令和元年9月定例会 第2回岩手県議会定例会会議録

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〇総務委員長(岩渕誠君) 本日の本会議におきまして、当総務委員会に付託されました議案1件につきまして、本日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第43号令和元年度岩手県一般会計補正予算(第3号)第1条第1項、同条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳入各款、歳出第2款総務費、第3款民生費のうち復興局関係、第11款災害復旧費第6項鉄道施設災害復旧費及び第3条地方債の補正についてでありますが、これは、令和元年台風第19号により被災した被災者の生活再建支援や、商工業、農林水産業の再開に向けた支援、道路、河川等の災害復旧に必要な経費として総額199億3、155万4、000円を増額補正しようとするものであります。
 第1条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳入の主なものは、第9款国庫支出金90億6、361万6、000円、第15款県債71億2、900万円のそれぞれの増等であります。
 歳出については、第2款総務費は三陸鉄道運転資金貸付金3億円の増であり、第3款民生費のうち復興局関係は救助費160万円の増であり、第11款災害復旧費のうち政策地域部関係は、三陸鉄道災害復旧事業費補助20億円の増であります。
 第3条地方債の補正は、水産業被災施設復旧整備事業ほか7件について起債を追加し、災害援護資金貸付金ほか11件について起債の限度額を変更しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、三陸鉄道災害復旧事業費補助の国、県、沿線市町村の負担割合及び負担額並びに東日本大震災津波の際における補助スキーム、今回の地方債の増額補正が今後の財政運営に与える影響等について質疑が交わされたところであります。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(関根敏伸君) 次に、柳村文教委員長。
   〔文教委員長柳村一君登壇〕
〇文教委員長(柳村一君) 本日の本会議におきまして、当文教委員会に付託されました議案1件につきまして、本日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第43号令和元年度岩手県一般会計補正予算(第3号)第1条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳出第11款災害復旧費第5項教育施設災害復旧費についてでありますが、これは、令和元年台風第19号により被災した教育施設の災害復旧に必要な経費を補正しようとするものであります。
 第11款災害復旧費は8、100万円の増額補正でありますが、これは、公立大学法人岩手県立大学災害復旧事業費補助の増であり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、県立大学宮古キャンパスにおけるのり面崩落による近隣の民家等に対する被害について質疑が交わされたところであります。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(関根敏伸君) 次に、神崎環境福祉委員長。
   〔環境福祉委員長神崎浩之君登壇〕
〇環境福祉委員長(神崎浩之君) 本日の本会議におきまして、当環境福祉委員会に付託されました議案1件につきまして、本日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第43号令和元年度岩手県一般会計補正予算(第3号)第1条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳出第3款民生費のうち保健福祉部関係、第4款衛生費、第11款災害復旧費第7項保健福祉施設災害復旧費についてでありますが、これは、令和元年台風第19号により被災した被災者の生活再建支援や、社会福祉施設の災害復旧に必要な経費などを補正しようとするものであります。
 第3款民生費のうち保健福祉部関係は12億575万1、000円の増額補正でありますが、その主なものは、救助費9億3、906万4、000円、被災者生活再建支援金支給補助2億2、715万円のそれぞれの増等であります。
 第4款衛生費は3、216万2、000円の増額補正でありますが、その主なものは、環境衛生総務費管理運営費194万6、000円、自然公園施設整備事業費3、000万円のそれぞれの増等であります。
 第11款災害復旧費第7項保健福祉施設災害復旧費は6、722万9、000円の増額補正でありますが、その主なものは、障害者支援施設等災害復旧事業費補助2、575万円、児童福祉施設災害復旧事業費補助2、875万円のそれぞれの増等であり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、審査の過程におきましては、今回の補正予算により復旧事業を予定している自然公園内の対象施設、被災者生活再建支援金支給補助の対象範囲と今後の補助見込み、及び市町村における単独補助の実施予定、医療、社会福祉施設の避難計画策定等の状況と浸水被害を踏まえた今後の対応等について質疑が交わされたところであります。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(関根敏伸君) 次に、ハクセル商工建設委員長。
   〔商工建設委員長ハクセル美穂子君登壇〕
〇商工建設委員長(ハクセル美穂子君) 本日の本会議におきまして、当商工建設委員会に付託されました議案2件につきまして、本日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第43号令和元年度岩手県一般会計補正予算(第3号)第1条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳出第7款商工費、第8款土木費、第11款災害復旧費第1項庁舎等施設災害復旧費、第3項商工労働観光施設災害復旧費、第4項土木施設災害復旧費、第8項住宅施設災害復旧費並びに第2条第2表債務負担行為補正のうち、1追加、2変更中3及び4についてでありますが、これは、令和元年台風第19号により被災した商工業の再開に向けた支援や、道路、河川等の災害復旧に必要な経費などを補正しようとするものであります。
 第7款商工費は6億2、733万円の増額補正でありますが、その主なものは、中小企業災害復旧資金貸付金4億1、500万円、地域なりわい再生緊急対策交付金2億円のそれぞれの増等であります。
 第8款土木費は75億8、774万円の増額補正でありますが、その主なものは、道路維持修繕費10億9、200万円、災害関連緊急砂防事業費42億円のそれぞれの増等であります。
 第11款災害復旧費のうち商工労働観光部関係は4、117万6、000円の増額補正でありますが、これは、公共職業能力開発施設災害復旧事業費2、142万9、000円、船越家族旅行村災害復旧事業費1、974万7、000円のそれぞれの増であります。
 第11款災害復旧費のうち県土整備部関係は46億4、277万3、000円の増額補正でありますが、これは、河川等災害復旧事業費45億3、412万5、000円、住宅施設災害復旧事業費4、800万円のそれぞれの増等であります。
 第2条第2表債務負担行為補正のうち、1追加中1岩手県信用保証協会が行う中小企業災害復旧資金についての信用保証契約の履行に伴う損失補償ほか1事業については、その期間及び限度額を定め、2変更中3道路維持修繕ほか1事業については、その限度額を変更しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第46号土木関係の建設事業に要する経費の一部を負担させることに関し議決を求めることについてでありますが、これは、土木関係の建設事業に要する経費の一部を受益市に負担させようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、以上2件の審査の過程におきましては、地域なりわい再生緊急対策交付金の内容及び対象、被災した機械設備の復旧方法、船越家族旅行村の災害対策、河川の越水による住家への被害状況、河川水位情報を市町村長へ直接伝達するホットラインの運用状況、港湾快適環境推進事業費の対象箇所及び算出根拠等について質疑が交わされたところであります。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(関根敏伸君) 次に、吉田農林水産委員長。
   〔農林水産委員長吉田敬子君登壇〕
〇農林水産委員長(吉田敬子君) 本日の本会議におきまして、当農林水産委員会に付託されました議案3件につきまして、本日、委員会を開き、慎重審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告いたします。
 議案第43号令和元年度岩手県一般会計補正予算(第3号)第1条第2項第1表歳入歳出予算補正のうち、歳出第6款農林水産業費、第11款災害復旧費第2項農林水産施設災害復旧費、第2条第2表債務負担行為補正のうち、2変更中1及び2についてでありますが、これは、令和元年台風第19号により被災した農林水産業の再開に向けた支援や、農林水産施設の災害復旧に必要な経費などを補正しようとするものであります。
 第6款農林水産業費は12億9、983万8、000円の増額補正でありますが、その主なものは、治山事業費3億7、800万円、水産業被災施設復旧整備事業費3億302万6、000円のそれぞれの増等であります。
 第11款災害復旧費のうち農林水産部関係は20億4、495万5、000円の増額補正でありますが、その主なものは、団体営農地等災害復旧事業費補助3億3、840万円、林道災害復旧事業費8億9、276万1、000円のそれぞれの増等であります。
 第2条第2表債務負担行為補正のうち、2変更中1農業近代化資金の融通に伴う利子補給ほか1事業については、その限度額を変更しようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第44号令和元年度岩手県県有林事業特別会計補正予算(第2号)は1、650万円の増額補正でありますが、これは、令和元年台風第19号により被災した県有林施設の災害復旧のため、所要の補正をしようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 次に、議案第45号林業関係の建設事業に要する経費の一部を負担させることに関し議決を求めることについてでありますが、これは、林業関係の建設事業に要する経費の一部を受益市に負担させようとするものであり、原案を可とすることに決定いたしました。
 なお、以上3件の審査の過程におきましては、被災農業者緊急支援事業費補助の対象者及び補助率、サケの遡上に関する河川の被害状況と対策、今後の災害査定のスケジュールと職員の支援体制、山腹崩壊地の土砂の状況、危険箇所の再点検の実施と新たな砂防ダムの必要性、被害農家数と今後の再開に向けた対応策、果樹被害の現状と国の支援パッケージの内容、ブロイラー被害に対する支援策等について質疑が交わされたところであります。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)
〇議長(関根敏伸君) これより、ただいまの委員長報告に対する質疑に入るのでありますが、通告がありませんので、質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
 これより討論に入るのでありますが、通告がありませんので、討論なしと認め、討論を終結いたします。
 これより、議案第43号から議案第46号までを一括して採決いたします。
 各案件は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
〇議長(関根敏伸君) 起立全員であります。よって、議案第43号から議案第46号までは、委員長の報告のとおり決定いたしました。
   
日程第23 発議案第10号人口減少対策調査特別委員会の設置についてから日程第26 発議案第13号産業振興・雇用対策調査特別委員会の設置についてまで
〇議長(関根敏伸君) 次に、日程第23、発議案第10号から日程第26、発議案第13号までを一括議題といたします。
 お諮りいたします。ただいま議題となっております各案件は、各交渉団体会派の賛同を得た委員会提案でありますので、会議規則第34条第2項及び第3項の規定並びに先例により、議事の順序を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(関根敏伸君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
 これより、発議案第10号から発議案第13号までを一括して採決いたします。
 各案件は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕
〇議長(関根敏伸君) 起立全員であります。よって、発議案第10号から発議案第13号までは、原案のとおり可決されました。
〔参照〕
特別委員名簿
人口減少対策調査特別委員会
 五日市   王  名須川   晋
 菅野 ひろのり  岩 崎 友 一
 佐々木 茂 光  臼 澤   勉
 米 内 紘 正  中 平   均
 吉 田 敬 子  ハクセル美穂子
 小 西 和 子  上 原 康 樹
環境問題・地球温暖化対策調査特別委員会
伊 藤 勢 至  柳 村   一
岩 城   元  城内 よしひこ
川 村 伸 浩  高 橋 穏 至
小 野   共  田 村 勝 則
工 藤 勝 博  佐々木   努
高 田 一 郎  木 村 幸 弘
地域医療確保対策調査特別委員会
高 橋 はじめ  郷右近   浩
佐 藤 ケイ子  千 葉 秀 幸
千 葉   伝  武 田   哲
高橋 こうすけ  工 藤 大 輔
佐々木 朋 和  飯 澤   匡
斉 藤   信  工 藤 勝 子
産業振興・雇用対策調査特別委員会
 佐々木 順 一  軽 石 義 則
岩 渕   誠  神 崎 浩 之
佐々木 宣 和  松 倉 史 朋
高 橋 但 馬  千 葉   盛
千 葉 絢 子  千 田 美津子
小 林 正 信
〇議長(関根敏伸君) お諮りいたします。ただいま設置されました人口減少対策調査特別委員会、環境問題・地球温暖化対策調査特別委員会、地域医療確保対策調査特別委員会及び産業振興・雇用対策調査特別委員会の委員の選任につきましては、委員会条例第5条第1項の規定により、お手元に配付の名簿のとおり指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(関根敏伸君) 御異議なしと認めます。よって、人口減少対策調査特別委員会、環境問題・地球温暖化対策調査特別委員会、地域医療確保対策調査特別委員会及び産業振興・雇用対策調査特別委員会の委員は、お手元に配付の名簿のとおり選任することに決定いたしました。
 4特別委員会は、委員長互選のため、本日、本会議閉会後、人口減少対策調査特別委員会は第1委員会室に、環境問題・地球温暖化対策調査特別委員会は第2委員会室に、地域医療確保対策調査特別委員会は第3委員会室に、産業振興・雇用対策調査特別委員会は第4委員会室に招集いたします。改めて招集通知を差し上げませんので、御了承願います。
   
日程第27 議員派遣の件
〇議長(関根敏伸君) 次に、日程第27、議員派遣の件を議題といたします。
〔参照〕
議事日程第7号中 日程第27 議員派遣の件の議員派遣一覧
派遣の目的派遣場所期間派遣議員
第19回都道府県議会議員研究交流大会東京都令和元年
11月12日
佐 藤 ケイ子 議員
千 葉 秀 幸 議員
武 田   哲 議員
米 内 紘 正 議員
高 橋 但 馬 議員
佐々木 朋 和 議員
飯 澤   匡 議員
高 田 一 郎 議員
小 西 和 子 議員
小 林 正 信 議員
地方議会活性化シンポジウム2019東京都令和元年
11月14日
岩 城   元 議員
高 橋 穏 至 議員
千 葉   盛 議員

〇議長(関根敏伸君) お諮りいたします。本件は、お手元に配付いたしました2件についてでありますが、会議規則第116条第1項の規定により議員を派遣いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(関根敏伸君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
閉 会
〇議長(関根敏伸君) 以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。
 これをもって本日の会議を閉じ、第2回県議会定例会を閉会いたします。(拍手)
午後5時17分 散 会

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