平成23年2月定例会 第20回岩手県議会定例会 会議録

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〇総務委員長(関根敏伸君) 本日の本会議におきまして、当総務委員会に付託されました議案1件につきまして、本日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第1号平成22年度岩手県一般会計補正予算(第5号)中、第1条第1項、同条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳入各款及び第3条地方債の補正についてでありますが、これは、先般の大雪、波浪等の気象災害により、被害を受けた方への支援や農林漁業施設等の復旧、振興に要する経費について、総額1億8、837万3、000円を補正しようとするものであります。
 第1条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳入の主なものは、第5款地方交付税1億3、237万3、000円、第14款諸収入5、000万円のそれぞれの増等であり、第3条地方債の補正は、漁港災害復旧事業について、起債の限度額を変更しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、農林水産業を含めた現在までの被害の総額、定置網被害に係る共済加入の状況、激甚災害指定要望の状況と災害査定のスケジュール、年末年始の災害対応の状況と今後の課題、平成22年度補正予算と平成23年度補正予算の差異、大雪等による倒木被害への対応と関係部局間の連携、支援対象となる被害額の把握方法、地方債の利率設定の考え方等について質疑が交わされたところであります。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(佐々木一榮君) 次に、新居田農林水産委員長。
   〔農林水産委員長新居田弘文君登壇〕
〇農林水産委員長(新居田弘文君) 本日の本会議におきまして、当農林水産委員会に付託されました議案1件につきまして、本日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第1号平成22年度岩手県一般会計補正予算(第5号)中、第1条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳出各款及び第2条債務負担行為の補正についてでありますが、これは、先般の大雪、波浪等の気象災害により、被害を受けた方への支援や農林漁業施設等の復旧、振興に要する経費について補正しようとするものであります。
 第6款農林水産業費は1億8、276万8、000円の補正でありますが、その主なものは、いわて希望農業担い手応援事業費補助9、235万3、000円、定置網復旧緊急支援資金貸付金5、000万円のそれぞれの増等であります。
 第11款災害復旧費は560万5、000円の補正でありますが、これは、県単独漁港災害復旧事業費の増であり、第2条第2表債務負担行為補正追加中、岩手県漁業信用基金協会が行う定置網復旧緊急支援資金についての信用保証契約の履行に伴う損失補償ほか1事業については、その期間と限度額を定めようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、被害総額拡大の可能性及び被害総額の確定時期、今回の支援策の検討経過、漁協の安定経営に向けた対応策、農林水産物の流通支援の今後の取り組み状況、定置網の復旧について補助ができない理由、貸付金に係る据置期間及び返済開始の時期、返済が困難な場合の支援策、共済等への加入促進に向けた取り組み状況、森林被害の状況等について質疑が交わされたところであります。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(佐々木一榮君) これより、ただいまの委員長報告に対する質疑に入るのでありますが、通告がありませんので、質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
 これより討論に入るのでありますが、通告がありませんので、討論なしと認め、討論を終結いたします。
 これより、議案第1号平成22年度岩手県一般会計補正予算(第5号)を採決いたします。
 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
〇議長(佐々木一榮君) 起立全員であります。よって、議案第1号平成22年度岩手県一般会計補正予算(第5号)は、委員長の報告のとおり決定いたしました。
   日程第62 議案第55号収用委員会の予備委員の任命に関し同意を求めることについて
〇議長(佐々木一榮君) 次に、日程第62、議案第55号収用委員会の予備委員の任命に関し同意を求めることについてを議題といたします。
 提出者の説明を求めます。宮舘副知事。
   〔副知事宮舘壽喜君登壇〕
〇副知事(宮舘壽喜君) ただいま議題とされました人事案件について御説明いたします。
 議案第55号は、収用委員会の予備委員として、新たに須山通治氏を任命するため、議会の同意を求めようとするものであります。
 収用委員会の予備委員は、土地収用法第52条第3項の規定により、法律、経済または行政に関してすぐれた経験と知識を有し、公共の福祉に関し公正な判断をすることができる者から任命することとされており、須山通治氏は、法律分野の予備委員として、安定感のある弁護士活動に係る定評に加え、岩手県情報公開審査会会長等を務めるなど、広範な分野にわたる識見を有する方と存じております。
 よろしく御審議の上、原案に御同意くださるようお願いいたします。
〇議長(佐々木一榮君) お諮りいたします。ただいま議題となっております議案は、人事案件でありますので、会議規則第34条第3項の規定及び先例により、議事の順序を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(佐々木一榮君) 御異議なしと認めます。よって、これより議案第55号収用委員会の予備委員の任命に関し同意を求めることについてを採決いたします。
 ただいま議題となっております議案第55号収用委員会の予備委員の任命に関し同意を求めることについては、これに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
〇議長(佐々木一榮君) 起立全員であります。よって、議案第55号収用委員会の予備委員の任命に関し同意を求めることについては、これに同意することに決定いたしました。
   日程第63 発議案第1号県議会議員の定数等に係る人口の特例に関する条例
〇議長(佐々木一榮君) 次に、日程第63、発議案第1号県議会議員の定数等に係る人口の特例に関する条例を議題といたします。
 お諮りいたします。ただいま議題となっております案件は、各会派の賛同を得た委員会提案でありますので、会議規則第34条第2項及び第3項の規定並びに先例により、議事の順序を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(佐々木一榮君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 これより、発議案第1号県議会議員の定数等に係る人口の特例に関する条例を採決いたします。
 本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
〇議長(佐々木一榮君) 起立全員であります。よって、発議案第1号県議会議員の定数等に係る人口の特例に関する条例は、原案のとおり可決されました。
〇議長(佐々木一榮君) 以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。
 本日はこれをもって散会いたします。
   午後4時15分 散 会

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