平成31年2月定例会 第16回岩手県議会定例会会議録

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〇総務委員長(軽石義則君) 去る2月26日の本会議におきまして、当総務委員会に付託されました議案16件のうち6件につきまして、2月27日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
議案第80号平成30年度岩手県一般会計補正予算(第6号)第1条第1項、同条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳入各款、歳出第1款議会費、第2款総務費第1項総務管理費、第2項企画費、第3項徴税費、第4項地域振興費、第5項選挙費、第6項防災費、第7項統計調査費、第9項人事委員会費、第10項監査委員費、第3款民生費のうち復興局関係、第9款警察費、第11款災害復旧費第1項庁舎等施設災害復旧費、第12款公債費、第13款諸支出金、第2条第2表繰越明許費補正のうち、第2款総務費第1項総務管理費、第2項企画費、第3項徴税費、第4項地域振興費、第6項防災費、第3款民生費第5項災害救助費、第9款警察費、第11款災害復旧費第1項庁舎等施設災害復旧費及び第4条地方債の補正についてでありますが、これは、国の補正予算に対応した災害復旧や防災、減災対策などの事業を推進するとともに、歳入の最終見込みや事業費の確定に伴う所要の整理をするものであり、総額92億9、188万9、000円を減額補正しようとするものであります。
第1条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳入の主なものは、第9款国庫支出金51億2、295万2、000円、第13款繰越金45億4、551万円、第15款県債61億6、640万7、000円のそれぞれの増等及び第5款地方交付税82億6、311万3、000円、第12款繰入金56億5、231万3、000円、第14款諸収入162億2、482万9、000円のそれぞれの減等であります。
歳出の主なものは、第1款議会費においては、議会運営費4、345万3、000円、議員会館費管理運営費196万8、000円のそれぞれの減等であり、第2款総務費のうち秘書広報室、総務部、政策地域部、復興局、出納局、人事委員会及び監査委員関係は76億4、926万9、000円の増額補正でありますが、その主なものは、県債管理基金積立金58億518万9、000円、東日本大震災復興交付金基金積立金25億869万9、000円のそれぞれの増等及び一般管理費管理運営費1億4、687万9、000円、地域振興総務費管理運営費1億285万5、000円のそれぞれの減等であり、第3款民生費のうち復興局関係は18億1、237万4、000円の減額補正でありますが、その主なものは、管理運営費901万4、000円、償還金7、877万円のそれぞれの増等及び救助費13億7、016万1、000円、災害援護資金貸付金2億2、589万円のそれぞれの減等であり、第9款警察費においては、警察共済組合事務費負担金846万8、000円、自動車等維持費4、584万2、000円のそれぞれの増等及び警察行政運営費2億6、574万1、000円、退職手当3、202万8、000円のそれぞれの減等であり、第11款災害復旧費第1項庁舎等施設災害復旧費は860万2、000円の減額補正でありますが、これは、警察施設災害復旧事業費の減であり、第12款公債費においては、県債償還元金7、244万1、000円の増及び公債管理特別会計繰出金4億7、555万円の減等であり、第13款諸支出金においては、県立病院等事業会計負担金4億9、471万4、000円、地方消費税清算金3億2、718万6、000円のそれぞれの増等及び株式等譲渡所得割交付金9、416万2、000円、地方消費税交付金1億2、917万5、000円のそれぞれの減等であります。
第2条第2表繰越明許費補正のうち、第2款総務費のうち総務部、政策地域部及び復興局関係5億2、798万7、000円は庁内保育施設整備ほか13事業について、第3款民生費のうち復興局関係1億3、406万9、000円は救助(復興局)について、第9款警察費8億3、638万5、000円は警察署庁舎整備事業ほか5事業について、第11款災害復旧費のうち警察本部関係24億3、167万9、000円は警察施設災害復旧事業について、それぞれ翌年度に繰り越して使用しようとするものであります。
第4条地方債の補正は、庁内保育施設整備ほか5件について起債を追加し、県庁舎管理ほか19件について起債の限度額を変更しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
なお、審査の過程におきましては、東日本大震災津波伝承館の入館料を無料とする理由と無料とすることによるメリットとデメリット、伝承館の展示内容のあり方等について質疑が交わされたところであります。
次に、議案第87号平成30年度岩手県公債管理特別会計補正予算(第1号)でありますが、これは、歳入歳出をそれぞれ4億2、537万4、000円減額しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
次に、議案第88号平成30年度岩手県証紙収入整理特別会計補正予算(第1号)でありますが、これは、証紙収入の増等に伴い、一般会計繰出金1億4、275万8、000円を増額しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
次に、議案第99号盛岡地区合同庁舎耐震改修工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについてでありますが、これは、盛岡地区合同庁舎耐震改修工事の請負契約を締結しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
次に、議案第110号損害賠償請求事件に係る和解及びこれに伴う損害賠償の額を定めることに関し議決を求めることについて、及び議案第112号損害賠償請求事件に係る和解及びこれに伴う損害賠償の額を定めることに関し議決を求めることについてでありますが、これらは、損害賠償請求事件に係る和解をし、及びこれに伴う損害賠償の額を定めようとするものであり、いずれも原案を可とすることに決定いたしました。
なお、審査の過程におきましては、軽油引取税の調査時に、貨物自動車から誤って尿素水を抜き取った経緯と原因、事案発生後、和解に至るまでの対応状況、事案の発生を踏まえた、職員の業務遂行に関する教育のあり方等について質疑が交わされたところであります。
以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(佐々木順一君) 次に、福井環境福祉委員長。
〔環境福祉委員長福井せいじ君登壇〕
〇環境福祉委員長(福井せいじ君) 去る2月26日の本会議におきまして、当環境福祉委員会に付託されました議案10件のうち5件につきまして、2月27日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
議案第80号平成30年度岩手県一般会計補正予算(第6号)第1条第2項第1表歳入歳出補正予算のうち、歳出第3款民生費のうち環境生活部及び保健福祉部関係、第4款衛生費、第11款災害復旧費第2項保健福祉施設災害復旧費、第2条第2表繰越明許費補正のうち、第3款民生費第1項社会福祉費、第3項児童福祉費、第4款衛生費並びに第3条第3表債務負担行為補正のうち、1追加中1についてでありますが、これは、国の補正予算に対応した防災、減災対策などの事業を推進するとともに、事業費の確定に伴う所要の補正をしようとするものであります。
第3款民生費のうち環境生活部及び保健福祉部関係は5億7、629万4、000円の増額補正でありますが、その主なものは、社会福祉総務費管理運営費3億9、570万7、000円、生活福祉資金貸付事業推進費補助7億8、309万2、000円のそれぞれの増等及び介護施設等整備事業費2億3、761万3、000円、施設型給付費等負担金2億2、538万3、000円のそれぞれの減等であります。
第4款衛生費は21億3、994万9、000円の減額補正でありますが、その主なものは、公衆衛生総務費管理運営費7、388万4、000円、地域医療再生等臨時特例交付金償還金5億7、100万2、000円のそれぞれの増等及び産業廃棄物処理施設整備事業促進費6億1、372万2、000円、医療施設近代化施設整備費補助2億9、560万9、000円のそれぞれの減等であります。
第11款災害復旧費第2項保健福祉施設災害復旧費は1億5、964万円の減額補正でありますが、これは、児童福祉施設災害復旧事業費補助の減であります。
第2条第2表繰越明許費補正のうち、第3款民生費第1項社会福祉費、第3項児童福祉費12億6、892万7、000円は障害者支援施設等整備費補助ほか6事業について、第4款衛生費13億9、919万8、000円は水道施設耐震化等推進事業費補助ほか7事業について、それぞれ翌年度に繰り越して使用しようとするものであります。
第3条第3表債務負担行為補正のうち、1追加中1食肉衛生検査所施設整備は、その期間及び限度額を定めようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
次に、議案第81号平成30年度岩手県母子父子寡婦福祉資金特別会計補正予算(第2号)でありますが、これは、事業計画等に基づき、歳入歳出をそれぞれ11万1、000円減額しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
次に、議案第89号平成30年度岩手県国民健康保険特別会計補正予算(第3号)でありますが、これは、事業計画等に基づき、歳入歳出をそれぞれ15億1、498万4、000円増額しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
なお、以上3件の審査の過程におきましては、太陽光発電の許認可に係る県の役割、いわてクリーンセンターの後継となる次期処分場の今後の建設計画及び財源、県内の水道施設の耐震化の状況、いわて若者活躍支援強化事業費、いわて女性活躍強化事業費の減額理由及び今後の事業の方向性について、地域女性活躍推進事業費補助が活用されるための市町村に対する啓発やアイデアの例の紹介、医療給付費の増額の要因等について質疑が交わされたところであります。
次に、議案第92号平成30年度岩手県立病院等事業会計補正予算(第2号)でありますが、これは、業務の予定量の変更に伴い、収益的収入及び支出については、収入の予定額を1億7、452万2、000円、支出の予定額を16億1、853万6、000円それぞれ増額し、資本的収入及び支出については、収入の予定額を2億7、268万円増額し、支出の予定額を20億9、920万5、000円減額するなど、所要の補正を行おうとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
次に、議案第100号福祉型障害児入所施設・障害者支援施設(盛岡地区)改築(建築)工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについてでありますが、これは、福祉型障害児入所施設・障害者支援施設(盛岡地区)改築(建築)工事の請負契約を締結しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
なお、審査の過程におきましては、落札率及び入札の経過等について質疑が交わされたところであります。
以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(佐々木順一君) 次に、城内商工文教委員長。
〔商工文教委員長城内よしひこ君登壇〕
〇商工文教委員長(城内よしひこ君) 去る2月26日の本会議におきまして、当商工文教委員会に付託されました議案7件のうち3件につきまして、2月27日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
議案第80号平成30年度岩手県一般会計補正予算(第6号)第1条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳出第2款総務費第8項文化スポーツ費、第5款労働費、第7款商工費、第10款教育費、第11款災害復旧費第4項商工労働観光施設災害復旧費、第6項教育施設災害復旧費、第2条第2表繰越明許費補正のうち、第2款総務費第8項文化スポーツ費、第7款商工費、第10款教育費、第11款災害復旧費第4項商工労働観光施設災害復旧費、第6項教育施設災害復旧費についてでありますが、これは、国の補正予算に対応するとともに、事業費の確定に伴う所要の補正をしようとするものであります。
第2款総務費のうち文化スポーツ部関係は1億7、192万9、000円の増額補正でありますが、その主なものは、一般財団法人地域創造負担金7万5、000円、いわてスポーツクライミング拠点形成推進事業費3億8、349万5、000円のそれぞれの増及び世界遺産登録推進事業費3、931万1、000円、スポーツ施設設備整備費3、195万4、000円のそれぞれの減等であります。
第5款労働費は3億9、271万2、000円の減額補正でありますが、その主なものは、労政総務費管理運営費9、213万4、000円、職業能力開発指導監督費374万3、000円のそれぞれの増等及びいわて地域産業高度化人材育成事業費1億583万3、000円、就職支援能力開発費2億7、537万5、000円のそれぞれの減等であります。
第7款商工費は119億2、973万6、000円の減額補正でありますが、その主なものは、ヘルスケア産業集積拠点整備費補助13億5、000万円、地方独立行政法人岩手県工業技術センター運営費交付金2、775万9、000円のそれぞれの増等及び中小企業東日本大震災復興資金貸付金82億2、599万5、000円、企業立地促進資金貸付金16億8、003万1、000円のそれぞれの減等であります。
第10款教育費は27億875万1、000円の減額補正でありますが、その主なものは、設備整備費3、032万8、000円、特別支援学校費施設整備費10億4、858万6、000円のそれぞれの増等及び退職手当4億3、111万7、000円、中学校費教職員費7億576万1、000円のそれぞれの減等であります。
第11款災害復旧費のうち商工労働観光部関係は13億4、719万5、000円の減額補正でありますが、これは、中小企業等復旧・復興支援事業費の減であり、教育委員会関係は5億8、971万9、000円の減額補正でありますが、これは、学校施設災害復旧事業費7、985万9、000円、体育施設災害復旧事業費5億986万円のそれぞれの減であります。
第2条第2表繰越明許費補正のうち、第2款総務費のうち文化スポーツ部関係3億9、349万5、000円はいわてスポーツクライミング拠点形成推進事業について、第7款商工費14億1、382万1、000円は中小企業被災資産復旧事業費補助ほか1事業について、第10款教育費12億7、999万円は事務局管理運営ほか6事業について、第11款災害復旧費のうち商工労働観光部関係53億6、796万4、000円は中小企業等復旧・復興支援事業費補助について、教育委員会関係4億2、937万7、000円は学校施設災害復旧事業ほか1事業について、それぞれ翌年度に繰り越して使用しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
なお、審査の過程におきましては、スポーツクライミング施設整備に係る国庫補助率及び整備に伴う県営運動公園の建蔽率への影響、労働委員会における労働相談の実績及びその特徴、ヘルスケア産業集積拠点整備費補助の事業内容及び期待される効果、並びに岩手県工業技術センターにおける研究状況、県立学校への冷房設備の整備計画及び財源等について質疑が交わされたところであります。
次に、議案第85号平成30年度岩手県中小企業振興資金特別会計補正予算(第2号)でありますが、これは、事業計画等に基づき、歳入歳出をそれぞれ50億1、106万2、000円減額しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
なお、審査の過程におきましては、県債の減額理由及び被災中小企業の施設設備整備支援に係る高度化スキームによる貸し付けの実績等について質疑が交わされたところであります。
次に、議案第113号損害賠償請求事件に係る和解及びこれに伴う損害賠償の額を定めることに関し議決を求めることについてでありますが、これは、損害賠償請求事件に係る和解をし、及びこれに伴う損害賠償の額を定めようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
なお、審査の過程におきましては、相手方が学校の敷地内を走行していた理由等について質疑が交わされたところであります。
以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(佐々木順一君) 次に、名須川農林水産委員長。
〔農林水産委員長名須川晋君登壇〕
〇農林水産委員長(名須川晋君) 去る2月26日の本会議におきまして、当農林水産委員会に付託されました議案10件のうち9件につきまして、2月27日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
議案第80号平成30年度岩手県一般会計補正予算(第6号)第1条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳出第6款農林水産業費のうち農林水産部関係、第11款災害復旧費第3項農林水産施設災害復旧費、第2条第2表繰越明許費補正のうち、第6款農林水産業費のうち農林水産部関係、第11款災害復旧費第3項農林水産施設災害復旧費並びに第3条第3表債務負担行為補正のうち、1追加中2、2変更中1及び2についてでありますが、これは、国の補正予算に対応した災害復旧や防災、減災対策などの事業を推進するとともに、事業費の確定に伴う所要の補正をしようとするものであります。
第6款農林水産業費のうち農林水産部関係は51億5、449万8、000円の増額補正でありますが、その主なものは、畜産競争力強化整備事業費補助6億6、247万5、000円、経営体育成基盤整備事業費56億9、186万9、000円のそれぞれの増等及び農業経営基盤強化促進対策事業費5億1、790万8、000円、いわて型野菜トップモデル産地創造事業費4億6、455万9、000円のそれぞれの減等であります。
第11款災害復旧費第3項農林水産施設災害復旧費は33億2、531万3、000円の減額補正でありますが、その主なものは、林道災害復旧費管理費1、358万6、000円の増及び団体営農地等災害復旧事業費補助4億6、871万4、000円、林道災害復旧事業費17億4、386万1、000円のそれぞれの減等であります。
第2条第2表繰越明許費補正のうち、第6款農林水産業費のうち農林水産部関係274億5、300万9、000円は農業総務管理運営ほか52事業について、第11款災害復旧費第3項農林水産施設災害復旧費144億4、627万1、000円は農地等災害復旧事業ほか9事業について、それぞれ翌年度に繰り越して使用しようとするものであります。
第3条第3表債務負担行為補正のうち、1追加中2治山事業は、その期間及び限度額を定め、2変更中1農村地域防災減災事業及び2漁港災害復旧事業は、その限度額を変更しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
次に、議案第82号平成30年度岩手県県有林事業特別会計補正予算(第3号)は、歳入歳出をそれぞれ3、288万9、000円の減額、議案第83号平成30年度岩手県林業・木材産業資金特別会計補正予算(第2号)は、歳入歳出をそれぞれ1億2、598万5、000円の減額、議案第84号平成30年度岩手県沿岸漁業改善資金特別会計補正予算(第2号)は、歳入歳出をそれぞれ40万4、000円の増額をしようとするものでありますが、これらは、いずれも事業計画等に基づいて所要額を補正しようとするものであり、いずれも原案を可とすることに決定いたしました。
次に、議案第95号農業関係の建設事業に要する経費の一部を負担させることに関する議決の変更に関し議決を求めることについて、及び議案第96号農業関係の建設事業に要する経費の一部を負担させることに関し議決を求めることについてでありますが、これらは、農業関係の建設事業に要する経費の額の変更に伴い、受益市町村の負担金の額を変更しようとするもの、及び経費の一部を受益町に負担させようとするものであり、いずれも原案を可とすることに決定いたしました。
なお、以上6件の審査の過程におきましては、いわて型野菜トップモデル産地創造事業費の実績、補助拡充の内容及び生産者の反応、農業経営体育成基盤整備事業による整備実績、入札不調への対応及び整備を完了するために要する予算総額、TPP関連対策予算の配分実績及び今後の見通し、畜産競争力強化整備事業費補助の実績、事業効果及び中小規模経営体への支援の現状等について質疑が交わされたところであります。
次に、議案第105号田老漁港海岸機械設備災害復旧工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについてでありますが、これは、田老漁港海岸機械設備災害復旧工事の請負契約を締結しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
なお、審査の過程におきましては、水門と陸閘の事業費の内訳、水門・陸閘自動閉鎖システム全体の完成見込み及び完成後の点検実施等について質疑が交わされたところであります。
次に、議案第106号大沢漁港海岸防潮堤(第6工区)災害復旧工事の変更請負契約の締結に関し議決を求めることについてでありますが、これは、大沢漁港海岸防潮堤(第6工区)災害復旧工事の変更請負契約を締結しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
なお、審査の過程におきましては、山田町内の防潮堤工事の進捗状況、おくれの要因及び町民の不安に対する県の認識、県全体の漁港関係工事の進捗状況及び完成が国の復興・創生期間を超える場合の対応等について質疑が交わされたところであります。
次に、議案第111号損害賠償請求事件に係る和解及びこれに伴う損害賠償の額を定めることに関し議決を求めることについてでありますが、これは、損害賠償請求事件に係る和解をし、及びこれに伴う損害賠償の額を定めようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
なお、審査の過程におきましては、農業大学校及び農協における牛乳の搬入までの管理体制、損害賠償額の内訳等について質疑が交わされたところであります。
以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(佐々木順一君) 次に、佐々木県土整備委員長。
〔県土整備委員長佐々木茂光君登壇〕
〇県土整備委員長(佐々木茂光君) 去る2月26日の本会議におきまして、当県土整備委員会に付託されました議案19件のうち16件につきまして、2月27日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
議案第80号平成30年度岩手県一般会計補正予算(第6号)第1条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳出第6款農林水産業費のうち県土整備部関係、第8款土木費、第11款災害復旧費第5項土木施設災害復旧費、第2条第2表繰越明許費補正のうち、第6款農林水産業費のうち県土整備部関係、第8款土木費、第11款災害復旧費第5項土木施設災害復旧費並びに第3条第3表債務負担行為補正のうち、1追加中3から12まで及び2変更中3から19までについてでありますが、これは、国の補正予算に対応した災害復旧や防災、減災対策などの事業を推進するとともに、事業費の確定に伴う所要の補正をしようとするものであります。
第6款農林水産業費のうち県土整備部関係は460万2、000円の増額補正でありますが、その主なものは、農業集落排水事業費補助376万1、000円、下水道事業債償還基金費補助82万円のそれぞれの増等であります。
第8款土木費は40億9、375万9、000円の増額補正でありますが、その主なものは、道路環境改善事業費37億2、275万円、地域連携道路整備事業費17億4、734万9、000円のそれぞれの増等及び津波危機管理対策緊急事業費18億2、953万6、000円、災害公営住宅整備事業費21億7、775万5、000円のそれぞれの減等であります。
第11款災害復旧費第5項土木施設災害復旧費は22億5、215万9、000円の減額補正でありますが、その主なものは、港湾災害復旧事業費7、401万2、000円の増及び河川等災害復旧費管理運営費1億2、166万4、000円、河川等災害復旧事業費21億2、832万1、000円のそれぞれの減等であります。
第2条第2表繰越明許費補正のうち、第6款農林水産業費のうち県土整備部関係2、703万7、000円は農業集落排水事業費補助ほか2事業について、第8款土木費601億2、866万円は地域づくり緊急改善事業ほか63事業について、第11款災害復旧費第5項土木施設災害復旧費193億6、251万9、000円は河川等災害復旧事業ほか3事業について、それぞれ翌年度に繰り越して使用しようとするものであります。
第3条第3表債務負担行為補正のうち、1追加中3駐車場管理ほか9事業については、その期間及び限度額を定め、2変更中3道路環境改善事業から11火山砂防事業まで、13海岸高潮対策事業(河川)から16都市計画道路整備事業まで、18河川等災害復旧事業及び19港湾災害復旧事業の15事業は、その限度額を、12砂防激甚災害対策特別緊急事業及び17災害公営住宅整備事業は、その期間及び限度額を変更しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
なお、審査の過程におきましては、災害公営住宅の整備に係る進捗状況、盛岡市南青山地区の災害公営住宅の完成がおくれることにより、発生が見込まれる空き住戸の対策等について質疑が交わされたところであります。
次に、議案第86号平成30年度岩手県土地先行取得事業特別会計補正予算(第1号)は、歳入歳出をそれぞれ13万3、000円の減額、議案第90号平成30年度岩手県流域下水道事業特別会計補正予算(第2号)は、歳入歳出をそれぞれ217万7、000円の減額、議案第91号平成30年度岩手県港湾整備事業特別会計補正予算(第2号)は、歳入歳出をそれぞれ1億2、584万3、000円の減額をしようとするものでありますが、これらは、いずれも事業計画等に基づいて所要額を補正しようとするものであり、いずれも原案を可とすることに決定いたしました。
なお、審査の過程におきましては、港湾整備事業特別会計の債務負担行為補正における予算執行の時期について質疑が交わされたところであります。
次に、議案第93号平成30年度岩手県電気事業会計補正予算(第1号)でありますが、これは、業務の予定量を補正し、収益的収入及び支出の予定額については、収入2億9、735万6、000円を増額、支出2億4、159万5、000円を減額し、資本的収入及び支出の予定額については、収入87万2、000円、支出7億4、945万2、000円をそれぞれ減額しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
次に、議案第94号平成30年度岩手県工業用水道事業会計補正予算(第3号)でありますが、これは、業務の予定量を補正し、収益的収入及び支出の予定額については、収入237万7、000円、支出2、946万5、000円をそれぞれ減額し、資本的収入及び支出の予定額については、収入2億5、700万円、支出2億5、704万6、000円をそれぞれ減額しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
次に、議案第97号土木関係の建設事業に要する経費の一部を負担させることに関する議決の変更に関し議決を求めることについてでありますが、これは、土木関係の建設事業に要する経費の額の変更に伴い、受益市町の負担金の額を変更しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
次に、議案第98号流域下水道事業に要する経費の一部を負担させることに関する議決の変更に関し議決を求めることについてでありますが、これは、流域下水道事業に要する経費の額の変更に伴い、受益市町の負担金の額を変更しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
次に、議案第101号主要地方道大船渡広田陸前高田線船河原地区道路改良舗装(第2工区)工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについてから議案第104号大船渡港跡浜地区海岸防潮堤ほか工事の変更請負契約の締結に関し議決を求めることについてまで、議案第107号鵜住居川筋鵜住居地区水門災害復旧工事の変更請負契約の締結に関し議決を求めることについてから議案第109号大船渡港茶屋前地区水門災害復旧工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについてまで、及び議案第114号一般国道342号白崖地区道路改良(第1工区)工事の変更請負契約の締結に関し議決を求めることについての8件についてでありますが、これらは、主要地方道大船渡広田陸前高田線船河原地区道路改良舗装(第2工区)工事、小本川筋ほか岩泉地区河川激甚災害対策特別緊急(護岸工)工事、小本川筋門地区河川災害復旧助成(護岸工)工事、大船渡港茶屋前地区水門災害復旧工事の請負契約、並びに大船渡港跡浜地区海岸防潮堤ほか工事、鵜住居川筋鵜住居地区及び大槌川筋大槌地区ほかの水門災害復旧工事、一般国道342号白崖地区道路改良(第1工区)工事の変更請負契約をそれぞれ締結しようとするものであり、いずれも原案を可とすることに決定いたしました。
なお、審査の過程におきましては、小本川における災害復旧工事の発注が完了する見通し、鵜住居地区水門災害復旧工事において生コンクリートの供給が不足している理由、大槌地区ほか水門災害復旧工事における湧水の対策と周辺への影響の有無等について質疑が交わされたところであります。
以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(佐々木順一君) これより、ただいまの委員長報告に対する質疑に入るのでありますが、通告がありませんので、質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
これより討論に入るのでありますが、通告がありませんので、討論なしと認め、討論を終結いたします。
これより、議案第80号から議案第114号までを一括して採決いたします。
各案件は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
〇議長(佐々木順一君) 起立全員であります。よって、議案第80号から議案第114号までは、委員長の報告のとおり決定いたしました。
〇議長(佐々木順一君) 以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。
本日はこれをもって散会いたします。
午後1時54分 散 会

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