平成20年2月定例会 第5回岩手県議会定例会会議録

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〇総務委員長(工藤大輔君) 去る3月5日の本会議におきまして、当総務委員会に付託されました議案17件のうち、3件につきまして、3月6日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 初めに、議案第57号平成19年度岩手県一般会計補正予算(第6号)中、第1条第1項、同条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳入各款、歳出第1款議会費、第2款総務費、第9款警察費、第12款公債費、第13款諸支出金、第2条第2表繰越明許費のうち、第2款総務費、第9款警察費及び第4条地方債の補正についてでありますが、これは、国の補正等に対応して、公共事業の追加補正を行うとともに、灯油高騰対策に要する経費等を新たに計上するほか、事業費の確定等に伴う所要の整理を行い、総額109億42万4、000円を減額補正しようとするものであります。
 第1条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳入の主なものは、第13款繰越金28億2、141万5、000円、第15款県債25億8、200万円のそれぞれの増、及び第5款地方交付税41億6、784万2、000円、第9款国庫支出金23億8、376万4、000円、第12款繰入金38億4、660万2、000円、第14款諸収入57億5、193万4、000円のそれぞれの減等であります。
 歳出の主なものは、第2款総務費において、財政調整基金積立金14億2、856万1、000円、岩手県国民体育大会運営基金積立金1億円のそれぞれの増、及び退職手当9億5、407万5、000円、市町村総合補助金4億3、694万9、000円のそれぞれの減等であり、第9款警察費においては、退職手当2億7、720万1、000円の減等であり、第12款公債費においては、県債管理基金積立金(元金)8億3、333万7、000円の増、及び県債償還利子8億3、876万7、000円の減等であり、第13款諸支出金においては、利子割交付金2億3、925万6、000円の増、県立病院等事業会計負担金4億6、639万1、000円、地方消費税清算金4億3、593万8、000円のそれぞれの減等であります。
 第2条第2表繰越明許費のうち、第2款総務費1億1、382万9、000円は、エコパーク平庭高原(仮称)整備事業ほか2事業について、第9款警察費8、332万2、000円は、交通安全施設整備について、それぞれ翌年度に繰り越して使用しようとするものであります。
 第4条地方債の補正は、いわてリハビリテーションセンター設備整備ほか1事業について起債を追加し、エコパーク平庭高原(仮称)整備ほか21事業の起債の限度額を変更しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、情報化推進費、交通対策費等における事業ごとの補正理由、起債の利率及びその全国比較、住民基本台帳ネットワークシステムの費用対効果と今後の推進方向、特別会計における不良債権化した貸付金の実態把握とその対策等について、質疑、意見が交わされたところであります。
 次に、議案第65号平成19年度岩手県証紙収入整理特別会計補正予算(第1号)についてでありますが、これは、証紙収入の減額等に伴い、一般会計繰出金3億4、164万4、000円を減額しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第77号岩手県国民体育大会運営基金条例でありますが、これは、第71回国民体育大会の円滑な運営に資するため、岩手県国民体育大会運営基金を設置しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、基金の使途、今後の積み立て予定、最終目標額等について、質疑が交わされたところであります。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(渡辺幸貫君) 次に、千葉環境福祉委員長。
   〔環境福祉委員長千葉康一郎君登壇〕
〇環境福祉委員長(千葉康一郎君) 去る3月5日の本会議におきまして、当環境福祉委員会に付託されました議案6件のうち、3件につきまして、3月6日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第57号平成19年度岩手県一般会計補正予算(第6号)中、第1条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳出第3款民生費及び第4款衛生費、並びに第2条第2表繰越明許費のうち、第3款民生費及び第4款衛生費についてでありますが、これは、国の補正等に対応するほか、国庫支出金の決定及び事業費の確定に伴う整理並びに事業執行上、今回、計上を要するもの等について補正しようとするものであります。
 第3款民生費は、21億2、579万7、000円の減額補正でありますが、その主なものは、社会福祉総務費管理運営費4億3、103万2、000円、障害者自立支援医療費2億5、089万6、000円、灯油高騰対策緊急特別支援事業費補助1億2、424万1、000円のそれぞれの増、及び障害者自立支援対策臨時特例事業費4億4、042万1、000円、国民健康保険事業安定化推進費7億7、652万9、000円、生活保護扶助費2億7、435万6、000円のそれぞれの減等であります。
 第4款衛生費は、5億800万1、000円の減額補正であり、その主なものは、公衆衛生総務費管理運営費3、816万7、000円、老人保健対策費1億3、693万8、000円のそれぞれの増、及び環境衛生総務費管理運営費8、835万6、000円、県境不法投棄現場環境再生事業費1億1、715万9、000円のそれぞれの減等であります。
 第2条第2表繰越明許費のうち、第3款民生費5、555万円は、ひとにやさしいまちづくり推進事業ほか1事業について、第4款衛生費6億7、588万1、000円は、県境不法投棄現場環境再生事業ほか1事業について、それぞれ翌年度に繰り越して使用しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、食の安全・安心の確保に向けた体制の充実の必要性、自然公園施設の管理実態、県民生活センターの利用状況と相談者への対応、生活保護扶助費の大幅減額理由と適正な運用の確保、児童福祉施設の環境と体制の整備の必要性、児童扶養手当の大幅減額理由及び当初予算の編成方法、松山荘の施設整備と管理運営、ご近所介護ステーション及びモデル介護支援ハウス関係事業費の減額理由と今後の推進等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第58号平成19年度岩手県母子寡婦福祉資金特別会計補正予算(第1号)でありますが、これは、事業計画等に基づき、母子寡婦福祉資金貸付費を1、376万7、000円増額しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、貸付金の償還が滞っている原因について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第68号平成19年度岩手県立病院等事業会計補正予算(第1号)でありますが、これは、業務の予定量の変更に伴い、収益的収入及び支出については、収入の予定額39億250万3、000円、支出の予定額38億3、672万6、000円のそれぞれの減、資本的収入及び支出については、収入の予定額40億4、466万3、000円、支出の予定額13億3、005万6、000円のそれぞれの増等、所要の補正を行おうとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、勤務医の待遇と退職理由、建設改良費の減額理由、花巻厚生・北上病院に設置予定の緩和ケアセンターに対する要望の把握、委託業務従事者の雇用待遇面の課題、患者数の減少理由、奥州市における出産への対応と県立病院の将来に向けた方向性等について、質疑が交わされたところであります。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(渡辺幸貫君) 次に、亀卦川商工文教委員長。
   〔商工文教委員長亀卦川富夫君登壇〕
〇商工文教委員長(亀卦川富夫君) 去る3月5日の本会議におきまして、当商工文教委員会に付託されました議案4件のうち、3件につきまして、3月6日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第57号平成19年度岩手県一般会計補正予算(第6号)中、第1条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳出第5款労働費、第7款商工費、第10款教育費及び第11款災害復旧費のうち第3項教育施設災害復旧費、第2条第2表繰越明許費のうち第10款教育費でありますが、これは、国の補正等に対応するほか、国庫支出金の決定及び事業費の確定に伴う整理並びに事業執行上、今回、計上を要するもの等について補正しようとするものであります。
 第5款労働費は、1億5、100万2、000円の減額補正でありますが、その主なものは、労働者等生活安定支援資金貸付金2、280万6、000円、就職支援能力開発費3、708万1、000円のそれぞれの減等であります。
 第7款商工費は、37億3、704万円の減額補正でありますが、その主なものは、商工観光資金貸付金4億7、602万7、000円、地方独立行政法人岩手県工業技術センター運営費交付金5、309万2、000円のそれぞれの増、及び中小企業経営安定資金貸付金14億8、405万円、企業立地促進資金貸付金14億5、266万5、000円のそれぞれの減等であります。
 第10款教育費は、18億439万2、000円の減額補正でありますが、その主なものは、県民会館管理運営費1、425万8、000円、私立学校運営費補助2、468万7、000円のそれぞれの増、及び中学校費のうち、教職員費3億2、304万4、000円、高等学校費のうち、校舎建設事業費3億4、388万5、000円のそれぞれの減等であります。
 第11款災害復旧費第3項教育施設災害復旧費は、3、000万円の減額補正であります。
 第2条第2表繰越明許費のうち第10款教育費4億261万6、000円は、教職員人事管理ほか2事業について、それぞれ翌年度に繰り越して使用しようとするものであり、採決の結果、多数をもって原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、各事業の減額補正の理由、不況の中、各事業が目的どおり執行されているか、労働者等生活安定支援資金貸付金の貸付実績及び普及啓発の状況、自動車産業の関連企業数及び雇用状況、ソフトウエア関連企業の誘致及び立地支援措置の状況、こまくさ幼稚園の施設設備の今後の利活用計画、県立博物館において岩手の歴史展示を行うことの必要性、高等学校費のうち、灯油高騰による予算補正の額、職員の超過勤務の状況及び把握方法、私立学校運営費補助の増額の理由、私立学校運営費補助の生徒1人当たりの単価が平成18年度より減少している理由及び私立高校の入学金や授業料への影響、社団法人岩手県私学振興会による退職資金交付事業の実態及び今後の県の指導の必要性等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第63号平成19年度岩手県中小企業振興資金特別会計補正予算(第2号)でありますが、これは、事業計画等に基づき、歳入歳出をそれぞれ4億5、767万1、000円減額しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、貸付金元利収入の減額理由、償還金の延滞状況及び償還できない貸付先への経営指導等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第79号財産の処分に関し議決を求めることについてでありますが、これは、釜石市土地開発公社に企業誘致用地に供する土地を売り払いしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、処分価格の根拠、既存建物解体費の額等について、質疑が交わされたところであります。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(渡辺幸貫君) 次に、大宮農林水産委員長。
   〔農林水産委員長大宮惇幸君登壇〕
〇農林水産委員長(大宮惇幸君) 去る3月5日の本会議におきまして、当農林水産委員会に付託されました議案12件のうち、9件につきまして、3月6日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第57号平成19年度岩手県一般会計補正予算(第6号)中、第1条第2項第1表歳入歳出予算補正中、歳出第6款農林水産業費のうち農林水産部関係、第11款災害復旧費第1項農林水産施設災害復旧費のうち農林水産部関係、第2条第2表繰越明許費中、第6款農林水産業費のうち農林水産部関係、第11款災害復旧費第1項農林水産施設災害復旧費のうち農林水産部関係、第3条第3表債務負担行為補正のうち、1追加中1及び2についてでありますが、これは、国の補正等に対応して、公共事業の追加補正を行うとともに、国庫支出金の決定及び事業費の確定等に伴う整理並びに事業執行上、今回、計上を要するもの等について補正しようとするものであります。
 第6款農林水産業費のうち農林水産部関係は、13億7、023万円の減額補正でありますが、その主なものは、埋設農薬適正処理事業費8、770万5、000円、県有林事業特別会計繰出金2億2万8、000円、森林づくり交付金7、929万8、000円のそれぞれの増、バイオマスの環づくり交付金1億8、674万4、000円、畜産基盤再編総合整備事業費1億4、882万9、000円、地すべり防止事業費1億2、795万5、000円のそれぞれの減等であります。
 第11款災害復旧費第1項農林水産施設災害復旧費のうち農林水産部関係は、11億5、611万円の減額補正でありますが、その主なものは、農地等災害復旧事業費2億669万4、000円、団体営農地等災害復旧事業費4億1、037万5、000円、治山災害復旧事業費3億9、201万3、000円のそれぞれの減等であります。
 第2条第2表繰越明許費中、第6款農林水産業費のうち農林水産部関係50億9、321万2、000円は、埋設農薬適正処理事業ほか22事業について、第11款災害復旧費第1項農林水産施設災害復旧費のうち農林水産部関係1億183万円は、団体営農地等災害復旧事業ほか2事業について、それぞれ翌年度に繰り越して使用しようとするものであります。
 第3条第3表債務負担行為補正のうち、1追加中1地域水産物供給基盤整備事業ほか1事業については、その期間及び限度額を定めようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、大幅な減額補正とならないような予算の適正な編成及び執行のあり方、有機塩素系農薬等の埋設箇所と処理方法、バイオマスの環づくり交付金の事業を取りやめた理由、強い農業づくり交付金による補助事業の対象要件、原油価格の高騰に対応した農林水産関係の融資制度の利用状況及び今後の対策、繰越明許費が多額となっている理由等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第59号平成19年度岩手県農業改良資金特別会計補正予算(第2号)は、119万6、000円の増額、議案第60号平成19年度岩手県県有林事業特別会計補正予算(第2号)は、2億3、997万5、000円の増額、議案第61号平成19年度岩手県林業改善資金特別会計補正予算(第2号)は、2、397万1、000円の減額、議案第62号平成19年度岩手県沿岸漁業改善資金特別会計補正予算(第2号)は、65万円の増額補正でありますが、これらは、それぞれの事業計画等に基づいて、所要額を補正しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、県営林造成基金積立金を補正予算で計上する理由と今後の積み立て計画等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第71号農業関係の建設事業に要する経費の一部を負担させることに関する議決の変更に関し議決を求めることについて、及び議案第72号農業関係の建設事業に要する経費の一部を負担させることに関し議決を求めることについてでありますが、これらは、農業関係の建設事業に要する経費の額の変更等に伴い、受益市町の負担金の額を変更し、及び経費の一部を受益市に負担させようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第73号林業関係の建設事業に要する経費の一部を負担させることに関し議決を求めることについてでありますが、これは、林業関係の建設事業に要する経費の一部を受益町に負担させようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第74号水産関係の建設事業に要する経費の一部を負担させることに関する議決の変更に関し議決を求めることについてでありますが、これは、水産関係の建設事業に要する経費の額の変更に伴い、受益町の負担金の額を変更しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(渡辺幸貫君) 次に、平沼県土整備委員長。
   〔県土整備委員長平沼健君登壇〕
〇県土整備委員長(平沼健君) 去る3月5日の本会議におきまして、当県土整備委員会に付託されました議案11件のうち、9件につきまして、3月6日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第57号平成19年度岩手県一般会計補正予算(第6号)中、第1条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳出第6款農林水産業費のうち県土整備部関係、第8款土木費、第11款災害復旧費のうち県土整備部関係、第2条第2表繰越明許費中、第6款農林水産業費のうち県土整備部関係、第8款土木費、第11款災害復旧費のうち県土整備部関係、並びに第3条第3表債務負担行為補正のうち、1追加中3から13まで、及び2変更についてでありますが、これは、国の補正等に対応して、公共事業の追加補正を行うとともに、国庫支出金の決定及び事業費の確定等に伴う整理並びに事業執行上、今回、計上を要するもの等について補正しようとするものであります。
 第6款農林水産業費第3項農地費第2目土地改良費のうち県土整備部関係は、1億3、305万5、000円の減額補正でありますが、その主なものは、農業集落排水事業費9、577万5、000円の減等であり、また、第3目農地防災事業費のうち県土整備部関係は、247万6、000円の減額補正でありますが、その主なものは、管理費248万4、000円の減等であり、また、第4項林業費のうち第6目林道費は、2億2、915万8、000円の減額補正でありますが、その主なものは、林業地域総合整備事業費5、223万3、000円の増、ふるさと林道緊急整備事業費2億5、268万9、000円の減等であり、また、第5項水産業費第11目漁港漁場整備費のうち県土整備部関係は、131万円の減額補正でありますが、その主なものは、管理費129万4、000円の減等であります。
 第8款土木費は、12億5、347万3、000円の補正であり、その主なものは、除雪費11億9、500万円の増、港湾整備事業特別会計繰出金8億527万6、000円の減等であります。
 第11款災害復旧費第1項農林水産施設災害復旧費第1目農地及び農業用施設災害復旧費のうち県土整備部関係は、3、085万9、000円の減額補正でありますが、その主なものは、海岸保全施設災害復旧事業費3、035万9、000円の減等であり、また、第2目林道災害復旧費は、5、754万6、000円の減額補正でありますが、その主なものは、林道災害復旧事業費5、780万4、000円の減等であり、また、第2項土木施設災害復旧費は、11億2、018万4、000円の補正でありますが、その主なものは、河川等災害復旧事業費7億5、062万円の増等であります。
 第2条第2表繰越明許費のうち、第6款農林水産業費第3項農地費のうち県土整備部関係4億1、864万4、000円は、農道整備事業ほか2事業について、第4項林業費のうち県土整備部関係10億7、200万3、000円は、林業地域総合整備事業ほか2事業について、第5項水産業費のうち県土整備部関係6、950万4、000円は、海岸高潮対策事業ほか1事業について、第8款土木費80億1、674万9、000円は、空港整備ほか43事業について、第11款災害復旧費第1項農林水産施設災害復旧費のうち県土整備部関係1億4、585万円は、林道災害復旧事業について、第2項土木施設災害復旧費43億8、963万7、000円は、河川等災害復旧事業ほか2事業について、それぞれ翌年度に繰り越して使用しようとするものであります。
 第3条第3表債務負担行為補正のうち、1追加中3林業地域総合整備事業ほか10事業は、その期間及び限度額を定め、2変更道路改築事業は、その限度額を変更しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、国の直轄事業に係る負担金の負担割合及び財源の地方債の割合、除雪費の執行状況及び財源内訳等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第64号平成19年度岩手県土地先行取得事業特別会計補正予算(第1号)は、8、606万5、000円の減額、議案第66号平成19年度岩手県流域下水道事業特別会計補正予算(第2号)は、2億5、160万6、000円の減額、議案第67号平成19年度岩手県港湾整備事業特別会計補正予算(第2号)は、6、483万5、000円の増額でありますが、これらは、いずれも事業計画等に基づいて所要額を補正しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第69号平成19年度岩手県電気事業会計補正予算(第1号)でありますが、これは、業務の予定量を補正し、収益的収入及び支出の予定額について、収入8、175万2、000円、支出2、702万円をそれぞれ増額、資本的収入及び支出の予定額については、収入5、400万9、000円、支出8億4、501万6、000円をそれぞれ減額しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第70号平成19年度岩手県工業用水道事業会計補正予算(第2号)でありますが、これは、業務の予定量を補正し、収益的収入及び支出の予定額について、収入は2、385万1、000円を増額、支出は872万円を減額、資本的収入及び支出の予定額については、収入2億497万9、000円、支出1億3、078万4、000円をそれぞれ減額しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第75号土木関係の建設事業に要する経費の一部を負担させることに関する議決の変更に関し議決を求めることについてでありますが、これは、土木関係の建設事業に要する経費の額の変更等に伴い、受益市の負担金の額を変更しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第76号流域下水道事業に要する経費の一部を負担させることに関する議決の変更に関し議決を求めることについてでありますが、これは、流域下水道事業に要する経費の額の変更に伴い、受益市町村の負担金の額を変更しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第78号簗川ダム建設橋りょう工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについてでありますが、これは、簗川ダム建設橋りょう工事の請負契約を締結しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、低入札価格調査の対象とされた業者を落札者として決定する際の基準、工事施工者の現場管理体制のあり方等について、質疑が交わされたところであります。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(渡辺幸貫君) これより、ただいまの委員長報告に対する質疑に入るのでありますが、通告がありませんので、質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論の通告がありますので、発言を許します。斉藤信君。
   〔38番斉藤信君登壇〕

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