平成11年5月臨時会 第1回岩手県議会臨時会会議録

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第1回岩手県議会臨時会会議録(第2号)
平成11年5月14日(金曜日)
   
議事日程 第2号
 平成11年5月14日(金曜日)午後1時開議
第1 議案第1号 平成10年度岩手県一般会計補正予算(第6号)の専決処分に関し承認を求めることについて
第2 議案第2号 岩手県県税条例の一部を改正する条例の専決処分に関し承認を求めることについて
第3 議案第3号 岩手県県税条例の一部を改正する条例
第4 議案第4号 過疎地域における県税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例
第5 委員会の閉会中の継続調査の件
第6 議案第5号 監査委員の選任に関し同意を求めることについて
第7 岩手県競馬組合議会議員の選挙
第8 発議案第1号 地方分権の推進を図るための関係法律の整備等に関する法律案の早期成立を求める決議
第9 発議案第2号 「地方分権の推進を図るための関係法律の整備等に関する法律案」の徹底審議を求める決議
第10 発議案第3号 ユーゴ空爆の即時中止を求めることに関する決議
(日程第1から日程第4まで 委員長報告、質疑、討論、採決)
(日程第6 提案理由の説明、採決)
   
本日の会議に付した事件
1 日程第1 議案第1号から日程第4 議案第4号まで(委員長報告、討論、採決)
1 日程第5 委員会の閉会中の継続調査の件
1 日程第6 議案第5号 監査委員の選任に関し同意を求めることについて(提案理由の説明、採決)
1 日程第7 岩手県競馬組合議会議員の選挙
1 日程第8 発議案第1号 地方分権の推進を図るための関係法律の整備等に関する法律案の早期成立を求める決議(採決)
1 日程第9 発議案第2号 「地方分権の推進を図るための関係法律の整備等に関する法律案」の徹底審議を求める決議(提案理由の説明、採決)
1 日程第10 発議案第3号 ユーゴ空爆の即時中止を求めることに関する決議(提案理由の説明、採決)
   
出席議員(51名)
1 番 及  川     敦 君
2 番 飯  沢     匡 君
3 番 樋  下  正  信 君
4 番 照  井  昭  二 君
5 番 柳  村  岩  見 君
6 番 小 野 寺  研  一 君
7 番 工  藤  大  輔 君
8 番 川  村  農  夫 君
9 番 佐 々 木  順  一 君
10 番 佐  藤  力  男 君
11 番 及  川  幸  子 君
12 番 阿  部  静  子 君
13 番 阿  部  富  雄 君
14 番 田  村     誠 君
15 番 岩  城     明 君
16 番 中 屋 敷     十 君
17 番 千  葉     伝 君
18 番 佐 々 木  大  和 君
19 番 水  上  信  宏 君
20 番 阿  部  敏  雄 君
21 番 川  口  民  一 君
22 番 小 野 寺     好 君
23 番 斉  藤     信 君
24 番 伊  沢  昌  弘 君
25 番 田  村  正  彦 君
26 番 上  澤  義  主 君
27 番 瀬  川     滋 君
28 番 藤  原  泰 次 郎 君
29 番 船  越  賢 太 郎 君
30 番 谷  藤  裕  明 君
31 番 菊  池     勲 君
32 番 佐 々 木  一  榮 君
33 番 黄 川 田     徹 君
34 番 伊  藤  勢  至 君
35 番 高  橋  賢  輔 君
36 番 小  原  宣  良 君
37 番 長 谷 川  忠  久 君
38 番 千  葉     浩 君
39 番 吉  田  洋  治 君
40 番 工  藤     篤 君
41 番 菅  原  温  士 君
42 番 佐  藤  正  春 君
43 番 山  内  隆  文 君
44 番 折  居  明  広 君
45 番 村  上  惠  三 君
46 番 藤  原  良  信 君
47 番 及  川  幸  郎 君
48 番 菊  池  雄  光 君
49 番 佐 々 木  俊  夫 君
50 番 那 須 川  健  一 君
51 番 吉  田     秀 君
欠席議員(なし)
   
説明のため出席した者
知事 増田寛也君
副知事 千葉浩一君
出納長 高橋洋介君
総務部長 武居丈二君
企画振興部長 渡辺 勲君
生活環境部長 村上勝治君
保健福祉部長 関山昌人君
商工労働観光部長 合田 武君
農政部長 佐藤徳兵衛君
林業水産部長 佐藤克郎君
土木部長 大石幸君
医療局長 佐藤文昭君
企業局長 小笠原佑一君
総務部次長 盛合桂三郎君
財政課長 池田克典君
 
教育長 大隅英喜君
 
警察本部長 篠宮 隆君
   
職務のため議場に出席した事務局職員
事務局長 和美宏幸
議事課長 藤沢重一
議事課長補佐 千田正和
主任議事管理主査 浅田和夫
議事管理主査 筒井則裕
議事管理主査 熊谷正則
議事管理主査 下山義彦
   
午後1時5分 開 議
〇議長(山内隆文君) これより本日の会議を開きます。
   
   諸般の報告
〇議長(山内隆文君) 日程に入るに先立ち、諸般の報告をいたします。
 知事から、議案の提出がありましたので、お手元に配付いたしてありますから、御了承願います。
   
〔参照〕
財第66号 
平成11年5月14日 
岩手県議会議長 山 内 隆 文 殿
岩手県知事 増 田 寛 也
   議案の送付について
 平成11年5月12日開会の岩手県議会臨時会に提出する下記の議案を別添のとおり送付します。

議案第5号 監査委員の選任に関し同意を求めることについて
   
   〔議案の登載省略〕
   
〇議長(山内隆文君) 次に、発議案3件が提出になっておりますので、お手元に配付いたしてありますから、御了承願います。
   
発議案第1号
平成11年5月12日
 岩手県議会議長 山 内 隆 文 殿
提出者議員 菊 池   勲
賛成者議員 伊 藤 勢 至
外9人
地方分権の推進を図るための関係法律の整備等に関する法律案の早期成立を求める決議
 岩手県議会会議規則第14条の規定により、標記の決議案を別紙のとおり提出します。
   
〔参照〕
地方分権の推進を図るための関係法律の整備等に関する法律案の早期成立を求める決議
 地方分権の推進を図るための関係法律の整備等に関する法律案は、地方分権推進委員会の勧告に基づいて作成された地方分権推進計画の内容に沿って取りまとめられたものであり、地方公共団体が長年の課題としてきた地方分権の推進にとって大きな意義を有するものである。
 同法律案は、475本の法律改正で構成され、施行期日は原則平成12年4月1日とされているが、地方公共団体ではこの法案の成立後、限られた期間の中で、新たな条例、規則の制定や改廃などの規定整備、必置規制の見直しや権限委譲等に伴う執行体制の整備などを行い、法律改正後の事務事業の円滑な執行を図る必要がある。
 よって、本県議会は、地方分権推進の立場から同法律案が今国会において十分に審議され、早期に成立されるよう強く求めるものである。
 上記のとおり決議する。
 平成11年5月14日
岩 手 県 議 会 
   
発議案第2号
平成11年5月12日
 岩手県議会議長 山 内 隆 文 殿
提出者議員 伊 沢 昌 弘
賛成者議員 菊 池 雄 光
外4人
「地方分権の推進を図るための関係法律の整備等に関する法律案」の徹底審議を求める決議
 岩手県議会会議規則第14条の規定により、標記の決議案を別紙のとおり提出します。
   
〔参照〕
「地方分権の推進を図るための関係法律の整備等に関する法律案」の徹底審議を求める決議
 今国会に提出されている「地方分権の推進を図るための関係法律の整備等に関する法律案」は、地方分権推進委員会の勧告や地方分権推進計画の内容に沿って取りまとめられたものであり、地方公共団体が長年の課題としてきた地方分権の推進にとって大きな意義を有するものである。
 一括法案は、475本の法律改正で構成されており、施行期日が平成12年4月1日となっていることから、地方公共団体ではこの法案成立後、限られた期間の中で、新たな条例・規則の制定や改廃などの規定整備、必置規制の見直しや権限委譲に伴う執行体制の整備などを行ない、法律改正後の事務事業の円滑な執行を図ることが必要となる。
 しかし、国と地方の対等協力関係が確立されるためには、十分かつ慎重な審議が尽くされることが重要であり、加えて、これまで本県議会において度々求めてきた、社会保険や国民年金等の仕事に従事する地方事務官の身分と業務の地方への移管については、一括法案の中で国への一元化を進めることとなっており、地方分権や行政改革に逆行するものであり、住民サービスの低下につながることが懸念される。
 よって、本県議会は、地方分権推進の立場から同法案が国会において、十分に審議されるよう強く求めるものである。
 上記のとおり決議する。
 平成11年5月14日
岩 手 県 議 会 
   
発議案第3号
平成11年5月12日
 岩手県議会議長 山 内 隆 文 殿
提出者議員 小 原 宣 良
賛成者議員 菊 池 雄 光
外3人
ユーゴ空爆の即時中止を求めることに関する決議
 岩手県議会会議規則第14条の規定により、標記の決議案を別紙のとおり提出します。
   
〔参照〕
ユーゴ空爆の即時中止を求めることに関する決議
 NATOが行っているユーゴスラビアへの空爆は一層激しさを増している。
 空爆は、難民を急増させるとともに、民間の住宅や学校、病院、市場、通信施設、交通網、更に、古い歴史をもつ多くの貴重な文化財までが目標とされ、非戦闘員の一般民衆を犠牲にしている。5月7日には、ベオグラードの中国大使館が爆撃され、20人以上の死傷者が出ている。
 今回のユーゴスラビアに対するNATOの空爆は、それを認める国連安保理決議が一切なく、国連を完全に無視して行われている。しかも、主権国家内の民族紛争に対して外部から不当に軍事干渉を行うことにより、主権尊重、内政不干渉、武力不行使という国連憲章の根本原則を踏みにじっている。
 今緊急に求められているのは、NATOによる軍事介入の即時中止であり、外交的手段での平和的解決である。
 岩手県議会は、NATOによるユーゴの空爆中止を求めると同時に、日本国政府が武力行使の即時中止と、交渉による平和的解決実現に積極的な役割を果たすように、強く求めるものである。
 上記のとおり決議する。
 平成11年5月14日
岩 手 県 議 会 
   
〇議長(山内隆文君) 次に、各委員長から、総務委員長に藤原良信君、副委員長に岩城明君が、環境福祉委員長に高橋賢輔君、副委員長に柳村岩見君が、商工文教委員長に田村正彦君、副委員長に小野寺研一君が、農林水産委員長に船越賢太郎君、副委員長に阿部敏雄君が、土木委員長に水上信宏君、副委員長に川口民一君が、議会運営委員長に菊池勲君、副委員長に伊藤勢至君がそれぞれ当選された旨、報告がありました。
 次に、総務委員長から、委員会報告書の提出がありますが、後刻詳細に報告を求めますので、朗読を省略いたします。
 次に、各委員長から、委員会の閉会中の継続調査の申し出があります。
 次に、岩手県競馬組合議会議員の任期満了に伴い、知事から後任議員の選挙について申し出があります。
   
日程第1 議案第1号平成10年度岩手県一般会計補正予算(第6号)の専決処分に関し承認を求めることについてから日程第4 議案第4号過疎地域における県税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例まで
〇議長(山内隆文君) これより本日の議事日程に入ります。
 日程第1、議案第1号から日程第4、議案第4号までを一括議題といたします。
 各案件に関し委員長の報告を求めます。藤原総務委員長。
   〔総務委員長藤原良信君登壇〕

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