤裕明君) これより、ただいまの委員長報告に対する質疑に入るのでありますが、通告がありませんので、質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論の通告がありますので、発言を許します。斉藤信君。
   〔23番斉藤信君登壇〕


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