平成19年2月定例会 第23回岩手県議会定例会会議録

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〇総務委員長(佐々木順一君) 去る2月28日の本会議におきまして、当総務委員会に付託されました議案21件のうち、4件につきまして、3月1日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 初めに、議案第61号平成18年度岩手県一般会計補正予算(第5号)中、第1条第1項、同条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳入各款、歳出第1款議会費、第2款総務費、第9款警察費、第12款公債費及び第13款諸支出金、第2条第2表繰越明許費のうち、第2款総務費、第9款警察費、第3条第3表債務負担行為補正中、1追加のうち17、並びに第4条地方債の補正についてでありますが、これは、国の補正等に対応して、公共事業や災害復旧事業等の追加補正を行うとともに、事業費の確定等に伴う所要の整理を行うものなどについて、総額4億423万3、000円を減額補正しようとするものであります。
 第1条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳入の主なものは、第1款県税39億7、900万円、第5款地方交付税59億2、510万円、第13款繰越金19億8、163万6、000円、第15款県債58億7、840万円のそれぞれの増、及び第12款繰入金146億7、325万5、000円、第14款諸収入22億8、634万4、000円のそれぞれの減等であります。
 歳出の主なものは、第2款総務費において、財政調整基金積立金9億9、972万4、000円、三陸鉄道運営費補助1億1、445万6、000円のそれぞれの増、及び退職手当4億3、352万2、000円、市町村総合補助金1億412万3、000円のそれぞれの減等であり、第9款警察費においては、退職手当1億4、839万6、000円の減等であり、第12款公債費においては、県債償還利子2億1、325万7、000円の減等であり、第13款諸支出金においては、地方消費税清算金8億6、856万2、000円の増、県立病院等事業会計負担金4億4、281万6、000円の減等であります。
 第2条第2表繰越明許費のうち、第2款総務費7、047万8、000円は、オンラインシステム運営ほか2事業について、第9款警察費4、895万1、000円は、警察行政運営費について、それぞれ翌年度に繰り越して使用しようとするものであります。
 第3条第3表債務負担行為補正中、1追加のうち17消防学校運営は、その期間及び限度額を定めようとするものであり、第4条地方債の補正は、児童福祉施設整備について起債を追加し、臨時財政対策債ほか21事業の起債の限度額を変更しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、地方債の償還見通しと交付税措置額、競馬組合融資のための主要3基金取り崩しによる補正予算への反映部分を説明することの必要性、財産売り払いの際の処分価格の精査、県有地の早期処分等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第69号平成18年度岩手県証紙収入整理特別会計補正予算(第1号)についてでありますが、これは、証紙収入の減額等に伴い、一般会計繰出金9、444万1、000円を減額しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第81号財産の取得に関し議決を求めることについてでありますが、これは、NECフィールディング株式会社盛岡支店から、岩手県警察本部における情報処理の用に供するため、パーソナルコンピュータ及びその他周辺機器を取得しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、機器の購入価格、警察情報流出防止対策等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第83号県議会議員及び知事の選挙における選挙運動用自動車の使用及びポスターの作成の公営に関する条例の一部を改正する条例でありますが、これは、公職選挙法の一部改正に伴い、ビラの作成の公営に関し必要な事項を定めようとするものであり、原原案を可とすることに決定いたしました。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(伊藤勢至君) 次に、飯澤環境福祉委員長。
   〔環境福祉委員長飯澤匡君登壇〕
〇環境福祉委員長(飯澤匡君) 去る2月28日の本会議におきまして、当環境福祉委員会に付託されました議案8件のうち、4件につきまして、3月1日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第61号平成18年度岩手県一般会計補正予算(第5号)中、第1条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳出第3款民生費及び第4款衛生費、並びに第2条第2表繰越明許費のうち、第3款民生費及び第4款衛生費についてでありますが、これは、国の補正予算に対応するほか、国庫支出金の決定及び事業費の確定に伴う整理並びに事業執行上、今回、計上を要するもの等について補正しようとするものであります。
 第3款民生費は、3億2、722万3、000円の減額補正でありますが、その主なものは、障害者自立支援対策臨時特例事業費15億4、095万9、000円、介護給付費等負担金6、858万5、000円、母子家庭医療助成費6、777万5、000円のそれぞれの増、及び、ひとにやさしいまちづくり推進資金貸付金2億682万円、国民健康保険事業安定化推進費4億8、878万6、000円、生活保護扶助費4億6、058万円のそれぞれの減等であります。
 第4款衛生費は、4億3、129万3、000円の補正であり、その主なものは、障害者自立支援医療費1億3、086万8、000円、老人保健対策費8億7、659万円のそれぞれの増、及び精神障害者社会復帰施設運営費補助6、302万8、000円、県境不法投棄現場環境再生事業費1億1、450万4、000円のそれぞれの減等であります。
 第2条第2表繰越明許費のうち、第3款民生費2億7、059万1、000円は、特別養護老人ホーム施設整備費補助ほか1事業について、第4款衛生費3億5、666万6、000円は、財団法人クリーンいわて事業団施設整備費補助ほか3事業について、それぞれ翌年度に繰り越して使用しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、談合情報があった財団法人クリーンいわて事業団発注工事に対する県の対応状況について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第62号平成18年度岩手県母子寡婦福祉資金特別会計補正予算(第1号)でありますが、これは、事業計画等に基づき、母子寡婦福祉資金貸付費を4、672万2、000円増額しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第72号平成18年度岩手県立病院等事業会計補正予算(第1号)でありますが、これは、業務の予定量の変更に伴い、収益的収入及び支出については、収入の予定額19億3、462万6、000円、支出の予定額17億838万7、000円のそれぞれの減、資本的収入及び支出については、収入の予定額17億9、784万3、000円、支出の予定額30億462万2、000円のそれぞれの減等、所要の補正を行おうとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、廃止した県立病院の土地、建物等未利用資産の状況、花巻厚生・北上病院の土地及び建物費の減額理由、県立病院等事業会計における平成18年度の収支見通し等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第79号障害者自立支援対策臨時特例基金条例でありますが、これは、障害者自立支援法に基づく制度の円滑な運用を図るための事業に要する経費の財源に充てるため、障害者自立支援対策臨時特例基金を設置しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、障害者の雇用率の向上に向けた県の取り組み状況、基金が設置されることによる事業者及び利用者への影響等について、質疑が交わされたところであります。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(伊藤勢至君) 次に、樋下商工文教委員長。
   〔商工文教委員長樋下正信君登壇〕
〇商工文教委員長(樋下正信君) 去る2月28日の本会議におきまして、当商工文教委員会に付託されました議案2件につきまして、3月1日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第61号平成18年度岩手県一般会計補正予算(第5号)中、第1条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳出第5款労働費、第7款商工費、第10款教育費及び第11款災害復旧費のうち第3項教育施設災害復旧費、第2条第2表繰越明許費のうち第10款教育費及び第3条第3表債務負担行為補正のうち、1追加中18についてでありますが、これは、国の補正予算に対応するほか、国庫支出金の決定及び事業費の確定に伴う整理並びに事業執行上、今回、計上を要するもの等について補正しようとするものであります。
 第5款労働費は、1億3、546万4、000円の減額補正でありますが、その主なものは、労働者等生活安定支援資金貸付金3、093万6、000円、認定職業訓練運営費補助4、439万1、000円のそれぞれの減等であります。
 第7款商工費は、24億4、769万円の減額補正でありますが、その主なものは、地域産業活性化企業設備貸与資金貸付金12億4、142万7、000円、企業立地促進奨励事業費1億4、720万円のそれぞれの増、及び中小企業経営安定資金貸付金15億3、429万1、000円、企業立地促進資金貸付金4億4、371万8、000円のそれぞれの減等であります。
 第10款教育費は、17億5、961万2、000円の減額補正でありますが、その主なものは、教職員人事費のうち、退職手当4億612万6、000円、私立学校運営補助費2、424万1、000円のそれぞれの増、及び高等学校費教職員費のうち、教職員費1億9、559万5、000円、高等学校費校舎建設事業費7億788万1、000円、それぞれの減等であります。
 第11款災害復旧費第3項教育施設災害復旧費は、3、000万円の減額補正であります。
 第2条第2表繰越明許費のうち第10款教育費8、648万7、000円は、校舎建設事業ほか2事業について、それぞれ、翌年度に繰り越ししようとするものであります。
 第3条第3表債務負担行為補正のうち、1追加中18校地整備事業は、その期間及び限度額を定めようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、私立学校運営費補助、教職員人件費のうち退職手当の増額理由及び中小企業経営安定資金貸付金、若年者等就職支援事業費、校舎建設事業費等の減額理由、企業立地促進資金貸付金の減額と、企業立地促進奨励事業費補助の増額との関係、いわて型ペレットストーブの普及状況と普及への課題、現在の状況下で総合雇用対策局を廃止しようとする理由、運動大好き岩手っ子育成事業等の具体的内容と成果、文化財保護事業費の減額理由と各市町村における同事業の経費負担等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第67号平成18年度岩手県中小企業振興資金特別会計補正予算(第2号)でありますが、これは、事業計画等に基づき、歳入歳出をそれぞれ4億4、382万円減額しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(伊藤勢至君) 次に、千葉農林水産委員長。
   〔農林水産委員長千葉伝君登壇〕
〇農林水産委員長(千葉伝君) 去る2月28日の本会議におきまして、当農林水産委員会に付託されました議案8件のうち、7件につきまして、3月1日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第61号平成18年度岩手県一般会計補正予算(第5号)中、第1条第2項第1表歳入歳出予算補正中、歳出第6款農林水産業費のうち農林水産部関係、第11款災害復旧費第1項農林水産施設災害復旧費のうち農林水産部関係、第2条第2表繰越明許費中、第6款農林水産業費のうち農林水産部関係、第11款災害復旧費第1項農林水産施設災害復旧費のうち農林水産部関係、第3条第3表債務負担行為補正のうち、1追加中1から3まで、2変更中1及び2についてでありますが、これは、国の補正予算に対応するほか、国庫支出金の決定及び事業費の確定に伴う整理並びに事業執行上、今回計上を要するものなどについて補正しようとするものであります。
 第6款農林水産業費のうち農林水産部関係は、22億3、654万3、000円の減額補正でありますが、その主なものは、森林整備地域活動支援事業費8、893万7、000円、定置網復旧支援資金貸付金1億400万円、広域漁港整備事業費9、900万9、000円のそれぞれの増、畜産基盤再編総合整備事業等資金貸付金9億6、085万3、000円、治山事業費1億7、837万5、000円、いわての森林づくり推進事業費1億5、128万2、000円のそれぞれの減等であります。
 第11款災害復旧費第1項農林水産施設災害復旧費のうち農林水産部関係は、7億6、636万2、000円の減額補正でありますが、その主なものは、治山災害復旧事業費4億2、560万2、000円、漁港災害復旧事業費2億52万9、000円のそれぞれの増、団体営農地等災害復旧事業費11億8、970万円、農地等災害復旧事業費2億669万4、000円のそれぞれの減等であります。
 第2条第2表繰越明許費中、第6款農林水産業費のうち農林水産部関係41億1、699万5、000円は、元気な地域づくり交付金ほか19事業について、第11款災害復旧費第1項農林水産施設災害復旧費のうち農林水産部関係9億4、225万8、000円は、治山災害復旧事業ほか1事業について、それぞれ翌年度に繰り越して使用しようとするものであります。
 第3条第3表債務負担行為補正のうち、1追加中1治山事業ほか2事業については、その期間及び限度額を定めようとするものであり、2変更中1岩手県漁業信用基金協会が行う定置網復旧支援資金についての信用保証契約の履行に伴う損失補償ほか1事業については、その限度額を変更しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、鳥獣、特にシカによる被害状況及び今後の対策、豊作野菜対策、農協の再編計画に対する県の認識と考え方、農業研究センターの研究の方向性、草地対策費の減額理由、カキの風評被害への対策、漁業集落環境整備事業における下水道整備の状況及び今後の計画、並びに昨年受けた災害に係る災害査定の進捗状況及び復旧工事の進捗状況等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第63号平成18年度岩手県農業改良資金特別会計補正予算(第2号)は23万8、000円の増額、議案第64号平成18年度岩手県県有林事業特別会計補正予算(第3号)は4、710万9、000円の減額、議案第65号平成18年度岩手県林業改善資金特別会計補正予算(第2号)は2、000万円の減額、議案第66号平成18年度岩手県沿岸漁業改善資金特別会計補正予算(第2号)は款項の区分の補正でありますが、これらは、それぞれの事業計画等に基づいて、所要額を補正しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第75号農業関係の建設事業に要する経費の一部を負担させることに関する議決の変更に関し議決を求めることについて、及び議案第76号農業関係の建設事業に要する経費の一部を負担させることに関し議決を求めることについてでありますが、これらは、農業関係の建設事業に要する経費の額の変更等に伴い、受益市町の負担金の額を変更し、または経費の一部を受益市に負担させようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、受益者負担など、県境における基盤整備事業の進め方等について、質疑が交わされたところであります。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(伊藤勢至君) 次に、及川県土整備委員長。
   〔県土整備委員長及川幸子君登壇〕
〇県土整備委員長(及川幸子君) 去る2月28日の本会議におきまして、当県土整備委員会に付託されました議案13件のうち、9件につきまして、3月1日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第61号平成18年度岩手県一般会計補正予算(第5号)中、第1条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳出第6款農林水産業費のうち県土整備部関係、第8款土木費、第11款災害復旧費のうち県土整備部関係、第2条第2表繰越明許費のうち、第6款農林水産業費のうち県土整備部関係、第8款土木費、第11款災害復旧費のうち県土整備部関係、並びに第3条第3表債務負担行為補正のうち、1追加中4から16まで、2変更中3及び4についてでありますが、これは、国の補正等に対応して、公共事業や災害復旧事業等の追加補正を行うとともに、事業費の確定等に伴う所要の補正をしようとするものであります。
 第6款農林水産業費第3項農地費第2目土地改良費のうち県土整備部関係は、5、772万6、000円の補正であり、その主なものは、農道整備事業費5、564万6、000円の増等であり、また、第3目農地防災事業費のうち県土整備部関係は、472万6、000円の減額補正であり、その主なものは、管理費473万1、000円の減等であり、また、第4項林業費のうち第6目林道費は、1、813万4、000円の減額補正であり、その主なものは、林業地域総合整備事業費2、038万1、000円の増、ふるさと林道緊急整備事業費1、850万8、000円の減等であり、また、第5項水産業費第11目漁港漁場整備費のうち県土整備部関係は、111万9、000円の補正であり、その主なものは、津波危機管理対策緊急事業費149万2、000円の増等であります。
 第8款土木費は、35億4、018万3、000円の補正であり、その主なものは、除雪費9億2、500万円の増、いわて建設業経営革新特別資金貸付金3億1、800万円の減等であります。
 第11款災害復旧費第1項農林水産施設災害復旧費第1目農地及び農業用施設災害復旧費のうち県土整備部関係は、3、085万9、000円の減額補正であり、その主なものは、海岸保全施設災害復旧事業費3、035万9、000円の減等であり、また、第2目林道災害復旧費は、1億151万8、000円の減額補正であり、その主なものは、林道災害復旧事業費1億159万6、000円の減等であり、また、第2項土木施設災害復旧費は、33億1、806万4、000円の補正であり、その主なものは、河川等災害復旧事業費18億1、930万円の増等であります。
 第2条第2表繰越明許費のうち、第6款農林水産業費第3項農地費のうち県土整備部関係6億3、094万1、000円は、農道整備事業ほか2事業について、第4項林業費のうち、県土整備部関係18億7、547万9、000円は、林業地域総合整備事業ほか3事業について、第5項水産業費のうち県土整備部関係9、291万4、000円は、海岸高潮対策事業について、第8款土木費98億2、788万6、000円は、空港整備ほか47事業について、第11款災害復旧費第1項農林水産施設災害復旧費のうち県土整備部関係1億9、190万6、000円は、林道災害復旧事業について、第2項土木施設災害復旧費89億9、103万5、000円は、河川等災害復旧事業ほか2事業について、それぞれ翌年度に繰り越して使用しようとするものであります。
 第3条第3表債務負担行為補正のうち、1追加中4林業地域総合整備事業ほか12事業は、その期間及び限度額を定め、2変更中3道路改築事業は、その限度額を変更しようとするものであり、4滝ダム堰堤改良事業は、その期間及び限度額を変更しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、平成18年災害復旧事業の状況、いわて建設業経営革新特別資金貸付金の減額理由及び制度の周知方法等、除雪費の執行状況等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第68号平成18年度岩手県土地先行取得事業特別会計補正予算(第1号)は、6、110万8、000円の減額、議案第70号平成18年度岩手県流域下水道事業特別会計補正予算(第2号)は、4億3、033万8、000円の減額、議案第71号平成18年度岩手県港湾整備事業特別会計補正予算(第2号)は、423万4、000円の増額でありますが、これらは、いずれも事業計画等に基づいて所要額を補正しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、下水道整備事業の進捗状況、港湾整備における特別会計と一般会計の関係等について、質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第73号平成18年度岩手県電気事業会計補正予算(第1号)でありますが、これは、業務の予定量を補正し、収益的収入及び支出の予定額について、収入1億7、304万9、000円、支出5、760万3、000円をそれぞれ増額、資本的収入及び支出の予定額については、収入は1、086万8、000円を増額、支出は1億2、930万8、000円を減額しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第74号平成18年度岩手県工業用水道事業会計補正予算(第1号)でありますが、これは、業務の予定量を補正し、収益的収入及び支出の予定額について、収入は2、054万5、000円を増額、支出は1、399万7、000円を減額、資本的収入及び支出の予定額については、収入2億845万6、000円、支出1億4、797万7、000円をそれぞれ減額しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第77号土木関係の建設事業に要する経費の一部を負担させることに関する議決の変更に関し議決を求めることについてでありますが、これは、土木関係の建設事業に要する経費の額の変更に伴い、受益市の負担金の額を変更しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第78号流域下水道事業に要する経費の一部を負担させることに関する議決の変更に関し議決を求めることについてでありますが、これは、流域下水道事業に要する経費の額の変更に伴い、受益市町の負担金の額を変更しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第80号道路占用料徴収条例の一部を改正する条例についてでありますが、これは、道路法施行令の一部改正に伴い、自転車、原動機付自転車または二輪自動車を駐車させるため必要な車輪どめ装置その他の器具に係る占用料を徴収するとともに、あわせて所要の整備をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、占用の申請主体、減免措置の有無等について、質疑が交わされたところであります。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(伊藤勢至君) これより、ただいまの委員長報告に対する質疑に入るのでありますが、通告がありませんので、質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
 これより、討論に入るのでありますが、通告がありませんので、討論なしと認め、討論を終結いたします。
 これより、議案第61号から議案第81号まで及び議案第83号を一括して採決いたします。
 本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
〇議長(伊藤勢至君) 起立全員であります。よって、議案第61号から議案第81号まで及び議案第83号は、委員長の報告のとおり決定いたしました。
 次に、お諮りいたします。ただいま議案第61号平成18年度岩手県一般会計補正予算(第5号)が議決されましたが、緊急に措置する必要があるため、さきに提出されておりました議案第59号平成18年度岩手県一般会計補正予算(第4号)に先立って議決いたしましたので、それぞれの議案の数字の整理を要するものにつきましては、その整理を議長に一任されたいと思います。これに御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(伊藤勢至君) 御異議なしと認めます。よって、数字の整理は、議長に一任することに決定いたしました。
   日程第23 発議案第1号入札制度改革の推進と県内建設産業の振興・育成に関する決議
〇議長(伊藤勢至君) 次に、日程第23、発議案第1号入札制度改革の推進と県内建設産業の振興・育成に関する決議を議題といたします。
 お諮りいたします。ただいま議題となっております発議案第1号入札制度改革の推進と県内建設産業の振興・育成に関する決議は、各会派共同提案でありますので、会議規則第34条第2項の規定及び先例により、議事の順序を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(伊藤勢至君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 これより、発議案第1号入札制度改革の推進と県内建設産業の振興・育成に関する決議を採決いたします。
 本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
〇議長(伊藤勢至君) 起立全員であります。よって、発議案第1号入札制度改革の推進と県内建設産業の振興・育成に関する決議は、原案のとおり可決されました。
〇議長(伊藤勢至君) 以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。
 本日はこれをもって散会いたします。
   午後1時46分 散会

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