平成10年6月定例会 第14回岩手県議会定例会会議録

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〇土木委員長(菊池勲君) 去る7月1日の本会議におきまして、当土木委員会に付託されました議案第15号につきまして、2日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その結果につきまして御報告いたします。
 議案第15号一般県道相川平泉線高館橋工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについてでありますが、これは、一般県道相川平泉線高館橋工事の請負契約を締結しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 以上をもって報告を終わります。
〇副議長(吉田秀君) これより、ただいまの委員長報告に対する質疑に入るのでありますが、ただいまのところ通告がありませんので、質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
 これより討論に入るのでありますが、ただいまのところ通告がありませんので、討論なしと認め、討論を終結いたします。
 これより、議案第15号一般県道相川平泉線高館橋工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについてを採決いたします。
 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
〇副議長(吉田秀君) 起立全員であります。よって、議案第15号一般県道相川平泉線高館橋工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについては、委員長の報告のとおり決定いたしました。
   〔副議長退席、議長入場〕
   
日程第33 委員会の閉会中の継続審査及び継続調査の件
〇議長(那須川健一君) 次に、日程第33、委員会の閉会中の継続審査及び継続調査の件を議題といたします。
   
〔参照〕
総務委員会
受理番号  件名    
5     消費税の減税を求めることについて請願
環境福祉委員会
受理番号  件名    
 17   学童保育制度の整備・充実を求めることについて請願
 18   「岩手県すこやか保育等プラン」を実効あるものにして学童保育に対する助成策を拡充することを求めることについて請願
2非イオン界面活性剤の水道法における水質基準の設定を求めることについて請願
商工文教委員会
受理番号  件名    
 25   岩手県新総合運動公園建設について請願
 4   財団法人新渡戸基金に対する支援について請願
農林水産委員会
 畜産における新技術の研究開発の状況について
土木委員会
 土木行政へのマルチメディアシステムの利用手法の開発について
   
〇議長(那須川健一君) お諮りいたします。委員会の閉会中の継続審査及び継続調査の件につきましては、先ほど各委員長から報告のとおり申し出がありましたが、委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査及び継続調査に付することに御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(那須川健一君) 御異議なしと認めます。よって、本件は委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査及び継続調査に付することに決定いたしました。
   
日程第34 議案第32号人事委員会の委員の選任に関し同意を求めることについて及び日程第35 議案第33号公安委員会の委員の任命に関し同意を求めることについて
〇議長(那須川健一君) 次に、日程第34、議案第32号及び日程第35、議案第33号を一括議題といたします。
 提出者の説明を求めます。千葉副知事。
   〔副知事千葉浩一君登壇〕
〇副知事(千葉浩一君) 本日提案いたしました人事案件について御説明いたします。
 議案第32号は、人事委員会の委員であります大沢三郎氏の任期が7月18日で満了となりますので、その後任として、新たに及川卓美氏を選任するため、議会の同意を求めようとするものであります。
 議案第33号は、公安委員会の委員であります熊谷昭三氏の任期が7月25日で満了となりますので、同氏を再任するため、議会の同意を求めようとするものであります。
 よろしく御審議の上、原案に御同意くださるようお願いいたします。
〇議長(那須川健一君) お諮りいたします。ただいま議題となっております議案は人事案件でありますので、会議規則第34条第2項の規定及び先例により、議事の順序を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(那須川健一君) 御異議なしと認めます。よって、これより議案第32号人事委員会の委員の選任に関し同意を求めることについてを採決いたします。
 ただいま議題となっております議案第32号人事委員会の委員の選任に関し合意を求めることについては、これに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
〇議長(那須川健一君) 起立全員であります。よって、議案第32号人事委員会の委員の選任に関し同意を求めることについては、これに同意することに決定いたしました。
 次に、議案第33号公安委員会の委員の任命に関し同意を求めることについてを採決いたします。
 ただいま議題となっております議案第33号公安委員会の委員の任命に関し同意を求めることについては、これに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
〇議長(那須川健一君) 起立多数であります。よって、議案第33号公安委員会の委員の任命に関し同意を求めることについては、これに同意することに決定いたしました。
   
日程第36 発議案第1号大型減税の早期実施についてから日程第44 発議案第9号核兵器廃絶平和岩手県宣言決議まで
〇議長(那須川健一君) 次に、日程第36、発議案第1号から日程第44、発議案第9号までを一括議題といたします。
 お諮りいたします。ただいま議題となっております各案件は、各派共同提案及び委員会提案でありますので、会議規則第34条第2項の規定及び先例により、議事の順序を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(那須川健一君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 これより、発議案第1号から発議案第9号までを一括して採決いたします。
 各案件は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
〇議長(那須川健一君) 起立全員であります。よって、発議案第1号から発議案第9号までは、原案のとおり可決されました。
   
   退任者のあいさつ
〇議長(那須川健一君) この際、副知事吉永國光君から発言を求められておりますので、発言を許します。吉永國光君。
   〔副知事吉永國光君登壇〕
〇副知事(吉永國光君) 議長のお許しを賜りまして、一言御礼とお別れのごあいさつをさせていただきます。
 本7月6日をもちまして、増田知事の御承認を得て、副知事の職を辞任させていただきます。
 平成7年7月5日から3年の月日がたちました。ちょうどこの場で、就任のごあいさつをさせていただいたわけでございますから、それから3年という月日を今振り返っているわけでございますが、その間、県議会の皆様方からいただきました御厚情と励ましのお言葉の数々、私は生涯忘れません。
 私は非力でございますので、皆様方の御期待に添えたとはとても思えません。内心じくじたるものが数多くございます。
 議場の内外で、皆様方がお示しになりました県民の幸せと岩手県の発展を願いますその心、そういったものがこの3年、私の体の中にしみ入ってまいりました。
 この3年間を経ますと、岩手というところは、私にとって生まれたところでも育ったところでもございませんが、岩手を思う熱い心、これだけはだれにも負けない、そういった人間になりました。この3年間、そういうふうに育てていただきました皆様方に、深く感謝の言葉をささげたいと思います。
 副知事という形で大蔵省から派遣するということで、知事のお手伝いをする、そういうことはちょうど昭和42年から始まりまして、私でちょうど12人目、31年間の長きにわたりました。
 大蔵省のある高官は、皆様方に次のような言葉を伝えてくれと言っております。
 まずは、この31年間の長きにわたりまして、皆様にお世話になったということについて深く感謝を申し上げます。大蔵省と岩手県、岩手県と大蔵省、この関係は、副知事という形で派遣をするということにかかわりなく、これからもずっと今のようないい関係で続けていきたい。大蔵省として岩手県を大切に思う気持ち、これは今後も変わりないということでございます。これはそういう副知事という職があるから、ないからにかかわらず、岩手県との関係は、岩手県を思う気持ち、大蔵省は岩手県を大切に思う気持ち、また、その発展を願う気持ちには変わりないと、そういうふうに伝えてくれと言っておりました。
 本日、私は、岩手県副知事の職を辞任いたします。あしたからは、一介のボランティアとして、岩手県の発展のために力を尽くしてまいりたいと考えております。
 県議会の皆様方のこれからの御健勝と、岩手県勢の揺るぎない発展を心から祈念いたしまして、お別れのごあいさつとさせていただきます。
 どうも長い間ありがとうございました。(拍手)
   
   閉 会
〇議長(那須川健一君) 以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。
 これをもって本日の会議を閉じ、第14回県議会定例会を閉会いたします。
   午後2時7分 閉 会

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