平成11年6月定例会 第2回岩手県議会定例会会議録

前へ 次へ

〇総務委員長(藤原良信君) 去る7月2日の本会議におきまして、当総務委員会に付託されました議案4件及びさきに付託を受けました請願陳情2件につきまして、5日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第1号平成11年度岩手県一般会計補正予算(第1号)中、第1条第1項、同条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳入各款、歳出第2款総務費、第9款警察費及び第3条地方債の補正についてでありますが、今回の補正は、新しい総合計画の方向性等を踏まえ、新規または政策的な事業について計上するとともに、国庫支出金の確定に伴う事業費の変更等、事業執行上、今回計上を要するものについて、総額200億603万4、000円を補正しようとするものであります。
 第1条歳入歳出予算の補正のうち、歳入の主なものは、第5款地方交付税48億5、885万2、000円、第9款国庫支出金69億2、719万4、000円、第15款県債51億2、800万円の増等であります。
 歳出の主なものは、第2款総務費において、庁舎等集中設計管理費1億5、554万7、000円、地区合同庁舎建設事業費7億5、622万5、000円、クリーンエネルギー導入促進事業費4、944万円の増等であり、第9款警察費においては、交番、駐在所建設事業費5、279万1、000円、駐在所等用地購入費6、114万4、000円の増等であります。
 第3条地方債の補正は、環境保健センター(仮称)整備事業ほか3件を追加し、家畜保健衛生所施設整備ほか18件の起債の限度額を変更しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、バランスシートの作成、県債残高見込み、新しい総合計画の地域計画の策定状況、地方交付税率の引き上げ等について質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第9号学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する条例の一部を改正する条例でありますが、これは、公立学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償の基準を定める政令の一部改正に伴い、介護補償の額を引き上げようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第10号古物営業許可等手数料条例の一部を改正する条例でありますが、これは、古物営業法施行令の一部改正に伴い、古物営業の許可等の手数料の額を増額しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第14号公平委員会の事務の受託の協議に関し議決を求めることについてでありますが、これは、規約を定めて公平委員会の事務を一関地方広域連合から受託しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、請願陳情についてでありますが、受理番号第10号日の丸・君が代の拙速な法制化と強制に反対し国民的討論を求めることについて請願外1件につきましては、お手元に配付されております請願陳情審査報告書のとおり不採択と決定いたしました。
 次に、閉会中の継続調査についてでありますが、岩手県先端科学技術研究センターにつきましては、引き続き意見交換等を行うこととし、別途、議長に対し、申し出をいたしておりますので御了承願います。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(山内隆文君) 次に、高橋環境福祉委員長。
   〔環境福祉委員長高橋賢輔君登壇〕(拍手)
〇環境福祉委員長(高橋賢輔君) 去る7月2日の本会議におきまして、当環境福祉委員会に付託されました議案2件及びさきに付託を受けました請願陳情6件につきまして、5日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告申し上げます。
 議案第1号平成11年度岩手県一般会計補正予算(第1号)中、第1条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳出第3款民生費及び第4款衛生費についてでありますが、これは、新しい総合計画の方向性等を踏まえ、新規または政策的な事業について計上するとともに、国庫支出金の確定に伴う事業費の変更等、事業執行上、今回計上を要するものについて補正しようとするものであります。
 第3款民生費は9億5、241万1、000円の補正であり、その主なものは、民間社会福祉活動推進費7、269万5、000円、ひとにやさしいまちづくり推進事業費1億754万4、000円、知的障害者援護施設整備費3億1、295万9、000円のそれぞれの増等であります。
 第4款衛生費は10億2、764万9、000円の補正であり、その主なものは、環境保健センター(仮称)整備事業費1億4、092万9、000円、救急医療対策費9、380万円、看護婦宿舎施設整備費補助4億5、170万6、000円のそれぞれの増等であります。
 第2条第2表債務負担行為補正のうち、追加中1環境保健センター(仮称)整備事業については、期間及び限度額を定めようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、青少年女性対策事業のこれまでの成果と今後の取り組み、すこやか子どもランド(仮称)整備事業の内容及び介護保険実施に係る広域化対策等について質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第8号岩手県介護保険審査会の公益を代表する委員の定数に関する条例についてでありますが、これは、介護保険法第185条第1項の規定により、岩手県介護保険審査会の公益を代表する委員の定数を定めようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、不服申し立ての見込み件数と審査の所要時間等について質疑が交わされたところであります。
 次に、請願陳情についてでありますが、受理番号第2号一関市狐禅寺地区への廃棄物処理施設の建設反対について請願外5件につきましては、お手元に配付されております請願陳情審査報告書のとおり決定いたしました。
 なお、継続審査と決定いたしました3件につきましては、別途、議長に対し、閉会中の継続審査の申し出をいたしておりますので御了承願います。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(山内隆文君) 次に、田村商工文教委員長。
   〔商工文教委員長田村正彦君登壇〕(拍手)
〇商工文教委員長(田村正彦君) 去る7月2日の本会議におきまして、当商工文教委員会に付託されました議案2件及びさきに付託を受けました請願陳情2件につきまして、5日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告申し上げます。
 議案第1号平成11年度岩手県一般会計補正予算(第1号)中、第1条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳出第5款労働費、第7款商工費及び第10款教育費並びに第2条第2表債務負担行為補正のうち、追加中4についてでありますが、これは、新しい総合計画の方向性等を踏まえ、新規または政策的な事業について計上するとともに、国庫支出金の確定に伴う事業費の変更等、事業執行上、今回計上を要するものについて補正しようとするものであります。
 第5款労働費は1億800万円の補正であり、その主なものは、離職者対策資金貸付金5、200万円、財団法人岩手県勤労者福祉協会運営資金貸付金5、000万円のそれぞれの増等であります。
 第7款商工費は21億4、783万8、000円の補正であり、その主なものは、新産業創造支援資金貸付金1億5、000万円、いわて新産業創造プラットホーム整備推進事業費1億5、016万円、中心市街地活性化推進事業費8億206万4、000円、地域産業活性化企業設備貸与資金貸付金9億円のそれぞれの増等であります。
 第10款教育費は19億7、605万4、000円の補正であり、その主なものは、産業教育施設建設事業費6億805万7、000円、セミナーハウス建設事業費2億4、850万4、000円のそれぞれの増等であります。
 第2条第2表債務負担行為補正のうち、追加中4総合教育センター施設設備整備については、期間及び限度額を定めようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、本県の雇用情勢及び緊急雇用対策への対応、中心市街地活性化推進事業の概要、競技力向上対策の成果、豊かな心をはぐくむ教育推進事業の概要などについて質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第11号高等学校定時制課程及び通信制課程修学資金貸付条例の一部を改正する条例についてでありますが、これは、高等学校定時制課程及び通信制課程修学資金の貸し付け対象者の範囲を拡大するとともに、あわせて所要の整備をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、請願陳情についてでありますが、受理番号第4号義務教育費国庫負担制度の堅持を求めることについて請願外1件につきましては、お手元に配付されております請願陳情審査報告書のとおり決定いたしました。
 なお、継続審査と決定いたしました1件につきましては、別途、議長に対し、閉会中の継続審査の申し出をいたしておりますので御了承願います。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(山内隆文君) 次に、船越農林水産委員長。
   〔農林水産委員長船越賢太郎君登壇〕(拍手)
〇農林水産委員長(船越賢太郎君) 去る7月2日の本会議におきまして、当農林水産委員会に付託されました議案5件について、5日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第1号平成11年度岩手県一般会計補正予算(第1号)中、第1条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳出第6款農林水産業費、第2条第2表債務負担行為補正のうち、追加中2についてでありますが、今回の補正は、新しい総合計画の方向性等を踏まえ、新規または政策的な事業について計上するとともに、国庫支出金の確定に伴う事業費の変更等、事業執行上、今回計上を要するものについて補正しようとするものであります。
 第6款農林水産業費は76億2、473万2、000円の補正でありますが、その主なものは、農業大学校施設整備費7億4、639万6、000円、ほ場整備事業費6億1、950万円、ふるさと農道緊急整備事業費5億1、918万5、000円のそれぞれの増等であります。
 第2条第2表債務負担行為補正のうち、追加中2県産材利用木造住宅建設資金の融通に伴う利子補給補助については、その期間及び限度額を定めようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、家畜畜産物の生産振興策、農業大学校の施設整備の内容、漁業系廃棄物再資源化システム開発促進事業費補助の事業効果及び補助金交付先団体の運営問題等について質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第3号農業関係の建設事業に要する経費の一部を負担させることに関する議決の変更に関し議決を求めることについて及び議案第4号農業関係の建設事業に要する経費の一部を負担させることに関し議決を求めることについてでありますが、これらは、農業関係の建設事業に要する経費の額の変更に伴い、受益市町の負担金の額を変更し、及び経費の一部を受益市町村に負担させようとするものであり、いずれも原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第5号水産関係の建設事業に要する経費の一部を負担させることに関し議決を求めることについてでありますが、これは、水産関係の建設事業に要する経費の一部を受益市町村に負担させようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第12号財産の譲渡に関し議決を求めることについてでありますが、これは、五区環境保全組合ほか11団体に家畜排せつ物処理施設の用に供する建物を無償譲渡しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、譲渡施設に係る維持管理について質疑が交わされたところであります。
 次に、閉会中の継続調査についてでありますが、漁村環境の整備につきまして引き続き意見交換を行うこととし、別途、議長に対し、申し出をいたしておりますので御了承願います。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(山内隆文君) 次に、水上土木委員長。
   〔土木委員長水上信宏君登壇〕(拍手)
〇土木委員長(水上信宏君) 去る7月2日の本会議におきまして、当土木委員会に付託されました議案5件につきまして、5日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第1号平成11年度岩手県一般会計補正予算(第1号)中、第1条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち歳出第8款土木費及び第2条第2表債務負担行為補正のうち追加3緊急地方道路整備事業(街路)についてでありますが、今回の補正は、新しい総合計画の方向性等を踏まえ、新規または政策的な事業について計上するとともに、国庫支出金の確定に伴う事業費の変更等、事業執行上、今回計上を要するものについて補正しようとするものであります。
 第8款土木費は48億9、331万9、000円の補正でありますが、その主なものは、交通安全施設整備事業費4億6、000万円、凍雪害対策事業費9億6、600万円、緊急地方道路整備事業費7億9、700万円のそれぞれの増等であります。
 第2条第2表債務負担行為補正のうち、追加3緊急地方道路整備事業(街路)は、その期間及び限度額を定めようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、建設業界における構造改善の推進方策及び都市計画の見直し等について質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第2号平成11年度岩手県港湾整備事業特別会計補正予算(第1号)は10億9、439万2、000円の補正でありますが、これは、事業計画の変更に基づいて所要額を補正しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第6号土木関係の建設事業に要する経費の一部を負担させることに関する議決の変更に関し議決を求めることについて及び議案第7号土木関係の建設事業に要する経費の一部を負担させることに関し議決を求めることについてでありますが、これらは、土木関係の建設事業に要する経費の額の変更に伴い、受益市の負担金の額を変更し、及び経費の一部を受益市町村に負担させようとするものであり、いずれも原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第13号財産の処分に関し議決を求めることについてでありますが、これは、北星株式会社に工場用地に供する土地を売り払いしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、閉会中の継続調査についてでありますが、一般県道西山生保内線の地震災害につきまして、引き続き意見交換等を行うこととし、別途、議長に対し、申し出をいたしておりますので、御了承願います。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(山内隆文君) これより、ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑の通告がありますので、発言を許します。斉藤信君。

前へ 次へ