令和4年2月定例会 第19回岩手県議会定例会会議録

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〇総務委員長(菅野ひろのり君) 去る3月2日の本会議におきまして、当総務委員会に付託されました議案10件のうち、さきに決定いたしました4件を除く6件及びさきに付託を受けました請願陳情2件につきまして、1月12日及び3月22日、委員会を開き、並びに本日の本会議におきまして付託されました議案1件につきまして、本日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第22号岩手県の事務を市町村が処理することとする事務処理の特例に関する条例の一部を改正する条例でありますが、これは、県民の健康で快適な生活を確保するための環境の保全に関する条例の実施に関する事務で規則で定めるものを市町村が処理することとする事務から除く等、所要の改正をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、市町村の負担増の有無について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第23号一般職の職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例でありますが、これは、社会福祉業務手当の支給範囲を拡大し、及び精神保健福祉業務手当の支給限度額を引き上げようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第24号職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例でありますが、これは、育児休業等をすることができる非常勤職員の範囲を拡大し、及び職員から妊娠または出産等についての申し出があった場合において任命権者が講じなければならない措置等を定めようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、育児休業に関する相談体制の状況について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第25号職員の服務の宣誓に関する条例及び人事委員会の委員及び公安委員会の委員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例でありますが、これは、職員並びに人事委員会及び公安委員会の委員の服務の宣誓の方法を改めようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第38号青少年による性風俗関連特殊営業の利用を誘発する行為等の規制に関する条例の一部を改正する条例でありますが、これは、青少年の定義を改めようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第40号包括外部監査契約の締結に関し議決を求めることについてでありますが、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、契約相手方の選定の観点及び評価の内容、包括外部監査結果の施策への反映状況等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第68号令和4年度岩手県一般会計補正予算(第1号)でありますが、これは、いわての食応援プロジェクトの推進、中小企業の事業再生、再チャレンジに向けた支援の強化に追加的に必要となる経費として、総額8億1、896万4、000円の増額補正をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、請願陳情についてでありますが、受理番号第44号東京電力福島第一原子力発電所におけるALPS処理水の海洋放出基本方針を撤回し、安全な処理、保管方法の確立を求める請願ほか1件につきましては、お手元に配付されております請願陳情審査報告書のとおり決定いたしました。
 次に、閉会中の継続調査についてでありますが、政策評価について、引き続き意見交換等を行うこととし、別途、議長に対し、申し出をいたしておりますので、御了承願います。
 なお、さきに継続調査と議決されておりました交通事故の現状と交通安全教育については、現地調査を行った後、調査を終了いたしておりますことを申し添えます。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
○議長(五日市王君) 次に、佐々木環境福祉委員長。
   〔環境福祉委員長佐々木朋和君登壇〕
〇環境福祉委員長(佐々木朋和君) 去る3月2日の本会議におきまして、当環境福祉委員会に付託されました議案8件のうち、さきに決定いたしました4件を除く4件及びさきに付託を受けました請願陳情4件につきまして、3月22日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第32号社会福祉士及び介護福祉士修学資金貸付条例を廃止する条例でありますが、これは、社会福祉士及び介護福祉士修学資金貸付条例を廃止しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第33号公衆浴場法施行条例の一部を改正する条例でありますが、これは、浴場業を営む者が講じなければならない風紀の維持に必要な措置の基準を改めようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、県内の公衆浴場の数及び男女の混浴制限年齢の引き下げの考え方等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第34号民生委員の定数に関する条例の一部を改正する条例でありますが、これは、北上市等の民生委員の定数を改正しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、県全体の民生委員の定数及び欠員数等の状況、担い手確保のための県の取り組み等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第39号権利の放棄に関し議決を求めることについてでありますが、これは、過年度個人未収金に係る債権の回収が不可能または困難であるため、当該権利を放棄しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、請願陳情についてでありますが、受理番号第60号介護保険施設における補足給付の見直し中止を求める請願ほか3件につきましては、お手元に配付されております請願陳情審査報告書のとおり決定いたしました。
 次に、閉会中の継続調査についてでありますが、岩手県の難病の現状と課題について、引き続き意見交換等を行うこととし、別途、議長に対し、申し出をいたしておりますので、御了承願います。
 なお、さきに継続調査と議決されておりました新しい生活様式に対応した県立病院における情報システムの取組については、現地調査を行った後、調査を終了いたしておりますことを申し添えます。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(五日市王君) 次に、佐藤商工建設委員長。
   〔商工建設委員長佐藤ケイ子君登壇〕
〇商工建設委員長(佐藤ケイ子君) 去る3月2日の本会議におきまして、当商工建設委員会に付託されました議案16件のうち、さきに決定いたしました13件を除く議案3件及びさきに付託を受けました請願陳情2件につきまして、3月22日、委員会を開き、並びに本日の本会議におきまして付託されました議案1件につきまして、本日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第35号県営住宅等条例の一部を改正する条例でありますが、これは、県営住宅の入居者資格について、特に居住の安定を図る必要がある者の範囲を拡大する等所要の改正をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、子育て世帯の対象範囲のさらなる拡大に係る検討の必要性等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第36号県営特定公共賃貸住宅等条例の一部を改正する条例でありますが、これは、県営特定公共賃貸住宅の入居者資格に係る成年の取り扱いについて、所要の改正をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第41号県道路線の廃止に関し議決を求めることについてでありますが、これは、東日本大震災津波に係る被災市街地復興土地区画整理事業の進捗による道路網の再編等に伴い、県道路線の廃止をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第68号令和4年度岩手県一般会計補正予算(第1号)でありますが、これは、いわての食応援プロジェクトの推進、中小企業の事業再生、再チャレンジに向けた支援の強化に追加的に必要となる経費を補正しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、いわて飲食店安心認証の取得店舗のさらなる増加につながる工夫や仕組み、中小企業事業再生・再チャレンジ支援事業における関係機関の連携強化の働きかけ等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、請願陳情についてでありますが、受理番号第64号2022年度最低賃金引き上げに関する請願ほか1件につきましては、お手元に配付されております請願陳情審査報告書のとおり決定いたしました。
 次に、閉会中の継続調査についてでありますが、一般県道大ケ生徳田線徳田橋架替事業について、引き続き意見交換等を行うこととし、別途、議長に対し、申し出をいたしておりますので、御了承願います。
 なお、さきに継続調査と議決されておりました産学官連携によるイノベーション人材の育成については、現地調査を行った後、調査を終了いたしておりますことを申し添えます。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(五日市王君) 次に、川村農林水産委員長。
   〔農林水産委員長川村伸浩君登壇〕
〇農林水産委員長(川村伸浩君) 去る3月2日の本会議におきまして、当農林水産委員会に付託されました議案8件のうち、さきに決定いたしました7件を除く1件及びさきに付託を受けました請願陳情2件につきまして、3月22日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第28号岩手県土地改良事業分担金等徴収条例の一部を改正する条例についてでありますが、これは、分担金を徴収する土地改良事業から新農業水利システム保全整備事業等を除こうとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、請願陳情についてでありますが、受理番号第61号令和4年度の水田活用の直接支払交付金の見直しに関する請願ほか1件につきましては、お手元に配付されております請願陳情審査報告書のとおり決定いたしました。
 次に、閉会中の継続調査についてでありますが、林業技術センターにおけるアミガサタケの人工栽培の取組について、引き続き意見交換等を行うこととし、別途、議長に対し、申し出をいたしておりますので、御了承願います。
 なお、さきに継続調査と議決されておりました県内のサケ・マス類の海面養殖の取組については、県当局から説明を受け、質疑、意見交換を行った後、調査を終了いたしておりますことを申し添えます。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(五日市王君) これより、ただいまの委員長報告に対する質疑に入るのでありますが、通告がありませんので、質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。小西和子さん。
   〔31番小西和子君登壇〕

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