平成11年5月臨時会 第1回岩手県議会臨時会会議録

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〇総務委員長(藤原良信君) 去る5月12日の本会議におきまして、当総務委員会に付託されました議案4件につきまして、13日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第1号平成10年度岩手県一般会計補正予算(第6号)の専決処分に関し承認を求めることについてでございますが、これは、一般会計歳入予算に係る地方交付税等が3月末に決定したことにより、所要の予算補正を行う必要が生じ、専決処分をしたものであり、原案を承認することに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、県債の借入利率、借入先、県債残高と財政運営等につきまして質疑が交わされたところでございます。
 次に、議案第2号岩手県県税条例の一部を改正する条例の専決処分に関し承認を求めることについてでありますが、これは、地方税法が一部改正されたことに伴い、4月1日及び5月1日から県税条例の関係部分を改正する必要が生じたことから専決処分をしたものであり、原案を承認することに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、減収補てん措置及び減税による県内経済への影響につきまして質疑が交わされたところでございます。
 次に、議案第3号岩手県県税条例の一部を改正する条例でありますが、これは、地方税法の一部改正に伴い個人の県民税の特定扶養親族に係る扶養控除額を引き上げ、並びに身体障害者等に係る自動車税及び自動車取得税の課税免除の範囲を拡大する等所要の改正をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第4号過疎地域における県税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例でありますが、これは、県税の課税免除の適用対象となる製造の事業等の用に供する設備の新設または増設の期限を延長しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 以上をもちまして報告を終わります。(拍手)
〇議長(山内隆文君) これより、ただいまの委員長報告に対する質疑に入るのでありますが、通告がありませんので、質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。斉藤信君。
   〔23番斉藤信君登壇〕

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