平成13年6月定例会 第10回岩手県議会定例会会議録

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〇議長(谷藤裕明君) ただいまは、光栄ある岩手県議会の議長に、党派を超えて心温まる御支援をいただいてその任に当たることになりました。心から厚く御礼を申し上げる次第でございます。
 私は、県議会の野球団のキャプテンという責をいただいて、皆さんと一緒に目的を達成するために一緒に汗を流してきた、その気持ちを、これからも142万県民の幸せを願いながら議会活動に努めてまいりたい、このように思っているところでございます。
 見てのとおりの若輩者でありますし、また、浅学非才の者でありますけれども、どうか先輩議員、同僚議員の皆様方の心温まる御支援、また、御助言を今後とも賜りながら円滑なる議会運営に努めてまいりたい、このように決意させていただいておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。(拍手)
   〔議長谷藤裕明君自席に復す〕
〇副議長(吉田洋治君) 谷藤議長、議長席にお着きを願います。
〔副議長吉田洋治君退席、議長谷藤裕明君議長席に着く〕
   日程第5 副議長辞職の件
〇議長(谷藤裕明君) 次に、日程第5、副議長辞職の件を議題といたします。
 吉田洋治君から副議長の辞職願が提出されております。職員をして朗読させます。
   〔職員朗読〕
〔参照〕
平成13年6月20日
 岩手県議会議長 山 内 隆 文 殿
岩手県議会副議長 吉 田 洋 治
   辞職願について
 地方自治法第108条及び岩手県議会会議規則第89条
第1項の規定に基づき、次の理由で辞職したいから、
許可されるよう願い出ます。
 理由 一身上の都合により
〇議長(谷藤裕明君) これより副議長辞職の件を採決いたします。
 お諮りいたします。吉田洋治君の副議長の辞職を許可することに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
〇議長(谷藤裕明君) 起立全員であります。よって、吉田洋治君の副議長の辞職を許可することに決定いたしました。
 ただいま副議長の辞職を許可されました吉田洋治君から発言を求められておりますので、この際、発言を許します。吉田洋治君。
   〔前副議長吉田洋治君入場、登壇〕
〇前副議長(吉田洋治君) ただいまは、副議長辞職の願いの許可をいただきまして心から感謝申し上げます。
 思えば、平成11年の5月、私は副議長に就任するに当たり、山内議長をしっかり補佐をして、そして増田県政を支え、県勢発展のために尽力をしたい旨決意の表明をさせていただきました。この間、2年有余にわたり山内議長と二人三脚で東奔西走させていただきました。これまで、同僚議員、増田知事を初めとする執行部の皆さん、また、議会事務局の皆さんに何かと力強い心温まる御指導をいただき、厚く厚く御礼を申し上げたいと思います。
 これからは一議員として県勢発展のためにさらに精進努力してまいりたい、このように思います。皆さんの心温まる御支援に感謝を申し上げ、副議長退任のあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)
   副議長の選挙
〇議長(谷藤裕明君) お諮りいたします。この際、副議長の選挙を日程に追加し、日程の順序を変更して、直ちに選挙を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(谷藤裕明君) 御異議なしと認めます。よって、この際、副議長の選挙を日程に追加し、日程の順序を変更して、直ちに選挙を行うことに決定いたしました。
 これより副議長の選挙を行います。
 選挙は投票により行います。
 議場を閉鎖いたします。
   〔議場閉鎖〕
〇議長(谷藤裕明君) ただいまの出席議員数は48人であります。
 お諮りいたします。会議規則第28条第2項の規定により、立会人に樋下正信君、川村農夫君、田村誠君を指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(谷藤裕明君) 御異議なしと認めます。よって、立会人に樋下正信君、川村農夫君、田村誠君を指名いたします。
 投票用紙を配付いたします。
 念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。
   〔投票用紙配付〕
〇議長(谷藤裕明君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(谷藤裕明君) 配付漏れなしと認めます。
 投票箱を改めます。
   〔投票箱点検〕
〇議長(谷藤裕明君) 異状なしと認めます。
 これより投票に移ります。職員の点呼に応じて順次投票願います。
 点呼いたします。
   〔氏名点呼〕
   〔各員投票〕
〇議長(谷藤裕明君) 投票漏れはありませんか。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(谷藤裕明君) 投票漏れなしと認めます。
 投票を終了いたします。
 開票を行います。
 樋下正信君、川村農夫君、田村誠君、立ち会いを願います。
   〔開票〕
〇議長(谷藤裕明君) 選挙の結果を報告いたします。
 投票総数 48票
  有効投票 47票
  無効投票 1票
 有効投票中
  瀬川滋君 君 32票
  佐々木一榮君 15票
 以上のとおりであります。この選挙の法定得票数は12票であります。よって、瀬川滋君が副議長に当選されました。
 議場の閉鎖を解きます。
   〔議場開鎖〕
〇議長(谷藤裕明君) ただいま当選されました瀬川滋君が議場におられますので、本席から会議規則第29条の規定による告知をいたします。
   〔副議長瀬川滋君「議長」と呼ぶ〕
〇議長(谷藤裕明君) 瀬川滋君。
   〔副議長瀬川滋君登壇〕
〇副議長(瀬川滋君) ただいまは、不肖私が副議長の大命を賜りましたことはまことに光栄でございます。また、責任の重大さを痛感し、身の引き締まる思いでございます。
 もとより私は微力ではございますが、議長を補佐し、公正で円滑な議会運営に努め、県民の負託にこたえられるよう全力を尽くす所存でございます。何とぞ先輩・同僚議員の御支援、御鞭撻を心よりお願い申し上げ、就任のあいさつといたします。よろしくお願いいたします。(拍手)
   〔副議長瀬川滋君自席に復す〕
   日程第6 議会運営委員指名の件
〇議長(谷藤裕明君) 次に、日程第6、議会運営委員指名の件を議題といたします。
〔参照〕
   議会運営委員名簿
 藤 原 泰次郎   佐々木 大 和
 柳 村 岩 見   樋 下 正 信
 折 居 明 広   高 橋 賢 輔
 佐々木 順 一   吉 田 昭 彦
 吉 田 洋 治   田 村 正 彦
 及 川   敦
〇議長(谷藤裕明君) お諮りいたします。議会運営委員の選任については、委員会条例第5条第1項の規定により、お手元に配付の名簿のとおり指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(谷藤裕明君) 御異議なしと認めます。よって、議会運営委員は、お手元に配付の名簿のとおり選任することに決定いたしました。
 議会運営委員会は、委員長互選のため、本日、本会議終了後に議会運営委員会室にこれを招集いたします。改めて招集通知を差し上げませんので、御了承願います。
   日程第7 請願陳情撤回の件
〇議長(谷藤裕明君) 次に、日程第7、請願陳情撤回の件を議題といたします。
〔参照〕
 議事日程第1号中 日程第6 請願陳情撤回の件の撤回請求のある請願陳情一覧
 (環境福祉委員会付託の分)
受理番号請 願 陳 情 の 件 名提出者の住所及び氏名理           由
35学童保育制度の充実を求める請願盛岡市高松4-7-41伊吹山方
岩手県学童保育連絡協会
会長
 八重樫   健
内容検討のため

〇議長(谷藤裕明君) 本件は、お手元に配付いたしました1件についてでありますが、提出者から撤回の申し出がありますので、承認することに御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(谷藤裕明君) 御異議なしと認めます。よって、本件については承認することに決定いたしました。
日程第8 議案第1号平成12年度岩手県一般会計補正予算(第4号)の専決処分に関し承認を求めることについてから日程第45 報告第11号道路の管理に関する事故に係る損害賠償事件に関する専決処分の報告についてまで
〇議長(谷藤裕明君) 次に、日程第8、議案第1号から日程第45、報告第11号までを一括議題といたします。
 提出者の説明を求めます。小原総務部長。
   〔総務部長小原富彦君登壇〕
〇総務部長(小原富彦君) 本日提案いたしました各案件について御説明いたします。
 議案第1号は、平成12年度岩手県一般会計補正予算の専決処分に関し承認を求めるものであります。
 これは、一般会計歳入予算に係る地方交付税、地方債等が3月末に決定したことなどに伴い、所要の予算補正を行う必要が生じたことから、専決処分したものであります。
 議案第2号は、岩手県県税条例の一部を改正する条例の専決処分に関し承認を求めるものであります。
 これは、地方税法が一部改正されたことに伴い、4月1日から県税条例の関係部分を改正する必要が生じたことから、専決処分したものであります。
 議案第3号は、県議会議員及び知事の選挙における選挙運動用自動車の使用及びポスターの作成の公営に関する条例の一部を改正する条例でありますが、これは、選挙運動用自動車の使用及びポスターの作成の公営に要する経費に係る限度額を引き上げようとするものであります。
 議案第4号は、岩手県基金管理審議会条例を廃止する条例でありますが、これは、岩手県基金管理審議会条例を廃止しようとするものであります。
 議案第5号は、県営医療審議会条例を廃止する条例でありますが、これは、県営医療審議会条例を廃止しようとするものであります。
 議案第6号は、岩手県職業能力開発審議会条例の一部を改正する条例でありますが、これは、職業能力開発促進法の一部改正に伴い、所要の整理をしようとするものであります。
 議案第7号は、岩手県県税条例等の一部を改正する条例でありますが、これは、地方税法の一部改正に伴い自動車の環境に及ぼす影響に応じた自動車税の特例措置を講じ、及び鉱区税に係る特例措置を廃止する等の改正をするとともに、あわせて所要の整備をしようとするものであります。
 議案第8号は、国営土地改良事業負担金徴収条例の一部を改正する条例でありますが、これは、負担金の徴収を受ける者から一時支払いの申し出があるときの負担金の徴収方法を定めようとするものであります。
 議案第9号は、高等学校定時制課程及び通信制課程等修学資金貸付条例の一部を改正する条例でありますが、これは、高等学校定時制課程及び通信制課程等修学資金の貸付金額を増額しようとするものであります。
 議案第10号は、都市計画の決定の手続の特例に関する条例でありますが、これは、岩手県環境影響評価条例の規定による環境影響評価、その他の手続を伴う場合における都市計画法に規定する都市計画の決定の手続の特例に関し必要な事項を定めようとするものであります。
 議案第11号は、屋外広告物条例の一部を改正する条例でありますが、これは、岩手県屋外広告物審議会を廃止するとともに、屋外広告物の表示等の許可を受けた者の地位の承継について所要の改正をしようとするものであります。
 議案第12号は、岩手の景観の保全と創造に関する条例の一部を改正する条例でありますが、これは、岩手県景観形成審議会に屋外広告物及び屋外広告物を掲出する物件に関する重要事項を調査審議させる等所要の改正をしようとするものであります。
 議案第13号は、美術館条例でありますが、これは、美術品及び美術に関する資料を収集し、保管し、及び展示し、あわせて美術に関する調査研究及び普及活動を行い、もって県民の芸術文化の振興に寄与するため、美術館を設置しようとするものであります。
 議案第14号は、県立スケート場条例の一部を改正する条例でありますが、これは、県立スケート場にインラインスケート練習リンクを設置しようとするものであります。
 議案第15号は、市町村立学校職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例でありますが、これは、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部改正に伴い、県費負担教職員のうち非常勤の講師の報酬及び職務を行うために要する費用の弁償の額並びにその支給方法について定めるとともに、あわせて所要の整備をしようとするものであります。
 議案第16号は、岩手県警察本部組織条例の一部を改正する条例でありますが、これは、警察法施行令及び情報公開条例の一部改正に伴い、警務部の分掌事務を改めようとするものであります。
 議案第17号は、風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行条例の一部を改正する条例でありますが、これは、医療法の一部改正に伴い、所要の整理をしようとするものであります。
 議案第18号は、岩手県社会教育委員の定数及び任期に関する条例等の一部を改正する条例でありますが、これは、審議会等の委員に県議会議員が就任しないこととしたことに伴い、委員の数の改定等をしようとするものであります。
 議案第19号から議案第23号までの5件は、工事の請負契約の締結に関し議決を求めようとするものであります。
 議案第24号は、財産の譲渡に関し議決を求めることについてでありますが、これは、有限会社なわやほか6団体に家畜排せつ物処理施設の用に供する建物及び工作物を無償譲渡しようとするものであります。
 議案第25号から議案第27号までの3件は、財産の取得に関し議決を求めようとするものであります。
 次に、報告第1号から報告第5号までは、平成12年度一般会計及び特別会計の繰越明許費の繰り越し及び事故繰り越しについて報告するものであります。
 報告第6号から報告第9号までは、公営企業会計予算に係る支出予算及び継続費の繰越額の使用計画について報告するものであります。
 報告第10号は、職員による自動車事故に係る損害賠償事件の専決処分について報告するものであります。
 報告第11号は、道路の管理に関する事故に係る損害賠償事件の専決処分について報告するものであります。
 以上のとおりでありますので、よろしく御審議の上、原案に御賛成くださるようお願いいたします。
〇議長(谷藤裕明君) 以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。
 本日はこれをもって散会いたします。
   午後2時8分 散 会

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