平成13年2月定例会 第9回岩手県議会定例会会議録

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〇総務委員長(藤原良信君) 去る3月7日の本会議におきまして、当総務委員会に付託されました議案16件のうち、7件につきまして、8日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第55号平成12年度岩手県一般会計補正予算(第3号)中、第1条第1項、同条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち歳入各款、歳出第1款議会費、第2款総務費、第9款警察費、第12款公債費及び第13款諸支出金、第2条第2表繰越明許費のうち第2款総務費、並びに第4条地方債の補正についてでありますが、これは、経済対策対応分など、国庫支出金の決定及び事業費の確定に伴う整理並びに事業執行上、今回計上を要するものなどについて、総額48億7、850万1、000円を減額補正しようとするものであります。
 第1条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳入の主なものは、第1款県税58億8、463万9、000円、第5款地方交付税81億2、555万2、000円のそれぞれの増、及び第9款国庫支出金55億8、238万5、000円、第11款繰入金131億4、190万3、000円、第13款諸収入59億9、654万9、000円のそれぞれの減等であります。
 歳出の主なものは、第2款総務費において、財政調整基金積立金7億1、623万2、000円、共同利用型研究開発施設整備費7億1、515万1、000円のそれぞれの増、及び市町村総合補助金2億5、453万2、000円の減等であり、第9款警察費においては、待機宿舎建設事業費1億2、684万円の減等であり、第12款公債費においては、県債償還利子4億1、036万2、000円の減等であり、第13款諸支出金においては、利子割交付金18億4、741万2、000円の増、及び地方消費税清算金6億8、524万3、000円の減等であります。
 第2条第2表繰越明許費のうち、第2款総務費98億647万円は、東北新幹線建設事業費負担金ほか6事業に係る予算を翌年度に繰り越して使用しようとするものであります。
 第4条地方債の補正は、共同利用型研究開発施設整備の起債を追加し、東北新幹線建設事業ほか19事業の起債の限度額を変更しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、地方バス路線運行維持費補助制度、除雪に係る特別地方交付税措置及び共同利用型研究開発施設整備費等について質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第63号平成12年度岩手県証紙収入整理特別会計補正予算(第1号)についてでありますが、これは、繰越金の増等に伴い、一般会計繰出金1億6、835万8、000円を増額しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第76号県議会議員及び知事の選挙における選挙運動用自動車の使用及びポスターの作成の公営に関する条例の一部を改正する条例でありますが、これは、公職選挙法の一部改正に伴い、所要の整理をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第77号学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する条例の一部を改正する条例でありますが、これは、公立学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償の基準を定める政令の一部改正に伴い、休業補償等に係る補償基礎額の扶養加算額を引き上げようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第83号財産の取得に関し議決を求めることについてでありますが、これは、株式会社テーアイイー岩手から、行政情報の処理及び提供の用に供するため、パーソナル・コンピューター及びネットワーク周辺機器を取得しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第85号損害賠償請求事件に係る和解及びこれに伴う損害賠償の額を定めることに関し議決を求めることについてでありますが、これは、損害賠償請求事件に係る和解をし、及びこれに伴う損害賠償の額を定めようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第90号損害賠償請求事件に係る和解及びこれに伴う損害賠償の額を定めることに関し議決を求めることについてでありますが、これは、損害賠償請求事件に係る和解をし、及びこれに伴う損害賠償の額を定めようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、担当職員に対する処分について質疑が交わされたところであります。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(山内隆文君) 次に、高橋環境福祉委員長。
   〔環境福祉委員長高橋賢輔君登壇〕(拍手)
〇環境福祉委員長(高橋賢輔君) 去る3月7日の本会議におきまして、当環境福祉委員会に付託されました議案8件のうち、4件につきまして、8日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告申し上げます。
 議案第55号平成12年度岩手県一般会計補正予算(第3号)中、第1条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳出第3款民生費及び第4款衛生費、第2条第2表繰越明許費のうち、第3款民生費及び第4款衛生費についてでありますが、これは、経済対策対応分など、国庫支出金の決定及び事業費の確定に伴う整理並びに事業執行上、今回計上を要するものなどについて補正しようとするものであります。
 第3款民生費は12億7、978万4、000円の補正であり、その主なものは、老人福祉施設整備費10億3、412万1、000円、介護予防拠点施設整備事業費補助5億508万9、000円、児童保護措置費2億6、592万5、000円のそれぞれの増、重度心身障害者(児)医療助成費1億5、726万2、000円、介護給付費等負担金5億2、984万2、000円、特別保育事業費1億4、971万2、000円のそれぞれの減等であります。
 第4款衛生費は1億4、442万6、000円の補正であり、その主なものは、精神障害者入院等措置費9、608万2、000円、老人保健対策費6億2、464万9、000円のそれぞれの増、環境保健センター(仮称)整備事業費1億974万6、000円、老人保健施設等整備費補助8、876万5、000円の減等であります。
 第2条第2表繰越明許費のうち、第3款民生費34億3、762万8、000円は、知的障害者援護施設整備費補助ほか5事業について、第4款衛生費3億849万1、000円は、シーサイドウォーキングロード整備事業費ほか3事業について、それぞれ翌年度に繰り越して使用しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、ポニースクール岩手の廃止に伴う今後の運営、青少年健全育成推進事業の実績、成果、痴呆性高齢者対策等について質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第56号平成12年度岩手県母子寡婦福祉資金特別会計補正予算(第1号)についてでありますが、これは、事業計画の変更に基づき、母子寡婦福祉資金貸付費を7、427万1、000円増額しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第67号平成12年度岩手県立病院等事業会計補正予算(第2号)についてでありますが、これは、業務の予定量の変更に伴い、収益的収入及び支出については、収入の予定額41億3、425万8、000円、支出の予定額39億4、211万2、000円のそれぞれの減、資本的収入及び支出については、収入の予定額1億1、999万5、000円、支出の予定額1億4、308万3、000円のそれぞれの減等、所要の補正を行おうとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、外来患者の減少の理由、職員公舎の整備等について質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第79号看護職員修学資金貸付条例の一部を改正する条例でありますが、これは、医療法の一部改正に伴い、所要の整備をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(山内隆文君) 次に、田村商工文教委員長。
   〔商工文教委員長田村正彦君登壇〕(拍手)
〇商工文教委員長(田村正彦君) 去る3月7日の本会議におきまして、当商工文教委員会に付託されました議案5件につきまして、8日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告申し上げます。
 議案第55号平成12年度岩手県一般会計補正予算(第3号)中、第1条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳出第5款労働費、第7款商工費、第10款教育費及び第11款災害復旧費のうち第3項教育施設災害復旧費並びに第2条第2表繰越明許費のうち、第7款商工費及び第10款教育費についてでありますが、これは、経済対策対応分など、国庫支出金の決定及び事業費の確定に伴う整理並びに事業執行上、今回計上を要するものなどについて補正しようとするものであります。
 第5款労働費は1億8、266万5、000円の減額補正であり、その主なものは、緊急地域雇用特別基金事業費補助6、173万6、000円、職業能力開発推進事業費4、490万7、000円のそれぞれの減等であります。
 第7款商工費は31億2、877万円の減額補正であり、その主なものは、いわてマルチメディアセンター管理運営費1、267万8、000円、岩手県信用保証協会出捐金1億5、627万8、000円のそれぞれの増、いわて緊急経済対策資金貸付金4億5、551万6、000円、工業立地促進資金貸付金8億5、324万3、000円のそれぞれの減等であります。
 第10款教育費は7億1、076万6、000円の減額補正であり、その主なものは、教職員人事費のうち、児童手当及び退職手当2億4、551万8、000円、美術品取得費1億1、293万5、000円のそれぞれの増、いわて教育情報ネットワーク整備事業費4億8、859万2、000円、美術館整備事業費3億2、475万7、000円のそれぞれの減等であります。
 第11款災害復旧費第3項教育施設災害復旧費3、000万円の減額は、学校施設災害がなかったことによる減額であります。
 第2条第2表繰越明許費のうち、第7款商工費3、200万円は、バリアフリー観光空間整備事業費補助について、第10款教育費26億2、359万1、000円は、いわて教育情報ネットワーク整備事業ほか3事業について、それぞれ翌年度に繰り越して使用しようとするものであります。
 なお、審査の過程におきましては、いわて教育情報ネットワーク整備事業の進捗状況、遠洋漁業実習船の安全対策などについて質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第61号平成12年度岩手県中小企業振興資金特別会計補正予算(第2号)についてでありますが、これは、事業計画の変更に基づき、歳入歳出をそれぞれ6億5、342万円減額しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第82号岩手県立千廐東高等学校校舎等改築(建築)工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについてでありますが、これは、岩手県立千廐東高等学校校舎等改築(建築)工事の請負契約を締結しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、校舎のバリアフリー化及び県産材の利用状況などについて質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第88号損害賠償請求事件に係る和解及びこれに伴う損害賠償の額を定めることに関し議決を求めることについて及び議案第89号損害賠償請求事件に係る和解及びこれに伴う損害賠償の額を定めることに関し議決を求めることについてでありますが、これらは、いずれも損害賠償請求事件に係る和解をし、及びこれに伴う損害賠償の額を定めようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(山内隆文君) 次に、船越農林水産委員長。
   〔農林水産委員長船越賢太郎君登壇〕(拍手)
〇農林水産委員長(船越賢太郎君) 去る3月7日の本会議におきまして、当農林水産委員会に付託されました議案14件のうち、10件につきまして、8日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第55号平成12年度岩手県一般会計補正予算(第3号)中、第1条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳出第6款農林水産業費、第11款災害復旧費中、第1項農林水産施設災害復旧費、第2条第2表繰越明許費のうち、第6款農林水産業費、第11款災害復旧費中、第1項農林水産施設災害復旧費についてでありますが、これは、経済対策対応分など、国庫支出金の決定及び事業費の確定に伴う整理及び事業執行上、今回計上を要するものなどについて補正しようとするものであります。
 まず、第6款農林水産業費は44億7、498万5、000円の減額補正であり、その主なものは、中山間地域等直接支払事業費2億5、250万円の増、いわて純情米生産体制強化総合推進対策事業費6億3、019万9、000円、ほ場整備事業費9億2、263万円、治山事業費2億5、422万5、000円、水産物流通加工振興対策費7、693万1、000円のそれぞれの減等であります。
 第11款災害復旧費中、第1項農林水産施設災害復旧費は17億2、218万9、000円の減額補正でありますが、その主なものは、団体営農地等災害復旧事業費11億7、644万3、000円、林道災害復旧事業費2億3、745万8、000円のそれぞれの減等であります。
 次に、第2条第2表繰越明許費のうち、第6款農林水産業費299億1、386万2、000円は、地域農業基盤確立農業構造改善事業ほか59事業について、第11款災害復旧費第1項農林水産施設災害復旧費3億6、365万円は、団体営農地等災害復旧事業ほか2事業について、それぞれ翌年度に繰り越して使用しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、岩手県肉牛生産公社経営改善対策費補助等について質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第57号平成12年度岩手県農業改良資金特別会計補正予算(第2号)は2、365万3、000円の減、議案第58号平成12年度岩手県県有林事業特別会計補正予算(第3号)は2億9、860万3、000円の減、議案第59号平成12年度岩手県林業改善資金特別会計補正予算(第2号)は4万8、000円の減、議案第60号平成12年度岩手県沿岸漁業改善資金特別会計補正予算(第2号)は6、019万8、000円の減でありますが、これらは、それぞれの事業計画の変更に基づいて所要額を補正しようとするものであり、いずれも原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第70号農業関係の建設事業に要する経費の一部を負担させることに関する議決の変更に関し議決を求めることについて及び議案第71号農業関係の建設事業に要する経費の一部を負担させることに関し議決を求めることについてでありますが、これらは、農業関係の建設事業に要する経費の額の変更等に伴い、受益市町村の負担金の額を変更し、及び経費の一部を受益市町に負担させようとするものであり、いずれも原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第72号林業関係の建設事業に要する経費の一部を負担させることに関し議決を求めることについてでありますが、これは、林業関係の建設事業に要する経費の一部を受益市に負担させようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第73号水産関係の建設事業に要する経費の一部を負担させることに関する議決の変更に関し議決を求めることについてでありますが、これは、水産関係の建設事業に要する経費の額の変更に伴い、受益市の負担金の額を変更しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第78号岩手県土地改良事業分担金徴収条例の一部を改正する条例でありますが、これは、土地改良総合整備事業(担い手支援型)に係る分担金を徴収するとともに、あわせて所要の整備をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(山内隆文君) 次に、水上土木委員長。
   〔土木委員長水上信弘君登壇〕(拍手)
〇土木委員長(水上信弘君) 第8回県議会において継続審査となっております議案1件及び去る3月7日の本会議におきまして、当土木委員会に付託されました議案17件のうち15件につきまして、8日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 継続審査となっております議案第10号一般国道107号杉名畑第1号トンネル築造工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについてでありますが、これは、一般国道107号杉名畑第1号トンネル築造工事の請負契約を締結しようとするものであります。
 本案につきましては、入札に際し談合の疑いがあるとして、昨年12月11日及び本年1月16日の委員会では結論を出すに至らなかったものでありますが、8日、県当局から、調査の結果、かかる事実は確認できなかった旨報告を受け、談合に関連する事項のほか、請負者の経営状況等について質疑を交わした後、採決の結果、多数をもって原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第55号平成12年度岩手県一般会計補正予算(第3号)中、第1条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳出第8款土木費、第11款災害復旧費のうち第2項土木施設災害復旧費、第2条第2表繰越明許費中第8款土木費、第11款災害復旧費のうち第2項土木施設災害復旧費、第3条債務負担行為の補正についてでありますが、これは、経済対策対応分など、国庫支出金の決定及び事業費の確定に伴う整理並びに事業執行上、今回計上を要するものなどについて補正しようとするものであります。
 第8款土木費は57億4、894万7、000円の補正でありますが、その主なものは、除雪費14億5、935万4、000円、直轄道路事業費負担金38億7、201万円、直轄河川事業費負担金14億2、192万8、000円のそれぞれの増、河川災害復旧助成事業費2億9、266万4、000円、簗川ダム建設事業費2億5、235万2、000円のそれぞれの減等であります。
 第11款災害復旧費第2項土木施設災害復旧費は42億875万円の減額補正でありますが、その主なものは、河川等災害復旧事業費39億3、187万4、000円の減等であります。
 第2条第2表繰越明許費のうち、第8款土木費467億8、756万7、000円は、空港整備ほか79事業について、第11款災害復旧費第2項土木施設災害復旧費76億6、935万5、000円は、河川等災害復旧事業ほか1事業について、それぞれ翌年度へ繰り越して使用しようとするものであります。
 第3条債務負担行為の補正は、交通安全施設整備事業ほか12事業について、その期間及び限度額を定め、地域優良分譲住宅制度による資金の融通に伴う利子補給補助ほか7事業について、その限度額を変更しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、降雪量及び雪寒の県営工事への影響等について質疑が交わされたところであります。
 議案第62号平成12年度岩手県土地先行取得事業特別会計補正予算(第1号)は31億7、611万円の増額、議案第64号平成12年度岩手県流域下水道事業特別会計補正予算(第3号)は5億8、785万5、000円の増額、議案第65号平成12年度岩手県港湾整備事業特別会計補正予算(第1号)は369万2、000円の減額、議案第66号平成12年度岩手県県民ゴルフ場事業特別会計補正予算(第2号)は36万5、000円の減額でありますが、これらは、いずれも事業計画の変更に基づいて所要額を補正しようとするものであり、いずれも原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第68号平成12年度岩手県電気事業会計補正予算(第1号)についてでありますが、これは、業務の予定量を補正し、収益的収入及び支出の予定額について、収入1億1、681万万7、000円、支出6、482万8、000円をそれぞれ増額、資本的収入及び支出の予定額については、収入9、443万9、000円、支出4億2、587万8、000円をそれぞれ減額しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、社団法人岩手県林業公社に対する長期貸し付けの状況等について質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第69号平成12年度岩手県工業用水道事業会計補正予算(第1号)についてでありますが、これは、業務の予定量を補正し、収益的収入及び支出の予定額について、収入65万円、支出6、295万8、000円をそれぞれ増額、資本的収入及び支出の予定額については、収入2億2、310万9、000円、支出1億3、356万6、000円をそれぞれ減額しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第74号土木関係の建設事業に要する経費の一部を負担させることに関する議決の変更に関し議決を求めることについて及び議案第75号土木関係の建設事業に要する経費の一部を負担させることに関し議決を求めることについてでありますが、これらは、土木関係の建設事業に要する経費の額の変更に伴い、受益市町村の負担金の額を変更し、及び経費の一部を受益市に負担させようとするものであり、いずれも原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第80号電気事業及び工業用水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例でありますが、これは、岩洞第2発電所の最大出力を増加しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第81号一般国道397号小股トンネル築造工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについてでありますが、これは、一般国道397号小股トンネル築造工事の請負契約を締結しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第84号県営住宅の明渡し及び滞納家賃等の支払に係る訴えの提起に関し議決を求めることについてでありますが、これは、県営住宅の明け渡し及び滞納家賃等支払い請求事件の訴えの提起をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第86号損害賠償請求事件に係る和解及びこれに伴う損害賠償の額を定めることに関し議決を求めることについてでありますが、これは、損害賠償請求事件に係る和解をし、及びこれに伴う損害賠償の額を定めようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第87号損害賠償請求事件に係る和解及びこれに伴う損害賠償の額を定めることに関し議決を求めることについてでありますが、これは、損害賠償請求事件に係る和解をし、及びこれに伴う損害賠償の額を定めようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、倒壊した自転車置き場の屋根の設計荷重等について質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第91号北上川水系に係る一級河川の指定を変更しようとすることについての意見に関し議決を求めることについてでありますが、これは、北上川水系に係る一級河川の指定を変更することについて国土交通大臣に意見を述べようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(山内隆文君) これより、ただいまの委員長報告に対する質疑に入るのでありますが、通告がありませんので、質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論の通告がありますので、発言を許します。斉藤信君。
   〔23番斉藤信君登壇〕

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