平成17年2月定例会 第12回岩手県議会定例会会議録

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〇29番(佐々木博君) 議案第71号平成16年度岩手県一般会計補正予算(第6号)について質疑を行います。
 本議案は、昨年12月議会で岩手県競馬組合に対する50億円の融資が否決されたのを受け、改めて実行計画の見直しを行い、借換債13億円、構成団体である水沢、盛岡両市にそれぞれ5億円の融資を求めるとともに、県に対し残りの27億円の融資を求めているものであります。競馬組合の改訂実行計画に基づいての融資の申し込みでありますから、この計画が確実に達成されるとの確信が持てる内容となっているか否かが問われるのでありますが、この計画の中身を検討し、さらには、本日までの本議会での一般質問に対する答弁を聞く限りでは、この実行計画の確実な履行に対し、残念ながら大いに疑問を抱かざるを得ません。
 端的に言うと、この改訂実行計画は、具体的な根拠に基づいた確実性が見込める数字を積み重ねたものではなく、単に競馬組合の一方的な期待を込めた数字を積み重ねたものであり、累積赤字が解消できるように数字合わせをしたものとしか思えないのであります。
 知事は、本議会で、金融機関が借換債に応じることについて、明るい見通しを持っていると答弁されていますが、これは、金融機関がこの計画を高く評価していると認識してよろしいということなのかお伺いします。また、もしそうであるならば、13億円といわず50億円全額の借り入れを申し込むべきと考えますが、いかがでしょうか。
 また、一般に再建計画を策定する際は、主力銀行の協力を仰ぎ、一緒になって策定した方が銀行の支援も得やすいわけですが、銀行の協力を得て計画を策定するということは考えなかったのかお伺いします。
 次に、この計画の中身についてでありますが、テレトラックを民間に売却あるいは賃貸することが前回とは大きく異なる点でありますが、この具体像が実はなかなか見えてきません。なぜならば、本会議において、知事答弁は、売却の相手方等については一切公表できないの一点張りであるからです。しかしながら、相手がだれかということは、実はこの計画の実行可能性を判断する一つの大きな要素だと私は考えております。この相手がわからないということでイメージがわかないのであります。契約の締結前にどうしても公表できないというのであれば、この相手方については譲るにしても、少なくとも契約がいつごろ締結できるのか、その時期についての見通しをお知らせいただきたい。
 また、どの施設を売却する予定なのか、これは相手方と違って公表しても差し支えないのではないかと思われますが、公表できないかどうか改めてお伺いしたいと思います。
 また、アールナックや東北映像との経費削減の交渉についてどうなっているでしょうか。まだ決着がついていないと伺っておりますけれども、両社は、いわば競馬組合とは運命共同体と言うべき関係にあるところであり、交渉がまとまらないというのは非常に納得がいかない点であります。組合の要求どおりにこの両社との交渉が決着する見通しがあるのかどうか、また、競馬の開催に間に合うものかどうか、この点についても伺いたいと思います。
 また、再三各議員が取り上げておりますが、インターネットによる売り上げ増に大きく依存した計画であることは間違いありません。しかしながら、平成18年から始めて、22年度からは毎年80億円をネットで売り上げを見込んでいるわけでありますが、まず、その計画の根拠がよくわからないのであります。どう見ても過大な見通しではないでしょうか。
 確かにJRAではネットによる売り上げが年々ふえておりまして、売り上げの約4割、1兆2、000万円程度がネットで売り上げられております。また、会員も約200万人を数えると伺っております。しかしながら、一番違うのは、JRAの場合は、全国紙のスポーツ新聞が競馬開催の前日あるいは当日、予想記事を書き、そして発走する競馬の記事を書いているということであります。岩手競馬の場合は、残念ながら、この県内を除けばほとんど競馬の予想紙を入手することは現在できません。私も馬券を購入することがありますが、通常予想紙を2ないし3紙買って、それらを見比べながら自分で推理をして馬券を購入する、これが一つの競馬の楽しみなわけでありまして、この予想紙がないところでネットで売り上げがふえるということが私にはどうしても考えられないのでありますが、この点についておわかりでしたならば御説明をいただきたい。
 またあわせて、JRAは確かにネットでの売り上げは伸びておりますが、それを上回る金額が減っている。要するに、既存体制の売り上げが減っているわけであります。これはなぜかというと、場外に行って買っていた方々がネットに切りかえている部分が相当数あるからであります。すべてが新しく上乗せになっているわけではありません。そういった観点からいいますと、この改訂計画でネットの売り上げを単純に足し算をし、既存体制の売り上げが減少しないというこの計画の見込みについても甚だ疑問を抱かざるを得ないわけであります。
 また、今度の融資問題について県民の間にはいろいろな意見がありますが、特にも中小の経営者の間では批判が強いと感じております。彼らは、銀行から借り入れをする場合、個人保証をとられるのが例外ではありません。失敗すれば、本人やその家族はもちろん、従業員、その家族までもが生活の基盤を失う、いわばそういった危機意識を持って命がけで経営に当たっているのであります。一方、この競馬組合の現状を見ますと、累積赤字をつくりながら責任の所在もまだはっきりしない、そういった中で安易に構成団体に融資を求めるという姿勢は余りにも甘いのではないか、こういった声が中小企業の経営者を中心にあるわけでありますが、こういった声に対して、知事はどのような説明責任を果たされるのか御所見をお伺いします。
〇知事(増田寛也君) 何点か私の方からと、細かな点は部長の方から御説明申し上げたいと思います。
 まず、実行計画の確実な履行に疑問があるというお話でございますけれども、特に金融機関の対応についてのお話でございますが、金融機関が評価するのであれば50億円金融機関が貸し付けするのではないか、こういう御趣旨でお話がございました。12月の計画と今回の計画の違いは、これは次のところの御質問にもあるのでそのときもう一度申し上げますが、テレトラックの売却・賃貸などが12月には盛り込まれていなかったのが今回盛り込まれたということと、それから、構成団体の直接融資ですが、県以外に10億円の部分が入ったということ、それから、金融公庫の償還が非常にきつかったんですけれども、それを我々、それから国の方も歩み寄って新しい制度を認めてくれて、償還の負担を軽減させる措置が盛り込まれた、大きくこの3点が12月と比べて今回の事情変更になっていると考えております。
 そういったこともあって、いろいろ御議論あると思いますが、12月はいわば県のひとり相撲のような形で、県が全部貸します、こういう話だったんですが、今回は、構成団体、ほかの両市も負担をしょい込む。それから、国は国で新しい制度の創設に向けて役割を果たすといったこともございまして、金融機関は金融機関なりに、本来は、実は前回も申し上げましたとおり、新規融資はノーという判断であったわけですけれども、それぞれがそういった形で歩み寄りをした上で、金融機関としても、今回、公庫の借換債に対応する部分については努力をして、それぞれで全部が、12月にいろいろ御批判もございましたので、それぞれの努力を積み重ねた上で今回のこの新しい計画になったということでございます。今の御趣旨の、金融機関がそれであれば50億円全部どうかということなんですが、さすがに金融機関としても、新たな50億円全額の融資ということは基本的にはやはり難しい、こういうことでございまして、今回いろいろ御議論があるのは承知してございますけれども、今あるそれぞれの責任の中で可能な限りの知恵を出した解決策、こう考えてございます。
 それから、金融機関とは、当然のことながらワーキンググループのようなものをつくって、それで細部の点について詰めることとしておりまして、金融機関も一体となって今回の融資についてどういう形でしていくか作業をすることとしているところでございます。
 それから、テレトラックの相手方についてもう少し言えないのかという話で、これは、おっしゃる趣旨も十分よくわかりますし、説明責任を果たさなければいけないと思っております。一方で、思っているんですが、いろいろな会社が相手方としてあるんですが、その中で、私自身も相手方と接触をしたものもございます。それから、そうでない、私が出ていくのは一番最後の段階になるものもございますので柴田副管理者でやっているところもあるんですが、やはり大きな相手の企業の経営戦略そのものにかかわりますし、相手企業としても資金調達のこと等も含めていろいろやらなければいけない作業もあるので、最終的には競合する企業もあって、どちらかを我々の方の目で選ぶということになって落ちる企業も当然あるわけですから、そういう過程の中のいろいろな折衝の段階で名前が出ないようにしてくれということは強く相手方からも実は言われているのが実情でございます。大変この点は不十分だということは私も思っておりますけれども、下手にこちらサイドから名前が出ますとまた交渉がうまく進まないようなこともございますので、今、精いっぱいやっておりますけれども、何とかそこを御理解いただきまして、可能な限り早く出せる段階にそれは出していきたい。
 あと、時期とか、施設はどこか、これは今、部長の方から申し上げたいと思いますが、私としてもできる限り透明性を高くしていきたいとは考えてございます。恐縮でございます。
 それから、アールナックと東北映像、特にこの2社との折衝の状況ですけれども、基本的には、両社とも我々の委託料の引き下げについては了解をしてございます。あと最後の額で我々の提示しているものと若干開きがあるんですけれども、これは、その相手方と今細かく詰めているところであり、それから、相手方も金を借りている金融機関との関係でどうしてもそうなっているところがございますので、これはできるだけ早く合意に達したいと思っております。
 それから、インターネットの関係ですが、平成18年は10億円ということで低い発射台からだんだんふえていくような形になっているんですが、JRAの場合には、確かに全体の売り上げを減らす中でインターネットに成りかわるように、インターネットが自分たちの全体の売り上げの中を食っているような形になっているんですが、こういうふうに分析しております。やはり岩手競馬はまだ全国区ではなくて、非常に地域的に偏った競馬でございます。JRAはもう押しも押されもせぬ日本の代表でございますので、全国、北海道から九州、沖縄まで含めて既に自分たちの商圏を獲得していまして、その中で勝ち馬投票券を手にしやすいような、非常に利便性の高いインターネットあるいは電話投票にどんどん変わってきている。私どもが考えております岩手競馬でのインターネット投票というのは、むしろそういう、オールジャパンでもう商圏を獲得しているものではなくて、非常に地域的に限定された岩手競馬をこれから名前をいろいろ売って新しい地域に出て行く手段であって、まあ、ここまで言うと言い過ぎかもしれませんが、仮にすべての地方競馬管理者がインターネット発売でいろいろなことをやり出すとインターネットの魅力というのもかなり薄れる可能性があるんですが、今は岩手競馬はまだそこまでではございませんで、平成18年度からインターネット発売を新たにやっていけば、いわゆる先行者利益として、まだまだ岩手競馬の名の通っていないところに非常に多くのファンを獲得できる。しかも年代層も我々の分析ではかなり違っておりますので、もちろんそういうことも含めて、ただし、ただ単にお客様の数だけでいたずらにJRAと同じような効果を期待するのはできませんので、平成18年度は非常につつましやかだと思っているんですが10億円からスタートいたしますが、それから含めて売り上げを伸ばしていけるのではないか、こういうふうに考えております。
 最後に、中小の会社の皆さん方が非常に御苦労している中でこういう融資案件が出てくることについてお話をいただきました。これは大変胸に突き刺さる御批判だと思うのでございますが、岩手競馬も公共団体でございまして、公共団体として責任ある形でやっていかなければならないんですが、非常に今まで財政貢献を含め、さまざまな行政分野で多大な利益をもたらしてくれた岩手競馬でございまして、両市のみならず、県全体の政策を進めていく上でも、そのことによって実施できたものも随分あると思っています。ですから、早急に経営改善をしていかなければならないんですが、今直ちに岩手競馬を、こういう状況に至ったからといって閉じるということについては、確かにここは議論がいろいろあると思うんですが、雇用の状況も考え、また、今までそれだけ岩手競馬を愛する方も多くいて、馬事文化という伝統の中にもございましたものについて、やはり、今閉じれば多額の負担、負債も生じますから、今ここで一度英知を絞って、それで最善の計画をつくって、やはり平成17、18年度の再建の歩みを確実にしていくことが必要ではないかということで考えているものでございます。
 競馬組合の管理者としての私の責任は大変重大なものがあるということを、この問題は常々考えているわけでございますが、逆に申し上げますと、今、こういう苦境に立っているこの岩手競馬を、私でないと再建に向けてそういういろいろな方向づけをしていくことはできないのではないかということも思っておりまして、はなはだ、まだまだ未解明なところがあるというおしかりもいただくわけでございますけれども、皆様方に可能な限りの説明をいたしまして、御理解をいただきまして、ぜひとも再建に向けての道筋を御理解いただきたい、このように考えているところでございます。
〇農林水産部長(今泉敏朗君) 施設売却時期とかについては、まだ公表できる段階にございません。いずれ明らかになりましたら、それは早急に公表したいと思っております。
〇29番(佐々木博君) 今の知事答弁にいろいろお聞きしたいこともあるんですが、ちょっと時間もないので、先を急ぎたいと思います。
 知事も議会も、岩手競馬の存続にかける思いというものは一緒だと思っています。しかしながら、一方では、赤字をこれ以上つくってはいけないという、それもまた共通認識だと考えています。計画ですから、やってみなければわからないなんて無責任なことを言う方もいますけれども、やはりいろいろな場面を想定して、できるだけ現実に近づけていく、そういった計画を策定されたのだろうと思っておりますが、しかし、正直言って、私から見ますと、やはり都合のいい足し算だけの、積み重ねた数字で、引き算がない、ここが不安なところかなと実は思っているところであります。平成17年度が景気の底だという見通しのもとに計画を立てられているようでありますが、これは、見通しが実際当たるかどうかわかりませんし、それ以上に、やはり景気は循環しますから、いいときがあれば悪いときもある。そうした点では、やはり右肩上がりの計画になっているということは、私は否定できないのではないかと思っております。
 それから、もう1点、実は前回の11月の計画、あのときも、過大な売り上げではないかというのに、絶対やれるとおっしゃっていたんですね。それが今回、売却することによって、売り上げをその分下げることができて、なお実効性が高くなったと。ということは、やっぱり前のものは実効性がそれほど高くなかったということの証明だと思いますし、なお、今回の計画についても、私自身は、実はそういった気持ちを持っております。
 一番の原因は、私は、累積赤字を解消することをどうしても目的として数字をつくっているからではないかと思っているんですね。私は、累積赤字はちょっと置いておいてもいいから、まず売り上げで100%賄える、そういった体制をつくって、まず単年度の収支を重視するべきじゃないか。そして、それを継続していけば、あるいはハルウララのようなスター名馬が出てきて、売り上げがばかっと上るかもしれません。いずれ、当面、この累積赤字解消よりも、確実な売り上げを見込んで、その範囲でやる、そういった実行計画にすべきではないかと常々思っているわけでありますが、その点についての御所見をお伺いしたいと思います。
〇知事(増田寛也君) 大変御心配をいただきながらの重要な御指摘だと思っていまして、やはり、累積した赤字も大変気になるんですが、そこに行く前の経過として、必ず確実な毎年毎年の収支を立てるという、これは、そこがないと累積すら解消しない、こういう認識でございますので、そこは、まさしく今議員がお話になったような認識を十分にやっていかなければならないと思います。
 過大な計画で、売り上げがより確実性が高まったという表現をしているんですが、説明が前回、いずれにしても大変、私も責任を感じ、反省もしているところですが、いかんせん売り上げの相手との交渉ができる時間も全くありませんでしたから、とにかくこういう売り上げですということだけをぽんと出してしまったということで、同時並行でしていたものを固めるということもしなかったので、今回、そこが固まったので、より説明が、我々としてもそこの部分はでき得るような形になったんだと思うんです。
 ですから、考え方としては、全体の売り上げをより低く見積もったということでは決してないんですけれども、しかし、そのこと自体が、今議員がお話になったようにいいかどうかということもあると思います。ですから、今の御指摘は非常に重く受けとめて、とにかく平成17年、18年の確実な事業の達成に向けて全力を挙げていきたい。そのことに御理解をいただいて、その上で、国の方に新しい仕組みを今回認めてもらいました。いろいろこちらの方もかけ合って、そういうことになりましたし、また、そういう新しい仕組みを認めてもらうようなこともいろいろ考えなければいかんと思っていますが、まずまず、とにかく足元をしっかりと固め、県民の皆さんにも御理解を求め、しっかりした御説明をしていきたい、こういうふうに考えております。
〇議長(藤原良信君) これをもって質疑を終結いたします。
 次に、お諮りいたします。議案第1号から議案第20号まで、議案第24号、議案第41号から議案第45号まで、及び議案第47号から議案第49号まで、以上29件については、48人の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(藤原良信君) 御異議なしと認めます。よって、議案第1号から議案第20号まで、議案第24号、議案第41号から議案第45号まで、及び議案第47号から議案第49号まで、以上29件については、48人の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決定いたしました。
〔参照〕
委員会付託区分表
(第12回県議会定例会 平成17年3月4日)
予算特別委員会
1 議案第1号
2 議案第2号
3 議案第3号
4 議案第4号
5 議案第5号
6 議案第6号
7 議案第7号
8 議案第8号
9 議案第9号
10 議案第10号
11 議案第11号
12 議案第12号
13 議案第13号
14 議案第14号
15 議案第15号
16 議案第16号
17 議案第17号
18 議案第18号
19 議案第19号
20 議案第20号
21 議案第24号
22 議案第41号
23 議案第42号
24 議案第43号
25 議案第44号
26 議案第45号
27 議案第47号
28 議案第48号
29 議案第49号
〇議長(藤原良信君) お諮りいたします。ただいま設置されました予算特別委員会の委員の選任については、委員会条例第5条第1項の規定により、議長を除く全議員を指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(藤原良信君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしましたとおり、議長を除く全議員を予算特別委員に選任することに決定いたしました。
 予算特別委員会は、委員長互選のため、3月9日午前10時に特別委員会室にこれを招集いたします。改めて招集通知を差し上げませんので、御了承願います。
 次に、ただいま議題となっております議案第21号から議案第23号まで、議案第25号から議案第40号まで、議案第46号及び議案第50号から議案第98号まで、以上69件は、お手元に配付いたしてあります委員会付託区分表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。
〔参照〕
委員会付託区分表
(第12回県議会定例会 平成17年3月4日)
総務委員会
1 議案第21号
2 議案第22号
3 議案第25号
4 議案第26号
5 議案第29号
6 議案第30号
7 議案第31号
8 議案第32号
9 議案第33号
10 議案第34号
11 議案第35号
12 議案第36号
13 議案第37号
14 議案第38号
15 議案第39号
16 議案第40号
17 議案第46号
18 議案第51号
19 議案第57号
20 議案第59号
21 議案第60号
22 議案第61号
23 議案第62号
24 議案第63号
25 議案第64号
26 議案第67号
27 議案第68号
28 議案第69号
29 議案第70号
30 議案第71号中
   第1条第1項
   第1条第2項第1表中
    歳入 第5款、第14款
31 議案第72号中
   第1条第1項
   第1条第2項第1表中
    歳入 各款
    歳出 第1款、第2款、第9款、第12款、第13款
   第2条第2表中
    第2款
   第4条
32 議案第80号
環境福祉委員会
1 議案第27号
2 議案第52号
3 議案第72号中
   第1条第2項第1表中
    歳出 第3款、第4款
   第2条第2表中
    第3款、第4款
   第3条第3表中
    2変更中 1
4 議案第73号
5 議案第84号
6 議案第97号
商工文教委員会
1 議案第50号
2 議案第58号
3 議案第66号
4 議案第72号中
   第1条第2項第1表中
    歳出 第5款、第7款、第10款、第11款第3項
   第2条第2表中
    第7款、第10款
5 議案第78号
農林水産委員会
1 議案第23号
2 議案第53号
3 議案第54号
4 議案第65号
5 議案第71号中
   第1条第2項第1表中
    歳出 第6款
6 議案第72号中
   第1条第2項第1表中
    歳出 第6款、第11款第1項
   第2条第2表中
    第6款、第11款第1項
   第3条第3表中
    1追加中 1~5
7 議案第74号
8 議案第75号
9 議案第76号
10 議案第77号
11 議案第87号
12 議案第88号
13 議案第89号
14 議案第90号
15 議案第93号
16 議案第98号
県土整備委員会
1 議案第28号
2 議案第55号
3 議案第56号
4 議案第72号中
   第1条第2項第1表中
    歳出 第8款、第11款第2項
   第2条第2表中
    第8款、第11款第2項
   第3条第3表中
    1追加中 6~13
    2変更中 2
5 議案第79号
6 議案第81号
7 議案第82号
8 議案第83号
9 議案第85号
10 議案第86号
11 議案第91号
12 議案第92号
13 議案第94号
14 議案第95号
15 議案第96号
   日程第100 発議案第1号動物の愛護及び管理に関する条例及び日程第101 発議案第2号いわて教育の日に関する条例
〇議長(藤原良信君) 次に、日程第100、発議案第1号及び日程第101、発議案第2号を一括議題といたします。
 提出者の説明を求めます。佐々木一榮君。
   〔31番佐々木一榮君登壇〕
〇31番(佐々木一榮君) 民主・県民会議の佐々木一榮でございます。
 私は、各会派共同提案の発議案として、本日提案いたしました条例発議案2件について、各会派を代表いたしまして御説明申し上げます。
 発議案第1号動物の愛護及び管理に関する条例は、近年、ペット動物に対する社会的認識の変化に伴い、人とペットのよりよい関係の構築が求められてきている一方で、動物への虐待や飼い主の認識不足による迷惑行為なども発生していることから、動物の愛護及び管理に関する県、県民、飼い主の責務を明らかにするとともに、動物の愛護及び管理に関し必要な事項を定めることにより、県民の動物愛護精神の高揚並びに動物の取り扱いによる人への迷惑の防止を図り、もって人と動物が共生する社会づくりに資することを目的とするものであります。
 発議案第2号いわて教育の日に関する条例は、社会における人心の荒廃を背景として、教育をめぐるさまざまな問題が県内でも起こっていることにかんがみ、学校、家庭及び地域社会が連携して県民一人一人が教育の重要性を認識し、そのあり方を考える契機として、いわて教育の日を設けるなどにより、本県における教育の充実と発展に資することを目的とするものであります。
 両発議案とも、検討に当たりましては、動物愛護管理条例については、各会派の検討メンバーの方々が、そして、教育の日条例につきましては、議員による教育問題研究会の方々が、精力的な議論を重ね成案を見たものであります。改めまして、立案に携わった議員の方々に敬意を表するものであります。
 以上、よろしく御審議の上、原案に御賛成くださるようお願い申し上げます。
〇議長(藤原良信君) これより質疑に入るのでありますが、通告がありませんので、質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
 次に、ただいま議題となっております発議案第1号動物の愛護及び管理に関する条例は環境福祉委員会に、発議案第2号いわて教育の日に関する条例は商工文教委員会に付託いたします。
〇議長(藤原良信君) 以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。
 本日はこれをもって散会いたします。
   午後6時 散 会

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