平成27年6月定例会 第20回岩手県議会定例会会議録

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〇総務委員長(岩崎友一君) 去る7月3日の本会議におきまして、当総務委員会に付託されました議案9件及びさきに付託を受けました請願陳情3件につきまして、7月6日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
議案第1号個人情報保護条例の一部を改正する条例でありますが、これは、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の施行に伴い、特定個人情報の利用の制限を定める等、所要の改正をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
なお、審査の過程におきましては、特定個人情報の具体的内容について、質疑が交わされたところであります。
次に、議案第2号岩手県職員定数条例の一部を改正する条例でありますが、これは、警察官の増員を図るため、職員定数を増加しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
なお、審査の過程におきましては、警察官の階級及び充足状況、警察官の定数増に伴う人員配置の考え方等について、質疑が交わされたところであります。
次に、議案第3号職員の退職手当に関する条例及び職員の再任用に関する条例の一部を改正する条例でありますが、これは、被用者年金制度の一元化等を図るための厚生年金保険法等の一部を改正する法律の施行に伴い、所要の整備をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
なお、審査の過程におきましては、条例改正に伴う具体的な変更点について、質疑が交わされたところであります。
次に、議案第4号公会堂条例の一部を改正する条例でありますが、これは、公会堂のエアコンディショナーの利用料金の上限額について定めようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
なお、審査の過程におきましては、大ホールにエアコンディショナーを設置しない理由について、質疑が交わされたところであります。
次に、議案第5号岩手県県税条例の一部を改正する条例でありますが、これは、地方税法等の一部改正に伴い、県税の徴収猶予に係る徴収金の分割納付の方法等を定め、法人の事業税及び地方消費税の税率を改め、県たばこ税の税率の特例を廃止する等、所要の改正をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
次に、議案第7号住民基本台帳法施行条例の一部を改正する条例でありますが、これは、本人確認情報を利用することができる事務に、鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律の規定による住居集合地域等における麻酔銃猟の許可に関する事務であって規則で定めるものを加え、及び行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律により住民基本台帳法の一部が改正されたことに伴い、所要の整備をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
なお、審査の過程におきましては、住民基本台帳ネットワークシステムの利用実態等について、質疑が交わされたところであります。
次に、議案第23号損害賠償請求事件に係る和解及びこれに伴う損害賠償の額を定めることに関し議決を求めることについてから議案第25号損害賠償請求事件に係る和解及びこれに伴う損害賠償の額を定めることに関し議決を求めることについての3件でありますが、これらは、損害賠償請求事件に係る和解をし、及びこれに伴う損害賠償の額を定めようとするものであり、いずれも原案を可とすることに決定いたしました。
次に、請願陳情についてでありますが、受理番号第148号安全保障関連法案の速やかな廃案を求める請願ほか2件につきましては、お手元に配付されております請願陳情審査報告書のとおり決定いたしました。
なお、さきに継続調査と議決されておりました希望郷いわて国体の競技施設等についてにつきましては、現地調査を行った後、調査を終了いたしておりますことを申し添えます。
以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(千葉伝君) 次に、及川環境福祉委員長。
〔環境福祉委員長及川あつし君登壇〕
〇環境福祉委員長(及川あつし君) 去る7月3日の本会議におきまして、当環境福祉委員会に付託されました議案4件及びさきに付託を受けました請願陳情2件につきまして、7月6日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告申し上げます。
議案第6号生活福祉資金貸付事業の補助に関する条例の一部を改正する条例でありますが、これは、生活福祉資金貸付事業の対象となる障がい者世帯の範囲を拡大しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
なお、審査の過程におきましては、貸し付けの対象者、貸付限度額及び遡及適用の有無、医療機関を通じた周知のあり方等について、質疑が交わされたところであります。
次に、議案第8号鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律施行条例の一部を改正する条例でありますが、これは、鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律施行規則の一部改正に伴い、所要の整備をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
次に、議案第9号養護老人ホームの設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例でありますが、これは、指定特定施設入居者生活介護等の事業を行う養護老人ホームで、生活相談員を置いていないものにおける主任支援員の職務について定めようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
次に、議案第10号児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例でありますが、これは、乳児4人以上を入所させる保育所に係る保育士の数の算定について、当分の間一人に限り保育士とみなすことができる者に、准看護師を加えようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
なお、審査の過程におきましては、保育所における看護師の役割と配置状況等について、質疑が交わされたところであります。
次に、請願陳情についてでありますが、受理番号第151号東日本大震災被災者の医療費窓口負担の免除継続を求める請願ほか1件につきましては、お手元に配付されております請願陳情審査報告書のとおり決定いたしました。
なお、さきに継続調査と議決されておりました消費者被害の状況等についてにつきましては、現地調査を行った後、調査を終了いたしておりますことを申し添えます。
以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(千葉伝君) 次に、高橋商工文教委員長。
〔商工文教委員長高橋元君登壇〕
〇商工文教委員長(高橋元君) さきに当商工文教委員会に付託されました請願陳情5件につきまして、7月6日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その結果につきまして御報告いたします。
受理番号第153号雇用の安定と均等待遇確保を求める請願ほか4件につきましては、お手元に配付されております請願陳情審査報告書のとおり決定いたしました。
なお、さきに継続調査と議決されておりました若年者等の就業支援についてにつきましては、現地調査を行った後、調査を終了いたしておりますことを申し添えます。
以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(千葉伝君) 次に、工藤農林水産委員長。
〔農林水産委員長工藤勝博君登壇〕
〇農林水産委員長(工藤勝博君) 去る7月3日の本会議におきまして、当農林水産委員会に付託されました議案6件につきまして、7月6日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
議案第15号吉里吉里漁港防波堤災害復旧工事の変更請負契約の締結に関し議決を求めることについて、及び議案第16号船越漁港防波堤災害復旧工事の変更請負契約の締結に関し議決を求めることについての2件についてでありますが、これらは、吉里吉里漁港及び船越漁港の防波堤災害復旧工事の変更請負契約を締結しようとするものであり、いずれも原案を可とすることに決定いたしました。
なお、審査の過程におきましては、減額を伴う変更請負契約の事例の有無、消波ブロック製作場所の変更理由等について、質疑が交わされたところであります。
次に、議案第17号船越漁港災害復旧工事の変更請負契約の締結に関し議決を求めることについてでありますが、これは、船越漁港災害復旧工事の変更請負契約を締結しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
次に、議案第18号田老漁港海岸防潮堤災害復旧工事の変更請負契約の締結に関し議決を求めることについてから議案第20号門の浜漁港海岸防潮堤災害復旧工事の変更請負契約の締結に関し議決を求めることについてまでの3件についてでありますが、これらは、田老漁港、釜石漁港及び門の浜漁港の海岸防潮堤災害復旧工事の変更請負契約を締結しようとするものであり、いずれも原案を可とすることに決定いたしました。
なお、審査の過程におきましては、不発弾探査箇所数の増加理由、窓付き直立式防潮堤の施工実績等について、質疑が交わされたところであります。
なお、さきに継続調査と議決されておりました日本型直接支払制度の概要及び取組状況についてにつきましては、県当局から説明を受け、質疑、意見交換を行った後、調査を終了しておりますことを申し添えます。
以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(千葉伝君) 次に、郷右近県土整備委員長。
〔県土整備委員長郷右近浩君登壇〕
〇県土整備委員長(郷右近浩君) 去る7月3日の本会議におきまして、当県土整備委員会に付託されました議案11件につきまして、7月6日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
議案第11号建築基準法施行条例の一部を改正する条例でありますが、これは、建築基準法の一部改正に伴い、建築主事に対する建築物等の仮使用に係る認定の申請について、手数料の額を定めようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
次に、議案第12号主要地方道大船渡綾里三陸線(仮称)小石浜トンネル築造工事の変更請負契約の締結に関し議決を求めることについてでありますが、これは、主要地方道大船渡綾里三陸線(仮称)小石浜トンネル築造工事の変更請負契約を締結しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
次に、議案第13号津軽石川筋津軽石地区防潮堤工事の変更請負契約の締結に関し議決を求めることについてでありますが、これは、津軽石川筋津軽石地区防潮堤工事の変更請負契約を締結しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
次に、議案第14号災害公営住宅(陸前高田市中田地区)新築(建築)(第2工区)工事の変更請負契約の締結に関し議決を求めることについてでありますが、これは、災害公営住宅(陸前高田市中田地区)新築(建築)(第2工区)工事の変更請負契約を締結しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
なお、審査の過程におきましては、労働者宿舎設置の趣旨や今後の必要性、工事全体の契約金額の妥当性等について、質疑が交わされたところであります。
次に、議案第21号高浜地区海岸災害復旧工事の変更請負契約の締結に関し議決を求めることについてでありますが、これは、高浜地区海岸災害復旧工事の変更請負契約を締結しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
なお、審査の過程におきましては、被災地における生コンクリートの需給状況等について、質疑が交わされたところであります。
次に、議案第22号大船渡港茶屋前地区港湾災害復旧(第1工区)工事の変更請負契約の締結に関し議決を求めることについてでありますが、これは、大船渡港茶屋前地区港湾災害復旧(第1工区)工事の変更請負契約を締結しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
次に、議案第26号広内地区海岸災害復旧ほか工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについてでありますが、これは、広内地区海岸災害復旧ほか工事の請負契約を締結しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
なお、審査の過程におきましては、久慈地区における生コンクリートの需給状況等について、質疑が交わされたところであります。
次に、議案第27号主要地方道一関北上線(仮称)柵の瀬橋(下部工)工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについてでありますが、これは、主要地方道一関北上線(仮称)柵の瀬橋(下部工)工事の請負契約を締結しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
なお、審査の過程におきましては、全体の事業費及び完成時期の見通し、現在設置されている橋梁の今後の扱い等について、質疑が交わされたところであります。
次に、議案第28号宮古港藤原地区海岸防潮堤工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについて、及び議案第29号宮古港日立浜地区海岸防潮堤工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについての2件でありますが、これらは、宮古港藤原地区及び宮古港日立浜地区の海岸防潮堤工事の請負契約を締結しようとするものであり、いずれも原案を可とすることに決定いたしました。
次に、議案第30号盛川筋塩場地区河川災害復旧ほか工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについてでありますが、これは、盛川筋塩場地区河川災害復旧ほか工事の請負契約を締結しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
なお、審査の過程におきましては、防潮堤のかさ上げ工事と築造工事を一体的に行うこととした理由等について、質疑が交わされたところであります。
なお、さきに継続調査と議決されておりました、いわて建設業振興中期プランについてにつきましては、県当局から説明を受け、質疑、意見交換を行った後、調査を終了いたしておりますことを申し添えます。
以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(千葉伝君) これより、ただいまの委員長報告に対する質疑に入るのでありますが、通告がありませんので、質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
討論の通告がありますので、発言を許します。斉藤信君。
〔37番斉藤信君登壇〕

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