平成13年6月定例会 第10回岩手県議会定例会会議録

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〇総務委員長(千葉伝君) 去る6月29日の本会議におきまして、当総務委員会に付託されました議案12件につきまして、7月2日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第1号平成12年度岩手県一般会計補正予算(第4号)の専決処分に関し承認を求めることについてでありますが、これは、平成12年度岩手県一般会計補正予算(第4号)中、第1条第1項、同条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳入各款及び第2条地方債の補正については、一般会計歳入予算に係る地方交付税、地方債等が3月末に決定したことなどに伴い、所要の予算補正を行う必要が生じたことから専決処分したものであり、原案を承認することに決定いたしました。
 次に、議案第2号岩手県県税条例の一部を改正する条例の専決処分に関し承認を求めることについてでありますが、これは、地方税法が一部改正されたことに伴い、4月1日から県税条例の関係部分を改正する必要が生じたことから専決処分したものであり、原案を承認することに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、地方税負担の軽減に伴う県財政への影響について質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第3号県議会議員及び知事の選挙における選挙運動用自動車の使用及びポスターの作成の公営に関する条例の一部を改正する条例でありますが、これは、選挙運動用自動車の使用及びポスターの作成の公営に要する経費に係る限度額を引き上げようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第4号岩手県基金管理審議会条例を廃止する条例でありますが、これは、岩手県基金管理審議会条例を廃止しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第7号岩手県県税条例等の一部を改正する条例でありますが、これは、地方税法の一部改正に伴い、自動車の環境に及ぼす影響に応じた自動車税の特例措置を講じ、及び鉱区税に係る特例措置を廃止する等の改正をするとともに、あわせて所要の整備をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第15号市町村立学校職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例でありますが、これは、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部改正に伴い、県費負担教職員のうち、非常勤の講師の報酬及び職務を行うために要する費用の弁償の額並びにその支給方法について定めるとともに、あわせて所要の整備をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第16号岩手県警察本部組織条例の一部を改正する条例でありますが、これは、警察法施行令及び情報公開条例の一部改正に伴い、警務部の分掌事務を改めようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第17号風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行条例の一部を改正する条例でありますが、これは、医療法の一部改正に伴い、所要の整理をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第18号岩手県社会教育委員の定数及び任期に関する条例等の一部を改正する条例でありますが、これは、審議会等の委員に県議会議員が就任しないこととしたことに伴い、委員の数の改定等をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第19号二戸地区合同庁舎新築(建築)工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについてでありますが、これは、二戸地区合同庁舎新築(建築)工事の請負契約を締結しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第20号二戸地区合同庁舎新築(電気設備)工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについてでありますが、これは、二戸地区合同庁舎新築(電気設備)工事の請負契約を締結しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第21号二戸地区合同庁舎新築(機械設備)工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについてでありますが、これは、二戸地区合同庁舎新築(機械設備)工事の請負契約を締結しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、閉会中の継続調査についてでありますが、政策評価結果及び政策推進について引き続き意見交換等を行うこととし、別途、議長に対し、申し出をいたしておりますので、御了承願います。
 なお、さきに継続調査と議決されておりました職員の職務に係る倫理の保持につきましては、県当局から説明を受け、質疑、意見交換を行った後、調査を終了いたしておりますことを申し添えます。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(谷藤裕明君) 次に、佐々木環境福祉委員長。
   〔環境福祉委員長佐々木一榮君登壇〕
〇環境福祉委員長(佐々木一榮君) 去る6月29日の本会議におきまして、当環境福祉委員会に付託されました議案1件及びさきに付託を受けました請願陳情5件につきまして、7月2日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果について御報告いたします。
 議案第5号県営医療審議会条例を廃止する条例でありますが、これは、県営医療審議会条例を廃止しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、当該審議会委員の構成状況、これまで当該審議会が果たした役割などについて質疑が交わされたところであります。
 次に、請願陳情についてでありますが、受理番号第54号学童保育(放課後児童クラブ)の施策拡充と予算の増額を国に求める請願外4件につきましては、お手元に配付されております請願陳情審査報告書のとおり決定されました。
 なお、継続審査と決定いたしました2件につきましては、別途、議長に対し、閉会中の継続審査の申し出をいたしておりますので、御了承願います。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(谷藤裕明君) 次に、上澤商工文教委員長。
   〔商工文教委員長上澤義主君登壇〕
〇商工文教委員長(上澤義主君) 去る6月29日の本会議におきまして、当商工文教委員会に付託されました議案7件及びさきに付託を受けました請願陳情4件につきまして、7月2日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第6号岩手県職業能力開発審議会条例の一部を改正する条例でありますが、これは、職業能力開発促進法の一部改正に伴い、所要の整理をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第9号高等学校定時制課程及び通信制課程等修学資金貸付条例の一部を改正する条例でありますが、これは、高等学校定時制課程及び通信制課程等修学資金の貸付金額を増額しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、修学資金貸付制度の利用状況及び運用について質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第13号美術館条例でありますが、これは、美術品及び美術に関する資料を収集し、保管し及び展示し、あわせて美術に関する調査研究及び普及活動を行い、もって、県民の芸術文化の振興に寄与するため美術館を設置しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第14号県立スケート場条例の一部を改正する条例についてでありますが、これは、県立スケート場にインラインスケート練習リンクを設置しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第25号財産の取得に関し議決を求めることについてでありますが、これは、東日本電信電話株式会社から、いわて教育情報ネットワークによる質の高い教育の推進を目的とした教育情報の通信の用に供するため、教育用ネットワークシステム及び教育支援関連機器を取得しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第26号財産の取得に関し議決を求めることについてでありますが、これは、富士通株式会社から、いわて教育情報ネットワークによる質の高い教育の推進を目的とした教育情報の通信の用に供するため、生徒用パーソナル・コンピューター及びネットワーク周辺機器を取得しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、パーソナル・コンピューターの配置計画、取得予定価格の設定、業者選定の理由などについて質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第27号財産の取得に関し議決を求めることについてでありますが、これは、富士通株式会社から、いわて教育情報ネットワークによる質の高い教育の推進を目的とした教育情報の通信の用に供するため、教員用パーソナル・コンピューター及びネットワーク周辺機器を取得しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、パーソナル・コンピューターの配置計画、取得予定価格の設定、業者選定の方法などについて質疑が交わされたところであります。
 次に、請願陳情についてでありますが、受理番号第52号教育予算の拡充、義務教育費国庫負担制度の堅持を求めることについて請願外3件につきましては、お手元に配付されております請願陳情審査報告書のとおり継続審査と決定いたしました。
 なお、継続審査と決定いたしました4件につきましては、別途、議長に対し、閉会中の継続審査の申し出をいたしておりますので、御了承願います。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(谷藤裕明君) 次に、伊藤農林水産委員長。
   〔農林水産委員長伊藤勢至君登壇〕
〇農林水産委員長(伊藤勢至君) 去る6月29日の本会議におきまして、当農林水産委員会に付託されました議案3件及びさきに付託を受けました請願陳情1件につきまして、7月2日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第1号平成12年度岩手県一般会計補正予算(第4号)の専決処分に関し承認を求めることについてでありますが、これは、平成12年度岩手県一般会計補正予算(第4号)中、第1条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳出第6款農林水産業費の補正については、履行不能届のあった県営建設工事の円滑な進捗を図るため、所要の予算補正を行う必要が生じたことから専決処分したものであり、原案を承認することに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、前金払制度等について質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第8号国営土地改良事業負担金徴収条例の一部を改正する条例でありますが、これは、負担金の徴収を受ける者から一時支払いの申し出があるときの負担金の徴収方法を定めようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第24号財産の譲渡に関し議決を求めることについてでありますが、これは、有限会社なわやほか6団体に家畜排せつ物処理施設の用に供する建物及び工作物を無償譲渡しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、無償譲渡の条件及び手続について質疑が交わされたところであります。
 次に、請願陳情についてでありますが、受理番号第48号閉伊川水源山地の公益的機能を高める措置を講ずることについて請願につきましては、お手元に配付されております請願陳情審査報告書のとおり継続審査と決定いたしました。
 なお、継続審査と決定いたしました本件につきましては、別途、議長に対し、閉会中の継続審査の申し出をいたしておりますので、御了承願います。
 次に、閉会中の継続調査についてでありますが、盛岡中央卸売市場の運営状況について引き続き意見交換を行うこととし、別途、議長に対し、申し出をいたしておりますので、御了承願います。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(谷藤裕明君) 次に、中屋敷県土整備委員長。
   〔県土整備委員長中屋敷十君登壇〕
〇県土整備委員長(中屋敷十君) 去る6月29日の本会議におきまして、当県土整備委員会に付託されました議案5件及びさきに付託を受けました請願陳情1件につきまして、7月2日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第10号都市計画の決定の手続の特例に関する条例でありますが、これは、岩手県環境影響評価条例の規定による環境影響評価その他の手続を伴う場合における都市計画法に規定する都市計画の決定の手続の特例に関し必要な事項を定めようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第11号屋外広告物条例の一部を改正する条例でありますが、これは、岩手県屋外広告物審議会を廃止するとともに、屋外広告物の表示等の許可を受けた者の地位の継承について所要の改正をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、当該審議会の廃止理由等について質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第12号岩手の景観の保全と創造に関する条例の一部を改正する条例でありますが、これは、岩手県景観形成審議会に屋外広告物及び屋外広告物を掲出する物件に関する重要事項を調査審議させる等所要の改正をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第22号花巻空港用地造成工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについてでありますが、これは、花巻空港用地造成工事の請負契約を締結しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、花巻空港整備計画について質疑が交わされたところであります。
 次に、議案第23号一般県道小本港線小本橋工事の請負契約の締結に関し議決を求めることについてでありますが、これは、一般県道小本港線小本橋工事の請負契約を締結しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、請願陳情についてでありますが、受理番号第49号閉伊川水源山地の公益的機能を高める措置を講ずることについて請願につきましては、お手元に配付されております請願陳情審査報告書のとおり継続審査と決定いたしました。
 なお、継続審査と決定いたしました本件につきましては、別途、議長に対し、閉会中の継続審査の申し出をいたしておりますので、御了承願います。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(谷藤裕明君) これより、ただいまの委員長報告に対する質疑に入るのでありますが、通告がありませんので、質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。斉藤信君。
   〔23番斉藤信君登壇〕

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