平成15年12月定例会 第16回岩手県議会定例会会議録

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〇総務委員長(佐々木博君) 去る11月28日の本会議におきまして、当総務委員会に付託されました議案16件のうち、さきに決定いたしました7件を除く9件につきまして、12月8日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第14号平成15年度岩手県一般会計補正予算(第5号)中、第1条第1項及び同条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳入各款についてでありますが、これは、冷害対策等に要する経費について、総額3億5、792万5、000円を補正しようとするものであります。
 第1条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳入は、第5款地方交付税3億4、302万8、000円、第9款国庫支出金1、489万7、000円のそれぞれの増であり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第15号岩手県公告式条例の一部を改正する条例でありますが、これは、規則の公布等について、知事等の署名を要しないこととするとともに、あわせて所要の整備をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第16号一般職の職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例でありますが、これは、漁業取締手当の支給の対象となる業務を加えるとともに手当の名称を変更し、医師手当及び漁ろう手当の額を減額し、水中作業手当、特殊自動車運転作業手当、運転免許技能試験手当、通信教育添削指導手当及び通信教育面接指導手当を廃止する等所要の改正をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、改正される特殊勤務手当の具体的な内容とその影響額などについて質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第17号職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例でありますが、これは、勧奨を受けて退職する者に対する退職手当に係る特例措置を講ずるとともに、あわせて所要の整理をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、勧奨退職の基準、定数削減計画との関連性などについて質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第18号岩手県収入証紙条例の一部を改正する条例でありますが、これは、岩手県産業廃棄物税条例により徴収する手数料を証紙によって徴収しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第19号岩手県産業廃棄物税条例の一部を改正する条例でありますが、これは、廃棄物の処理及び清掃に関する法律及び地方税法施行令の一部改正に伴い、所要の整理をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第21号電子署名に係る地方公共団体の認証業務に関する法律施行条例でありますが、これは、電子署名に係る地方公共団体の認証業務に関する法律の実施に関し必要な事項を定めようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第27号当せん金付証票の発売に関し議決を求めることについてでありますが、これは、公共事業等の財源に充てるため、全国自治宝くじ及び関東・中部・東北自治宝くじを発売しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、議案第28号平成15年度岩手県一般会計補正予算(第6号)中、第1条第1項及び同条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳入第5款については、農林水産委員会との連合審査会を開いた後、委員会において継続審査と決定し、別途、議長に対し、閉会中の継続審査の申し出をいたしておりますので、御了承願います。
 なお、さきに継続調査と議決されておりました公的個人認証サービスの提供につきましては、県当局から説明を受け、質疑、意見交換を行った後、調査を終了いたしておりますことを申し添えます。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)

〇議長(藤原良信君) 次に、田村環境福祉委員長。
   〔環境福祉委員長田村誠君登壇〕

〇環境福祉委員長(田村誠君) 去る11月28日の本会議におきまして、当環境福祉委員会に付託されました議案6件のうち、さきに決定いたしました2件を除く4件及び、さきに付託を受けました請願陳情3件につきまして、12月8日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第14号平成15年度岩手県一般会計補正予算(第5号)中、第1条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳出第4款衛生費についてでありますが、これは、損害賠償に要する経費について補正しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、公用車の自動車保険に関する県の考え方等について質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第22号食品衛生法施行条例の一部を改正する条例でありますが、これは、食品衛生法の一部改正に伴い、所要の整理をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第24号県立病院等事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例でありますが、これは、岩手県立福岡病院の名称を変更しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第26号損害賠償請求事件に係る和解及びこれに伴う損害賠償の額を定めることに関し議決を求めることについてでありますが、これは、損害賠償請求事件に係る和解をし、及びこれに伴う損害賠償の額を定めようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、請願陳情についてでありますが、受理番号第13号オストメイト対応トイレ設置についての請願外2件につきましては、お手元に配付されております請願陳情審査報告書のとおり決定いたしました。
 なお、継続審査と決定いたしました請願陳情1件につきましては、別途、議長に対し、閉会中の継続審査の申し出をいたしておりますので、御了承願います。
 次に、閉会中の継続調査についてでありますが、県立病院改革につきましては、引き続き意見交換等を行うこととし、別途、議長に対し、申し出をいたしておりますので、御了承願います。
 なお、さきに継続調査と議決されておりました食の安全安心の確保につきましては、県当局から説明を受け、質疑、意見交換を行った後、調査を終了いたしておりますことを申し添えます。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)

〇議長(藤原良信君) 次に、柳村商工文教委員長。
   〔商工文教委員長柳村岩見君登壇〕

〇商工文教委員長(柳村岩見君) 去る11月28日の本会議におきまして、当商工文教委員会に付託されました議案3件のうち、さきに決定いたしました1件を除く2件及びさきに付託を受けました請願陳情2件につきまして、12月8日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第20号岩手県手数料条例の一部を改正する条例中、別表第4の改正関係についてでありますが、これは、貸金業者登録申請手数料等の額を増額しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、悪質業者への対応や貸金業務取扱主任者制度などについて質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第23号岩手県立学校設置条例の一部を改正する条例でありますが、これは、岩手県立一関第二高等学校及び岩手県立一関農業高等学校を廃止して岩手県立一関第二高等学校を設置し、岩手県立久慈農林高等学校、岩手県立久慈商業高等学校及び岩手県立久慈水産高等学校を廃止して岩手県立久慈東高等学校を設置し、岩手県立紫波高等学校及び岩手県立黒沢尻南高等学校の名称を変更し、並びに県立高等学校の学科の設置及び廃止をしようとするものであり、採決の結果、多数をもって原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、総合学科のねらい、商業高校の学科改編の内容、県立高等学校の学級数決定のプロセスなどについて質疑が交わされたところであります。
 次に、請願陳情についてでありますが、受理番号第12号教育基本法の早期改正を求める請願外1件につきましては、お手元に配付されております請願陳情審査報告書のとおり決定いたしました。
 なお、継続審査と決定いたしました請願陳情2件につきましては、別途、議長に対し、閉会中の継続審査の申し出をいたしておりますので、御了承願います。
 また、さきに継続審査と議決されておりました盛岡スコーレ高等学校の総合学科の取り組みにつきましては、現地調査を行った後、調査を終了いたしておりますことを申し添えます。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)

〇議長(藤原良信君) 次に、阿部農林水産委員長。
   〔農林水産委員長阿部敏雄君登壇〕

〇農林水産委員長(阿部敏雄君) 去る11月28日の本会議におきまして、当農林水産委員会に付託されました議案4件のうち、さきに決定いたしました2件を除く2件につきまして、12月8日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第14号平成15年度岩手県一般会計補正予算(第5号)中、第1条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳出第6款農林水産業費及び第2条第2表債務負担行為補正追加についてでありますが、これは、冷害対策等に要する経費について補正しようとするものであります。
 第6款農林水産業費は3億4、351万4、000円の補正でありますが、その主なものは、水稲等次期作用優良種子確保対策事業費補助2億7、532万6、000円、越冬飼料確保対策事業費補助2、143万3、000円、訴訟費用等負担金1、159万8、000円のそれぞれの増等であります。
 第2条第2表債務負担行為補正追加土地改良事業償還金助成事業については、その期間及び限度額を定めようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、いわて森のトレー事案の訴訟における損害賠償の内容と範囲及び県としてのかかわり等について質疑が交わされたところであります。
 なお、議案第28号平成15年度岩手県一般会計補正予算(第6号)中、第1条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳出第6款農林水産業費については、総務委員会との連合審査会を開いた後、委員会において継続審査と決定し、別途、議長に対し、閉会中の継続審査の申し出をいたしておりますので、御了承願います。
 なお、さきに継続調査と議決されておりました木質バイオマスエネルギーの利用促進につきましては、県当局から説明を受け、現地調査を行った後、調査を終了いたしておりますことを申し添えます。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)

〇議長(藤原良信君) 次に、小野寺県土整備委員長。
   〔県土整備委員長小野寺研一君登壇〕

〇県土整備委員長(小野寺研一君) 去る11月28日の本会議におきまして、当県土整備委員会に付託されました議案7件のうち、さきに決定いたしました5件を除く2件及びさきに付託を受けました請願陳情1件につきまして、12月8日、委員会を開き、慎重審査をいたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第20号岩手県手数料条例の一部を改正する条例中、他の委員会付託分以外についてでありますが、これは、経営規模等評価等について、手数料を徴収しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第25号訴えの提起に関し議決を求めることについてでありますが、これは、県営住宅の明渡し及び滞納家賃等支払請求事件の訴えの提起をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、家賃滞納者の状況及び連帯保証人への滞納家賃の請求等について質疑が交わされたところであります。
 次に、請願陳情についてでありますが、受理番号第10号主要地方道紫波川井線の一部ルートを変更し整備促進して公共性を高めることを求める請願につきましては、お手元に配付されております請願陳情審査報告書のとおり継続審査と決定いたしました。
 なお、継続審査と決定いたしました本件につきましては、別途、議長に対し、閉会中の継続審査の申し出をいたしておりますので、御了承願います。
 次に、閉会中の継続調査についてでありますが、建設業振興緊急アクションプログラムについて引き続き意見交換等を行うこととし、別途、議長に対し、申し出をいたしておりますので、御了承願います。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)

〇議長(藤原良信君) これより、ただいまの委員長報告に対する質疑に入るのでありますが、通告がありませんので、質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論の通告がありますので、発言を許します。斉藤信君。
   〔26番斉藤信君登壇〕


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