平成17年2月定例会 第12回岩手県議会定例会会議録

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〇総務委員長(佐々木博君) 去る3月4日の本会議におきまして、当総務委員会に付託されました議案32件のうち、7件につきまして、7日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 初めに、議案第61号宮古市の設置に関し議決を求めることについてでありますが、これは、宮古市、下閉伊郡田老町及び同郡新里村を廃し、その区域をもって宮古市を設置しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第62号八幡平市の設置に関し議決を求めることについてでありますが、これは、岩手郡西根町、同郡安代町及び同郡松尾村を廃し、その区域をもって八幡平市を設置しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第63号遠野市の設置に関し議決を求めることについてでありますが、これは、遠野市及び上閉伊郡宮守村を廃し、その区域をもって遠野市を設置しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第64号市町村合併に伴う関係条例の整備に関する条例でありますが、これは、宮古市、下閉伊郡田老町及び同郡新里村、岩手郡西根町、同郡安代町及び同郡松尾村、並びに遠野市及び上閉伊郡宮守村の合併に伴い、関係条例を整備しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第71号平成16年度岩手県一般会計補正予算(第6号)中、第1条第1項、同条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳入についてでありますが、これは、岩手県競馬組合に対する短期資金の貸し付けに要する経費について、総額27億円を補正しようとするものであります。第1条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳入は、第14款諸収入27億4万6、000円の増、第5款地方交付税4万6、000円の減であり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、岩手県競馬組合の債務の状況、地方債償還元金に係る新たな起債制度の内容、場外施設の売却及び賃貸に係る経営上のメリット、改訂実行計画の実施に係る工程表の作成の必要性及び当該計画の達成状況の監視体制等について質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第72号平成16年度岩手県一般会計補正予算(第7号)中、第1条第1項、同条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳入各款、歳出第1款議会費、第2款総務費、第9款警察費、第12款公債費及び第13款諸支出金、第2条第2表繰越明許費のうち、第2款総務費並びに第4条地方債の補正についてでありますが、これは、国の補正予算に対応し、関連公共事業の実施等に要する経費のほか、国庫支出金の決定及び事業費の確定に伴う整理並びに事業執行上、今回計上を要するものなどについて、総額66億2、192万3、000円を減額補正しようとするものであります。
 第1条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳入の主なものは、第2款地方消費税清算金26億368万2、000円、第5款地方交付税11億9、408万2、000円、第9款国庫支出金29億9、946万8、000円、第13款繰越金24億5、964万9、000円のそれぞれの増、及び第12款繰入金19億8、641万8、000円、第14款諸収入119億4、918万5、000円、第15款県債10億130万円のそれぞれの減等であります。
 歳出の主なものは、第2款総務費において、財政調整基金積立金12億2、769万9、000円、三陸鉄道運営費補助1億3、620万円のそれぞれの増及び退職手当及び公務災害補償費2億9、554万7、000円、市町村総合補助金3億6、177万9、000円、合併市町村自立支援交付金2億円のそれぞれの減等であり、第9款警察費においては、児童手当及び退職手当3億5、092万1、000円の増等であり、第12款公債費においては、県債償還元金46億9、305万6、000円の増等であり、第13款諸支出金においては、地方消費税交付金13億711万9、000円の増等であります。
 第2条第2表繰越明許費のうち、第2款総務費3億7、165万3、000円は、エコパーク平庭高原(仮称)整備事業ほか5事業について、それぞれ翌年度に繰り越して使用しようとするものであります。
 第4条地方債の補正は、盛岡駅西口複合施設整備事業ほか7事業の起債の限度額を変更しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、並行在来線対策事業費の減額理由、IGRいわて銀河鉄道の新駅設置に係る事業費の負担割合及び財産売払収入の減額理由等について質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第80号平成16年度岩手県証紙収入整理特別会計補正予算(第1号)についてでありますが、これは、証紙収入の減額等に伴い、一般会計繰出金1億684万1、000円を減額しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(藤原良信君) 次に、田村環境福祉委員長。
   〔環境福祉委員長田村誠君登壇〕
〇環境福祉委員長(田村誠君) 去る3月4日の本会議におきまして、当環境福祉委員会に付託されました議案6件のうち、4件につきまして、7日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第72号平成16年度岩手県一般会計補正予算(第7号)中、第1条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳出第3款民生費及び第4款衛生費、第2条第2表繰越明許費のうち、第3款民生費及び第4款衛生費及び第3条第3表債務負担行為補正のうち、2変更中、1についてでありますが、これは、国庫支出金の決定及び事業費の確定に伴う整理並びに事業執行上、今回計上を要するものなどについて、補正しようとするものであります。
 第3款民生費は、22億7、612万6、000円の減額補正であり、その主なものは、岩手県社会福祉事業団運営費補助1億2、957万9、000円の増、身体障害者更生援護施設整備費4億3、676万6、000円、老人福祉施設整備費4億4、169万7、000円、生活保護扶助費4億4、897万9、000円、松山荘施設整備費4億7、360万6、000円のそれぞれの減等であります。
 第4款衛生費は、8億4、342万3、000円の減額補正であり、その主なものは、老人保健対策費5億322万円の増、母子保健対策費1億4、300万6、000円、特定疾患対策費1億3、261万1、000円、県境不法投棄現場環境再生事業費4億3、368万2、000円のそれぞれの減等であります。
 第2条第2表繰越明許費のうち、第3款民生費2億7、541万9、000円は、特別養護老人ホーム施設整備費補助ほか1事業について、第4款衛生費3億7、820万5、000円は、精神障害者社会復帰施設整備費補助ほか2事業について、それぞれ翌年度に繰り越して使用しようとするものであります。
 第3条第3表債務負担行為補正のうち、2変更中、1松山荘施設整備は、その期間を変更しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、青森県境産業廃棄物不法投棄事件の今後の見通し、産業・地域ゼロエミッション推進事業費補助の減額の理由、医師確保対策費及び救急医療対策費の実績等について質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第73号平成16年度岩手県母子寡婦福祉資金特別会計補正予算(第1号)でありますが、これは、事業計画の変更に基づき、母子寡婦福祉資金貸付費を3、855万1、000円増額しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第84号平成16年度岩手県立病院等事業会計補正予算(第1号)でありますが、これは、業務の予定量の変更に伴い、収益的収入及び支出については、収入の予定額38億7、681万4、000円、支出の予定額30億4、081万6、000円のそれぞれの減、資本的収入及び支出については、収入の予定額4億4、696万9、000円、支出の予定額6億8、634万7、000円のそれぞれの減等、所要の補正を行おうとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第97号和解に関し議決を求めることについてでありますが、これは、ふれあいランド岩手用地関係訴訟に係る損害賠償金及び遅延損害金の一部の負担を求めることについて、和解をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、本件訴訟に係る検証結果等について質疑が交わされたところであります。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(藤原良信君) 次に、柳村商工文教委員長。
   〔商工文教委員長柳村岩見君登壇〕
〇商工文教委員長(柳村岩見君) 去る3月4日の本会議におきまして、当商工文教委員会に付託されました議案5件のうち、2件につきまして、7日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第72号平成16年度岩手県一般会計補正予算(第7号)中、第1条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳出第5款労働費、第7款商工費、第10款教育費及び第11款災害復旧費のうち、第3項教育施設災害復旧費、第2条第2表繰越明許費のうち、第7款商工費及び第10款教育費でありますが、これは、国庫支出金の決定及び事業費の確定に伴う整理並びに事業執行上、今回計上を要するものなどについて補正しようとするものであります。
 第5款労働費は、1億2、817万1、000円の減額補正であり、その主なものは、労働者等生活安定支援資金貸付金3、030万7、000円、認定職業訓練運営費補助3、928万2、000円のそれぞれの減等であります。
 第7款商工費は、84億9、868万円の減額補正であり、その主なものは、商工観光振興資金貸付金24億6、006万5、000円、中小企業経営安定資金貸付金24億6、781万7、000円のそれぞれの減等であります。
 第10款教育費は、4億1、729万3、000円の減額補正であり、その主なものは、教職員人事費のうち、児童手当、退職手当及び公務災害補償費8億4、139万7、000円の増、小学校費、教職員費のうち、教職員費は2億1、519万9、000円の減等であります。
 第11款災害復旧費第3項教育施設災害復旧費は、3、000万円の減額補正であります。
 第2条第2表繰越明許費のうち、第7款商工費1、058万5、000円は、エコタウン形成推進事業費補助について、第10款教育費5億5、438万円は、校舎建設事業ほか6事業についてそれぞれ翌年度に繰り越して使用するものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、貸付金や補助を減額する理由と制度のあり方、技能五輪全国大会開催による効果、4県統一学力テスト結果に対する評価等について質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第78号平成16年度岩手県中小企業振興資金特別会計補正予算(第2号)でありますが、これは、事業計画の変更に基づき、歳入歳出をそれぞれ9億6、464万4、000円減額しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(藤原良信君) 次に、阿部農林水産委員長。
   〔農林水産委員長阿部敏雄君登壇〕
〇農林水産委員長(阿部敏雄君) 去る3月4日の本会議におきまして、当農林水産委員会に付託されました議案16件のうち、12件につきまして、7日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第71号平成16年度岩手県一般会計補正予算(第6号)中、第1条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳出第6款農林水産業費についてでありますが、これは、岩手県競馬組合に対する短期資金の貸付に要する経費について27億円を補正しようとするものであります。
 本議案につきましては、第10回定例会に50億円の補正予算議案として提案され、慎重審査の結果、第10回定例会においては否決となり、今回改めて追加議案として提出されたものであります。
 委員会においては、岩手県競馬組合が新たに示した改革・改訂実行計画のスケジュール、インターネット発売事業、テレトラックの売却等についての進捗状況や仮に計画がとんざした場合の撤退の可否、組合の意識改革等、計画の実現可能性等に係る質疑のほか、競馬事業廃止をめぐる知事の発言、コスト削減の努力、金融機関へのさらなる働きかけ、構成団体間の意識の統一及び今回の負担割合と分賦の関係、融資資金の使途等について質疑が交わされ、また、知事及び実際に運営に当たってきた歴代の副管理者等の経営責任を問うべきではないか、債務を構成団体において清算し、存廃を含めて県民に判断を求めるべきではないか、馬事文化の継承ということであれば一場体制でよいのではないか等の厳しい指摘がなされたところであります。
 委員からは、責任の所在が不明である、計画及び融資は納得できないとの御意見もございましたが、安易な融資は許されず、計画には不満は残るが、前回、今回の審議を通じて出された問題点等を踏まえ、精査し実行することを要望するとともに、計画の進捗状況等の報告を随時受け、検証する場を持ちながら今回はチャンスを与えたいとの意見、岩手競馬の再生に向けて、構成団体、組合、競馬関係者、県議会議員が一丸となって進むという決意が必要であるとの意見、地域の雇用も考えるべきとの意見、ここで踏みとどまり、岩手競馬を中央に発信していくべきとの意見、そして最終的な責任者である知事の不退転の決意で臨むとの決意が最高の担保であるとの意見等が出され、採決の結果、多数をもって原案を可とすることに決定をいたしました。
 議案第72号平成16年度岩手県一般会計補正予算(第7号)中、第1条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳出第6款農林水産業費、第11款災害復旧費のうち、第1項農林水産施設災害復旧費、第2条第2表繰越明許費のうち、第6款農林水産業費、第11款災害復旧費のうち、第1項農林水産施設災害復旧費、第3条第3表債務負担行為補正のうち、1追加中、1から5についてでありますが、これは、国の補正予算に対応し、関連公共事業の実施等に要する経費のほか、国庫支出金の決定及び事業費の確定に伴う整理並びに事業執行上、今回計上を要するものなどについて補正しようとするものであります。
 第6款農林水産業費は、4億8、354万3、000円の減額補正でありますが、その主なものは、中山間地域等直接支払交付金基金積立金14億3、411万7、000円、地域水田農業支援排水対策特別事業費2億2、431万3、000円のそれぞれの増、水田農業経営確立排水対策特別事業費2億2、434万円、ふるさと林道緊急整備事業費1億4、397万8、000円のそれぞれの減等であります。
 第11款災害復旧費第1項農林水産施設災害復旧費は、14億7、026万5、000円の減額補正でありますが、その主なものは、団体営農地等災害復旧事業費5億5、516万2、000円、漁港災害復旧事業費4億1、437万3、000円のそれぞれの減等であります。
 第2条第2表繰越明許費のうち、第6款農林水産業費53億6、345万6、000円は、経営構造対策事業ほか32事業について、第11款災害復旧費第1項農林水産施設災害復旧費2億4、631万3、000円は、団体営農地等災害復旧事業ほか1事業について、それぞれ翌年度に繰り越して使用しようとするものであります。
 第3条第3表債務負担行為補正のうち、1追加中、1県営畜産経営環境整備事業ほか4事業については、その期間及び限度額を定めようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、農林水産行政に係る三位一体の改革の状況等について質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第74号平成16年度岩手県農業改良資金特別会計補正予算(第2号)は、49万6、000円の減額、議案第75号平成16年度岩手県県有林事業特別会計補正予算(第2号)は、9億5、268万6、000円の減額、議案第76号平成16年度岩手県林業改善資金特別会計補正予算(第2号)は、7億751万5、000円の減額、議案第77号平成16年度岩手県沿岸漁業改善資金特別会計補正予算(第2号)は、款項の区分の補正でありますが、これらは、それぞれの事業計画等に基づいて、所要額を補正しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第87号農業関係の建設事業に要する経費の一部を負担させることに関する議決の変更に関し議決を求めることについて、及び議案第88号農業関係の建設事業に要する経費の一部を負担させることに関し議決を求めることについてでありますが、これらは、農業関係の建設事業に要する経費の額の変更等に伴い、受益市町村の負担金の額を変更し、または経費の一部を受益市町に負担させようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第89号林業関係の建設事業に要する経費の一部を負担させることに関する議決の変更に関し議決を求めることについて、及び議案第90号林業関係の建設事業に要する経費の一部を負担させることに関し議決を求めることについてでありますが、これは、林業関係の建設事業に要する経費の額の変更に伴い、受益市の負担金の額を変更し、または経費の一部を受益市村に負担させようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第93号岩手県土地改良事業分担金徴収条例の一部を改正する条例でありますが、これは、新農業水利システム保全整備事業及び農業水利施設保全対策事業に係る分担金を徴収するとともに、あわせて所要の整備をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、事業の名称の変更等について質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第98号損害賠償請求事件に係る和解及びこれに伴う損害賠償の額を定めることに関し議決を求めることについてでありますが、これは、損害賠償請求事件に係る和解をし、及びこれに伴う損害賠償の額を定めようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(藤原良信君) 次に、千葉県土整備副委員長。
   〔県土整備副委員長千葉康一郎君登壇〕
〇県土整備副委員長(千葉康一郎君) 去る3月4日の本会議におきまして、当県土整備委員会に付託されました議案15件のうち、12件につきまして、7日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第72号平成16年度岩手県一般会計補正予算(第7号)中、第1条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳出第8款土木費及び第11款災害復旧費中、第2項土木施設災害復旧費、第2条第2表繰越明許費のうち、第8款土木費及び第11款災害復旧費中、第2項土木施設災害復旧費並びに第3条第3表債務負担行為補正のうち、1追加中、6から13、及び2変更中、2についてでありますが、これは、国の補正予算に対応し、関連公共事業の実施等に要する経費のほか、国庫支出金の決定及び事業費の確定に伴う整理並びに事業執行上、今回計上を要するものなどについて補正しようとするものであります。
 第8款土木費は、19億5、834万7、000円の補正でありますが、その主なものは、除雪費12億1、073万5、000円、河川激甚災害対策特別緊急事業費4億1、020万円、公営住宅建設事業費4億7、514万6、000円のそれぞれの増等であります。
 第11款災害復旧費第2項土木施設災害復旧費は、8億7、304万7、000円の減額補正でありますが、その主なものは、河川等災害復旧事業費8億8、563万6、000円の減等であります。
 第2条第2表繰越明許費のうち、第8款土木費175億4、187万7、000円は、空港管理運営ほか60事業について、第11款災害復旧費第2項土木施設災害復旧費37億5、892万7、000円は、河川等災害復旧事業ほか1事業について、それぞれ翌年度へ繰り越して使用しようとするものであります。
 第3条第3表債務負担行為補正のうち、1追加中、6空港整備ほか7事業は、その期間及び限度額を定め、2変更中、2道路改築事業は、その限度額を変更しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、除雪費の執行状況等について質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第79号平成16年度岩手県土地先行取得事業特別会計補正予算(第1号)は、5、128万1、000円の減額、議案第81号平成16年度岩手県流域下水道事業特別会計補正予算(第2号)は、2億9、886万7、000円の減額、議案第82号平成16年度岩手県港湾整備事業特別会計補正予算(第1号)は、1、528万5、000円の増額、議案第83号平成16年度岩手県県民ゴルフ場事業特別会計補正予算(第1号)は、187万6、000円の減額でありますが、これらは、いずれも事業計画等の変更に基づいて所要額を補正しようとするものであり、いずれも原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第85号平成16年度岩手県電気事業会計補正予算(第2号)でありますが、これは、業務の予定量を補正し、収益的収入及び支出の予定額について、収入は429万8、000円を減額、支出は7、695万8、000円を増額、資本的収入及び支出の予定額については、収入399万3、000円、支出2億726万2、000円をそれぞれ減額しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第86号平成16年度岩手県工業用水道事業会計補正予算(第1号)でありますが、これは、業務の予定量を補正し、収益的収入及び支出の予定額について、収入は911万9、000円を増額、支出は2、171万6、000円を減額、資本的収入及び支出の予定額については、収入7、805万5、000円、支出1、251万円をそれぞれ減額しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第91号土木関係の建設事業に要する経費の一部を負担させることに関する議決の変更に関し議決を求めることについてでありますが、これは、土木関係の建設事業に要する経費の額の変更に伴い、受益町の負担金の額を変更しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第92号流域下水道事業に要する経費の一部を負担させることに関する議決の変更に関し議決を求めることについてでありますが、これは、流域下水道事業に要する経費の額の変更に伴い、受益市町の負担金の額を変更しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第94号市道鬼頭明通線市野々原地区5号橋工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについてでありますが、これは、市道鬼頭明通線市野々原地区5号橋工事の請負契約を締結しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、県内業者の参入状況等について質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第95号訴えの提起に関し議決を求めることについてでありますが、これは、県営住宅の明渡し及び滞納家賃等支払請求事件の訴えの提起をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第96号和解の申立てに関し議決を求めることについてでありますが、これは、県営住宅の滞納家賃等の請求に係る起訴前の和解の申立てをしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(藤原良信君) これより、ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑の通告がありますので、発言を許します。斉藤信君。

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