平成18年6月定例会 第19回岩手県議会定例会会議録 |
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〇30番(佐々木順一君) 発議案第10号電気用品安全法の実施運用に関する意見書につきまして、総務委員会提案でありますので、委員長であります私から提案理由の説明を行います。
これは、今期定例会において、請願陳情受理番号第76号PSE法の実施運用に関する請願が総務委員会に付託され、採択と決定したことに伴い提案するものであります。 この請願は、電気用品安全法に係る一部の経過措置が本年3月31日に終了し、対象となる電気用品でPSEマークのないものは販売できなくなったことに伴い、国が当面の方針として打ち出しているレンタルという形での販売や、自主検査によるマーク表示などの法の運用に、電気用品の安全確保という観点から疑問があること。 また、この法律がリサイクル業者にとって影響が大きいものであるにもかかわらず、検査機器の貸し出し方法や自主検査に関する情報の周知の面で地域事情が考慮されておらず、その取り組みも不十分であったため、現在も混乱を生じていること。 さらには、こうしたことにより、法が目的とする安全な電気用品の流通が事実上困難になることが憂慮されるほか、リサイクル電気用品の流通が停滞し、循環型社会の形成のため政府の進める3R政策の推進にも影響を与えるものと考えられることなどから、その実施運用に当たって所要の措置を講じるよう求めるものであります。 去る6月29日の委員会におきましては、本請願について慎重審査いたしましたが、この結果、多数をもって採択と決定いたしましたことから、同趣旨の意見書案を提案するものであります。 議員各位の御理解と御賛同を賜りますようお願いを申し上げ、提案理由の説明といたします。 御清聴ありがとうございました。 〇議長(伊藤勢至君) これより質疑に入るのでありますが、通告がありませんので、質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論に入るのでありますが、通告がありませんので、討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより、発議案第10号電気用品安全法の実施運用に関する意見書を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 〇議長(伊藤勢至君) 起立多数であります。よって、発議案第10号電気用品安全法の実施運用に関する意見書は、原案のとおり可決されました。 日程第43 議員派遣の件 〇議長(伊藤勢至君) 次に、日程第43、議員派遣の件を議題といたします。 〔参照〕 議事日程第5号中 日程第43 議員派遣の件の議員派遣一覧
〇議長(伊藤勢至君) お諮りいたします。本件は、お手元に配付いたしました1件についてでありますが、会議規則第114条の2第1項の規定により議員を派遣いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 〇議長(伊藤勢至君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 〇議長(伊藤勢至君) 以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。 これをもって本日の会議を閉じ、第19回県議会定例会を閉会いたします。(拍手) 午後 3 時20分 閉 会 |
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