令和元年9月定例会 第2回岩手県議会定例会会議録

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第 2 回 岩 手 県 議 会 定 例 会 会 議 録(第2号)
令和元年10月16日(水曜日)
   
議事日程 第2号
 令和元年10月16日(水曜日)午後1時開議
第1 一般質問
第2 臨時的な協議等の場の設置の件
   
本日の会議に付した事件
1 日程第1 一般質問(五日市、城内、工藤(大)、飯澤議員)
1 日程第2 臨時的な協議等の場の設置の件
   
出席議員(48名)
1  番 千 田 美津子 君
2  番 上 原 康 樹 君
3  番 小 林 正 信 君
4  番 千 葉   盛 君
5  番 千 葉 秀 幸 君
6  番 岩 城   元 君
7  番 松 倉 史 朋 君
8  番 高橋 こうすけ 君
9  番 米 内 紘 正 君
10  番 武 田   哲 君
11  番 高 橋 穏 至 君
12  番 千 葉 絢 子 君
13  番 高 田 一 郎 君
14  番 田 村 勝 則 君
15  番 佐々木 朋 和 君
16  番 菅野 ひろのり 君
17  番 柳 村   一 君
18  番 佐 藤 ケイ子 君
19  番 岩 渕   誠 君
20  番 名須川   晋 君
21  番 佐々木 宣 和 君
22  番 臼 澤   勉 君
23  番 川 村 伸 浩 君
24  番 ハクセル美穂子 君
25  番 木 村 幸 弘 君
26  番 小 西 和 子 君
27  番 吉 田 敬 子 君
28  番 高 橋 但 馬 君
29  番 小 野   共 君
30  番 軽 石 義 則 君
31  番 郷右近   浩 君
32  番 高 橋 はじめ 君
33  番 神 崎 浩 之 君
34  番 城内 よしひこ 君
35  番 佐々木 茂 光 君
36  番 佐々木   努 君
37  番 斉 藤   信 君
38  番 工 藤 勝 子 君
39  番 中 平   均 君
40  番 工 藤 大 輔 君
41  番 五日市   王 君
42  番 関 根 敏 伸 君
43  番 佐々木 順 一 君
44  番 伊 藤 勢 至 君
45  番 岩 崎 友 一 君
46  番 千 葉   伝 君
47  番 工 藤 勝 博 君
48  番 飯 澤   匡 君
欠席議員(なし)
   
説明のため出席した者
知事 達 増 拓 也 君
副知事 千 葉 茂 樹 君
副知事 保   和 衛 君
秘書広報室長 高 橋 勝 重 君
総務部長 八重樫 幸 治 君
政策地域部長 白 水 伸 英 君
文化スポーツ部長 菊 池   哲 君
環境生活部長 大 友 宏 司 君
保健福祉部長 野 原   勝 君
商工労働観光部長 戸 舘 弘 幸 君
農林水産部長 上 田 幹 也 君
県土整備部長 八重樫 弘 明 君
復興局長 大 槻 英 毅 君
ILC推進局長 佐々木   淳 君
会計管理者 菊 池   満 君
医療局長 熊 谷 泰 樹 君
企業局長 藤 澤 敦 子 君
財政課総括課長 小 原 重 幸 君

教育長 佐 藤   博 君

警察本部長 島 村   英 君
   
職務のため議場に出席した事務局職員
事務局長 泉   裕 之
議事調査課
総括課長 嵯 峨 俊 幸
議事管理担当課長 安 齊 和 男
主任主査 千 葉 絵 理
主査 上 野 公一郎
主査 小 原 亜季子
午後1時2分 開議
〇議長(関根敏伸君) これより本日の会議を開きます。
   
   黙祷
〇議長(関根敏伸君) このたびの台風第19号による被害は、まことに甚大であり、被災された方々に対しまして、心からお見舞いを申し上げますとともに、県議会としても、執行機関ともども、一日も早い復旧に努力していかなければならないものと存じます。
 この際、今次災害の痛ましい犠牲者に対し、黙祷をささげたいと存じますので、一同御起立をお願いいたします。
   〔全員起立〕
〇議長(関根敏伸君) 黙祷。
   〔黙祷〕
〇議長(関根敏伸君) 黙祷を終わります。
 御着席願います。
   
   新任者の紹介
〇議長(関根敏伸君) この際、宇部教育委員会委員を御紹介いたします。
   〔教育委員会委員宇部容子君登壇〕
〇教育委員会委員(宇部容子君) このたび、岩手県教育委員会委員を拝命いたしました宇部容子と申します。
 岩手の伝統と文化を築いてきた先人たちに学びながら、岩手の未来を担う子供たちが、度重なる被災にも負けることなく、夢と希望を持って進むことができる教育の充実と発展に精いっぱい努めてまいりたいと存じます。皆様、よろしく御指導のほど、お願い申し上げます。(拍手)
    
   台風第19号による被害及び対応状況の報告
〇議長(関根敏伸君) 次に、台風第19号による被害及び対応状況の報告について、総務部長から発言を求められておりますので、発言を許します。八重樫総務部長。
   〔総務部長八重樫幸治君登壇〕
〇総務部長(八重樫幸治君) 今般の台風第19号接近に伴う被害及び対応状況を御報告申し上げます。
 大型で非常に強い台風第19号の接近に伴い、県内では、速報値となりますが、沿岸の広い範囲で1時間当たり300ミリメートル以上の記録的な大雨となり、普代村では1時間当たり467ミリメートルと、10月の1カ月の平均値の3倍以上の雨量となりました。
 また、花巻市では13日に毎秒19.3メートルと、観測開始以来第1位の最大風速を観測するなど、6市5町3村で大雨特別警報が発令され、12市10町4村で土砂災害警戒情報が発表されたところであります。
 県では、10月13日日曜日の明け方に県内への台風の最接近が見込まれたことから、10月11日金曜日に岩手県風水害対策支援チーム会議を開催し、県から市町村に対して第1回目の助言を実施しました。
 また、10月12日土曜日の午前9時に岩手県災害警戒本部を設置するとともに、午前11時に風水害対策支援チーム会議を開催し、第2回目の助言を実施したところであります。
 12日土曜日の午後6時には、あらかじめ災害警戒本部を災害対策本部に移行させ、同様に災害対策本部を設置した関係市町村と連携し、自衛隊などから多大な支援をいただきながら、被害状況の把握、人命救助等に当たったところであります。
 次に、災害救助法の適用についてでありますが、県では、多数の方々が避難を必要とする状況が生じたことを受け、宮古市、大船渡市、久慈市、一関市、陸前高田市、釜石市、住田町、大槌町、山田町、岩泉町、田野畑村、普代村、野田村、洋野町の6市5町3村に災害救助法を適用したところであります。
 次に、10月16日現在の被害の状況についてでありますが、人的被害については、まことに残念ながら死者が2名となったほか、負傷者7名、うち重傷者5名、軽傷者2名となっております。
 また、物的被害につきましては、現時点で、住家の床上浸水55軒、床下浸水95軒など、非住家を含めまして282軒の住宅被害が生じております。
 住宅以外の物的被害につきましては、県道で、一時44路線56カ所が全面通行どめとなったほか、公共土木施設、農作物、農林水産業施設、ライフラインなどに大きな被害が発生しており、被害総額については、現在調査を進めております。
 次に、避難の状況等について申し上げます。
 一時、全市町村で9、930名が避難したところですが、現在は、2市で34名の方が避難しております。毛布の供給などを関係市と連携しながら行ったところであります。
 また、宮古市、釜石市、岩泉町で道路寸断等により、一時、8カ所、84を超える世帯の孤立が生じたところでありますが、自衛隊の啓開作業等により、現時点では孤立は解消しております。
 今後におきましても、地域の安全確保を第一としながら、国、市町村、関係機関、団体などと連携し、復旧について全庁を挙げて取り組んでまいりたいと存じます。
 以上をもちまして、報告を終わらせていただきます。
諸般の報告
〇議長(関根敏伸君) 日程に入るに先立ち、諸般の報告をいたします。
 去る10月7日、人事委員会に意見を求めました議案1件に対する回答がありました。お手元に配付いたしてありますから、御了承願います。
〔参照〕
人委職第173号
令和元年10月9日
岩手県議会議長 関 根 敏 伸 様
岩手県人事委員会   
委員長 熊 谷 隆 司
   条例案に対する意見について(回答)
 令和元年10月7日付け議第124号により意見を求められた下記条例案については、適当なものと認められます。

議案第16号 職員の退職手当に関する条例等の一部を改正する条例のうち第1条から第3条まで及び第6条
   
   日程第1 一般質問
〇議長(関根敏伸君) これより本日の議事日程に入ります。
 日程第1、一般質問を行います。順次発言を許します。五日市王君。
   〔41番五日市王君登壇〕(拍手)

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