令和6年2月定例会 第4回岩手県議会定例会会議録 |
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〇総務委員長(千葉秀幸君) 去る2月28日の本会議におきまして、当総務委員会に付託されました議案12件のうち5件につきまして、2月29日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
議案第87号令和5年度岩手県一般会計補正予算(第6号)についてでありますが、これは、国の経済対策と連動し、半導体関連産業のさらなる集積、高度化に向けた人材育成拠点施設の整備や福祉、介護職員等の賃上げ支援、公立小中学校における1人1台端末の計画的な更新のための基金造成など、喫緊の課題に対応するための経費や、県民の命と健康を守るため、新型コロナウイルス感染症や物価高の影響を受ける県立病院の経営安定化に向けた追加的な支援に要する経費を計上するほか、県税等の歳入の最終見込みや、所要額を踏まえた退職手当などの緊要な課題に対応する経費の計上を含む歳出額の整理を行うとともに、財政健全化を着実に推進するための県債管理基金への積み立て、財政調整基金の法定積み立てに要する経費として、総額248億1、054万9、000円の減額補正等をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。 なお、審査の過程におきましては、物価高騰対策事業の執行状況と事業の評価、県立病院等事業会計負担金の増額の要因等について、質疑が交わされたところであります。 次に、議案第94号令和5年度岩手県公債管理特別会計補正予算(第1号)でありますが、これは、県債の減等に伴い所要の補正をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。 次に、議案第95号令和5年度岩手県証紙収入整理特別会計補正予算(第1号)でありますが、これは、証紙収入の減等に伴い所要の補正をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。 次に、議案第107号損害賠償請求事件に係る和解及びこれに伴う損害賠償の額を定めることに関し議決を求めることについて及び議案第108号損害賠償請求事件に係る和解及びこれに伴う損害賠償の額を定めることに関し議決を求めることについての2件でありますが、いずれも原案を可とすることに決定いたしました。 なお、審査の過程におきましては、当該事案の発生原因と再発防止策等について、質疑が交わされたところであります。 以上をもって報告を終わります。(拍手) 〇議長(工藤大輔君) 次に、上原文教委員長。 〔文教委員長上原康樹君登壇〕 〇文教委員長(上原康樹君) 去る2月28日の本会議におきまして、当文教委員会に付託されました議案3件のうち2件につきまして、2月29日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。 議案第87号令和5年度岩手県一般会計補正予算(第6号)でありますが、これは、公立小中学校における1人1台端末の計画的な更新のための基金造成など、国の経済対策と連動した喫緊の課題に対応するための経費を計上するほか、緊要な課題に対応する経費の計上を含む歳出額の整理を行うため所要の補正をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。 なお、審査の過程におきましては、県立施設の管理運営費の補正内容、いわての学び希望基金の活用状況、教職員の退職状況と教員の確保の取り組み等について、質疑が交わされたところであります。 次に、議案第104号公立学校情報機器整備基金条例でありますが、これは、公立の小学校、中学校等における情報機器の整備のための事業に要する経費の財源に充てるため、公立学校情報機器整備基金を設置しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。 なお、審査の過程におきましては、今後の基金積み立ての見通し、小中学校の1人1台端末の整備費用等について、質疑が交わされたところであります。 以上をもって報告を終わります。(拍手) 〇議長(工藤大輔君) 次に、佐々木環境福祉委員長。 〔環境福祉委員長佐々木宣和君登壇〕 〇環境福祉委員長(佐々木宣和君) 去る2月28日の本会議におきまして、当環境福祉委員会に付託されました議案19件のうち4件につきまして、2月29日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。 議案第87号令和5年度岩手県一般会計補正予算(第6号)でありますが、これは、福祉、介護職員等の賃上げ支援など、国の経済対策と連動した喫緊の課題に対応するための経費や、県民の命と健康を守るため、新型コロナウイルス感染症や物価高の影響を受ける県立病院の経営安定化に向けた追加的な支援に要する経費を計上するほか、緊要な課題に対応する経費の計上を含む歳出額の整理を行うため所要の補正をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。 なお、審査の過程におきましては、EV等普及促進事業費及び水道施設耐震化等推進事業費の減額理由、家事育児の意識醸成を図るキャンペーンの内容、福祉、介護職員等の賃上げ支援や訪問介護事業の方向性、県立病院等事業会計負担金の増額の要因等について、質疑が交わされたところであります。 次に、議案第88号令和5年度岩手県母子父子寡婦福祉資金特別会計補正予算(第3号)及び議案第96号令和5年度岩手県国民健康保険特別会計補正予算(第3号)でありますが、これらは、いずれも事業計画の変更等に基づいて所要の補正をしようとするものであり、いずれも原案を可とすることに決定いたしました。 次に、議案第98号令和5年度岩手県立病院等事業会計補正予算(第1号)でありますが、これは、業務の予定量の変更等に伴い所要の補正を行おうとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。 なお、審査の過程におきましては、県立病院の運営の現状と今後の見通しについて、質疑が交わされたところであります。 以上をもって報告を終わります。(拍手) 〇議長(工藤大輔君) 次に、臼澤商工建設委員長。 〔商工建設委員長臼澤勉君登壇〕 〇商工建設委員長(臼澤勉君) 去る2月28日の本会議におきまして、当商工建設委員会に付託されました議案11件のうち10件につきまして、2月29日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。 議案第87号令和5年度岩手県一般会計補正予算(第6号)でありますが、これは、半導体関連産業のさらなる集積、高度化に向けた人材育成拠点施設の整備など、国の経済対策と連動した喫緊の課題に対応するための経費を計上するほか、緊要な課題に対応する経費の計上を含む歳出額の整理を行うため所要の補正をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。 なお、審査の過程におきましては、いわゆるゼロゼロ融資を利用した事業者の状況、中小企業者等賃上げ環境整備支援事業費補助の減額理由等について、質疑が交わされたところであります。 次に、議案第92号令和5年度岩手県中小企業振興資金特別会計補正予算(第3号)、議案第93号令和5年度岩手県土地先行取得事業特別会計補正予算(第1号)及び議案第97号令和5年度岩手県港湾整備事業特別会計補正予算(第1号)でありますが、これらは、いずれも事業計画の変更等に基づいて所要の補正をしようとするものであり、いずれも原案を可とすることに決定いたしました。 次に、議案第99号令和5年度岩手県電気事業会計補正予算(第1号)から議案第101号令和5年度岩手県流域下水道事業会計補正予算(第1号)までの3件についてでありますが、これらは、いずれも業務の予定量の変更等に伴い所要の補正をしようとするものであり、いずれも原案を可とすることに決定いたしました。 次に、議案第102号流域下水道事業に要する経費の一部を負担させることに関する議決の変更に関し議決を求めることについてでありますが、これは、流域下水道事業に要する経費の額の変更に伴い、受益市町の負担金の額を変更しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。 次に、議案第105号一般国道282号(仮称)佐比内トンネル築造工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについて及び議案第106号一般国道397号小谷木橋旧橋撤去(下部工)(第3工区)工事の変更請負契約の締結に関し議決を求めることについてでありますが、いずれも原案を可とすることに決定いたしました。 以上をもって報告を終わります。(拍手) 〇議長(工藤大輔君) 次に、千葉農林水産委員長。 〔農林水産委員長千葉盛君登壇〕 〇農林水産委員長(千葉盛君) 去る2月28日の本会議におきまして、当農林水産委員会に付託されました議案7件のうち5件につきまして、2月29日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。 議案第87号令和5年度岩手県一般会計補正予算(第6号)でありますが、これは、県産鶏肉の輸出拡大に向けた食鳥処理施設整備の補助など、国の経済対策と連動した喫緊の課題に対応するための経費を計上するほか、緊要な課題に対応する経費の計上を含む歳出額の整理を行うため所要の補正をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。 なお、審査の過程におきましては、県産鶏肉の輸出拡大に向けた今後の戦略、いわて林業アカデミーにおける入学者の確保に向けた取り組み、今後の気候変動による災害への対応策等について、質疑が交わされたところであります。 次に、議案第89号令和5年度岩手県県有林事業特別会計補正予算(第3号)から議案第91号令和5年度岩手県沿岸漁業改善資金特別会計補正予算(第2号)までの3件でありますが、これらは、それぞれ事業計画の変更等に基づいて所要の補正をしようとするものであり、いずれも原案を可とすることに決定いたしました。 次に、議案第103号岩手競馬再生推進基金条例の一部を改正する条例でありますが、これは、岩手競馬再生推進基金の額を減額しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。 なお、審査の過程におきましては、岩手競馬における施設の老朽化への対応等について、質疑が交わされたところであります。 以上をもって報告を終わります。(拍手) 〇議長(工藤大輔君) これより、ただいまの委員長報告に対する質疑に入るのでありますが、通告がありませんので、質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入るのでありますが、通告がありませんので、討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより、議案第87号から議案第108号までを一括して採決いたします。 各案件は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 〇議長(工藤大輔君) 起立全員であります。よって、議案第87号から議案第108号までは、委員長の報告のとおり決定いたしました。 〇議長(工藤大輔君) 以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれをもって散会いたします。 午後1時20分散会 |
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