平成29年6月定例会 第9回岩手県議会定例会会議録

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〇前議員(渡辺幸貫君) 私の個人的な理由でおいとますることをお許しいただきまして、本当に心から感謝するとともに、県民の代弁者としての務めを果たせなかったことを申しわけなく思っております。
岩手の先人の原敬さんは政党政治の幕開けを告げ、あえて平民として首相となり、白河以北一山三文とやゆされたことに、本人は一山と号されました。どんなにか当時の平民や賊軍であった東北人に希望と勇気を与えてくれたことと思います。
私が県議会議員になったときは工藤知事で、岩手に生まれ、岩手で育ち、岩手に暮らすことにほのぼのとした幸せを感じたいと。私はその言葉に非常に感動いたしまして、これは今の達増知事の掲げる幸福度と相通じるものではないかと思っております。つまり県政の普遍的な目標です。小生はこれには大した貢献できなかったかもしれませんが、達増知事とともに議長をさせていただいて、皆さんとともにいろいろな思い出を胸に、知事や議員の皆さん、そしてまた、職員の皆さんの今後の御活躍を御期待申し上げたいと思います。
きょうは七夕でございます。これからは、老いた牽牛と織姫としてひっそりと暮らしていきたいと思います。
岩手県民の幸せを心から願っておいとまとしたいと思います。皆さん、大変お世話になりました。(拍手)
閉 会
〇議長(田村誠君) 以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。
これをもって本日の会議を閉じ、第9回県議会定例会を閉会いたします。(拍手)
午後2時12分 閉 会

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