平成19年2月定例会 予算特別委員会会議録

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平成19年3月15日(木)
1開会  午前10時19分
1出席委員  別紙出席簿のとおり
1事務局職員
  議事課長   切 金   精
  議事課長補佐 千 田 利 之
  主任主査   保 原 良 和
  主査     小 船   進
  主査     石木田 浩 美
  主査     佐々木 ユ カ
  主査     菊 池 芳 彦
  主査     渡 辺 謙 一
〇及川幸子委員長 これより本日の会議を開き、直ちに議事に入ります。
 議案第1号から議案第20号まで、議案第23号、議案第32号から議案第35号まで、議案第37号から議案第40号まで、議案第45号、議案第46号、議案第48号、議案第59号、議案第60号及び議案第82号の以上35件を一括議題といたします。
 本日は、3月13日の当委員会において決定いたしましたとおり、議案35件について意見の取りまとめを行い、その後、採決を行いたいと思います。
 お諮りいたします。当委員会に付託されました議案35件についての意見の取りまとめの方法でありますが、この後、議会運営委員会室において各会派の代表の方々で御協議願い、その結果を待って、委員会を開き、結論を出すことにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇及川幸子委員長 御異議なしと認め、さよう決定いたしました。
 この際、意見の取りまとめのため、暫時休憩いたします。
   午前10時21分 休憩
午後3時46分 再開
〇及川幸子委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
 当委員会に付託されました議案35件について、各会派の代表の方々で協議した結果を御報告申し上げます。
 議案第1号平成19年度岩手県一般会計予算については、附帯意見を付して、原案を可とすることにいたしました。
 また、議案第59号平成18年度岩手県一般会計補正予算(第4号)及び議案第60号岩手競馬経営改善推進基金条例、以上2件については、各会派の代表の協議では意見をまとめることはできないと判断されたため、委員会において採決を行うとの結論に至りました。
 なお、そのほかの議案につきましては、それぞれ採決に付すことといたした次第であります。
 これより議案第59号平成18年度岩手県一般会計補正予算(第4号)及び議案第60号岩手競馬経営改善推進基金条例、以上2件について、一括して採決いたします。
 お諮りいたします。各案件は、原案を可とすることに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
〇及川幸子委員長 少々お待ちください。
 御着席願います。
 起立少数であります。よって、各案件は否決されました。
 それでは、平成19年度岩手県一般会計予算に係る附帯意見案を検討いたしますので、暫時休憩いたします。
   午後3時49分 休憩
午後4時27分 再開
〇及川幸子委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
 先ほどの各会派の代表の方々で協議した結果を御報告申し上げます。
 議案第1号平成19年度岩手県一般会計予算については、次の意見、すなわち、我が国の経済情勢は、昨年11月で戦後最長のいざなぎ景気を超え、今後においても自律的・持続的な経済成長が実現すると見込まれているが、県内の経済情勢は、全体としては緩やかな持ち直しの動きが続いているものの、一部の地域、業種によって差が見られるなど、回復の実感に乏しく、依然厳しい状況にある。
 このような中にあって、平成19年度における本県財政は、県税収入の大きな伸びが期待できず、また、国の財政運営方針により地方交付税総額が前年に引き続き圧縮されることに加え、県の主要3基金の残高も著しく低減することが見込まれるなど、財源の確保は極めて厳しい状況にある。
 一方、歳出においては、公共事業や大規模施設整備事業の抑制に努めているものの、財政構造の硬直化は依然として続いており、引き続き深刻な状況に置かれている。
 このようなことから、今後の行財政運営に当たっては、少子・高齢化、人口減少等社会経済情勢の変化や分権改革の進展等を踏まえ、地方財政対策における地方交付税等一般財源所要額の確保を国に強く働きかけるとともに、中期財政見通しのもと、新たな行財政構造改革プログラムを早期に策定するなど、不断に行財政改革の取り組みを進め、安定した行財政基盤の構築に努められたい。
 なお、県出資等法人については、新たな改革プランの策定等に取り組むとともに、県民に対する説明責任を十分に果たしながら、県民負担が拡大しないよう、最大限の努力を継続されるよう強く求めるものである。
 また、限られた財源の重点的かつ効果的な活用を図りながら、各政策分野における施策を展開するとともに、喫緊の課題である県北・沿岸地域の振興や地域医療の確保、雇用対策などに積極的に取り組み、県民一人一人が安全に安心して暮らせる地域社会の形成と、県土の均衡ある発展が実現されるよう、一層の努力をされたい旨の意見を付し、原案を可とすることといたしました。
 まず、議案第1号平成19年度岩手県一般会計予算について採決いたします。
 本案は、先ほどの意見を付し、原案を可とすることに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
〇及川幸子委員長 起立多数であります。よって、議案第1号平成19年度岩手県一般会計予算は、先ほどの意見を付し、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第23号について採決いたします。
 本案は、原案を可とすることに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
〇及川幸子委員長 起立多数であります。よって、議案第23号は、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第11号、議案第12号、議案第37号、議案第45号及び議案第46号、以上5件について一括して採決いたします。
 各案件は、原案を可とすることに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
〇及川幸子委員長 起立多数であります。よって、議案第11号、議案第12号、議案第37号、議案第45号及び議案第46号は、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第2号から議案第10号まで、議案第13号から議案第20号まで、議案第32号から議案第35号まで、議案第38号から議案第40号まで、議案第48号及び議案第82号、以上26件について一括して採決いたします。
 各案件は、原案を可とすることに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
〇及川幸子委員長 起立全員であります。よって、議案第2号から議案第10号まで、議案第13号から議案第20号まで、議案第32号から議案第35号まで、議案第38号から議案第40号まで、議案第48号及び議案第82号は、原案を可とすることに決定いたしました。
 以上をもって、当特別委員会に付託されました案件の審査は全部終了いたしました。委員各位の御協力に対しまして深く感謝を申し上げまして、これをもって予算特別委員会を閉会いたします。
 御苦労さまでした。(拍手)
   午後4時33分 閉 会

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