平成23年2月定例会 第20回岩手県議会定例会 会議録 |
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〇47番(菊池勲君) 今回の大災害に対しての動議であります。
〇議長(佐々木一榮君) 御起立いただきまして、御発言をお願いします。 〇47番(菊池勲君)(続) 今回の大災害に対しての動議であります。 〇議長(佐々木一榮君) 具体的に動議の内容をお話しください。 〇47番(菊池勲君) 特別委員会を設置していただきたく、動議を申し上げたいと思っておりますけれども、取り上げ願いたいと思います。 〇議長(佐々木一榮君) ただいま、菊池勲議員から、今般の災害に対します特別委員会設置に対する動議が提出されましたが、まずもって、賛成の方はございますか。 〔賛成者挙手〕 〇議長(佐々木一榮君) 所定の賛成者がございますので、動議は成立いたしました。 本動議の取り扱いを協議するため、議会運営委員会を開催したいと存じます。 〇議長(佐々木一榮君) この際、暫時休憩いたします。 午後5時27分 休 憩 出席議員(44名) 1 番 吉 田 敬 子 君 2 番 工 藤 勝 博 君 3 番 高 橋 但 馬 君 4 番 小 野 共 君 5 番 岩 渕 誠 君 6 番 郷右近 浩 君 7 番 高 橋 元 君 8 番 喜 多 正 敏 君 10 番 木 村 幸 弘 君 11 番 久 保 孝 喜 君 12 番 小 西 和 子 君 14 番 高 橋 博 之 君 15 番 及 川 あつし 君 16 番 亀卦川 富 夫 君 17 番 高 橋 昌 造 君 18 番 中 平 均 君 19 番 五日市 王 君 20 番 関 根 敏 伸 君 21 番 三 浦 陽 子 君 22 番 小田島 峰 雄 君 23 番 熊 谷 泉 君 24 番 嵯 峨 壱 朗 君 25 番 飯 澤 匡 君 26 番 大 宮 惇 幸 君 27 番 千 葉 康一郎 君 28 番 新居田 弘 文 君 29 番 工 藤 大 輔 君 30 番 佐々木 順 一 君 31 番 佐々木 博 君 32 番 田 村 誠 君 33 番 工 藤 勝 子 君 35 番 樋 下 正 信 君 36 番 柳 村 岩 見 君 37 番 阿 部 富 雄 君 38 番 斉 藤 信 君 39 番 及 川 幸 子 君 40 番 佐々木 一 榮 君 42 番 渡 辺 幸 貫 君 43 番 吉 田 洋 治 君 44 番 小野寺 研 一 君 45 番 千 葉 伝 君 46 番 佐々木 大 和 君 47 番 菊 池 勲 君 48 番 小野寺 好 君 欠席議員(3名) 9 番 岩 崎 友 一 君 34 番 平 沼 健 君 41 番 伊 藤 勢 至 君 説明のため出席した者(なし) 職務のため議場に出席した事務局職員 休憩前に同じ 午後7時2分 再開 〇議長(佐々木一榮君) 再開いたします。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕 〇47番(菊池勲君) 3月11日に発生した国内最大規模となるマグニチュード9.0の巨大地震により、未曾有の大災害の発生があり、本県においても、多数のとうとい命と財産が失われたという大変悲痛な災害に見舞われました。 さらには、住宅、建物、電気、ガス、水道など、ライフライン、生活関連施設、道路、鉄道など、交通網の物的障害は、想像を絶する状況となっております。 このため、一刻も早い被災者の求める救済に適切に支援措置を講ずるとともに、県民生活の復興、災害復興に向けて、国、地元市町村との綿密な情報交換と連携を図り、全精力を尽くして取り組む必要があると考えました。 我が県議会は、このことを踏まえ、一日も早く、今、何ができるか、何をすべきか、現地災害の状況把握、現地は何を求めているのかなど、これから想定されるさまざまな問題を適切にとらえ、特に緊急の課題である食料の確保や燃料の確保など、県災害対策本部との情報交換を図り、県民生活の安定に資するため、本県議会最終日に当たるきょうに、早く県議会としての対応を県民に示すべく、本日の定例会において(仮称)東北地方太平洋沖地震災害対策特別委員会を設置いただこうと動議を提出するところでありました。 先ほど、議会運営委員会の協議の様子を聞かせていただきました。どうしても急激な要請であるから、もう少し中身を吟味しながらつくりたいというお話があったと聞いておりましたので、この動議は取り下げをしたいのではなくて、した決意を固めたところであります。 だが、議長、この心情をお酌みいただきまして、一日も早くこの特別委員会を設置することのお願いを付して、動議の撤回をいたしますので、よろしくお諮り願います。 ありがとうございます。 〇議長(佐々木一榮君) ただいま菊池勲君から、本動議については、これを撤回したい旨、申し出がありましたので、これを認めることに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(佐々木一榮君) 御異議なしと認め、さよう決定いたしました。 以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。 議長のあいさつ 〇議長(佐々木一榮君) 今期定例会を閉じるに当たり、一言ごあいさつ申し上げます。 3月11日、本県は、国内最大規模となるマグニチュード9.0の東北地方太平洋沖地震による未曾有の大津波により、沿岸部を中心に多数のとうとい人命と財産が失われるというまことに悲痛な災害に見舞われました。 住宅を初めとする各種の建築物や電気、ガス、水道などの生活関連施設、さらには、道路、鉄道などの交通網がこうむった莫大なる物的損害もさることながら、多数の方々が亡くなられたほか、現在も捜索が続けられている行方不明者の方々、極めて多数の負傷者など、想像を絶する人的被害に絶句するほかございません。 関係者の方々の心情を察するに余りあるものであり、お亡くなりになりました方々と、その御家族、関係者に対しまして衷心よりお悔やみを申し上げますとともに、お見舞いを申し上げます。 このような中、議員各位の御精励によりまして、今期定例会の付議事件を滞りなく議了することができましたことに、深く敬意と謝意を表するものでございます。 また、知事を初め関係当局には、直ちに災害対策本部を設置され、国及び自衛隊を初めとする関係者の方々とともに、総力を挙げ、昼夜を分かたず、災害対応に御努力いただいております。 今後、被災情報の把握、被災者が真に求める救済策の実施、災害復興に向けた計画の策定、さらには、そのための所要の予算措置など、膨大な作業を限られた時間で処理せねばならず、並々ならぬ御苦労があるかと思いますが、被災者の生活の安定と県土の復興に向け、全精力を挙げて取り組んでいただくよう望むものであります。 なお、この際、岩手県議会といたしまして、地震発生以来、国内外多くの方々から多数寄せられております御支援と御協力に対しまして、心から厚く御礼を申し上げるものでございます。まことにありがとうございます。 災害状況の全容把握につきましては、まだまだ時間を要し、復興に向けては長く厳しい道のりがあり、また、当局及び議会挙げての努力が必要であります。 議員各位におかれましても、時節柄、一層御自愛をいただき、災害復興と県政進展に今後とも御尽力賜りますよう、お願いを申し上げる次第であります。 また、県民一人一人が、この悲劇を乗り越え、必ずやふるさと岩手の完全復興を目指すことを固く決意し、簡単措辞でございますが、閉会のごあいさつといたします。 まことにありがとうございました。(拍手) 閉 会 〇議長(佐々木一榮君) これをもって本日の会議を閉じ、第20回県議会定例会を閉会いたします。 午後7時9分 閉 会 〇議長(佐々木一榮君) これをもって本日の会議を閉じ、第20回県議会定例会を閉会いたします。 午後7時9分 閉 会 |
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