令和4年2月定例会 第19回岩手県議会定例会会議録

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〇予算特別委員長(軽石義則君) 去る3月7日に行われました予算特別委員会の正副委員長の互選の結果、委員長には私が、副委員長にはハクセル美穂子さんが選任されましたので、私から当委員会における審査の経過と結果につきまして御報告申し上げます。
 予算特別委員会は、3月2日の本会議において設置され、同日、令和4年度の予算議案15件及びこれらに関連する議案11件、計26件につきまして審査の付託を受けたのでありますが、これら付託案件の審査に当たりましては、総括質疑に知事の出席を求めて質疑を行うとともに、部局等ごとに主管部局等の長から議案の説明を受け、質疑を行った後、3月18日の午後に、世話人会を開催し、意見の取りまとめをいたしました。
 その結果を委員会に諮り、当委員会の結論といたした次第であります。
 審査の経過につきましては、各位御承知のとおりでありますので省略させていただき、以下、各案件について、その結果を申し上げます。
 まず、議案第2号令和4年度岩手県一般会計予算につきましては、次の意見、すなわち、令和4年度岩手県一般会計予算の執行に当たっては、審査の中で成果指標の妥当性や指標の見直しの必要性が指摘されていることから、次の点に留意されたい。
 人口減少対策については、若年女性の県外流出に歯どめをかけるため、県内で働く女性が抱える困難などの課題を的確に把握した上で、生み育てる環境の整備を図るほか、中長期的な戦略的施策を講じること。
 新型コロナウイルス感染症対策に当たっては、医療体制の充実や的確な経済対策が行われるよう課題を積極的に把握し、機動的に対応すること。
 厳しい県の財政状況のもと、県内の状況を把握し、国に対して財源の確保と地方の実情を反映した制度設計になるよう提言すること。
 また、東日本大震災津波からの復興の進捗や新型コロナウイルス感染症の状況など社会情勢の変化を見据えて、県民の幸福につながるよう、いわて県民計画(2019〜2028)次期アクションプランの策定に努められたい旨の意見を付し、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第3号から議案第21号まで、議案第26号、議案第27号、議案第29号から議案第31号まで、及び議案第37号につきましては、いずれも原案を可とすることに決定いたしました。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(五日市王君) これより、ただいまの委員長報告に対する質疑に入るのでありますが、通告がありませんので、質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
 これより討論に入るのでありますが、通告がありませんので、討論なしと認め、討論を終結いたします。
 これより、議案第2号から議案第21号まで、議案第26号、議案第27号、議案第29号から議案第31号まで、及び議案第37号を一括して採決いたします。
 各案件は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
〇議長(五日市王君) 起立全員であります。よって、議案第2号から議案第21号まで、議案第26号、議案第27号、議案第29号から議案第31号まで、及び議案第37号は、委員長の報告のとおり決定いたしました。
   
   日程第28 議案第22号岩手県の事務を市町村が処理することとする事務処理の特例に関する条例の一部を改正する条例から日程第45 請願陳情まで
〇議長(五日市王君) 次に、日程第28、議案第22号から日程第45、請願陳情までを一括議題といたします。
 議案第68号、報告第4号及び報告第5号について、提出者の説明を求めます。白水総務部長。
   〔総務部長白水伸英君登壇〕
〇総務部長(白水伸英君) ただいま議題とされました各案件について御説明申し上げます。
 議案第68号は、令和4年度岩手県一般会計補正予算(第1号)であります。
 これは、新型コロナウイルス感染症対策として、社会生活、経済活動の回復への動きを支えるため、いわての食応援プロジェクトの推進、中小企業の事業再生、再チャレンジに向けた支援の強化に追加的に必要となる予算を計上するものであり、総額8億1、800万円余の増額補正を行おうとするものであります。
 補正の内容は、いわて飲食店応援事業費5億5、000万円、中小企業事業再生・再チャレンジ支援事業費補助2億6、800万円余であります。
 報告第4号は、職員による自動車事故に係る損害賠償事件に関する専決処分について、報告第5号は、道路の管理に関する事故に係る損害賠償事件に関する専決処分について、それぞれ報告するものであります。
 以上でありますので、よろしく御審議の上、原案に御賛成くださいますようお願い申し上げます。
〇議長(五日市王君) これより質疑に入ります。
 質疑の通告がありますので発言を許します。斉藤信君。

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